2011年 3月

2011年3月31日 木曜日
 三月は今日で終わる。3月4日に「いい加減にしときいや」という書き出しで、最近の動きに文句を言っていたが、その直後に大震災が起きてしまった。本当に日本は沈没しそうな状態になったのではないかと思われる。空元気も必要だろうが、政治が必要だ。日本の真価が問われる。
 
 誰が総理でもいい。民主でも自民でも共産党でもいい。能力のある人が、実行力のある政党が、今の日本を救う政治をして欲しい。過去に作ったマニュフェストは、東日本大震災前に作ったものだ。震災後の日本の状況を見れば、少なくとも数年間は、それらは根本から見直さないといけないだろう。主義・主張も同様だが、先ず目先の危機に対応する必要がある。

 なぜ、震災対応に超党派の協力が必要と考えないのだろうか。自ら進んで役割を分担すると言わないのだろうか。ここでも「自責と他責」の哲学を教えないといけないようだ。


2011年3月30日 水曜日
 今責任を云々しても何も生まれないのに、国会では政府の初期対応について論議しているようだ。そんな暇があるのならば、支援物資の梱包を手伝ったらいい。30Km屋内待機地域に物資を運んだらいい。福島原発で復旧作業をしている人たちは、不眠不休で、そしてまともな食事もしていないというではないか。事故処理のボランティア登録すればいい。
 今朝になって、初めて「無人機で撮影した福島第一原発の上空写真」を公開した。ピンボケの写真が撮られているが、なぜ無人ヘリを使わなかったのかわからへん。

 また、今更ではあるが、政府はロボットの導入のためのプロゼクトチームを発足させたらしい。結構な話やないか。難しいことは先にして、放水の水が適切にタンクに入っているかどうかの確認や高濃度地域の放射線を測定することは、直ちに遠隔操作で出来るのではないか。ワイの友達は、凧に取り付けたビデオカメラで上空から動画撮影もしてる時代や。

 政府が、放射性物質の拡散を防止するための原子炉建屋の遮蔽(しゃへい)や、作業員らの被ばくを防ぐためのロボット・機械類の遠隔操作を検討していることが29日明らかになった。原子炉の冷却作業と並行して実施し、難航している冷却作業を前進させるための環境を整える狙い。ただ、建屋の崩壊という事態も想定して、燃料棒の取り出し・移送も検討する。 政府はこれらを検討するプロジェクトチーム(PT)を25日発足させた。馬淵澄夫、細野豪志両首相補佐官が総括し、事務局の経済産業省原子力安全・保安院など関係省庁のほか、東電、東芝、鹿島などの企業が参加。日米の原子力安全協定に基づき、米原子力規制委員会(NRC)も加わっている。
 
 プロゼクトには、大阪の中小企業のオッチャンを参加させた方が良さそうだ。大阪のロボット技術は上海万博で示してある。たこ焼きだけではおまへんでぇ。


 トレンチ内の汚染水がどこから出たものかを調べるのも結構だが、汚染された水をどこに排出するかが決まらないと言う。考えることはおまへん。原子炉沖に空の「オイルタンカー」を停泊させ、その中に排出させればいい。貯まっている汚染水は13,000トンと言うから15000トン級のタンカーを準備すればいいのではないか。
 タンカーを使うと決めるのは「政治家」だ。どれくらいの大きさのタンカーが必要と決めたり、そのための整備をするのは「東電」だ。東電が忙しすぎて出来ないのならば、例えばタンカーの接岸準備をすることを誰かに頼めばいい。それが役割分担であり、リーダシップが必要な所だ。

 原発の危機は日本の危機だけではおまへん。世界のエネルギーの危機やから、銭金の問題ではないはずなのに、何を逡巡としているのだろう。これもわからへん。


2011年3月29日 火曜日
 単一・二の乾電池が店頭にない。いつ入荷するのかわからないらしい。相変わらず懐中電灯も品切れだから、電池を買いだめされているだけとは言えないのだろう。
 それにしても、計画停電が実施される地区の人たちは大変だろう。計画停電が無い大阪でも、電池や懐中電灯が店頭に無いくらいだから、関東地区での電池が無いと言うのは当たり前化も知れない。
 電気が時々送られてこないことが異常ではなくて、それが当たり前の時代になったと考えないといけないのではないか。生活様式を変える必要があるのではないか。

 先ず、一般家庭の契約電力量をワンランク下のものにしないといけない。電子レンジと炊飯器を一緒に使うと、ブレーカーが飛んでしまうようにすればいい。夏場にエヤコンを使えなくして、扇風機に変えればいい。昨年の我が家は殆どエヤコンは使わず、一人一台の扇風機で我慢が出来た。
 次に、夜中に営業しているコンビニ等は全部クローズする。ネオンサインなどは無しにする。日が暮れれば、寝ればいい。日が出れば起きればいい。
 それだけではまだ電力不足に対応ではないだろうから、事務所や工場は時差勤務として、かなりの人は夜勤とする。特に電気の使用がピークになる時は、休憩時間にすればいい。もちろん自動車での通勤は止め、すべて公共交通機関、或いは徒歩・自転車で行うようにする。プロ野球のナイター試合は絶対にやらない。

 要するに、使用電力のピークを減らすことを、各自、企業、国家レベルで計画的に行うことをやればいい。そうしない限り電気が無い、電気が無いと大騒ぎするだけで、益々苦しくなってくるように思えて仕方がない。

 『東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ がんばろうニッポン! SAMURAI BLUE(日本代表) vs. Jリーグ TEAM AS ONE』を見ていて疑問に思ったことがある。出場したサッカー選手や関係者は、試合を見ている人たちに「元気を与える」と言っているが、それは「彼らの驕り」ではないのだろうかという疑問。被災した人たちが頑張っているので、自分たちも頑張れたと言うべきではないのだろうか。高校野球選手は、観客の応援があったから頑張れたと言っているやんか。地元に帰ったら、甲子園に出してもらったことに対する恩返しをしたいと言っているのに。おかしな話や。

 次に今回の地震の呼び方、「東北関東大震災」と呼ぶ人もあるようだが、どちらが本当か。


2011年3月28日


 福島原発の1〜3号原子炉が損傷した可能性があるという。冷却も通電も順調に進んでいると思っていたのに、残念で仕方がない。世界中の人たちが、福島原発の原子炉に対して注目していることだろう。東京電力の「誤った数値の発表だっただったから再検証する」と謝罪することなど、とんでもない話だ。東電をはじめとして事故対応の関係者は、疲れすぎているようだ。

 世界には、432基の原子力発電所が稼働中であり、更に140基を計画中という。ドイツでは反原発デモが行われ、中国でも建設計画の見直しをするという。勿論壊れた福島原発や東北関東大震災に対する緊急対策が一段落すれば、日本に54個も稼働している原発と建設中・計画中の原発の再評価が求められるだろう。最悪の場合は、日本は北朝鮮並みの電力事情になるかも知れない。日本の発電量のグラフを見つけた。1990年頃の使用電力量になれば、原子力発電所は要らないが、使用電力量を減らすことはそう単純なことではない。

 しかし、心配ごとばかりではない。
 今回の災害を通じて、日本国民に「きずな」が芽生えて来たではないか/団結して来たではないか/計画停電を我慢できたではないか。
 そして、同時に世界も一つということがわかってきたではないか。世界中から支援の手を差しのべられているではないか。

 
 頑張ろう日本、立ち上がろう日本。

2011年3月27日 日曜日
 残念なことに、日本が沈没するほどの巨大地震が、東北・関東地区で発生してしまった。Latest Earthquake in the world のサイトを毎日のように見ているが、この地図上では、一週間の間の地震が少なかった時には、170件ぐらいだったが、東北関東大震災直後は900件以上が表示されていた。今朝は375件となっている。
 正直言えば、新燃岳の噴火やクライストチャーチの地震など、この数か月間は環太平洋の西側で地震が発生する頻度が高かった。近いうちに巨大地震が日本で発生するのではないかと懸念していたのが、当たってしまった

 この徒然日記には、12月から3月12日までの間に8度も、地震について書いてある。ふざけて、11/3/4には名古屋に首都を移転することまで話まで出しているが、橋元大阪府知事ではないが、真面目に首都機能の緊急避難についても考えておく必要があるのではないかと思えてきた。

 我々は、起きてしまった後での対応はそれほど悪くはないのではないかと思っている。そして、少し時間が経過して落ち着いて来れば、あの時如何しておけばよかったと反省したり・攻められたりして、危機管理が悪かったと誰かの責任にする。
 
 福島原発の事故も同じだ。地震の専門家は、今になって、貞観地震(869年発生)の分析結果を東電が無視したのだから「想定外」とは言い訳に過ぎないと言う。余りにも大きい危機意識の欠如ではないか。


2011年3月26日 土曜日
 東北関東大震災が発生して二週間経過してしまったが、時間経過とともに事態の大きさがはっきりしてきて唖然とする。この時期になっても、行方不明者の実態がつかめていないようだ。マスメディアは状況を克明に伝えてくれるが、将来どうなるのかを示してくれるわけではない。
 総理は昨夜の会見で、福島原発は「予断を許さない状況」とまたまた国民に不安を与えてた。片や心配ないと言いながら、20Km〜30Kmの屋内待機範囲の話をしたり、どんどん放射能汚染の範囲が増えている事実を公表したり。発表毎に、ますます国民の不安は掻き立てられるように思えて仕方がない。

 私が理解できないことは、例えば、福島原発内でなぜハイテク機器を使わないのだろうかと言うこと。
 コンクリートポンプ車での注水が始まったと言うが、最初からコンクリートポンプ車が使えそうだと考えなかったのだろうか。
  コンクリートポンプ車のノズル先端にカメラが付いていると言うことを知らなかったのだろうか。
  建物を監視するために、アームの長いクレーン車を設置して、それにビデオカメラを取り付けてもいいではないか。
  中国からコンクリートポンプ車を借りるまでもなく、日本にも巨大なコンクリートポンプ車はあったのではないか。
 ラジコンヘリを活用して、原発建屋周辺の状況確認をなぜやらないのだろう。建屋の中に入り込んで調査する機器もあるではないか。
  今更、屋外に飛散しているものを除去するのは大変だろうが、消防車が入る前だったら、ラジコンブルトーザーが使えたのでは?
  暗闇で作業していると言うが、大型灯光器などをなぜ使わないのだろうか。
  日本には、レスキューロボットがいっぱいあるのに、なぜそれを活用しないのかわからへん。
 どうして、作業者の三人が被爆したのだろうか。原子炉が稼働してないのにタービン室の配線を敷き直す必要があったのか。

 もっと大切なことで疑問なのは、今回の大震災に対してどのような政治が行われているのかわからないこと。
 数人の政治家以外は何をやっているのだろうかということ。不足しているのは、た電気や物資だけではないはずや。リーダがおらへんのと違うか。
  現政権に要求していてもダメなら、自ら進言して役割を分担して貰ったらどうや。与党・野党と言っている時期ではない。
 総力を挙げて、震災対応すべきだ。日本は北朝鮮並みに、電気が無い・水が無い・薬が無い状態になつてしまったのでっせ。
  この夏には、東日本だけでなく全国的に計画停電になるのですよ。

  JR西日本も間引き運転するらしい。タバコまで出荷出来なくなってまっせ。トヨタも日産もホンダも生産減でっせ。
  みずほ銀行までシステム障害を起こしてしまった。 
 
 それでも救いがあるとすれば、被災した人たちが復興に向けて歩みだしたことだ。みずほ銀行のシステムが故障するほど義援金の振込があるということだ。


2011年3月25日 金曜日
 東北関東大震災の復旧には膨大な費用が必要になろう。想定していなかったマグチュード9、そして何十メートルもの高さの津波が来た。被害にあった人たちは、その地に住み続けるならば、今後それ以上の地震と津波が来ても耐えれるほどの頑固な建造物を作り、そして今回の津波の高さよりも高い所に住むことが必要だろう。あるいは自分の生きている間には、再び巨大地震は来ないと信じながら住み続けるのだろうか。

 直接大侵害の被害にあわなかった我々も、今までの生活パターンを変えないといけないだろう。それが出来なければ、日本は沈没してしまう。

 ★地球温暖化防止対策を一気に始めたと思えば良いではないか。
   鳩山前首相が世界に向かって約束したことを、日本が突然に実施し始めたと思えば良いではないか。
 ★数日、或いは10日以上も飲まず食わずで生きている人のことを思えば、どんなことでも耐えれるではないか。
 ★日本は殺伐としてきたと言われるが、大震災の後の国民の行動は、世界から称賛されているではないか。
   日本人の悪い癖で、悪くなってきたと思っていただけではないか。
 ★「それでも日本は沈没なかった」と世界に向けて言えるようになろうではないか。そのために今までの生活パターンを変えないといけないだろう。
   日本の奇蹟を世界に示そう。

 等々、発生してしまった東北関東大震災を、チャンスとしないと悲しくなる。 


2011年3月24日 木曜日
 関西でも乾電池が買占めされているようだ。懐中電灯も売り切れて店頭には一つもない。計画停電こそないが、東北関東大震災の影響が、いよいよ直接的に関西にも出てきたようだ。JR西日本が間引き運転をするというではないか。

 JR西日本は、在来線のほぼ全ての路線で4月以降、直流モーターに電気を流す「直流電動機ブラシ」が入手できないために、運転本数を削減する「間引き運転」を実施するらしい。鉄道部品メーカーの浪江日立化成工業の浪江工場(福島県浪江町)が、東京電力福島第1原発から半径20キロ圏内の避難区域にあり、復旧のめどが立たない状態になったからという。

 その内、日本の経済が悪くなり、中小企業が大変な状況になるのではないかと心配している。 

 桜の季節になったのにその気分にはなれない。今年は桜花も同じ気持ちになっているようで、開花が遅れているように思える。


2011年3月23日 水曜日
 セリーグは3/29に開幕すると言う。セリーグのオーナーは何考えてるのと言いたくなる。ワイは益々日本のプロ野球を嫌いになった。

 東京電力圏内では北朝鮮と同じように計画停電していると言うのに、そしてそれがいつまで継続するのかわからないと言うのに。
 それだけではない。まだまだ大震災の全容がつかめていないだけでなく、家も電気も水もガスもそして食べるものも無い人が何十万人もおると言うのに。日本の企業が操業短縮や停止までしていると言うのに、計画停電でローソクや懐中電灯の元でご飯を食べていると言うのに。野球人やから野球をやればいいと思ってんのかと言いたい。
 
 プロ野球が、それまでして野球をやりたいのならばやればいい。そしてナイターもやりたければこうこうと電気をつけてやればいいやんか。政府も東電もプロ野球に対して節電して欲しいなどと言わんでもええ。
 東電は、「野球をやっている球場のある地域を特別停電地域にする」と伝えればいいだけや。少なくともワイは東電を応援するでぇ。

 停電にすれば、電車も止まるでぇ。デーゲームだったら照明は要らへんけど、スコア―ボードの電光掲示板も使えへんし、場内アナウンスも出けへん。勿論TV中継も出けへん。そうなったら淀川河川敷の野球場と同じだから電気は使わへん。当然観客もおらへんわなぁ。そこまでせんと、セリーグのオナーは、自分の置かれた立場と社会に対する責任を理解出来ないらしい。


2011年3月22日 火曜日
 緊急地震警報が出る頻度が減ってきた。警報の精度が落ちていると言うが結構な話ではないか。オオカミ少年のようになった方が良いではないか。

 震度5弱以上の地震が来る前に発表する気象庁の緊急地震速報が、東日本大震災後に多発する余震で、精度が落ちている。信頼が損なわれているが、それでも3回に1回ほどは的中しており、専門家らは「大きな余震が続く可能性が高い。誤報と思わず身構えてほしい」と呼びかけている。緊急地震速報は、震源近くの地震計で最初の揺れをとらえ、瞬時に地震の規模や震度を計算、最大震度5弱以上と予測すると速報する。2007年から運用を始め、震災前までは17回のうち10回で確率は58%だった。

 所で、今回の東北関東大震災で、警報が役立ったと言う人はどれぐらいおるのだろうか。警報を受けて津波が来るからと非難した人はどれぐらいおるのだろうか。何時かそれをはっきりさせる必要があるように思う。


2011年3月21日 月曜日
 福島の原発は少し安定してきたようだ。放射線の被曝を恐れず、決死で働いてくれた人たちのお蔭だ。東京電力だけでなく、20Km、30Km圏の人たち、周辺で放射能汚染があった人達、日本本土に住む人、そして世界中の人たちが、彼らの働きに感謝することになるだろう。

 今どき原発の恩恵を受けない生活を、日本だけでなく世界中の国々でも成り立たないのではないだろうか。原発の是非は、どの位置にどのような原発を設置するのかを考えることであって、原発を持つ・持たないを論議することではないと考えている。非とすれば、今のような文化生活が出来ないのだから。河川に恵まれているカナダですら、原発が22機もあると言うではないか。
 
 福島原発事故処理の成否と今後の原発に対する対応が、間違いなく世界を救うことになる。今は、日本の本当の力が試されているだ。


2011年3月20日 日曜日
 北朝鮮並みに計画停電がなされている関東地区では、まともに仕事が出来る環境ではないだろう。しかも何時までその状態が続くのかも知らされていない。東北地方の人たちにとっては、明日の不安を考える余裕がないだろう。凍えるような所で、飲まず食わずで今を生きることしか考えることが出来ないだろう。

 そのような状態にもかかわらず、プロ野球は多少の日程変更があるものの開幕を強行するようだ。
 「3月11日に発生した東北・関東大震災に関し、セントラル・リーグ6球団は、観客、選手の安全確保を最優先しながら、開幕に向けて準備を進めて参りました。今季はすべて復興を後押しする支援試合とすることを既に決めていますが、この度、文部科学省の節電協力要請を受け、今季の試合開催を次のように変更し、協力していくことで一致いたしました。選手の真剣なプレーをお見せしながら復興を全力で支援したいという気持ちには変わりはありません。例年とは大きく異なるプロ野球になることでしょう。しかし、節電に配慮した試合開催にどうか、ご理解をいただきますようお願いいたします」と、ファン宛にメッセージを出しているという。プロ野球と高校野球とは違うでぇ。
 野球ファンでない者にとっては、プロ野球はどうでもいい。電気が欲しいのや。通勤に無駄なエネルギーを使いたくないのや。明るい所でご飯を食べたいのや。供給電力量の目途が立つまでの間、様子を見たらどうやねん。東電は四月末には安定すると言っているではないか。どうしても野球をやりたいのならば、西日本エリヤだけでやればいい。

 八百長問題で開催がわからない大相撲では、横綱・白鵬(26=宮城野部屋)が18日、5月の夏場所開催が決定した場合を念頭に、“屋外開催”もやむなしとの姿勢を示した。東日本大震災の影響による安全確保や電力消費などを考慮してのもので「(屋外で)準場所みたいにやってもいい」と話した。実現することになれば毎年春に奉納大相撲を行っている東京・靖国神社などが候補となる。白鳳は良いこというやんか。

 一方政治の世界では、菅直人首相は19日午後、自民党の谷垣禎一総裁と電話で会談し、東日本大震災への対応に関し「国家的危機への責任分担をしてもらえないか」と述べ、副総理兼震災復興担当相としての入閣を要請した。これに対し、谷垣氏は「あまりにも唐突な話だ。今は体制をいじるときでなく、被災者支援、原発対応に全力を尽くすべきだ」と拒否したとある。何考えてるの。日本国が沈没しつつあるのに、自民党は傍観してる積りでっか。自分が先頭に立って行動する必要があると思わないのだろうか。電話で依頼し、断られたら諦める人も、依頼されても拒否する人も何考えてるのかわからへん。避難先での高校生や中学生の活動を見習ったらどうや。彼らは言われなくても自主的に行動してるんでっせ。政治家は依頼されても、「ワイは関係おまへん」と腕を後ろに組んで、現政権が行き詰るのを待つ積りか。
 
 中東のリビヤでは戦火が拡大しつつある。AP通信によると、国連安全保障理事会決議に基づき設定されたリビアの飛行禁止区域内を偵察飛行していたフランス軍の戦闘機が19日午後(日本時間20日未明)、カダフィ大佐率いるリビア正規軍の軍事車両に攻撃を加えた。仏軍の報道官が明らかにした。


2011年3月19日 土曜日
 時間がたち、実態が明らかになるとともに、東北関東大震災の被害が大きくなってくる。通信手段・交通手段のない所で、人海戦術での展開だから仕方ないのかもしれないが、もう一週間も経過してしまった。
 自分は技術屋の端くれだと思う。東北関東大震災でも「物」を優先して「方法」を考えてしまう。例えば、被災地や福島原発事故現場で人が入れない所に、なぜハイテク機器を投入しないのかと言い続けている。
 
 東日本大震災の発生後、人が入れない高濃度被曝(ひばく)エリアで放射線測定を行うロボットをはじめ、日本の最先端技術を駆使した「レスキューロボット」が現地に送り込まれた。しかし、現場の混乱や受け入れ態勢の不備などの要因で活躍の場が与えられず、いまだにスタンバイ状態が続いている。【産経新聞】

 昨夜になっての放水では、初めて、長いマニュプレーターの先端に放水装置のついた特殊車両が導入されたようだが、放水の効果があったのかどうかの確認は、放水によって増加する蒸気だったとは情けない。ビデオカメラの付いたラジコンヘリを飛ばせば、水が効果的に入っているかどうかはリヤルタイムに確認出来るので、ホースノズルをもう少し上に向けろとか左に振れという指示も出来るのに。
 
 同様に、GPS機能と放送装置の付いたラジコンヘリを被災地で飛ばせば、自衛隊の活動を補完するものとはならないのだろうか。

 今からでも遅くはない。ハイテク機器を導入することを検討すべきだ。玩具のラジコンヘリでも使えるではないか。
 アメリカでは、アフガンやイラクに無人飛行機を飛ばし、米国内の基地の机上からそれらをコントロールしていると言うが、わざわざ、米国から無人偵察機を借りる必要は何もない。


2011年3月18日 金曜日
 スーパーで気仙沼産の海産物を探していたら、製造者が宮城県気仙沼市「株式会社小野万」の子持ちめかぶが2バック棚に残っていた。原材料は「中国産のめかぶ」、アイスランド産の樺太シシャモ」等、必ずしも気仙沼のものとは言えないだろうが、次第に気仙沼の海産物は店頭から無くなるだろう。小野万社が一日も早く復旧することを祈っている。

 被災地だけでなく全国的に、電気がない、燃料が無い、食べ物がない、医薬品が無い等々、いよいよ北朝鮮並みになってしまった。
 外人さんは、国外退避をするためにチャーター便を準備したり、日本から輸入する食料品の放射能検査をすると言う。
 円高はすごい。株価の低落もすごい。
 政治がどうなっているのかわからないが、大連立・超党派の活動を始めたとは聞いていない。
 
 北沢防衛大臣の記者会見では、特に三号機は危機的状況にあるから、自衛隊や警察に注水を指示したという。
  今更出て来なくてもいいではないか。日本のトップが、不用意にしゃべればしゃべるほど、二次災害が出てくると認識しないといけまへんなぁ。
 原子力保安院の記者会見は、相変わらズレている。現状が保安院に伝わっていないようだ。タイムラグもひどい。ニュースよりも古い情報をしゃべっている。
  保安院は、情報をTV局から集めた方がいい。事実をきちんとしゃべればいい。わからないのだったら、わかりまへんと言ったほうがいい。
  保安院は、情報収集のために、ビデオカメラを付けたラジコンヘリを飛ばすことを考えたらいいんや。
 彼らの発する一言が、国民だけでなく世界中の人たちに、ますます不安感を与えているとは思わないのだろうか。在日外国人が国外大気をするだけではなく、株価が下がり、円高になることを増進させているだけや。

 昨日は大阪でも雪がちらついていた。寒かったが暖房は点けなかった。今朝も暖房は点けていないが我慢は出来る。自分の出来ることは直ちに始めよう。


2011年3月17日 木曜日
 何時になったら福島原発の安全が確保されるのだろうか。原発が爆発しないかと心配だ。マイクロシーベルトとかミリシーベルトなど、訳のわからぬ単位に驚かされ、精神的にどんどん追い詰められてくる。

 原発のニュースを聞くと、時間経過が交錯しているので、何を信じたらいいのかわからなくなる。高い濃度の放射能が検出されたと言われれば、次は圧力容器が破壊したのかと心配になるが、よくよく聞くと、先ほど枝野官房長官が公表した話よりも何時間も前の話ではないかとわかり、今更驚くことないやんかと安心したりする。チェルノブイリやスリーマイル島の事故と重なり、日本列島には住めなくなるのではないかと心配になってしまう。
 放射能の危険性についても同じだ。我々にとっては、マイクロもミリも違いはない。500マイクロと50ミリシーベルトを比べると500と言う数字の方が大きいと思ってしまうではないか。
 「福島第一原発は昨日も。。。などの問題が発生し、周辺の住民に不安を与えています」という表現は、益々不安になってしまう言い方だ。続いて「昨夜の会見では・・・」は、安心を与える言葉が続く。二重メッセージを送り続けている。

 NHKがここにきて、測定された放射線量を、我々が日常生活で被爆している放射線との対比などをして解説してくれるので、少し被爆について理解出来てきた。そしてマスメディアが騒ぐほどのことはないのではないかと思えてきたが、それでも福島第一原子力発電所の危険性が去ったわけではない。早いところ毎日トップニュースで驚かされることがないようになって欲しい。

 TV番組も、一時は全チャンネルが、BS放送もて含めて同じような地震と津波のニュースを流していたが、少しずつ元に戻り始めてきた。そうなると、チャンネルによってはお笑い番組や食べ歩き、通販番組のものに戻るだろう。この時期お笑いでもあるまいから、それを縮小し、放送局は分担を決めて災害支援をしたらどうなのだろうか。

 地震関連は○○チャンネル、福島原発関係は△△チャンネル、計画停電は□□チャンネル、被災者関連は○○チャンネルとしたらどうだろう。国営放送のNHKだけでも、地デジを2チャンネル、BSでは3チャンネルも持っているではないか。そうすれば、情報が交錯することは激減するだろう。そして国民はパニックになることが無くなる。

 世界中からの支援が東北関東大震災に向けられつつある。我々が直ちにすべきことは、募金ではなく、買いだめをしないこと、ガソリンを使わないようにすることだ。
 数日間、購入する食料品を減らせて、冷蔵庫や棚に保管しているものを整理したらいいではないか。二三日飲まず食わずの生活をしても良いではないか。靴下を二枚履き、下着を二枚重ねればいいではないか、そうすれば、部屋の暖房を数時間止めても寒くはない。


2011年3月16日 水曜日
 今なお、被災地での避難先に救援物資が配られず、食べるものもなく、身を寄せ合って寒さをしのいでいる人たちが多いと言う。何とかならないものか。日を追って被害の詳細がわかってきているが、それにしてもその大きさに驚く。
 津波と原子力発電所の災害以外は、あまり報道されていないようだが、内陸部では地震そのものによる崩壊の現場も想像以上ではないのだろうか。

 石原東京都知事は、「日本人のアイデンティティーは我欲」。この津波をうまく利用して我欲を1回洗い落とす必要がある。やっぱり天罰だと思う」と述べた。都内で報道陣に、大震災への国民の対応について感想を問われて答えた。
 発言の中で石原知事は「アメリカのアイデンティティーは自由。フランスは自由と博愛と平等。日本はそんなものはない。我欲だよ。物欲、金銭欲」と指摘した上で、「我欲に縛られて政治もポピュリズムでやっている。それを(津波で)一気に押し流す必要がある。積年たまった日本人の心のあかを」と話した。一方で「被災者の方々はかわいそうですよ」とも述べた。
 発言の真意については「日本に対する天罰ですよ。これをどう受け止めるかという受け止め方の問題なんですよ。大きな反省の一つのよすがになるんじゃないですか」と持論を展開。「それをしなかったら犠牲者たちは浮かばれないと思いますよ」と述べ、撤回しない考えを示した。
 石原知事の発言を私は理解できないが、我々の生活を見直すチャンスにしないといけないだろう。特に、地球温暖化ガス削減を考えるチャンスではないかと考える。

 それにも拘わらず、食料品の買いだめをしたり、マイカーのガソリンを満杯にしたりしているらしい。避難先で生るために必死の思いをしている人の現状を考えると、買いだめをするのはおかしいのではないか。政府が国民に向かって買いだめをしないよう、改めて依頼しないといけないとは、情けない話だ。


2011年3月15日 火曜日
 今度は計画停電で大騒ぎ。首都圏の交通網はダウンしてしまった。
 節電をしないといけないと盛んに言われているが、具体的にどの様に節減するのかわかっているのだろうか。
 関東地区の鉄道は計画運休をしているが、それに合わせて、国民も計画欠勤や時差通勤をしたりしないといけないだろう。

 いずれにしろ、最大使用電力量が問題になるのだから、すなわち電力使用量がピークになる時が問題になるのだから、例えば炊飯器と電子レンジとトースターを一度に使わないように時間差をつけることだ。出来ればこの時期だけでも、炊飯器も電子レンジもそしてトースターを使用しない生活をする必要がある。そして歩ける範囲ならば歩いていけばいい。
 
 それにしても今回の地震と津波は甚大な被害をもたらした。未だもってその全容がつかめていないようだが、悲しみや被害額は天文学的なものになろう。


2011年3月14日 月曜日
 ワイが心配していたことが当たったようだ。
 昨日の徒然日記で原子力保安院の記者会見が良くないと指摘していたが、日本国内だけでなく世界中の人たちも、記者会見を聞いた結果「不安ぬぐえ」なかったらしい。政府は今になって担当者を変えると言うが、次の保安院担当者の説明もどっこいどっこいだった。長い説明は要らない。短い言葉で「安全」を述べればいい。もちろん原子力発電所の事故だけの話ではないが。
 
 米メディアは福島第一原発1号機の事故について「緊急事態の一層の悪化」(ニューヨーク・タイムズ紙)、「最も深刻に懸念される事態」(CNNテレビ)などと最大級の扱いで詳報している。CNNでは、専門家が「核の大惨事が近い」などと危機感を表明し、「避難範囲を広げよ」と求めた。
 12日夕の番組では、出演した藤崎一郎駐米大使に、キャスターが「チェルノブイリ原発事故の再発をどう防ぐのか」「外国からの支援が必要ではないか」と問い詰め、大使が「放射線量は減少している。我が国だけで対応している」と反論する一幕もあった。


 原子力保安院の担当者は、先ず「原子炉が壊れる危機は去った・心配することはない」と言うべきだった。次に、爆発で建物は一部破損したが原子炉格納容器には問題が出ていない、そして、原子炉の状態のモニターもきちんと作動していると補足すべきだった。それを明確にしなかったので、誤解を招くことになってしまったのだ。
 その後だったら、だらだらと、切れ目のないような、技術的説明をしてもいい。なぜならば、「結論」は出ているのだからそれ以上は聞く必要はないから。


2011年3月13日 日曜日
 今回の地震は三陸地方だけでなく、関東地区、東海地区などにも被害をもたらしたようだ。
 
 栃木県の知人から送られてきたメールによって、地震の被害は東北地方だけでないことがわかった。
 
震度6+と言うのはすごい揺れですね。初めて経験しました。小生外出中に地震に会いました。地面の揺れること揺れること。駐車場に屋根瓦が飛んできていました。。。。家に入れば部屋中落下した物の山でした。今日(2/13)の午後ようやく電気が復旧して、PCが使えるようになりました。。。。
 時間が経過すると共に地震と津波の被害がわかってくるのは何時ものことであるが、それにしても地震が起きた場合の危機管理がお粗末だったとは言えないのだろうか。
 
 原子力発電所の事故に対する原子力保安院の会見はお粗末だ。国民が知りたいことを説明していない。弁が多いのに肝心のことは説明していない。何か隠しているとしか思えないようにたどたどしくしゃべっている。原子力保安院の説明者は素人ではないと思うが、どうしてきちんと説明しないのだろう。これも情報が集まらないからかもしれない。放射能は放出されていないと言うのになぜ、住民の被爆者が出たのだろうか。


2011年3月12日 土曜日
 東北地方太平洋沖地震はM8.8で100年に一度の規模と言う。上越地方でも甲信越地方でも強い地震が発生した。いよいよもって日本列島が沈没してしまうのではないかと心配している。関東、伊豆、東海などに地震が伝播しないことを祈っている。
 このご時世に、未だもって連絡がとれない・状態がわからない地域があるらしいが、それだけ地震の規模が大きかったのだろう。

 関東地区の直下型でなかったのに、東京の交通網はガタガタ。原子力発電所の非常電源までダウン。コンビナートでは火災発生。名古屋に首都というのが無茶苦茶な話ではなくなってきた。

 国会では、平和ボケした先生方が自分の命をかけて相手を蹴落とすことをやっていたが、今回の地震によって先生方の考え方を変えてくれるチャンスになればいい。政党や派閥を超えて連立政権を作り、日本として最善の体制を敷く必要がある。地震が起きたからと、政治・経済がこれ以上に停滞するわけにはいかないから、その目途がつくまでの期限付きでもいいではないか。これが出来ないようだったら、政治家は全員が辞職すべきだ。
 


2011年3月11日 金曜日
 確定申告をしてきた。
 オンラインで「確定申告等作成コーナー」には、それほど苦労することなくたどり着けたが、その後は一年に一回のことでもあり、データを入れるのに苦労した。確定申告のソフトが良いのか悪いのかはわからないが、どうしてこんなに複雑なものを国民に使わそうとするの理解できない。なぜそのような複雑になっているのかが理解できないのだ。
 今年も苦労をしながら確定申告書のハードコピーを作って、税務署に提出した。
 今年の私のトラブルは、Let's Noteで申告書を作成したこと。入力の最終段階までは進んで、印刷の段階になって、何故か印刷画面が出ないのだ。肝心の印刷が出来なければどうしようもないではないか。確定申告書の作成にあたっての最初のページで「申告書等印刷を行う際の確認事項」という問いかけがあるが、このパソコンでは何年も作成しているので、問題は無いと思い込み、確認済みとして進めていたが、印刷画面が出て来なかったのは合点がいかない。
 最終的には、Dynabookでもう一度初めからやり直し。こちらのパソコンでは問題なく確定申告書を作成することが出来た。

 税金と社会保険料の高いこと。今回の申告書では10,815円の還付金があったが、確定申告書作成で苦労した分の謝礼か。


2011年3月10日 木曜日
 失言なのか本音なのかわからないが、この時期にとんでもないことを発言した米国の政府役員が出てきた。日本に限らず米国にも面白いことを言い失職する人がいるようだ。
 
 米政府は9日、米国務省のケビン・メア日本部長が沖縄県民について「ごまかしとゆすりの名人」などと発言したと報じられた問題で、メア部長を更迭する方針を固め、日本政府に伝えた。メア部長の発言を巡っては、沖縄県側が強く反発し、米軍普天間飛行場移設問題などに大きな影響を及ぼしかねないとみて、事態収拾を急いだものとみられる。

 沖縄県の仲井真弘多知事は、メア氏について、「けじめをつけるべきだ。謝罪も要るのではないか」との認識を示し、さらに、メア氏の役職が「日本との実務上の窓口だ」と述べて重要性を指摘。その上で「ゆがんだ考えの人がいたのでは、沖縄と日本にとってプラスにはならない」と指摘した。
メアさんの意見を否定するならば、それを実際に行動で示さんといかん。

 米国務省のキャンベル次官補(東アジア・太平洋担当)は「米国を代表して心からの謝罪をあらためて表明する」と述べ、米政府として日本側に公式に陳謝する考えを初めて示した。当たり前の話や。

 松本外相は、メア氏の発言について「事実であれば、極めて不適切。沖縄県民のみならず、日本人の心情を著しく傷つけるもので容認できない」と批判。そのうえで、キャンベル氏に「明日(10日)お会いすれば、こういった日本の心情はしっかりと伝えたい」と抗議する考えを示した。
外務大臣の初仕事になる。

 菅直人首相は、「(発言は)大変遺憾に思っている」と述べる一方、「日米同盟はこれからも充実させていきたい」
抽象的な表現でなく、はっきりと言うことが必要だ。

 それにしても、メア本部長発言は勿論個人的意見ではあるが、私は当たらずしも遠からずではないかと思っている。痛いところを突かれたと思う人たちは、メア氏の発言や中井さんの応答をどのように感じているのだろう。もちろん政治家の先生方の本音も聞いてみたいものだ。


2011年3月9日 水曜日
 サッカー選手は世界に通用するようになってきた。最近話題になってきた選手は、イタリアのインテルチームに入った長友選手。

 イタリア最大手のスポーツ紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』の電子版は7日、ジェノア戦でセリエA初ゴールをマークしたインテルDF長友佑都のブログを引用し、同選手の体力の秘訣は「梅干し」にあると明かしている。同紙は、1試合で15キロも走るという長友の驚くべき体力の秘訣を梅干しにあるとし、イタリアでなじみのない梅干しを、「塩漬けしたプラム」のようなものと紹介。
 長友はブログ上で「クエン酸も入っていてアスリートにも最適。すごいうまいっす。試合前に食べたりしてるよ」とつづっており、同紙もこのことを伝えている。

 
 そのうち、梅干しの効能が世界に知れ渡り、健康食として「UMEBOSHI」が世界語になりそうだ。そして梅割りの酎ハイが世界中でヒットするだろう。
 そうなれば、田んぼに「梅の木」を植えればいい。杉の木を伐採し梅ノ木を植えればいい。花粉症が減るかも知れない。

 中国に出張するときは、朝食におかゆを食べるために、自家製の梅干しを持っていく。イタリア人だけでなく中国人にとっても梅干しは奇妙な食べ物だったようだ。その時教えられたのが、中国ではスイカに砂糖をふりかけて食べること。日本人は塩を振ると言うと笑われてしまった。もう10年も前の話になるが、彼らはどのように変わったのだろう。私にとっては良い人たちばかりだった。私は、中国とは三十年以上もかかわって来ているが、嫌な思い出は余りない。



2011年3月8日 火曜日
 5年間で、総額たった25万円の政治献金を受け取ったために、国民の不信を招いたとして外務大臣が辞任してしまった。
 鳩山前総理大臣は毎月1500万円もの小遣いを母親から貰っていたのに知らんかったといい、小沢前幹事長は何億円ものカネを扱いながら実態は知らないと言って、居座り続けているのに、前原外務大臣は在日外国人からの献金だからけじめをつけないといけないと言う。
 
 前原外務大臣だったら、日本の外交問題を何とかしてくれるのではないかと期待していたのに、残念で仕方ない。
 前原さんに代わって外務大臣の人を果たすことが出来る政治家はおるのだろうか。適任者がいないからと言って、枝野さんに兼務させるのはおかしいのではないか。それこそ党派を超えて、日本国として最適な人をあてるべきではないのだろうか。

 一方予算委員会では、日本の防衛予算について、航空機、潜水艦、イージス艦や期待できないパトリオットミサイルの計画だけでなく自衛隊員の配置に関して、克明な質疑応答がなされている。
 自分の政治献金については徹底的に隠す知恵のあるような先生方は、日本の国防設備に対する将来計画を、そして北朝鮮からのミサイル対応のための迎撃ミサイルや自衛隊員の配置を、広く世界に向けて公開することを疑問に思わないのだろうか。日本は国家機密ともいえるような重要なことを、マスメディアを通じて公開してくれるくるのだから、諸国はTVやネットを見ているだけで日本の状態がわかるのだ。
 何故か政府が必死に隠そうとしていた尖閣諸島沖の中国漁船の衝突事故ビデオは、海上保安庁の職員によってUチューブに投稿され大騒ぎになったが、結果的にはも国家公務員がビデオを公開したことの罪だけが問題になり、ビデオの公開についての是非は論議はされておらず、知らぬ間に幕引きとなってしまった。
 
 政府は、大阪の町工場の先端技術を借りて、安くて高性能な無人兵器をどんどん開発し、それを国防の前面に押し出せばいい。中小企業育成にもなるし、失業者対策にもなる。
 日本の20倍以上の国土に10倍以上もの人口がいる中国に対応するには、ロボットを活用するのが一番いい。日本の得意とする分野だ。
 中国製ステルス飛行機を心配する必要はない。米国のステルス機や無人飛行機を買う必要はない。日本の技術を駆使してそれ以上の「無人紙飛行機」を開発すればいい。潜水艦も同じだ。中国の潜水艦の位置だけを検出出来るものを水中に置いておけばいいのだから、地震探査装置の設置よりも簡単ではないか。

 日本は平和ボケしているのではないだろうか。コメンテーターでも芸能人でもお笑いでもいいから、それを堂々と言う人が出てくることを期待する。


2011年3月7日 月曜日
 天気予報はよく当たる。昨日の午後から雨が降り出して今朝も降り続けているが、午前中に雨はあがるらしい。今日の午後は、ある団体での「凧作り」に出かけることになっているので、晴れてしかも適当に風が出て欲しいと思っている。
 二年以上も凧を作っておれば、その関係の話題には事欠かない。一見さん/一言さんもあるが、会えば言葉をかけてくれる人、傍に座ってくれる人、すなわちワイの凧の見物客もずいぶん増えてきた。

 最近の凧揚げでは、糸を30mは伸ばさないことにしている。それ以上伸ばすと、鳥が飛んでいるような揚げ方が出来なくなり、風と遊んでいるという感覚が無くなるからである。橋の風下で「風が渦を巻いているような所」が面白い。その場所は、川辺に近いところや土手に近いところと、風具合によって違っているから、その場所を探し、橋の欄干すれすれに飛ばすのがこれまた楽しい。時には橋の欄干に引っかかったり、地面に墜落してしまったり。傍を通る見物客は、わざわざ条件の悪い所を選んでいるように見るだろうから、「あのオッチャン何やってんの」と思っていることだろう。

 そうです、誰が何を言おうと、わいは風とコラブレートしてまんねん。そして100円/一個分足らずの材料を使って、製作に三時間以上も費やして、完成すれば淀川の河川敷で遊んでますねん。まったくのエコ生活でっせ。


2011年3月6日 日曜日
 毎日新聞によると「日本製 韓国よりも高品質」という見出しで、博報堂がまとめた海外生活者調査で、北京やニューヨークなど海外主要都市の消費者は日本製品が品質面で韓国製品よりも良いイメージを抱いているという。そんなことわざわざ調査しなくてもわかっていることではないか。
 
 中国人がヨドバシカメラや秋葉原で買う商品を見れば、日本製の良いものはすぐわかることや。彼らが買って帰るお土産を見ればすぐわかる。
 中国や韓国で売れる・人気のある商品を見ればすぐわかる。日本製が優れているから、彼らが購入するのだ。
 中国のスーパマーケットで売られている食べ物も同じや。コシヒカリは日本国内と同じくらいの値段なのに、美味いからと人気があるらしい。店内の袋には「吉林省産コシヒカリ」と日本語が書かれていまっせ。

 常日頃、悪いことしか報道されていないから、日本国民が委縮してしまっているようだ。だからこそ、博報堂のまとめた調査がニュースになってしまう。マスメディアはもヨドバシカメラで買い物をしている中国人にアンケートすべきや。そのアンケートは、何円の買い物をするのかではなくて、なぜそれを買うのか・購入した商品は他国の製品と比べて何が良いのか等々聞くべきや。わざわざ海外生活者に尋ねなくとも、日本を訪れる人に聞くだけでもよくわかる。


2011年3月5日 土曜日
 3月13日に「日本の凧の会」大阪支部の例会があるので、その時に持参するKiteを作ろうと、このところ、またまた凧作りに励んでいる。

 今までに完成しているFloat Kiteは、微風・弱風向けの凧であった。翼幅が90pを超えると少し強い風でも安定してあがり、大きくなるほど安定することがわかっている。しかし、90p以上のサイズになると、折り畳んでナップザックには入らないので、持ち運びに抵抗がある。翼幅60p前後でも、強風の中で安定するFloat Kiteが出来ないかと、骨組と凧の形状を変えながら試作を続けていたが、満足してはいなかった。
 最近嵌っているのは、胴体部分に三角形の風道を付けるタイプ。イメージ的には、三角形の形をした風道に羽根を付けるもの。三角風道の大きさをいろいろ変えながら、二月半ばから今までに、日夜を限らず、試作品を作ったり改良したりしていた。飛行機型の新製品は完成している。
 昨夜はFuji TVのプライムニュース(20:00〜)を聞きながらBird Kiteの改良版を作った。以前の平面凧に比べると、益々フローティングするようになり、または強風に対しても安定するようになって来ているので、今後大幅な改良は要らないだろう。

 トップページの写真は、今朝、殆ど風のない状態で初飛行で撮影したもの。期待通りの飛びをするようだ。


2011年3月4日 金曜日
 ええ加減にしときいや。
  たかが入試試験のカンニングが新聞の一面記事の話題になるなんて、どうかしてるでぇ。しかも19歳の少年を逮捕する必要があるの?
  たかがパーティ券の購入会社の記載漏れでなどで大騒ぎ。何億円もの政治資金がうやむやになっているのに。
  大相撲は興行やと思えば、八百長があっても、面白ければいいやんか。八百長がはびこってるならば、外人の力士は増えへんかったでえ。
  芸能人が結婚した、離婚したと、一般人が話題にすることないやんか。そんなこと他人の話や。
  政府・民主党の支持率なんてどうでもええ。野党も同じだ。マニュフェストもどうでもええ。政治をやってくれればいいのや。
  新幹線がどんどん延びているが、投資対効果は適切に評価されているのだろうか。高速道路も同じや。
 そんなことより、
  11年度の予算関連法案の審議はどうなるの。先生方は、関連法案が成立しないとどうなるのか知ってると思うけど。
  ジャパン・シンドローム対策は、誰が検討してるの。消費税を上げても、年金制度は10年持たないんではないの。
  収入が少ないのに、借金ばかり増やしていいんやろか。事業仕訳は生ぬるいと思いまへんか。頼みの綱は日銀が一万円札を印刷するだけ?
  中東からオイルが買えなくなると日本列島は麻痺してしまうでぇ。日本経済は成りたたくなってしまうでぇ。
  地球温暖化防止対策はどないなってんの。
  地震や自然災害の検知やハザードマップも必要やけど、「長いこと」電気や水がなかったらどうするのかわからへん。
  東京で阪神大地震のような規模の地震が起きたら、名古屋に首都機能を移すのだろうか。
  それにしても、愛知県知事の河村はんは名古屋弁で頑張ってはる。

 最近、やけくそ気分で、いろいろ考えてしまう。何かせんとあかんようや。


2011年3月3日 木曜日
 机上にパソコンが二台あると便利だ。二台の機種は違い、そしてOSはWindows Vistaと7と違うが、違いを意識しないで使えるようになってきたので、使用目的によってそれぞれを使い分けるようにしている。二台を繋ぐことも可能であるが、今の所はそこまでする必要はないと思っている。Dynabookにプリインストールされていた要らないソフトを徹底的に省いたので、 二台のスピードもほとんど同じになり、ストレスも感じていない。

 それにしても、Let's Noteのバックライトが暗くなり見にくくなった液晶を、無料で我が家に出むいてまでして、交換してくれたことに感謝しないといけない。購入した時は結構高価だったが、仕様もまたパナソニックのサービスも十分満足していたのに、今回の液晶交換までやってくれたことは、未だもって何故かわからない。パナソニックには、不具合が出るたびに電話をかけて教えて貰っていたので、かわいそうだからプレゼントしてやろうと言うことになったのかも知れない。
 
 今朝は四時起床。ダイナブックではTV(ゼンセグ)を観たりネットにアクセスしながら、Let's Noteでは徒然日記を更新している。もう少しして、眠くなれば寝るが、そうでなければ昼寝の時間まで起きておろう。こんな生活をしているから日にちや曜日を間違うことが多くなってしまった。


2011年3月2日 水曜日
 4大学の入試問題が入試試験中に「ヤフー智恵袋」に投稿され、カンニングの可能性があるらしい。4大学で不正を行った人のハンドルネームは同じと言うから、司法が介入した事件なので本人の逮捕はそれほど難しくはないだろう。

 それにしても巧妙な方法で不正合格を狙ったものだ。今回はヤフー知恵袋という公共のサイトを介入させたから、事件が明らかになったのだろうが、受験者とその知り合いとの間だけのカンニングだったら、顕在化することはなかっただろう。不正入試を試みた輩は、もう少し知恵を働かすべきだった。

 それにしても、英作文の問題は「自動翻訳による解答」で、構文上成り立っていないとのことで、0点だったと言うのが面白い。答える方もそれを受け取る方も「程度が低い」ことが明らか。私も英語→日本語の翻訳をしたことがあるが、日本語のイメージを得るぐらいしか役立たないことがわかっている。また日本語→英語は更に難しい。結果的には、苦労してでも最初から自分でやった方が早いので、普段は使わない。

 カンニングまでして入学し/入学した大学では遊び呆けたので、就活を懸命にやっても採用してくれる会社は無し/ようやく入れた会社では仕事が出来ず、遂にリストラ/と考えると、カンニングまでして入学することないやんか。


2011年3月1日 火曜日
 院予算委員会で、11年度予算を与党の賛成多数で可決した。結構な話であるが、予算関連法案が成立する目途はない。益々日本の政治はおかしな方向に進んでしまいそうだ。
 予算委員会に欠席した議員が多数おるらしい。民主党は、離脱し、予算委員会に欠席した16名の議員を処分すると言うが、野党は彼らの議員資格をはく奪すべきと主張しないのはどうしてだろうか。
 予算編成は政治活動の根幹をなすもの。政治家が予算編成に参画するのが第一の仕事のはずだ。にも拘わらず、党の方針が自分の考えに合わないから、予算委員会に欠席するとはおかしい。国民のためと言いながら、自分あるいは党のための活動しているだけではないか。本当に国民のためと言うならば、予算委員会に出席して、堂々と自分の主張をするべきだ。野党は、民主党離脱し予算委員会を欠席した先生方の責任を堂々と責めないのだろう。
 民主党を離脱した先生方にも、与野党の先生方にも「自責と他責の考え方」を教えて、洗脳しないといけないようだ。

 最近日本列島ではマグニチュード5を超える地震が群発しているようだ。私は、政治・経済問題よりも地震の方が怖いと感じている。遠いニュージランドで発生した大地震でこれだけ大騒ぎするのだから、もし、同じような大地震が日本で発生すれば、すべてが止まってしまうだろう。政治家の先生方は、それを見越しているように思えてきた。