2008年2月 徒然日記

08/02/29 (金)
 中国料理は、一人で食べるものではない。 中国のホテルで料理を注文すると、私の食べたい量の二倍ぐらいの物を出される。 一皿では物たりないので二皿頼むと、今度は量が多すぎて半分近くが残ってしまう。 中国料理は三人の人だったら二人分を、四人だったら三人分を頼むとよい。 それでもかなりの量が残ってしまう。 貧乏な私にとってはもったいない話だから、ついつい食べ過ぎてしまうこととなる。 中国でも、食べ物に絡んだもったいない話はいっぱいあるようです。


08/02/28 (木)
 我がAkon Pageのアクセス件数がもうすぐ2万件になる。 立ち上げた当時は、自分がこれほど長く続けれるとは思っていないし、もちろん2万件ものアクセスになるとは予測もしていなかった。
 時には、見知らぬ人からホットメールアドレスにメールが入るので驚いている。 どうしてAkonPageを知り、そして徒然日記を読んだのかはわからないが、「日記に書かれいてる××の詳細を教えてほしい」とメールを送ってくれる人がいるのだ。
 この数年アクセス件数の伸びがどんどん減ってきた。 その原因は、もちろんAkonPageに魅力が無くなったことであるが、固定客すなわち「毎日アクセスしてくれる人」が年毎に減少していくことにも影響しているようだ。
 
  ☆☆さん、会社での最初の仕事がAkonPageを確認することだと言ってくれましたが、本当にありがとう。 退職後はどうしてますねん。 
  □□さん、まだまだ現役と頑張ってはるけど、そろそろ後身に道を譲ったらどうやねん。家でAkonPageを見ればいいやんけ。
  ○○さん、退職されたがお元気でっか/メールも突然繋がらないようになりました/何かやらんとぼけてしまいまっせ/天国まではネットつながりませんでぇ。
  △△さん、自宅待機の国家公務員になられてずいぶん経ちますが、いつもありがとうございますぅ。
  
 私のページは、大会社?のバックアップがあったようでんな。 さすが大会社には、余裕のある人がいてまんなぁ。 終身雇用の国家公務員になられてもよろしゅうお願いしまっせ。

 私は、そろそろAkonPageをリニュウアルしたいと思ってるけど、暇がないやんけ。


08/02/27 (水)
 スープが出てきても椀が来ない。 椀がないと言えば持ってくるが、レンゲは持って来ない。 ビールを頼んでもコップが出ない。 隣の席では、ドイツ人が習慣からラッパ飲みをしているのか、あるいはコップがないから仕方なしにそうしているのかはわからないが、大瓶のビールをラッパ飲みしている。 ひどいものです。
 田舎のホテルの従業員はサービスに対する教育は出来ていないようだ。 しかし、若い多くの従業員は純朴そうで愛想がいい。 それは無理につくった態度ではなく、もともと持っている性格から来ているもののようだ。
 日本での、例えば、ホテル従業員の態度とは大きく違うようにも思える。 頭を下げてお辞儀をすること、お仕着せの言葉使いをすること、コーヒーコップの向きを正しくすること等々、いわゆる接客サービスは完全だ。
 当唐山のホテルでは、時にはトイレットペーパーの更新を忘れていたこともあった。 ベッドの上に広げている衣類や書類まで片付けて、棚に収納までしてくれるような過剰サービスをしてくれたこともあった。 机の上に物や書類を広げておくと大変だ。 きちんと整理されてしまい、探し出すのに困ってしまう。 最初は「触るな」と紙に書いておいたが、私の中国語を理解できる人と出来ない人がおるらしく、言うだけ無駄とわかってきた。 しかし、廊下で会えば「ニイハオ」と挨拶をしてくれ、そして次の日には覚えた「おはよう」と日本語で挨拶してくれる。 トイレットぺーパーおばちゃんは、「恋文」までくれるではないか。 心がこもっている。
 
日本でのサービスとは違った暖かいサービスをしてくれているように思えるのだ。 


08/02/26 (火)
 中国では、500gの米がたった30円で買えまっせ。 日本人の主食の米が余ってるのに、それでも作り続けてるのは、間違いなくmottainai話やおまへんか。
 食糧の自給率を上げんといかんというのは正しいことやとは思うけど、中国産の冷凍食品がなくなっても生活が出けんようになるんではないの。 そして、食料の自給率も心配やけど、油の確保も心配や。油がないと米も作れへんようになってしまうやんか。
 地球温暖化防止の活動が始まったのは幸いだ。 油を使わない農業・安全な農業・安くなる農業を考えるチャンスや。 どうせ国が補助をするならば、将来に繋がる農業に変えるための投資にすべきではないのだろうか。 

 北海道では、牛乳が過剰生産だから乳牛の整理をしたというが、牛乳はだんだん不味くなる。なぜかわからんけど中国の牛乳はおいしいでっせ。本当の牛乳の味がしまっせ。牛乳生産者は一度中国の牛乳を飲んでみたらどうやねん。何か良い知恵出るんと違うやろか。日本のきゅうりには、きゅうりの半分の量のオイルが使われてると言われるが、中国のキュウリの方が固いけれどもこれもうまいでっせ。トマトは完熟や。どこかの地鶏は偽物だったと騒いでいるが、中国の鶏はもっともっとうまいでっせ。鶏とは思えへん。しかも卵の殻の固いこと。吉林省産のコシヒカリは中国のスーパー並べられているけれど、食べたことはない。中国の米は本当にまずいけど、それでもワイは毎日食べてまっせ。 
 
 東北農政局が作った「米の作りすぎは、もったいない!」「米の過剰作付けは、資源のムダづかい」というポスターに対し、地元の農家が「一生懸命米作りをしている農家の誇りを逆なでしている」と激しく反発。東北6県の農家約6000戸でつくる東北農業農民団体連絡協議会が25日、同局に文書で抗議するとともにポスターの回収を求めた

 私は、農家の人たちの言い分も農政局の言い分も正しいとは思いますが、時代とともに変わっていかないといけない・変わるのは今しかないと思ってるんや。どうせ、何年か先には変わらんといかんことになるんやから。


08/02/25 (月)
 ホテルで面白いことがあった。
 「ちっとマテ下さい。 あなたに手紙を渡します」と、従業員に呼び止められたのだ。 まさか、ここまで来て、この歳になって女性から手紙とはと思いながら立ち止まり、彼女が服務員室から出てくるのを待っていると、彼女は巻紙の手紙(=トイレットペーパ)を持ってきたではないか。それを見て思い出した。 日本語の「手紙」は、中国語の「トイレットペパー」だったのだ。 う朝ホテルの受け付けに、トイレットペーパーが無くなっていたので頼んでおいたのだが、彼女は片言の日本語で「てがみ」と言いながら渡してくれたのだ。

 その後が面白い。 私が片言の中国語で、「てがみ」は日本語では「信=手紙」であると伝えると彼女は何とか理解してくれたようだ。そうしているうちにフロントのお嬢さんが出てきたので、私は英語で、彼女がLove Letter をくれると言うので一瞬喜んだが、彼女から貰ったものはToilet Paperだったのでがっかりしたというと、周囲の人も大笑い。その後、私の中国語の発音、「手紙=トイレットペーパ」・「=手紙」・「厠=便所」などを直してくれたが、なかなか覚えれない。
 私が今更中国語を覚えるよりも、彼女たちに日本語を覚えて貰った方が効率がいいので、事あるたびに、日本語を教えることにしている。


08/02/24 (日)
 木曜日に唐山市に入った時は空気が汚いので驚き、金曜日の朝は、赤信号ではないかと思われるような太陽がぼんやりと空に浮かんでいたのに、昨日の空は青く、遠くが霞まず見えるようになった。 唐山に来たときの空は、花火と爆竹の煙で空が曇っていたのかも知れないと思えるくらいだ。
 しかし、砂埃だけは相変わらずひどい。


08/02/23 (土)
 通用するかしないかは別として、言うことは言わんといかん。 言う前から道理が通らないと思っていては何も言えへん。 日本にも「ダメもと」という考え方はあるやんか。

【北京=牧野田亨】中国の国家品質監督検査検疫総局は22日、山東省の日系企業が製造したニラ肉まんと冷凍とんかつから有機リン系殺虫剤が検出された問題で、「原料野菜を仕入れる過程の検査が厳格でなかった」と発表、2社は日本側が単独出資した企業。日本側の基準に従って管理・生産が行われ、日本側の職員が駐在し、監督と管理を行っている」として、「日本側」の責任を強調した。 それにしても、うまいこと言ってますやんか。 総局の言い方には一理あると思いまへんか。 理屈が通っていまっせ。
 どやったら、中国の検疫総局の言い分を覆すこと出来ると思いまっか。 それが出けん限り、総局の言い分が正しいものとなりまっせ。 

 ワイだったら、「おまはんは面白いこと言いまんなぁ。一理ありますけど、責任が日本にあるのか中国にあるのかが問題ではないでっしゃろ。禁止薬物が混入した食品をどの様に処分するのかが第一の話や。、その次にやるべきことは、ニラ肉まんと冷凍とんかつに有機リン系の殺虫剤がなぜ入っていたのかを調べることや、そして、最後に再発防止をどの様にするのかを決めればいい。何も調査しないで責任者を追求した所で何も生まれて来まへんやんか。」と、こちらの説が屁理屈であろうとなかろうと、相手がいい加減にしろと思うまで、言わんといかんのや。
 私は、最初からだれだれの責任や/自分は関係ないとすることが、中国人の特徴と思っている。その展開に押されてしまえば、こちらの主張は一切出来なくなってしまうし、「対話」が出来なくなってしまうと思っている。

 (事実を調べ自分の論旨をまとめて、その後で中国人とことを構えても、結果的には、総局表現の仕方、あるいは言葉足らずの所を指摘できるだけかも知れませんが、こちらの主張はしないといけません)


08/02/22 (金)
 昨日から唐山市に。 北京空港から自動車で二時間少し西に来たところであるが、空気は悪い。
 昨日は中国正月の最後の日ということで朝から一縷所で花火と爆竹でにぎやかだった。 街中の至る所で花火大会をしているので、その煙と埃とばい煙と排気ガスが混じった空気は、私には耐えれないほどひどいものだった。
 日本では、食品に混じったppm単位の農薬が騒がれているが、中国で汚染空気を調べると、食品の農薬汚染よりもはるから悪いのではないかと考えると、呼吸が出来なくなってしまう。


08/02/21 (木)
 中国への入出国手続きが簡略化され、日本の入出国手続きと同じように、入国カードと出国カードだけで良くなった。今、食品の農薬汚染、おもちゃの有害物質混入等々騒がれており、また中国国の公害問題が、韓国や日本にまで影響を及ぼしているが、そのようなことは関係なく、中国は着実に成長している。 
 私が中国滞在中だったとき、北京オリンピックの誘致が確定した。そのとき生意気にも、北京オリンピックの誘致によって中国の近代化に拍車がかかると通訳さんに話したことがあったが、私の想像以上に発展している。


08/02/20 (水)
 最新鋭イージスキャン艦が漁船を撃沈したと大騒ぎしている。先に艦の性能に関する情報が流出したという事件の決着が着いていないのに、今度は艦の強度試験を漁船相手に試みたのだから、自衛隊さんには困ったものだ。しかも全世界に向けて、ミサイルや飛行機は感知出来るらしいが、船だったら感知出来ないと知らしめたてしまった。先の機密情報流出よりもはるかに罪は思いでぇ。イージス艦は、爆弾を積んだ漁船だったら、簡単に撃沈出けると証明してしまったんやから。
 爆弾を積んでミサイルだけが危険ではないのに、イージス艦のレーダーで何をスキャンしてたのかを知りたいでんな。
今回の事故で一番喜んだのは、テロ集団や。自衛隊の馬鹿さ加減も笑われてるやろなぁ。そして、マスメディアも政治家もそろって弱点を暴露しようとしてんやから、テロ集団は何もせんでも、イージス艦の情報が得れるんやんか。

 北朝鮮がやった「コソ泥」、すなわち「日本国民の拉致」も小舟でやってきたんや。日本漁船にカムフラージュした工作船やったんや。それにもかかわらず、敵は空から入ってくるとしか考えてないようや。 第二次大戦の前に、不沈戦艦は飛行機よりも有効と言われてたようやけど、60年経ったら攻撃してくるものは飛行機とミサイルしかないと思うようになってるようや。 まだまだ、第二次大戦の敗戦から回復してないようや。 

 千葉県房総半島沖で19日早朝、海上自衛隊のイージス艦「あたご」(艦長・舩渡(ふなと)健1等海佐、基準排水量7750トン)と、新勝浦市漁協(千葉県勝浦市)所属の漁船「清徳丸」(全長約12メートル、7・3トン)が衝突した事故で、あたごの乗員が衝突のわずか約2分前まで、清徳丸の灯火に気付かず、その後、回避のため急制動をかけるまで約1分かかっていたことが明らかになった。


08/02/19 (火)
 香川県さぬき市の水産物製造販売会社「香西物産」は18日、中国の工場で加工された業務用の冷凍サバ「炙(あぶり)トロ〆鯖(しめさば)スライス」(200グラム)の切り身から、有機リン系殺虫剤「ジクロルボス」が、食品衛生法の基準の14倍にあたる0・14ppm検出され、同工場が加工した冷凍サバ商品52品目の自主回収を始めたと発表した。(読売新聞)

 食品衛生法の基準の14倍ぐらいで驚いてはいけまへん。ワイの08/01/25の日記を見てみなはれ。ニューヨークで騒いでいたマグロの水銀蓄積はもっとひどいでっせ。 
 今朝、その日記を確認して驚いた。リンクしていた「ニュース」が消されてるやんか。一か月も経っていないいないのにニュースが消されてしまってるなんて異常や。勘ぐると、政府か水産業者かわからへんけど、ニュースを抹消したとしか思えへん。
 新聞記事によると、ニューヨークではマグロを食べへんという運動が始まったと書いてあったと覚えているが、日本のニュースにはそんなこと出たことなかった。マグロの水銀汚染の話はずっと昔から話題になっているのに、相も変わらず隠している。とにかくおかしな話や。


08/02/18 (月)
 セルビア・コソボ自治州の独立宣言がなされたとか、米大統領予備選挙で「小浜」がどうの「クリちゃん」がどうのとかをニュースとして大きく取り上げているのが不思議でならない。この時代、世界の動向に無関心でいてもいいとは決して思わないが、国内のそして身近なものにもっと時間をさいて見聞きしないといけないのではないだろうか。
 大阪府の財政問題はどこかに行ってしまったのか。橋下はんのマニュフェストは大丈夫なのだろうか。TVで面白可笑しくコメンテータをやってたのとは違い、言いっぱなしではなく、現実的問題を処理していかなければならないのだから、大変とは思うが、最後まで務めれるようにして欲しい。

 コソボ地区の独立よりも、大阪府あるいは大阪市の独立宣言をしたらどうやねん。何もかも改革せんとあかんのやから、思い切って新憲法を作ればいい。


08/02/17 (日)
 天洋食品の社長は、正しいことを言っていると思いまへんか。
 餃子生産工程中に農薬を混入させるような「仕組み」にはないのだから天洋食品は悪くないと言っている。もし製造工程途中で農薬が混入されたものだとしても、誰かが故意に混入させたのだから、農薬を混入させた人が悪い、天洋には罪がないと言っているのだ。
 どこかの国の社長さんだったら、記者会見の席に何人もの企業のトップを揃え、頭が床につかんばかりにお辞儀するのだろうが、大違いだ。


08/02/16 (土)
 笑いの度合いを数値化し、あっは(aH)という単位で示す「笑い測定器」を関西大学の研究チームが開発したらしい。笑いは健康にいいといわれるが、それを科学的に検証するために役立てたいと開発したらしい。
 関西大学が開発したこ
とが面白いではないか。吉本が研究のスポンサーで、芸人の芸の評価=観客が笑った度合のために、開発を依頼したと考えれば面白い。
 表情だけの「愛想笑い」、声だけの「から笑い」などを見破ることができると言うが、「苦笑」などは分析できるのだろうか。


08/02/15 (金)
 賞味期限と消費期限の二種類ある食品の期限表示を統一する動きがあるらしい。結構な話だが、生産者が偽装すれば、統一しても意味はない。表示がどんなものであれ、ごまかすことをしなければ問題は起きないのに、悪いことを考える輩がおるから、またまた法律や規制を作らないといけなくなる。
 一番ひどいのは、悪いことをする政治家が、自分が悪いことをしないような法を作ることだ。法がなかったから、あるいは不備だったから新しく法を整備したとおっしゃるが、自分が不正をしなければ法整備はいらないのだ。

私の賞味期限は切れつつある。しかし、それを決めるのは私ではない。死んだときが消費期限と考えるが、これもわからない。


08/02/14 (木) 
  昨日の徒然日記に、温室効果ガスの排出量の数値化が必要と記したら、今朝はその数字がニュースで流れた。
 2020年までに、1990年のレベルの80%にしないといけないらしい。まだまだ私にはわからない。早い話、経済活動や個人生活のレベルを1990年レベルに戻してもまだ不足らしいのだ。私は1990年レベルの6%でも無理だと思っているのに、20%という数字は、考えるだけでギブアップとなってしまう。

 政府は、我々が必要としているエネルギーが現状の方法で得られるという前提で、生活レベルを何時の時代に戻さないといけないと言わないといけないのではないか。

 
日本の人口を減らさない限り、目標達成が出来ないことになりますよ。


08/02/13 (水)
 またまた雪が降りそうな気圧配置になってきた。冬だから降雪や積雪は当たり前のことだが、雪が積もらない冬が何年も続くと、たった5p程度の積雪でも珍しく、そして大混乱になる。

 それにしても、地球温暖化防止のための日本の取り組み方が見えてこない。私の主張を、世間に伝えてくれる人は少ない。
 まず、地球温暖化防止のために目標としている炭酸ガスの排出にかんしては、日本が排出出来る量を数字で設定しないといけないのです。そうすれば、「使えるエネルギー」がわかってくるのです。 もちろん二酸化炭素量と使えるエネルギーが比例しているわけではないし、化石燃料を使わないエネルギーが有効に活用出来るようになれば、今騒いでいるようなことは気にしなくて良いが、現段階での目標値を数字で表さないといけません。そして、その数字を達成するロードマップを構築するのです。すべて数字で現わさないといけないのです。
 次に、我々一人当たりが使えるエネルギーの目標を設定しないといけません。高燃費の自動車に乗り換えることで、目標とする数字は達成出来るのでしょうか。全部の自動車がハイブリット車に変わったとすれば、目標は達成できるのでしょうか。家庭で省エネのためにこまめに電灯を切ることで、目標が達成できるのだろうか。電力使用量の多いTVや冷蔵庫を新しいものに変えたら良いのか。ガソリンが高いので、漁業が成り立たなくなったと言いながら、近海魚でなく遠洋漁業でとったものを食べ続けておれるのだろうか。クールビズと言えば、京都議定書は達成できるのか。そんなみみっちい省エネをしていても、限界があると思うのです。
 私が言いたいのは、現段階をベースにして省エネを図れば、京都議定書の数字は達成出来るとは思えない、私は無理だと思っているのです。節約する目標を決めるのもよいが、節約した結果、自分の使えるエネルギーの範囲に入っているかどうかがわからないのです。

 年金額が決まっているのに、自分の日ごろの「生活レベル」を考えず、出費を減らそうと言っているだけでは、自己破産してしまいまっせ。年金の範囲で、食べれるごちそう、着れる衣類、行けるところを考えんといけまへん。現役時代の生活レベルを、年金生活になったからと言って「少しずつレベルダウン」していく発想では、すぐに行き詰まります。

 水だけを飲んで生活することを最低レベル(=ベース)として、中国産冷凍食品を食べたり、ベトナム産衣料を身につけたり、買い物に行くのは自転車の生活を考えんといかんのと違いまっか。それでも自分の貰える年金額を超えるならば、中国産冷凍食品も食べれへん、水だけ飲む生活せんといかんのです。幸いに、年金が残るようならば、値段の高い国産の食品を食べるようにするのや。それでもまだ余裕があるならば、水銀がいっぱい詰まってるマグロを食べればいいんや。5000万人の行方不明年金が自分に関係あるのではないかと心配するよりも、今の生活レベルを心配することが第一でっせ。たとえあなたが5000万人の一人とわかったとしても、毎日マグロを食べれるほどの年金増加にはなりまへん。 
 灯油が高ければ、使わんことを考えればいいやんか。部屋の中でも手袋を着けて過ごせばいいんや。灯油が高いと言っていても価格は下がりまへん。灯油の値段を下げたければ、使わんようにせんといかんのや。どうせ50年先には灯油はなくなるんだから、今から使わん生活をすればいいんや。今からその訓練をしてる人は、いざとなった時には強いでぇ。
 そういう意味でも、「寝袋」は誠に合理的な道具でっせ。


08/02/12 (火)
 韓国のソウル中心部にある名所・南大門(崇礼門)の楼閣部分が全焼し、石の土台部分を残してほぼ崩壊した。それも放火によるものらしい。二つの大きな門の内、どちらが南大門だったのかは知らないが、その近くの市場は強烈だった記憶がある。
 いろいろな物を買ったが、財布は今も重宝している。ダンヒルの財布だ。「お客さん、本物の財布です。安いよ」と言うのだ。なぜ本物というのかと聞くと本物の財布を作っている工場から横流ししたものだから「本物」と言うのだ。もう十年以上も前の話だが、市場で買った偽物の本物財布はだいぶくたびれたので、新しい財布を買ったが、どうも気に食わないので、古い財布を捨てきれず、今なおその財布を使っている。私にはダンヒルでもビトンでも偽物でもよい。丈夫で長持ちする使い勝手のよい財布だったら良いのだ。韓国の南大門市場で買ったダンヒルは良い財布だ。 


08/02/11 (月)
 カイロ近郊ギザの3大ピラミッドで8日、たこ揚げ大会が行われ、数百枚の連だこや和だこが砂漠の空に舞い上がったとネットニュースに載っていた。
 日本とエジプトの両政府が08年を「日本・エジプト科学技術年」としていることから在エジプト日本大使館と国際交流基金カイロ事務所が共催。「地元の人たちに体験してもらうことが一番の文化交流」と大橋栄二さん(76)=東京都練馬区在住=が指導に当たり、日本とエジプトの子供ら約250人が交流した。 発想が楽しいではないか。ロマンがあるではないか。
 
中国では、時期や場所に関係なく、たこ揚げをしている風景に出合うことがある。たこを揚げている人は必ずしも子供ではない。むしろお年寄りが時間つぶしにたこ揚げをしている場合が多い。ずっと昔のことであるが、天安門広場でツバメの形をした小さいタコを土産に買ってきたことを思い出した。
 
 今年は、広い淀川べりで、たこ揚げをしたいと思っている。鳥の形をしたハイテクたこを購入したいと思っているが、少し忙しくなってしまったので先延ばしになっている。
日本の凧を検索してみると、きれいなホームページがいっぱいあることがわかった。 


08/02/10 (日)
 久しぶりに大阪でも5pほどの積雪があった。 乾いた雪ならば良いのだが、ビショビショの雪だから、長靴がない自分にとって外出もままならない。
 とは言いながら、今日は京都の雪景色でも見に行こうかとも思っている。 積雪の洛西の寺を一度は見たいと思っていたので、絶好のチャンスだろう。 天気予報では、午後から晴れてくると言われているので、天気が回復することを期待している。

 金閣寺に行った。四条河原町からバスでなんと一時間半。金閣寺の近くまで来ると、渋滞でバスが動かない。歩いた方がずっと早かった。 金閣寺の入場券を買うのに、また大混雑。 木や軒先に積もった雪のしずくや雪が落ちるので、傘が必要なくらいだ。 全く悪いタイミングに金閣寺に来たようだ。 写真を10枚ほど撮影して帰宅。


08/02/09 (土)
 中国製餃子に殺虫剤が混入された事件では、それを入れた場所の特定が固まってきた。 一日も早く解決してほしい。 後追いで、食物安全確認についての整備をするらしいが、中国産だけでなく、将来には、すべての食品にまで拡大するよう願っている。 


08/02/08 (金)
 今年も、青色申告の時期になってきた。インターネットにアクセスしながら、数字等を入れていけば確定申告用紙を作ることはそれほど難しいことではないが、インプット画面に半角文字が入らないところは改善されたのだろうか。
 一番面倒なのは、医療費控除のために、支払った医療費の計算だが、これは手抜きの方法を教えてもらった。即ち、領収書を全部封筒に入れ、封筒に総計を記入しておけばいいらしい。
 医療費は三割負担だから、支払った医療費に(10/3)を掛ければ、総医療費が算出できる。今年も納入保険料よりも総医療費はまだだいぶ少ない。この数年医者にかかることが多くなったとは言え、まだまだ掛け金の方が多い。自動車の保険だったらメリット制が適用され、保険料はだいぶ安くなるのに、医療保険は医者にかかることには関係なく、「稼ぎ高」でとられるのは合点がいかない。この歳になっても、年金以外に少し稼ぎがあると言うだけで、現役時代と同じほどの国民健康保険料がとられてしまうのはおかしいので、風邪ひいた・腰が痛い・血圧が高い・血糖値が高い・目が疲れる・歯が痛い等々、何か理由をつけて医者に行くが、それでも、到底元はひけない。 


08/02/07 (木)
 昨日回転寿司に行った。魚が好きな私は、食べる量が自分で決めりることもあり、時々昼食に回転寿司を食べていた。 
 マグロが回ってくると水銀汚染が心配だ。エビは中国かベトナム産ではないか。サーモンに水銀は少ないようだが、その上に乗っている玉ねぎとマヨネーズは中国製ではないか。 水銀蓄積が少ないとというカレイやヒラメは出て来ない。いわしは無いらしい。貝やタコは嫌いだから食べたくない。などと心配していたら、食べるものが無くなった。


08/02/06 (水)
 賞味期限か賞味期間かはわからないが、いい加減なものとは思いませんか。中国産の冷凍食品で昨年の六月に製造したものの中に毒物が入っていたと騒いでいる。だいぶ前には、米国産牛肉が冷凍されて長期間保管されていたという。冷凍食品の賞味期間はどうなっているのだろう。
 偽装をしていた「赤福もち」は、本日から営業開始になったらしいが、赤福もちも吉兆も、コンビニやキオスクで売る商品は冷凍食品として、販売直前に解凍する仕組みにしておけば、賞味期限はずっと伸ばせるので、わざわざラベルを書き直すこともなかったので、大騒ぎになることはなかったのではないか。赤福もちを食べて食中毒になったとは聞かないので、自分で自分の首を絞めたような話だ。 


08/02/05 (火)
 中国産餃子に何時毒物混入はミステリーだ。国をまたがった調査になるから大変だろう。このような分野からも日中交流が始まるのもよいではないか。
 私は、今回の事件は急性中毒だから、メタミドホスは餃子原材料の農薬汚染は考えられない/誰かが故意に混入させたものと考えている。その後は完全なミステリー。どこで、誰が、何のためにとなると皆目見当もつかない。だからこそ考えたくなる。
 私の推理では、混入は中国で、従業員が、雇用関係のトラブルで、企業に恨みを持ち、となってしまい、食材の残留農薬や加工方法の問題ではないという結論だ。
しかし、日本に持ち込まれる食材に対して、残留農薬等の調査はさらに徹底的に実施しないといけないし、問題があるなしにかかわらず、すなわち許容範囲がどうかにかかわらず、結果を公表しないといけない。マグロやミンククジラの水銀蓄積とは違って、中国から入ってくる食品は知らないうちに毎日「食べさせられている」ものだから。


08/02/04 (月)
 世の中、すごい人がいるようだ。私が円周率を学んだのはずっと前の話であるが、今ではπ=3.14のたった三桁しか覚えていないというのに、11万桁を暗唱しようとしているとのこと。覚えれる能力も素晴らししいが、あまり価値のないようなことにエネルギーを費やせ、挑戦する意欲が素晴らしいではないか。

 奈良県大和郡山市で3日開かれた「第4回記憶力大会」の会場で、円周率暗唱10万けたの世界記録保持者、原口證(あきら)さん(62)=千葉県茂原市=が自身の世界記録更新に夜通しで挑んだ。しかし記録更新はならなかった。原口さんは「まだまだ挑戦を続けていきたい」と、夢の11万けた達成に改めて意欲を見せた。挑戦は2日午後1時に、やまと郡山城ホールでスタート。17時間経過した3日午前6時15分、4万1828けたでリタイアした。
 
 桁が多いことでは、トルコに行った時のことを思い出した。8桁の計算機では間に合わず、現地の16桁計算機を使って金勘定しないといけないのだ。とりあえず、紙幣の単位で、ゼロ3つを取って考えるが、それでも計算が大変だった。今はどうなっているのだろうか。
 

 いろいろ思いめぐらせているが、私が継続している徒然日記も同じ類のものかもしれない。


08/02/03 (日)
 中国広州市の大雪で交通マヒが起きている。広州がどこにあるかと探すと、上海よりもずっと南に位置する所ではないか。私は中国の正月明けに北京の近くの人口700万人の都市に出かけることになっているが、異常気象や餃子の農薬騒ぎが起きているので、少し心配になってきた。


08/02/02 (土)
  スーパーマーケットの棚に並べてある食品の産地を改めてよく読むと、中国産の食品が多いのに驚く。農薬中毒は餃子だけでなかったようなので、中毒を心配すれば、食べるものは限定されて、そして国産と表示されていても信用できないから、食べるものはなくなってしまうではないか。いまどき中国から飛んでくる「霞」にまで有害物室が混入されているので、どうしようもない状態になってしまった。

 自分の安全を確保するために馬鹿なことを考えた。スーパーで賞味期限の長いものを購入して来て、長期間、自宅の冷蔵庫で冷凍しておくのだ。たいていの食べものは、賞味期限が過ぎても安全に食べれることは、最近の食品偽装問題で実証済みだから、「賞味期限」を気にすることはない。 期限が切れてしまったものを冷蔵庫から取り出して食べることにすればいいのだ。餃子のように中毒をおこしたものは世間で騒がれるだろうから、「騒がれなかったもの」を解凍して食べることにすればいいのだ。賞味期限で安全かどうかを判断するのではなく、「世間で中毒や食当たり」があったかどうかで安全判断とするのだ。そうすれば、時には弱い食当たりはあるかも知れないが、少なくとも急性農薬中毒にはならない。 よほど安全とは思いませんか。
 あるいは各家庭で犬・猫だけでなく、ウサギ・モルモット・ネズミなどをペットを飼い、そのペットに毒見役の仕事をしてもらう方法があるのかも知れないと真面目に考えている。
 食の安全・自分の体そして年金は、自分の努力で確保しないといけない時代になったのです。


08/02/01 (金)
 中国製冷凍ギョーザによる中毒の発生で日本は蜂の巣をつついたように大騒ぎしているが、食品の安全に関しては日本でも同じや。ミートホープも赤福も吉兆も同じと思いませんか。 そして製紙メーカの偽装も同じとは思いまんか。 政治家や官僚の汚職も同様でっせ。