2007年4月 徒然日記 |
2007/04/30 (月)
朝の散歩の途中で、美しい花を見つけると写真に撮っている。 道路べたのプランターに植えてある草花は一番良い時期らしく、いろいろな種類の花があり、毎日数種類の新しい花を撮影することが出来るので楽しみだ。そのために毎日の散歩道を変えているが、路地に入り込むと面白いことに出会うことがある。隣接している民家が揃って同じような草花を栽培しているのを見ると、隣近所が仲が良いのだろうと想像したり、大きく違う雰囲気の隣どうしだったら仲が悪いのではないかと思えたり、荒れ果てた庭があるかと思うと、ピンセットで草取りをしているような庭があったり。
撮影した花の名称がほとんどわからないので、植物図鑑を購入してこようと思っている。
2007/04/29 (日)
世の中、大型連休と騒いでいるが、私はいつも大型連休で一年中がゴールデンウイークだ。 連休を利用して海外に出かける人も多いようだが、中国でもゴールデンウイークには多くの人が移動するらしい。その内の多くは日本へ観光に来ることだろう。
日本人は、出るにしても迎えるにしても、外国との接し方が下手な民族であると言える。決して私も上手な方ではないと思うが、私には外人に対して違和感を持たないという特技があるようだ。そのため言葉が通じる・通じないに関係なく、外人との接触が気楽に出来る。 外人の言葉で「お早う」と「ありがとう」の二つの言葉を知っておれば十分だ。知らなければ日本語で言えば良い。
ゴールデンウイークに海外に出かける皆さん、安倍首相に代わって国際親善をしてください。国際親善とは物を買ったり・美味いものを食べることではありません。現地の人と挨拶をして、何か一言でもよいから喋ることから始まります。日本語で「お早う」/「ありがとう」だけでも十分です。そうすれば相手も日本語で「お早う」と言ってくれます。 気持ちが伝わったのです。
2007/04/28 (土)
昨日の早朝の米国の新聞に、安倍さんが連邦議会議事堂で喋ったニュースが載っていた。
その中では、安倍さんはブッシュの親しい友人であり、イラク戦争では忠実な後援者と言われている。そしてWilderさんは、ブッシュ大統領は拉致問題の解決しない限り、北朝鮮がテロ支援国家であるとしている事を外す事はありえないと言っている。ここまでの記事には何も違和感がない。その後が面白い。Wilderさんは、冗談ではあるが、二人のリーダーは「米国牛肉の輸入に関する日本の規制」を論議する事を望み、そして、安倍さんがワシントン滞在中に、Steak
Dinner を食べる事を強く薦めるとある。 何が冗談だ。 米国政府は、従軍慰安婦の話を蒸し返すことによって、米国産BSE牛肉の規制緩和をさせようとしているのが本音ではないか。でも、冗談であるがと前置きする様になったのは、少しは日本の地位が上がったのだろうか。
そうです。アメリカはBSE牛肉を日本に売りつけたくて仕方がないのです。日本は、牛肉問題のタガを外すと、米国は拉致問題も・他のことも「知らん」といい始めますよ。 唯一日本が優位に立てるのはBSE牛肉しかないのですから、日本人は「アメリカ産の牛肉は危険だから食べまへんのや・食べて欲しければ日本の言ってることを黙って聞きなはれ」と言い続けないといけません。BSE牛肉は日米間の継続審議事項として、何時までも長引かさんといかんのです。 そうしているうちにまたまた牛肉で問題が出てくるやろから、その時まで北朝鮮流の外交をしなくてはなりません。勿論、安倍さんは、ワシントンで「アメリカ産神戸牛」のビフテキを食べてはいけまへん。 ブッシュはんに誘われても「安全が保障されてへんから食べれまへんのや」と言わんといかんのです。
夜になって、AFPニュースを見ていたら、安倍さんは、米国産牛肉のチーズバーガを食べさせられたとあるやんけ。 ステーキでなくて、ハンバーグちゅうのがくせもんでっせ。 肉をミンチにしてしまえば何の肉かわからへん・米国産神戸牛使ったもわからへんし、疑ったらきりがないけど、日本から輸入した松坂牛のミンチかもわからへんでぇ、ステーキだったら間違って骨まで付いてくるかも知れへんから、ブッシュはんも気を配ってはること、見えみえや。
ハンバーグで思い出したけど、アメリカのハンバーガーは美味かったなあ。日本のマックではあんなに美味いもんは食べれへん。さすがアメリカや。 数年前に食べていた大連のものは不味くて食べれへんかったけど、少し前に上海で食べたハンバーグも結構美味かったでぇ。 大阪のもの物に比べると半額やけど上海のハンバーグの方がはるかに美味いから、ベキンダックや上海ガ二を食べるた後には、ハンバーグ食べてみたらどうやねん。
農水省は、データを捏造しても構わへんから、牛丼よりも豚丼の方がメタボリックシンドローム防止にも効果があると言わないといけまへん。「日本国民の声」を終結して。米国産牛肉は食べへんと全国民に言わせんといかんのです。 安倍首相の援護のためにも、「牛丼はいかん・豚丼の方がええ・牛肉はオーストラリア産しかだめや」と言い続けなれればならないのです。
2007/04/27 (金)
安倍首相が訪米した。 私なりに皮肉った見方で、小泉元首相とブッシュ大統領の関係は、この徒然日記に多くの書き込みがある。
「小泉はんは、ブッシュの忠実な家来と言われてたねん。 小泉はんは米国の新聞で飼い犬見たいに書かれててるのを知ってて、米国に出張したときプレスリーの真似したんやろか。領土問題にしてもBSE問題にしてもおかしいやんか」
私の説が100l正しいとは思わないが、日本のマスメディアのなかで、「日米の関係」を、あるいは「日本と米国の政治家の関係」を、私が徒然草で述べているように説明する人がいないのは、どうしてだろうかと疑問に思う。
何をさておき、安倍首相が小泉元首相と同じように「米国で取り扱われること」がないようにして欲しい。
2007/04/26 (木)
福知山線の脱線事故が起きてからもう2年も経ったのに、昨日のことのように思い出される。私は職業柄か、異常な程この事故原因の究明に拘っている。事故発生後の半年間に、事故関連の話題を16回も徒然日記に使わせてもらっている。
事故の原因が、置石と言われたり、ブレーキの効きが悪かったりと言われたり、運転手が悪かったと言われたり、そして列車停止装置が問題だと、あらゆる原因が日めくりカレンダーのように挙げられた。すっきりしないまま、二ヶ月ほど経過した6月に入ってから、JR西日本の安全性向上計画あるいは対策書が提出された。しかしJR西は正式な対策は、事故調査委員会の結論を待ってから実施するといい、今尚事故原因は確定されていない。事故調査委員会からは、半年後の9月7日に「中間報告書」が出されたと記してある。
事故から2年が経ったのに、まだ事故の補償がなされていないというし、事故調査委員会の最終報告書も提出されていない。事故のことを忘れることが出来ず、苦しんでいるのは、被害者の人達だけになってしまった。
JR西日本は言うだろう。「もう二年間も再発事故は起きてまへんでっしゃろ。ワテらの対策は万全やという事を2年かけて実証して来てますよって、被害者の方々が不満とおっしゃってる意味がわかりしまへん。事故調査委員会も今更何も言わんといてや」。
しかし、ワイは、片町線の電車が定点停止しオーバランせーへんようになったからと言って、JRが安全になったとは思いまへんでぇ。山口県と岡山の間を走っているローカル電車のポスター見てみなはれ。
検査のやり方を改善したから更に安全になりましたというポスターなのに、「人による検査」と「設備による検査」の連携が取れてないんや。 誰が作ったポスターかわからへんけど、「ポスターがおかしい」と感じる人もおらへんのや。「ワイはハンマー持って車両の検査をする人・ワイは機械を使う人・ワイは安全教育をする人・ワイはポスターを作る人・ワイはそれを車両にぶら下げる人」と、別々の方向を向いているとしか思えへん。連携が取れてへんかったことが福知山線の脱線事故の原因だったんやろ。安全確保をPRする積りのポスターの内容が「まだこんな体質です」と言っているように思えるやんか。
二年間も、再発事故が起きなかったのは幸いや。今後もずっと幸いが続いて欲しいもんや。
それにしても、事故調査委員会のメンバーさんは、今まで何してはったんやろか。今更事故の原因を述べてもどうしようもないんと違いまっか。そして再発防止対策はもうやってますから、それについても言う必要ありません。委員会のメンバーは、2年間の給料を返納する事だけを考えた方がいいんと違う?
2007/04/25 (水)
今度作った眼鏡はすこぶる調子がいい。長時間パソコンに向かっていてもそれほど疲れないようになった。
疲れないようになったからと言って、パソコンに向かう時間が増えたりもしないし仕事の能率が上がるという事もないが、疲れていないときには1.0ほどある視力が、何時も維持出来ているという事はありがたい事である。
この一年ほど前から、特に、パソコンやTVを長時間見ていると、目が疲れてきて、だんだん焦点が合わなくなってきていた。そして、目が疲れてしまうまでの時間がだんだん短くなるとともに、回復までの時間が長くなってきていた。 医者にも行って目に特別に異常がないことも確認した。 そして、眼鏡を新調しても、良く見えるようにはなるが「疲れる」事はそれほど変わらなかった。 どうにもならなくなっていたので「近距離専用の老眼鏡」を新調したのだ。
今度の眼鏡屋さんは、その隣の薬屋さんに紹介された初めての店であった。 検眼は、どの店も基本的には同じであり、同じような機械を使って検査するが、この店の親父さんはだいぶ丁寧に検査してくれ、目にあったレンズを作ってくれたようだ。 眼鏡屋さんにも「検眼」に対する技量があるらしいと初めてわかった。 眼鏡屋さんも鍼医者みたいに「腕」があるようだ。
2007/04/24 (火)
ずっと地方の田舎に住んでいた自分が、大阪に住み始めて先ず驚いたのは、空が青くない事。空気がまずいこと。淀川は“川”ではない。等々、とんでもない所に住む羽目になったと思っていた。大阪駅をはじめその周辺は暗く・ごちゃごちゃして、そして余りにも人が多いので、ここは「日本」ではないのではないかと疑ったりもしていた。
今回25年ぶりに上海の市内を歩いて余りにも上海が激変したことに驚いたが、上海名物と思っていた「毎朝のイベント」がなくなっているのに驚いた。 25年前に宿泊していたホテルは繁華街の中心にあったためか、毎朝6時ごろから7時頃までの「朝の体操の時間」は、周辺の車道や歩道に人が溢れるように現れ、そして全員が太極拳をやっていたのに、今はそのイベントはなくなっているようだ。
25年前は街の中心部に人が密集し、そして台所も便所もないような狭い部屋に住んでいたのに、住環境が変わったために、いっせいに道路に集まっての毎朝のラジオ体操の習慣はなくなったようだ。
上海の汚い空気は、私には我慢が出来ないほどひどいものだった。一日中どんよりとしている。時には100Mほどの先の景色もはっきり見えないこともある。五月に再度上海に出かけないといけないかと思うと、複雑な気持ちだ。
2007/04/23 (月)
最近目が疲れるので眼鏡を新調することとした。遠近両用、中近両用か迷ったが、「近用」だけのレンズにする事とした。
今4個の眼鏡を目の状態によって使い分けているが、検眼してみるとそれほど目の度数が進んでいないようなので、本を読んだりパソコンのディスプレーを見るときに疲れないようにするのが一番良いのではないかと思ったからである。遠近両用のものは古いものを使っても問題はない。
眼鏡のレンズの価格は下がっているようだ。しかもフレームは只らしい。眼鏡屋さんの薦めてくれたレンズを使用することにしたが、12,800円と言う。前の眼鏡の半額以下ではないか。とはいえ、今使っているもので一番安いのは100円ショップで買ったものだから、相当高い眼鏡を買ったことになる。
2007/04/22 (日)
プロ野球ではMLBのTV実況を見る事はあっても、日本のプロ野球を見る事は余りない。
今年の中日はやはり強い。巨人が二位になっているのは今の内だけだろう。阪神はいよいよ定位置になりつつあるような気がするが、そのように言えば、多くのドラキチ仲間から総すかんを食いそうだから、「今によくなりますよ。今日の試合を見てなはれ。秋になったら宴会せなあかんから、今の内に場所確保しておきましょ」と言うことにしてんねん。
パリーグにはどんな球団があるのかも知らへん。もっと面白い試合するようにせんとあかんのや。その基本は、高校野球みたいにみんな一生懸命走ることや。太ってる人は太っててもええから、それでも走りなはれ。足が速い・遅いが問題になるのではおまへん。一生懸命やってる姿を見せる必要があるんやでぇ。 ハァハァあえぎながら走ってきてホームベースでキャッチャーに体当たりすればいいんゃ。アウトになれば、相手のチームは喜ぶでぇ。セーフだったら自分のチームとそのファンが喜ぶだけや。どっち転んでも半分は悲しみ、半分は喜ぶんゃ。 体当たりが恐ければ、体当たりせんでも良いようなバッティングと守備をすればいいやんか。動けなくなっても、時たましか試合に出してもらえんのにもかかわらず高い給料貰とる輩が一杯おるから、日本のプロ野球は面白くなくなるんや。球団はそんな選手に高い給料払とるから面白くなくしとるんや。
マリナーズのイチロー見てみなはれ。 守備に就くときでもベンチに帰るときでも、高校生時代と変わらんほどのスピードで走ってるやんか。 走る姿が絵になってるからお客が見に来るんやでぇ。 グラウンドを腹出してのたのた歩いている選手なんて見たくはない。腹出でても一生懸命走ってるから、時には蹴躓いて転ぶから、お客さんは喜ぶんゃ。
2007/04/21 (土)
だんだん緑が増えてきた。そして道端においてあるプランターや植木鉢の花も次第に増えてきた。朝の散歩にはカメラを持って出かけているが、毎日数枚の写真が撮れるので楽しみだ、
イチョウの葉っぱは初め小さいが時間をかけて大きくなるのを観察しているのは楽しい。今の時期、一番多い花はパンジーのようだ。その種類も多いし、人の顔に見えるのも面白い。
2007/04/20 (金)
東西線(学研都市線)に乗リ降りするとき、ホームに入口の印の所に電車が停まることに気付いた。変な話であるが、少し前までは入口マークの所から数メートル離れて停まる事が当たり前だったのに、定位置で停まるとは不思議なことだと思い、もう一本電車をやり過ごして確認した。次の電車もきちんと停まった。お陰で、約束の時間に10分も遅刻してしまった。
東西線で通勤していた頃は、入口マークの先頭に並んでいるのに、電車がその位置に停まらないために、真っ先に乗れないことが度々あった。暇人の私は、なぜ電車が定位置に停まらないのだろうかと疑問に思い、電車が停まる位置を確認したり、ホームの入口マークを確認したりして、二つの定点に停まらない理由があることがわかった。それは、電車が定点に停止しない事とホームに書いてある入口マークの位置が適当であり、電車の入口と一致していなかったから、乗客が乗る車両によっては、入口位置の表示がずれていたからである。
余りにもいい加減(ホームの場所によっては、電車の入口とホームの入口マークが3M近くもずれている)なので、駅員にクレームを付けたことがある。「ホームの階段に対して、降りる人は近くなるように、乗る人は遠くなるように、ホームのマークが設置してある」と言うのだ。 ほんまかいなと、暇人の私はまたまたその調査を行った。電車が2M程ずれて停まるのは、それほど異常でない時だったから、入ってくる電車の入口とホームの入口マークのズレを調べるのだから(ホームの入口マークを実測すれば一発で不具合がわかるのに)<並大抵な仕事ではない。 結果的に、駅員の言うサービスの逆になっている所も多いことがわかった。階段のすぐ横の入口が逆の配置になっているではないか。これまたいい加減に回答してくれたのだ。
今日、何時も乗っていた駅の同じ号車の電車の入口とホームの入口マークが一致するので不思議に思ったが、ホームには古い入口マークの跡が2M程ずれたところに残っていたので納得。
2007/04/19 (木)
昨日上海から帰宅した。家に綺麗な花束が飾ってあるではないか。
かみさん曰く。「今日、花束が届いたので、私の誕生日を忘れずにいてくれたと一瞬喜んだのに。花を贈ってくれたのはあんたではなかった。残念」。4月16日の日記に書いていますが、私が予測したようにかみさんは私の誕生日を忘れていたので、気にしていた所に花束が届いたのでびっくりしたようです。
社長が、私が18日に帰宅するので、数日遅れの誕生日祝いのプレゼントをしてくれたのですが、まさかそのプレゼントが、かみさんの誕生日に届くことになるとは知らなかったのでしょう。私の誕生日が4月15日、かみさんの誕生日が4月18日なのです。 二人のための誕生日プレゼントありがとうございました。
2007/04/18 (水)
CNN News で米バージニア州立バージニア工科大学付近の立体地図が出てくる。私が暇なとき時間つぶしをしている“Google Earth”の地図と同じように見えたのでバージニァ大学を探してみた。
自分のパソコンで、日本から太平洋を渡り、ハワイ経由でロスまで飛び、そしてワシントン。地図を拡大すると今自分が何処にいるのかわからなくなってしまう。地図を立体的に表示させながらどんどん進めていけば、あっと言う間にバージニァ州まで行ける。地図を立体的に見えるようにしておけば、飛行機のパイロットになったような感じで楽しめる。 ワシントンの地図では走っている車まで識別できるのに、バージニァの写真はそれほど詳細がわからない。工科大学が何処にあるのかまで探すほどの時間が無いので探すことはあきらめた。
昨日は一日中雨が降っていたのに、今朝は雨が上がっている。上海の街を歩いた方が精神的にも肉体的にも健康と思うので、散歩に出よう。朝6時を過ぎてしまった。
2007/04/17 (火)
上海で撮影した写真をスライドショーにしてアップしました。撮影した写真は遠景の方が多いのですが、ほとんどの遠景はスモッグで曇ったようになってしまったため、アップしたものは「人の多さ」を強調するものが多くなっています。 絵葉書をスキャンしたいような気持ちです。
2007/04/16 (月)
昨夜八時ごろケーキの差し入れがあった。ケーキを部屋まで届けてくれたボーイは中国語で何か言っているのだが、要領を得ない。私が中国語を理解できないとわかったらしく、今度は英語の単語を使い始めた。彼の喋る“サービス”がなんとなくわかった。次に“ハッピーバースデー”と言っているようだ。そうでした。自分では忘れていましたが、昨日は私の誕生日だったのです。直径が15センチもあるケーキをホテルがサービスしてくれた。かみさんも祝ってくれなくなった私の誕生日を、中国のホテルがケーキで祝ってくれたのだ。味なサービスをするやんか。
夕食を「満腹するほど」食べた後でもあり、全部戻すのは申し訳ないので一切れだけ切り取って部屋に残し、大部分を彼に食べてもらうことにした。「ありがとう、しばらく待って、私は食事を終わっている、私は腹が一杯だ、食べれない、あなたにあげる」と私の中国語で伝えたら、私の言ったことがわかったのか、ドアーの所で待機してくれ、ケーキを持って帰ってくれたのだ。そして「ありがとう」と言ってくれた。私の中国語が通じたらしい。うれしいではないか。
私の中国語は、25年ほど前に、一年半ほどの間、独学で学んだものだ。カセットを聴いたり、本を読んだり、そして合作のために研修に来た中国の技術者に学んだのである。その後、今までに十数回の訪中の機会があり、時には三週間ほどの中国滞在もあったが、どんどん中国語のレベルは落ちてしまった。それに対して、英語は学校を卒業して以来60歳近くになるまで余り使っていなかったのに、英語が必要な仕事をすることによって、最近は英語を使うことが苦にならなくなってきたし、文章力も会話力も少しずつではあるが次第にレベルが上がってきたと思っている。中国語にしろ英語にしろ、生活がかかってくれば、何とかなるようだ。
2007/04/15 (日)
昨日の夕方から夜半にかけて小雨が降ったので、所々の道路が濡れている。街全体にもやがかかったようになっており、私の7階の部屋から下を見てもはっきり見えない位だ。
雨が空気中の埃を少なくしてくれたのではないかと期待していたが、ホテルを出ると、昨日までの状況と大差が無いのでがっかりしている。ホテルの部屋で寝ているのも癪だから、朝の8時前からホテルのプールで泳いだり、サウナに入った。プールは7X10M程の大きさであるが、プールの半分は背が立たない深さで、プールには私しか泳いでないし、監視人もいないので少し恐いような気持ちになり、200M程泳いで止めてしまった。
NHK喉自慢を見ていたら、三重県で地震が発生したとテロップが流れたので、いよいよ東海沖大地震が起きたのかと心配したが、それほど大きな物ではなかったとわかりホッとした。
2007/04/14 (土)
温さんは日本へ。ワイは上海へ。 ワイの旅行とはだいぶ格とスケールが違うが、ワイも「日中友好」やってることには変わりあらしまへん。
ワイにも威張れるとこいっぱいあるでぇ。
温さんは日本の公園でジョギングしたらしいけど、ワイは“誇り”まみれの上海の街を散歩や。 時には100M先が霞んでしまうような所で散歩はつらいでぇ。 ホテルから外に一歩出た途端に歩きたくなくなるけど、せっかく上海まで出てきたのにと思うと、空気が悪いが我慢してでも歩かんといかん。温さんは、空気が悪いとこからよい所へ行ったんだから気持ちが良かったんやろなぁ。
東京や大阪の地下鉄に乗らへんから、日本の庶民とは接触出けんかったと思うけど、ワイは満員電車に乗ったでぇ。 若い可愛い娘さんが助けてくれたから切符が買えたし、上海TV塔まで行くのに乗り換え駅では言葉がわからんので手を引いて合図して貰えたやんか。、ぎゅう詰めの満員地下鉄の中で体くっつきあっての友好親善や。 暑くて汗が出てしまったなぁ。
温さんが、もし大阪の地下鉄乗ったら、「ごっつう汚い駅がありまんなぁ、上海の地下鉄よりも汚いような駅がありまんがな、駅降りたら何処へ進むとええのかわからんから迷子になってしまことあらしまへん?」と言ったのに、そうすれば破産している大阪市でも地下鉄の改善が進むと思うのに、残念や。
床屋で、頭刈って貰って15元や。日本よりも丁寧に刈ってくれるし、言葉がわからんのに愛想よくしてくれる。気持ちいいやんか。帰るときに、「また来てやぁ」と言われたでぇ。
街歩いてて喉が渇いたんでアイスクリームを買って食べたら旨かったなぁ。 街の埃がいっぱい付いたアイスクリームやったからかも知れんけど、日本のアイスクリームよりも旨かった。
ワイにはお付の人おらへんので、言葉がわからんから全部一人でやらんとあかん。しかし、何をするにも中国の親切な人に助けて貰えるから心配してへん。 そんなこと、温はんには真似出けへんことやろなぁ。 ワイのやってること「草の根友好」言うんや。
今日は休みやから、25年ほど前に泊まったことあるホテルへ行ってみようと思ってんねん。ぜーんぶ変わってるやろから、何も思いだせんやろなぁ。 その後、磁気浮上の列車にも乗ろうと思ってんねん。時速430Kmで走ってんやから、日本の新幹線よりも早いんや。JR東海が山梨県の山の中で実験してるちゅうけど、中国ではお客さん乗せて走ってんやでぇ。
磁気浮上の列車に乗った。街から空港までの30Kmを7,8分で結ぶ列車であるが、最高速度で走る時間は短いが431Kmの表示が出ていた。 空港についたら、ケンタッキーフライドチキンの店があったので、19元のハンバーグを食べて、そのまま帰ってきた。その後、観光隋道や市内見物をしたが、余りにも多い人に圧倒されて疲れてしまった。
2007/04/13 (金)
温家宝(ウェン・チア・パオ)首相の訪日で、更に「日中友好」が発展する事を望んでいる。 私は個人レベルでは、今更「チュンリーユウハオ」を論じる事は何もないと思っている。自らユウハオを実行するだけでいい。 自分の心の垣根を取り除くだけでいいのだ。
NHK BSニュースを見ていると、中国温家宝首相が、日本が「忘れて欲しい」あるいは「黙っていて欲しい」と願っている過去の歴史問題をまたまた話題にしたので、愛も変わらず同じ事を/困った事をおっしゃってると報道している。 過去の歴史忘れようとしても忘れられないのは中国の人達であるのに、日本はそれを過ぎ去った話だから、何度も謝罪した話だから「もう話題にせんといて」と言っているように聞こえるし、日本国営放送が、日本は過去の歴史の清算をしていないと言っているようにも聞こえる。 このような展開はずっと変わらないようだ。 両国の文化が似ているようなのに、思考回路が大きく違うようだから、中国側から見れば日本が悪い/日本側から見れば中国が悪いと言っているだけでは、なかなか改善が出来ないように思えてならない。
忘れようと努力しても忘れられないのだから、そして忘れられないと正直におっしゃってんだから、その度に「そうですね。忘れられない歴史なのですね」と、応えないといけないのではないでしょうか。
私が所属しているある組織の先生方は、「相手が怒りを持って接してくるのならば、怒りをもって返してはいけません/まず、相手の怒りを収めてもらう事が第一です/そのためには、自分の“怒りに対する許容範囲”を大きくする努力をして、相手の言葉を冷静な心で聞けるようにしないといけません/そうすれば次第に相手は落ち着いてきます/こちらの言い分も聞いてくれるようになります」と、教えてくれます。
私が最初に中国に入ったのは、今から25年ほど前のことである。 その時から今に至るまで日中友好でないと感じた事はないし、いやな思いをしたことは一度も無い。 個人レベルで見れば、日中友好は政府間の日中友好とは関係なく確実に発展していると感じているが、確かに、経済レベルで見れば、問題は大きいのかも知れない。
2007/04/12 (木)
昨日、少し時間が出来たので、上海と言えばTV塔ではないかと、ホテルで市内観光地図を貰い、地下鉄の乗り換え駅のおおよその目安を付けて出かけた。
最初の関門で引っかかってしまった。切符を買おうと、「東方電視塔」と私の流暢な中国語(実は無茶苦茶の中国語)で駅員に伝えようとするに、駅員は上海弁しか理解できないのか何も通じない。地図を広げて位置を示そうとするが、あいにく老眼鏡を持って来ていないのでTV塔の場所を示せない。切符が買えず、汗かいていると、後ろに並んでいた綺麗なお嬢さんが助けてくれた。
彼女は私の標準語が理解出来るらしく、私の行きたい「東方(東の方向の)明珠(真珠)電視塔(TV塔)」をわかってくれて、切符まで買ってくれるではないか。私の中国語は、若くて綺麗なお嬢さんには通じたと思うとうれしくなってしまった。切符は4元(=約60円)だった。その後もまだまだうれしい事が続く。彼女が行く方向と私が行く方向が同じと言い、満員電車の中では、乗り換え駅で手を引いて降ろしてくれるのだ。そして次に乗り換える電車のホームまで連れて行ってくれたのだ。そこで「再見」と言って分かれた。多謝・ありがたい事である。
四月七日の日記にも書いているが、私に接してくれる人達は、親切な人ばかりだ。だからこそ、ほとんど言葉が聞けないのに、一人で観光したり、買物をしたり、食事したりが出来る。勿論中国では漢字が使われているので、それを読めば何とか意味が通じるので心強いのは事実であるが、言葉が何一つ通じない韓国でも、トルコでも、カザフスタンでも同じような行動が出来るのは、特技と言う人もあるが、私はそうは思わない。相手を信じることが出来るからだろう。
2007/04/11 (水)
北朝鮮の原爆も恐いが、日本の原子力発電所の爆発の方が恐いですねぇ。ずっと前から、全国各地の発電所で内緒に核実験までやってたんだから。しかも会社の責任者にもわからないようにして。
広島・長崎の原爆、ビキニ環礁でマグロ漁船員の被爆、そして茨城での炉外での被爆等。 人体実験まで、されたり/自らやっているのに、「どうしたら安全になるのか」が論議されていない。
原子力発電を拒否するのも結構だが、拒否している人達も原子力発電所の恩恵を受けているのですから、反対する人は、どうしたら電気を使わないでも生活出来るのかも述べる責任があると思いませんか。「拒否」と同時に、「どうしたら安全なのか」の論議することも必要とは考えないのでしょうか。
昔の話になりますが、列車が装備している異常検知装置が働いたので臨時停車した新幹線が、「新幹線が臨時停車した」と、さも危険であるかのように報道された事があるが、「異常を事前に察知し、事故が起きないように停車したこと」が悪いように報道された事があった。停車したのになぜ悪い・停まるからこそ安全なのではないか。停車した事が褒められることがあっても、非難されることはないはずです。
電力会社も大変と思います。電気を送らないと文句を言われ、電力料を上げれば非難される。原子力発電所を緊急停止すれば、「だから言ったでしょう。原子力発電所は危険と」となるのです。
従って、電力会社は、黙って核実験をすることしかないのです。しかも決して外部に漏らせないのは放射能だけではありません。情報も決して外部に漏れないようにしないと、原子力発電産業は生き延びれないのです。
このような隠蔽しないといけないような状態が続けば、私は電力会社の社長さんが自暴自棄になって、地上で原爆を自爆させないかと心配しているのです。
2007/04/10 (火)
Good news と言うのは、次のようなものを言うんでっせ。日本を代表する二人の若者が大リーグで競演するんやから、大変なもんや。加えて始球式が始まる前に、日本人が日本の国歌を歌ったうようにしてくれたらごつい話になりまっせ。 桜が満開になったときのような気分になるでぇ。
真央と松坂の共演プランが浮上した。フィギュアスケート女子の浅田真央(16=中京大中京高)が6日、日本・カナダ観光親善大使に任命された。大使の仕事には、トロントに本拠を置くブルージェイズ戦の始球式もあり、浅田がトロント合宿中の5月9日のレッドソックス戦で始球式を務める可能性が浮上。当日は松坂が登板予定で、北米で日本のスター2人の共演を見られるかもしれない。
2007/04/09 (月)
上海には25年ほど前に一週間ほど滞在した事があるが、そのとき宿泊したホテルの名前は忘れてしまったし、まち当時の町並みも思い出せない。そしてその後は、南京に行ったり上海空港をトランジットのために使った事はあるが、今の空港とは別の場所だったようだ。町並みの変わりように驚いている。そして空気の悪さにも。
相変わらず道路マナーは悪い。信号が青になったので横断歩道を渡ろうとすると、自動車やオートバイ・自転車が突っ込んでくる。事故がどれくらい発生しているのかわからないが、慣れないと横断歩道を渡れないのは、中国全土に共通な話のようだ。
2007/04/08 (日)
昨日夕方に韓国から帰国。今日の夕方から中国へ。トンボ帰りの出張になってしまったが、韓国も中国も近くの国だから、移動時間が短いので助かる。しかも家から空港までのアクセスが便利なのもありがたい。 チェックインから出国までは、何時も待つことがないなくスムースにバスするが、安全チェックが厳しいので、ズボンのベルトまで外さないといけないし、時計、小銭入れ、パソコン、携帯電話、そしてクリームと整髪料を透明ビニールに入ないといけない。 機内持ち込みカバン(たいていの持ち込んでいる)の中に入れているインスタントコーヒーのビンは必ず検査に引っかかり、カバンを開けないといけなくなるので、今回は裸で持って入ったら、怪訝な顔をされ、時計等と同じかごに入れて検査をされた。
2007/04/07 (土)
ありがたい話でんなぁ。日本のメディアが、こぞって、日本パッシングあるいは悪い事件ばかり報道してんのに、英国の新聞は特別番組まで組んで日本を弁護してくれてんやから。
変な話でんなぁ。ロンドンの新聞が日本の弁護をしてくれてると記事にした、当の新聞社は自ら「日本の弁護」をしぃへんのやから。どないなってんねん。
【ロンドン5日時事】英国人英会話講師リンゼイ・アン・ホーカーさん(22)の死体遺棄事件で、5日付の英紙タイムズは、事件によって日本人男性が欧米人女性に特別な感情を持っているとの見方が強まったが、これは理解不足であり、日本は素晴らしく安全な国だとする特集記事を掲載した。
ワイが韓国や中国で接する人達は、時々マスコミが大騒ぎしているような「日本にとっていやな人」は一人もおらへん。みんな、感じが良くて、親切で、そして暖かく迎えてくれる。
だいぶ前の、一時的にあった忌とましい時期に戦略的に作られた「選民思想」が、今でも我々日本人の心の奥に残っているから、相手をおかしくしてしまうのではないだろうか。
私が韓流ドラマの「冬のソナタ」を見て面白かったと言うと、韓国人は日本のドラマの方が面白いので何時も見ているという。音楽も同じだ。韓国語で「演歌」を流している。お互いに他をけなしたり排除する時代は過ぎ去り、どうしたら共存出来るのかを考えた方が「楽」だ。もう敵味方の時代ではおまへん。高速船に乗ればプサンから福岡まで二時間。日帰りで遊びに来ている韓国人も多いらしい。
韓国に行けば「アンニョンハセヨ」と言おう。中国に入れば「ニイハオ」と言おう。そうすれば彼らは「お早う」と日本語で答えてくれる。なぜならば、ワイの発音が悪いので、いっぺんに「あいつ日本人や」とわかってくれるし、だからといって悪い関係にはなへらんでぇ。何処から来たんや/大阪に行ったことあるでぇ/ほんまにパスポートが必要だったけど/大阪は良いとこやった/大阪城はごっかった、などを喋ってくれるので、いっぺんに友達になれる。
2007/04/06 (金)
韓国のTVで、米大リーグ、レッドソックスとロイヤルズとの試合を放映していた。松坂大輔投手(26)のメジャーでの最初の試合であるが、5インニングズが終了して2対0でレッドソックスが勝っている。ボールのスピードは何時もよりも速くないが、詰ったり、振り遅れさせているので、このまま0封するのではないだろうか。すばらしいデビーュだ。
韓国語の解説を聞いていると、勿論英語の単語は同じであるが、韓国語と日本語も同じ発音のものがあることがわかる。単語だけでなく文章そのものが同じものがあるようだ。
2007/04/05 (木)
このところ起床が午前三時から四時。数日前の未明には部屋の大きなガラス窓の中心に満月が写っていたのでびっくりしたが、今の月は少し欠けはじめて、しかも六時にならないと中心に来ない。昨日の昌原市は寒かったが黄砂も余り飛ばなかったのか空は青く澄んでいた。今朝は暖かくなりそうだ。
韓国語を覚えたいとは思うが、まだアンニョンハセムニカしか覚えていない。勿論「まる」・「かく」・「ぼう」などの幾何学的線で構成されたハングル文字は一つも覚えられない。韓国では、言葉がわからず、そして読めないので食事をしたり買い物をするのは大変だ。昨夜は一人で食事に出かけた。おいしいものを食べたいと思い街に出たが、結局、店先に日本の食堂のように現物メニューが展示してある所に入り、そして店員の手を引きメニューのある所まで来てもらい、メニューを指差して注文する羽目になった。勿論辛いのかどうかは質問も出来ないので、料理の色を見て“それほど赤くない料理”(焼きうどんみたいな料理)を選んだのに、半分ほど食べたら辛くて汗がタラタラ。汗が大皿に落ち始めたので、半分ほど食べて席を立ってしまった。
日本には土曜日の午後戻って、今度は日曜日の夕方から上海や。上海では食べるものには苦労しまへんでぇ。ワイが苦労して作った料理の表を使えるからどんな料理でも注文できるからや。韓国料理も美味いが辛すぎていかんかったけど、上海では、ワイの口に合うとびっきり美味いもん食べたろ。
苦労して少しずつ体重を減らしてきたのに、韓国で数日過ごしたら、元に戻ってしもた。中国に行ったらまたまた太ってしまうやんヶ。困ったもんや。
2007/04/04 (水)
会社から、ホテルの部屋に電話しても出ないし携帯に電話しても出ないがどうしたと、メールが入った。 ホテルの部屋でメールを受け取っているのだから、間違いなく部屋にいたはずなのにと思いつつ日本に電話をかけた。
携帯電話にも出ないとクレームが付いていたので、携帯電話を取り出してみれば、確かに何度も着信記録がある。先日更新した携帯電話は、後で知った事であるが、ローミングサービス機能があることは知ってはいたが、何も手続きしなくてもそのまま海外でも送受信が出来るとは思っていなかったので、スーツケースの中に入れっぱなしだったし、しかも充電器は持って来ていない。
会社からホテルや携帯電話に電話が入る位だから、急いだ対応が必要だったが、幸いE-maiとSkypeのチャットで用を済ませる事が出来た。
Skypeは便利だ。自分のパソコンのSkypeソフトを立ち上げておくと、登録してある相手のOn/Off-lineが表示されるし、相手のパソコンにも私の状態の表示がでる。表示が出ているときは相手を呼ぶ事が出来る。マウスで受話器のマークをクリックすると固定電話と同じような呼び出し音まで出る。 相手と繋がれば回線の速さにもよるが、たいてい普通の電話と同じほどの明瞭さでもって会話が出来る。 しかもインターネット回線の使用料が無料であれば、電話代がかからずに電話が出来ることになる。今回は、韓国と日本の間で三回のコールをし、合計30分ほども会話をしたが、電話代はゼロ/しかも私はヘッドホーンを使っているので、パソコンの書類を見ながらの対話が出来た。パソコンにビデオ装置をつければTV電話も簡単に出来る。
Skype環境さえ整えれば、「無料の国際電話」が可能になるなのだから、使わない手はない。
2007/04/03 (火)
またまた馬鹿な知事が名乗り出てきた。有名になりたいのならば宮崎県の知事のように行動すればよかったのに、舌先だけで有名になったのだから始末が悪い。
私は、知事さんが誤解を受けるような言葉をしゃべった事にもあきれているが、それよりも「弁解する言葉」を聞くと可愛そうに思えてきた。そして、そのような知事を選ばなくてはならなかった埼玉県の有権者の皆さんに「あんさんとこの知事はんは日本一とは言いまへんが、全国の有名知事に負けないようなことを言える知事になりましたなあ。今更気付いても遅いけど、注意せなあかんでぇ」と言ってあげたい。
ここでは知事が弁解している文章は馬鹿らしくて転記しません。
埼玉県の知事は2日、県の新規採用職員就任式の式辞の中で、仕事に対する使命感の一例として「自衛官は大変だ。平和を守るために人殺しの練習をしている。『国民の生命と財産を守るために頑張って下さい』と褒めたたえないといけない」と述べた。
埼玉県の頂点に立っている知事が、公衆の面前で、使っても良い言葉と悪い言葉をわきまえず、式辞の中で「自衛隊は人殺しの練習をしている」との言葉を使ってしまったのだ。新入職員に向かって、恰好をつけようと気張ったのがいけなかったのか、あるいは日ごろそのように思っていたのかはわからないが、馬鹿げた表現をしたことにあきれる。
加えて、それを叩かれると、今度は人殺しと言う言葉が誤解されたのは、式辞が「寸足らず」だったから人殺しと言う言葉の真意が伝わらなかった」と弁解している。式辞がダラダラと長ければ誤解が生まれなかったかのように述べているのだ。知事は、弁解すればするほど、自分の馬鹿さ加減が暴露してくるのがわからないのだろうか。どのような弁明しようとも「人殺しの練習をしている」と喋った事は事実であり、その事実を釈明によって消せると思っていることが一番の間違いではないのか。
同じ様に言葉の運用が幼稚な大臣がいたが、なにか訳のわからんい事を述べながら一ヵ月も経過すると何事もなかったようになってしまった。
何よりも他者の目を意識し、汚名をそそぐための努力を黙ってするのが日本の文化だったはずなのに、他者の目を恐れ・失敗したらその場限りの弁明をするのが今の文化になってしまったようだ。
私は、美しい国・日本を再生するには、「恥の文化」を思い出し、その文化に戻すことが一番いいと考えますのや。新しいことをしなくても、昔に戻るだけでいいんやからやり易いのではおまへんか。 戻すにも金はかかりまへん。
良き文化を知っているのは団塊やもっと歳とった世代でっせ。そして恥の文化を無くしてしもた責任をとらんといけんのも、団塊の世代以上の人達や。
それを考えると、歳とったから言って、悪い日本になったなぁ/悪い事件ばかり起きてまんなぁ/政治家には悪い奴がいますなぁ/選挙があるんやて/誰を選んでも同じや/ワイは選挙にいかへんでぇ/何もする事がおまへん/年金が少ないと嘆いておられまへんでぇ。
日本人が「恥」を何よりも嫌っていた良き時代を知っているのは、ワイも含めて「お年寄り」しかいませんのや。そのお年寄りが何もすることありゃしまへんと、部屋に閉じこもっていてはもったいないでんなぁ。
ワイの考え方は、自責・他責の文化に記載してるよって一度アクセスしてみてんか。
2007/04/02 (月)
昌原市の桜は満開だ。桜の木はそれほど大きくないが、大通りの街路樹として、あるいは公園などに多く植えられているので、市全体が桜の名所のように思える。黄砂のためか、湿度のためかわからないが、街全体に霞がかかったようになっているので、春霞の中に際立つ桜のように特別綺麗に見える。ホテルでNHKニュース番組を見ていたら、日本各地も黄砂がひどいというが、何時か日本海は砂で埋まってしまうのではないだろうか心配している。
韓国で事務所を訪ねたら、早速黄砂の話が出た。余りにも大気汚染と黄砂がひどいので、今日は昌原市の小学校が臨時休校になったらしい。そしてソウルはもっとひどい状況にあるらしい。中国は、衣類・鳥インフルエンザなどだけでなく、大気汚染物質や黄砂まで隣の韓国に持ち込んで来ると言う。
私は、日本海が黄砂で埋まると心配していたが、韓国は“今の瞬間”が問題になっている。中国から飛んでくる公害を排除するためには、南または東からの風、即ち台風のような風が常に吹いていないといけないようだ。そのためには、なまじっかの地球温暖化では地球上の風の動きを変えることが出来ないだろう。中国と日本の間には日本海があるからまだそれほどの深刻さは感じないが、いつかは黄砂によって日本海が埋まるのだから、今の韓国と同じような問題が起きてきるのは目に見えてくる。
2007/04/01 (日)
もう四月一日になってしまった。
今日の午前中は、軽いいたずらでうそをついたり、人をかついだりしてもとがめられないというエプリール・フールの風習は、18世紀頃から西洋に起こり、大正頃から日本にも伝わったらしい。色々なうそで、世間を騒がせた事だろうが、楽しいうそが多かったのだろうか。あるいは陰険な/悪いうそが多かったのだろうか。
昨夜11時過ぎに突然の雷。近所に幾つも雷が落ちたらしい。落雷で目覚めたが、目覚まし時計を寝転んだまま暗い中で確認したので、時計をさかさまに見たらしく、11時過ぎを5時過ぎと勘違いしてしまい、雷はすぐに遠ざかったものの、なかなか眠れず、そして何度も夜中に目覚めてしまい、何度も何度も目覚まし時計を確認した。 めったに使わない目覚まし時計を5時にセットしたのは、6時前後に家を出て、関空まで行くからである。
今日は関空からプサンまでだからゆっくり昼寝をする時間はないが、一時間ほどは落語を聴きながら寝れるだろう。