2006年4月 徒然日記
2006/04/30 (日)
 近くに「おばんざい処」という食べ物屋と「あほや」というたこ焼き屋がある。 店の女将さんがそれなりの「おばん」だから、おばんの在る処=おばぁちゃん食堂という意味と思い、後者はたこ焼きを焼いている兄ちゃんが自分そのものを店の名前にしたと思っており、さすが大阪だと感心していた。 京都市内には「おばんざい」と看板を掲げた店があちこちにあることが最近わかった。
 ネットで関西弁を調べていると、「おばんざい」は「惣菜」とあるではないか。おばんがいるからおばんざい処ではないことが今になってわかり、女将さんに申し訳ないことをしていたような気分になった。


2006/04/29 (土)
 今日から大型連休に入ったと騒いでいる。朝から高速道の混雑と空港の混雑ぶりの報道ばかり。
 残念ながら自分には何も予定は無い。ずっと連休とも言える毎日だったから、この時期に特別予定することは何も無い。いい身分になったと考えるようにしている。


2006/04/28 (金)
 桜の後の若葉が綺麗な季節になってきた。 民家の庭先のプランターの花の種類も増えてきたので、散歩も楽しくなってきた。


2006/04/27 (木)
 足掛け三年使っていた携帯電話の機種をカメラ付きのものに変更をした。 今までのものは液晶画面が小さく・暗いので少し文字が見難かったが、それほど不自由はしていなかった。勿論電話の機能は一部しか使っていなかったので、グレードアップすることは「もったいない」話だ。今回は323万画素のカメラ付きで、かつGPS機能は使わないと思うがサービスを受けれる機種を選定した。

 家に帰って、新しい携帯電話の取説を順を追って使用方法などを確認しようとしたが、取説に出てくる「アイコン」と同じマークが携帯電話についていないではないか。 待ち受け画面で「アイコン」に示されたボタンを押すことになっているのに携帯電話の文字盤にはそれらしい「ボタン」が無いのだ。 30分ほどカチャカチャやったがわからない。 ついに諦め、携帯電話販売店まで聞きに行った。
 カメラの使い方が詳しく説明がされているのに、録画の方法や処理の仕方の説明は少ない。 即ち、写真を録画するためにはminiSDカードを新規購入しないといけないらしい。幾つかのモードで撮影出来て、メールとして送れるというが、ご利用エリアの電波状態によってメール送信に時間がかかる場合がありますと書いてあるだけで、標準的な送信時間が説明されていない。例えば2048X1536の画質で撮影した場合のデータの大きさも書いてないが、そんなものをメールで送るとなると天文学的な時間がかかるだろう。 
 二千円程で最新式の機種に変更できたと思って喜んでいたのに、自分のパソコンに画像を取り込むためには、同等機能のデジタルカメラを買うよりも高い万単位の付属品の購入が必要ともわかった。 
 
 新しい機能を使えるまでにはだいぶ時間がかかり、遂には放り出してしまいそうな気がしてきた。結局電話機能しか使わないのではないか。


2006/04/26 (水)
 三菱トラックやユリカモメの脱輪はハブの疲労破壊が原因だった。JAL123便御巣鷹山墜落事故も修理した後部圧力隔壁部分の疲労破壊だった。 疲労破壊に起因した事故は幾らでもある。 そんなことを考えていたら、自分の身体のことを思い出してしまった。疲労部分や破壊寸前の部品を交換するわけにもいかず、自分の身体に対しては、意味の無い「注油」や負荷の軽減による「延命」しか考えられないのは残念だ。

 次の話は、精神科のお医者さんに教えてもらったものです。
 慢性疲労症候群という病気の症状には次のような三つの自覚症状があるらしい。筋肉の発育障害による首〜腰のだるさや脱力感 (これは、横になり重力負荷を減らすとだるさも軽減するので、筋肉障害は、自分で確認ができる。また、うつぶせになって、左側のベルトがかかる腰部位を指で押さえると強い痛みを感じる)/脳機能である体温調節が障害されている場合も多く、冬の暖房や熱い風呂、夏の冷房に、倦怠感がおこりやい/首や腋(わき)の下にリンパ節が腫れてグリグリが出来て、それを指で押さえると痛みがあることです。

 このような自覚症状が出ている人は、慢性疲労で自分が破壊してしまわないように、出来るだけ早い時点に体のケヤーと心のケヤーをしましょう。


2006/04/25 (火)
 JR福知山線脱線事故を調査している国土交通省の航空・鉄道事故調査委員会の報告は、事故から一年も経つのにまだ提出されていない。今年一杯かけて報告書を作成するようだ。
 列車の進入速度が規定速度に対して45Kmもオーバーしていた、運転時間に余裕がなかった等々一つ一つ検証していく積りだろうが、JR西は、調査委員会の報告を待ってその対策をするといっているので、今現在の対策は最終的な対策ではないはずだ。 事故調査委員会は暫定報告を提出し、現在のJR西日本の対策が妥当かどうかを一度評価する必要ではないのだろうか。
 被害者の家族からはJR西日本の事故対策とその後の対応についてクレームが付いている。当たり前のことである。


2006/04/24 (月)
 特別休暇


2006/04/23 (日)
 今年の巨人はほんま強いでんな。 ワイはプロ野球には関心がないから、何処のチームが勝とうが負けようがどっちでもいいんやけど、阪神が巨人に負けると良かないねん。 ワイの周りの人達は強烈な阪神ファンばかりやから、負けると挨拶もしてくれへんし、下手な冗談も言えんようになってまう。 そのため一日中神経ピリピリしとらんといけんのや。
 それにしても、今年の巨人は強いでんな。 まだまた先はわからへんけど、監督が代われば途端に強くなってまった。 阪神の岡田はん、頑張ってや。
 

2006/04/22 (土)
 我が徒然日記は、今日もまた、竹島問題や。 ワイが普段言いたいことが新聞記事になってるやんか。

 竹島周辺海域の海洋調査をめぐって、外務省の谷内正太郎次官が訪韓したが、同次官の訪韓をめぐって政府内で「原則派」と「交渉派」の間で意見が対立していたことが明らかになった。 「自国のEEZを調査するのになぜ韓国にヘコヘコ頭を下げる必要があるのか。外務省は何も理解していない」と、ある首相周辺は不満をぶちまけた。 海上保安庁の測量船は境港沖にくぎ付けのままで、盧武鉉政権による反日キャンペーンに利用されるだけだからだ。 そうやねん。日本の弱腰がみえみえゃ。だから韓国がそこを突いてくるンや。
 国内が一枚岩になってないねんから、
外務省トップや官邸は谷内正はんになにも持たせんで訪韓させたんやろか。 「日本が期待する内容の大きさ」からみると、護衛艦・イージス艦・潜水艦を持たせんといかんのに、谷内はんには竹やりしか持たせただけらしいやんか。韓国と戦う武器が無いんだから谷内正はんは大変やろな。上役は酷なことをしはりまんな。 ワイだったら「そんな状態では出張でけまへん、アンタはん行ったらどうでっしゃろか」と言いまっさ。

 官邸内には、会談結果にかかわらず「調査海域まで測量船を出し日本の姿勢を示すべきだ」との意見が根強く、「原則派」と「交渉派」の綱引きはさらに激化しそうだ。
 谷内はんを韓国に派遣する前に、測量船を竹島近辺に先ず派遣せんといけんとちゃうか。 そうしとけば谷内はんは交渉がやり易くなるんや。
 
 交渉を終わらせた後で、ゆっくりと国内の綱引きをやればいいんや。火事が起きてんだから、何をさておいても、先ず消すことをせなあきまへん。 
 日本のマスコミもおかしいでんな。火事を消すための手出しをせんと、面白おかしく国内の「対立意見」を曝露してまうから、どんどんおかしくなるンや。 火を消す手助けとは「世論を一つにまとめること」ではおまへんか? 日本のマスコミがやってることは、放火犯に火種を渡したり火事の現場にごっつい団扇で風を送ってるようなもんだす。

朝鮮日報に面白い漫画寸評が載っていた。


2006/04/21 (金)
 いよいよ日本と中国・韓国・台湾との間で領土に関する戦いが始まった。 韓国も中国も同じようなことを言っている。
 なぜ、日本の政府は竹島や尖閣列島及び北方領土が歴史的に見ても・国際法上からも「日本のものである」ことを、日本国民に明確に知らしめないのだろう。今の政治家や役人だけで解決できる問題と思っているのだろうか。 世論の力を結集し、政治家と役員を支援しないといけないのではないか。 今の日本は、お互いの足を引っぱること・他人を蹴落とすことしかやっていないように思えて仕方が無い。
 

2006/04/20 (金)
 今度は、沖ノ鳥島問題や。しかも台湾から言われてんねん。
 台湾当局が日本政府に対し、日本最南端の沖ノ鳥島について台湾当局が日本政府に対し、「沖ノ鳥島は『島』ではなく『岩』だ」とし、日本はその周辺海域を排他的経済水域(EEZ)に設定できない、と主張していることがわかった。
 「間宮林蔵はんが日本の地図を作りはったよりもずっと前から、北方四島はロシアの島やった。それに60年もの既得権があるのに、なんで今更返さんとあかんの」とロシアから言われてんのに、日本 政府はどうして言い返さへんのやろぅ。日本は気が長いでんね。じっと待っておれば戻ってくると思ってんやろか。 何も言わへんから、第二次大戦後60年もの間の既得権を主張されてるんやでぇ。

 日本はロシアはお金が無いそうだからウラジオストックをお金で買ってもいいでぇとか何とか言ってやったらどうなんねん。

 まだまだあるでぇ。 もうすぐ米国から「日本本土は米国の51番目の州」といわれまっせ。米国の新聞では、小泉はんは「ブッシュのstaunch ally→忠実な家来」と言われてんのに、ブッシュの老朋友=close allyと解釈してしてるんやから、お目出度いはなしやんけ。農水省や外務省は、なにをさておいても、もういっぺん英語の勉強をしんといけんのと違うけ。 

 そう言えば、農水省のホームページのBSE報告書はまだ、「仮訳」のままゃ。その内時間が経ったら消去されてまうだろうが、何時になったら「本訳」になるんやろか。お役人は、最終版にすると間違ってるでぇとクレームを付けられるのを心配してるらしい。


2006/04/19 (水)
 いよいよ韓国も領土問題を言い出したでぇ。
 海上保安庁の測量船による竹島周辺海域の海洋調査を開始する方向で最終準備に入った。今回の調査は、六月にドイツで開かれる海底地形の名称に関する国際会議に向けデータを収集するのが目的。同会議で韓国側は、この海域の海底地形について独自名称を提案する構えで、「何もしなかったら、この海域の海底地形の名称は韓国名になってしまう」(政府関係者)からだ。
 調査海域は日本の排他的経済水域(EEZ)内。竹島はわが国固有の領土だが、韓国が不法占拠しており、周辺海域のEEZの境界は明確に定まっていない。このため今回の調査海域には韓国が自国の排他的経済水域と主張している海域も一部含まれているという。
 これに先だって小泉純一郎首相は十八日、首相官邸に海上保安庁の石川裕己長官を呼び、「冷静に的確に対応してほしい」と指示した。

 長い間黙認しといて、小泉はんは、「冷静に的確に対応して欲しい」と言ってるんゃが、具体的にどないせよとおっしゃってるんやろか。その内、「ワイは知りまへん。後任者よろしく」と言う積りではないやろな。どうせ辞めるならば、韓国と喧嘩して辞めることも出来まっせ。
 
 中国は次の作戦を展開しだした。 黄砂や。 中国から日本全土に向けて黄砂をばら撒き日本国民に目潰しを食らわそうとしている。そしていつかは日本海まで埋め立てようとしてんねん。黄砂の攻撃を受けた日本は大変やでぇ。
 鳥インフルエンザも西の方から飛んでくるし、スギ花粉被害・アスベスト公害それに巨大地震でビルの倒壊の可能性なども考えんといかん。日本そのものが沈没しようとしてんのに、偽メール問題で大騒ぎしたり、米国産牛肉が「骨付きカルビー」だったと騒いで、時間つぶしをしてる。 偽メールはガサネタでした。しょうも無いことで大騒ぎさせ申し訳ありませんでした/日本の言うことを守れん米国産牛肉は「食べへんのや」とだけ言えば済むヤンか。BSEに感染した牛肉が安全なのかどうか・安全に処理する方法がどうのこうの論議するからおかしくなるンや。 そんなことをグチグチ言う時間を減らして、日本領土と日本国民を守る論議をしないしといかんと違う?


2006/04/18 (火)
 今度は、アイフルの違法商法事件。只みたいな利子で借りた公金を、金に困っている庶民に30lに近い利子で貸付ける。誠に結構な商売です。
 お客を集めるためにマスメディアを使って朝から晩まで宣伝する。庶民が借金をしたくなるのは当たり前と思っても仕方ない。 借金させといて、返済出来なくなった人には脅かしてまで返済させようとする。水戸黄門さんのドラマに出てくる悪徳金貸しと同じだ。
 
 借金は返済するのが当たり前ではあるが、勿論お金に困っている庶民は、高利なのを承知で、止むを得ずして借り、そしてその時は返済出来る積りで借金するのであろう。ほとんどの人は、借金まみれになるなんて思っても見なかったであろう。路上で配っているティシュペーパーの意味が今になってわかってきた。ティシュで涙を拭けという意味があったのか。

 アイフルは可愛いチワワや綺麗なお嬢さんを使って広告している。酒造メーカは旨そうにビールを飲んでいる宣伝をする。パチンコ・競馬・競艇は全員が儲かるような宣伝をしている。世の中おかしいのではないか。


2006/04/17 (月)
 中国は、少しずつ日本領土を侵食し始めて来ましたな
 
中国政府が、ガス田開発をめぐり日中間の摩擦が続いている東シナ海で、日本が排他的経済水域(EEZ)に基づき主張する中間線を越えているところで、一般船舶の航行を禁じる海域を設定し、公示していたことが十五日わかった」

 このニュースを見て、ワイが昔飼っていた犬と遊んだこと思い出しましたでぇ。 ワイが居間で昼寝をしようとしてるときに犬に遊ばれていた思い出や。
 庭で飼っていた柴犬が居間のガラス戸を少し開けるんや。最初は鼻が突っ込める程度に少し開け、中の様子を覗うンや。 ワイが寝ているとわかると次に前足の片方を敷居に乗せるねん。 そのままの姿勢でしばらく様子を見てて、ワイが寝てるとわかったら、今度は少し戸を開けて両前足を載せるんや。その時ワイが「気付いてるでぇ」と言うと、犬は「わて家の中に入る気はないねん、戸を開けただけや」と言いながら横を向く。ワイが気付かん振りをしていると、今度は体半分だけ部屋の中にいれるんゃ。ワイが少しでも動くと、犬は床にあごを付けて眠った真似をしよる。 五分でも十分でもじっと動かんで眠った振りをしてるんや。犬たちは悪いことしようとしてるのをわかっているねん。
 ワイが眠った振りをすると、次は部屋の中に全身をいれて、少しずつ匍匐前進をしてくるンやけど、ワイが犬の方を見ると、前進は止める。そして、犬は目をあわさない様に、先と同じように顔を横に振ったり寝たふりをして、「わて少しも動いてないねん」と言う顔をしてるんや。伸ばした前足の間に顔を挟んで、後ろ足は腹の下に縮めている姿は変えずに、ワイが見てない時だけ少しずつ匍匐前進してくるねん。何度も同じような動作をくり返しながら、少しずつ進んできて、最後にはワイの顔を舐めるんゃ。

 途中で、「コラッ」と声を出すと、一目散に庭に逃げ出すんやけど、そのあわて振りは面白いてぇ。 ワイが居間のガラス戸を閉めようとするとサッシに前足をかけて完全に閉まらないように妨害するんや。そんな時は、飼い犬が「暇だから遊んでやってもいいでぇ」と言ってくれている時やから、ワイはガラス戸のカギは掛けへん。 しばらくするとさっきと同じようにまた同じように少しずつ匍匐全身してくるねん。四頭の犬が同じようなことをするんで面白かったでぇ。どちらがからかわれているのかわからんようになってしまうんやが、童心に帰れるし、結構暇つぶしになる遊びやったなぁ。 
 そうや思い出した。おばん犬のユリは賢かったなぁ。ユリは冷蔵庫の所まで匍匐前進して行き、冷蔵庫からいろいろな物を万引きまでしょった。

 中国は、先ずホームページに一般船舶の航行を禁じる海域を宣言する。 日本政府が黙っていると、その地域は中国領と言い出すだろう。どんどんその領域は拡大されるだろう。
 竹島もおなじだ。今になって日本の領土だと言っても、竹島は韓国の国旗が立っている。韓国は日本が今更何を言っても「既成事実として韓国領」というだろう。
 日本政府は、平和外交などと言ってるンやけど、最初の一歩は「ダメ」と強く言わんとイケんと違う?そして常時監視していないとイケん。 政府が言わんのなら、世論が言うようにせなあかん。どんどん侵食されまっせ。


2006/04/16 (日)
 久しぶりに日が差した。この一週間、時々雨が降りそして寒かったが、そのためかまだあちこちで桜が咲いている。
 造幣局の八重桜を見たいと思っているが、人出がすごいと聞くので躊躇している。


2006/04/15 (土)
 中日ファンが熱狂的になりすぎるとは思っていたが、阪神ファンはもっとすごい。阪神が試合に負けた翌日は声をかけても無視される。その態度は最初の頃は冗談だと思っていたが、そうでない人が多いようだ。負けた翌日は「物も言いたくない」、「一日中気分がムシャクシャする」と言うのが本音らしい。 万年ドベだった数年前までの長い期間、阪神ファンのだんなを持つ奥さんは、試合の後は大変だったろうと思う。
 プロ野球はスタートしたばかりなのでまだわからないが、今年の阪神は昨年ほどの勢いがないのではないか。


2006/04/14 (金)
 またゴールデンウイークが話題になる時期になってきた。今年の連続休暇は平均6.2日と、ほぼ昨年(6.3日)並みの長さらしい。
 ゴールデンウイークの期間が短いと言える人は幸せでんな/働くところがあるということや。 もっと長くしたいという人は贅沢でっせ/だって、そう言える人は長い間働けていたんや。「休みとうない」と思ってんのに、「あんた、仕事をしなくてよいでぇ・仕事しにくることあらへん」と言われて、ずっと自宅待機しながらゴールデンイヤーを送っている人も多いんゃ。 

 ワイは、一度仕事に来んでいいと言われてから間を置かずに、そのまま終身雇用の国家公務員に天下りでけたんやけど、最近の人は、国家公務員の定員が多すぎるんで、60歳で定年になってから数年間「自宅待機」するか「アルバイト」の生活をしてからでないと国家公務員になれへんので大変やと思う。 浪人中に働くとこが見つけれん人の行くとこは「天国」になっちまうやんか。


2006/04/13 (木)
 NHK報道局スポーツ報道センターの元チーフプロデューサー(43)によるカラ出張が長年継続していたらしいが、なぜその不祥事をずっと前に顕在化させることが出来なかったのだろう。旅費の請求の場合には必ず領収書の添付が必要というシステムになっていないのだろうか。

 切符の領収書は何処でも貰える。自動販売機で購入した切符の領収書を貰うには、改札口で駅員に切符を見せて領収書を下さいといえば書いてくれる。電車に乗った後で行き先変更などして清算した場合でも車掌さんに頼めば領収書を書いてくれる。宿泊代は勿論都市毎にあらかじめ決められた標準ホテル代をベースに清算すればよい。止むを得ずオーバしたときには領収書と理由書を提出させる。そうすれば何処かのお役人のように、一泊何十万円もするホテルに泊まることは出来なくなる。
 それに加えて、業務報告書の提出が必要ではないか。
 
 このような清算の仕方は面倒と思うかも知れないが、慣れてくればそれほど苦にはならなくなる。


2006/04/12 (水)
今度は、私が送り主となったスパムメールが入って来た。即ち私のアドレスを使って私にメールを送っているのだ。 このようなことははじめてのケースだ。何か気持ちの悪いメールである。
 いつもならスパムメールとわかれば、送信者のアトレスを確認せず、「送信者を拒否する」しているのに、今回はそのまま消去した。 何度かこのようなメールが続くようならば、アドレスの変更が必要かも知れないと思っている。


2006/04/11 (火)
 民主党の小沢一郎代表はおもろいことを言うヤンか。期待してまっせ。 但し気になる言い方でんな。 「政権とったら分祀でける」とは、「取らなかったら出ケマへん」ということや。

 9日、NHKやフジテレビなどの番組で、「小泉さんの(参拝)はだめだ」と批判した上で、「戦犯と呼ばれる人たちを祭っているのは靖国神社の趣旨に反する」と述べ、A級戦犯の合祀(ごうし)問題を解決する必要があるとの認識を示した。さらにA級戦犯について「戦地で死んだのではない。中国や韓国から言われるまでもなく、日本の国民に対して、戦争を主導した大きな責任がある」と指摘。「靖国神社は戦争で亡くなった人の御霊(みたま)を祭るところ。本来の靖国神社に戻し、天皇陛下も首相もちゃんと参拝すればいい」と述べた。

 日本の終戦は戦犯を処刑することでピリオドを打った。 しかし、今になって戦争裁判の不当性を云々したり、そして戦犯とされた人の魂を戦争で亡くなった人の御霊と合祀までしてしまったことが国際問題で取り上げられてきた。 これらに関して、一度、国民のコンセンサスを得ないといけないのではないだろうか。  
 
 日本は政教分離が憲法でうたわれた国だからと言って、何時までも合祀問題の決着を付けずに先送りしたらあきまへん。何時までもグズグズしてるから、中国、韓国はこの問題を言い続けて来ちょる。中国や韓国は文句言って来てるんではないねん。グズグズしている日本の「なあなあのやり方を変えなあかん、早く終戦処理をしたらどうやねん、論争の仕方を教えたろか」と言ってくれているンやで。 そして日本の外交の仕方を教えてくれようとしているねん。
 歴史認識問題だって同じや。中国の歴史教科書も日本から見れば出鱈目と言うやんけ。 中国や韓国は、日本の歴史教科書にクレームを付ける代わりに、逆に自分たちの教科書の誤った所を指摘してくれと言ってるんやでぇ。一方的に教科書に難癖をつけられてると思ってるのは間違いや。

 靖国神社問題を解決したら、次の問題を突いてくるんやから、今の内に、それに対応でける力をつけんといかん。そういう意味で民主党の小沢代表に期待したい。
 

2006/04/10 (月)
 Yahooニュースを購読?している。その購読料は月当たり1890円だから、朝刊のペーパーを配達してもらうのに比べれば半額である。 時々新聞の活字が読みたくなるがそのときにはコンビニまで出かけて新聞を買ってくることにしている。 最近のペーパー購入は、民主党が調査報告書が発表された時だったからだいぶ前のことだった。

 新聞の勧誘人はしょっちゅう訪ねてくる。ネットで新聞を見ているから要らないと言うのに「サービスするから取れ」と言う。「サービスは何か」と訪ねると、「一ヶ月分ただにするとか、三ヶ月分ただにするとか、ビール券を渡すとか、映画の鑑賞券」などと、勧誘員はいろいろなサービスを言ってくれる。 ネットで新聞を読んでおり、不自由しているとは思っていないし、古新聞の処理も要らないから、ペーパー新聞は取るつもりがないのに、サービスに釣られてペーパーを取ってくれるものと思っているらしい。こちトラ「紙の新聞は要らない」というと、「古新聞はドアーの所に置いておけば毎朝回収するから」とまで言う。
 
 私が大阪に出てきた時、新聞購読で販売店とトラブルが起きそうになった。 勧誘員に「最初の六ヶ月間新聞をただにするので購読してくれ」と言われたことを間に受け、購読契約したのに一ヶ月たったら販売店から新聞料金を徴収に来られたのだ。 いろいろ話していたら、勧誘員と販売店は関係なく、独立した活動をしているとのこと。 販売店が可愛そうになり、またもめるのがいやだったので当月分の購買料を支払い、翌月からずっと前から購読していた新聞をとることにしたが、後味が悪い新聞勧誘だった経験がある。

2006/04/09 (日)
 この二、三日あちこちの桜を見ているが、正直言って大阪の桜は花の付き方が違うように感じる。 同じ染井吉野なのに、大阪の桜は花の数が少ないように思えるのだ。
 かみさんに言うと、私と同じように感じていたようで「大阪は空気と水が汚いので仕方ないかもね」とおっしゃっている。適当に古い木なのに、花で枝がお辞儀している感じがしないのはなぜだろうか。 桜が満開でないから少し透けて見えると思っていたら、そしてまだ花目をつけていない枝があると見ていたら桜が散り始め、そして新芽が出て来た。
 

2006/04/08 (土)
 花見で集まった人とは違うグループの新しい人とも出会えている。 その中でもよく話をするのは年齢80歳の旧満州鉄道に勤めていた人である。 一昨年富士山にも登られたという元気な人であるが、大連、北京、瀋陽等の話や満鉄本社、大連駅、パシナ号に引かれた冷暖房付き列車等を克明に覚えておられることに驚いている。 

 10年以上も前の話であるが、アマチュア無線の仲間の大正生まれのOB(無線用語ではOBとは先輩の意味に使う。その先輩は40年もの間国鉄の機関車に乗っていた人である)が、満鉄唱歌を忘れたので誰か知っている人を教えて欲しいと言われていたのを思い出し、その話を切り出したら、満鉄唱歌はないが、満鉄社歌が載った本があると言うことで、コピーして頂くことにした。 コピーの一部をスキャンし、早速三重県に住むOBにEメールで送った。 喜ばれることと思う。
 『東より光は来る 光をのせて東亜の土に  使いすわれら、われらが使命  見よ北斗の星のしるしが如く輝くを  廣野 廣野 万里つづける廣野に』

 旧満鉄OBさんとの間で話題になっている、パシナ号、満鉄本社、路面電車、大連駅等の写真を焼き増しして、満鉄OBに進呈したいと思っている。


2006/04/07 (金)
 終身雇用の国家公務員の人達と花見をした。 今回は14名も集まった。長老は79歳、私が一番の若年者なので、皆から「兄ちゃん」と呼ばれている。
 全員が勤務時間に制約がない国家公務員であるために、花見の日程を決めるのは簡単だ。 日にちは何時でも良いのだ。 そして弁当も飲み物も自分が準備するのだから、誰が集まるのかも気にしないようだ。 三月中旬には4月1日か2日に決めていたのに、花が咲いていない、天候が悪いなどと言い訳をしながら、どんどん延期され、最終的には4月6日(昨日)に催された。幸いにして桜はまだ八分咲き程のタイミングだった。
 近くに住む仲間の公務員の奥さんが花見の場所取りをやってくれた所に/お互いに顔は知っているが名前を知らない人達が/自分の飲食物を持っての集まるのだが、これが口コミで連絡しあうというのが面白い。用意の良い人は、自分用の座布団や椅子まで自転車に積んで集まって来た人もある。

 集まった人たちはそれぞれ隣同士で、野球、政治、年金生活、趣味、年齢、体力、経済等々、何も結論が出る話ではないが、好き勝手なことを二時間ほど喋って散会。 長老から「この仲間に入りたければ、人の話が正しくても・間違っていても黙って聞かないといけない/批判してはいけない」と諭された。成る程。 始めて参加した花見であるが面白かった。


2006/04/06 (木)
次のニュースは日本のいろいろな新聞に取り上げられている。

 「ひれ」や「うろこ」などの魚の特徴と、陸上動物にみられる「首」を併せ持つ新種の化石を、米シカゴ大などの研究グループが発掘、6日付の英科学誌ネイチャーに発表した。魚類から両生類に進化する直前の姿とみられ、脊椎(せきつい)動物が陸上に進出した過程を知る上で貴重な資料となりそうだ。化石はカナダ北部・エルズミア島の約3億7500万年前の地層から大小3匹分が見つかった。体長は最大で約2・7メートル。「ティクタアリク・ロゼアエ」と命名された。
 シーラカンスや肺魚などの仲間とみられるが、頭の骨はワニに似た平たい形で、目は頭の側面ではなく上に付いていた。さらに、動かせる首を持つうえ、胸びれの中には指のような骨の構造があった。当時のエルズミア島周辺は、亜熱帯か熱帯の河口付近だったと考えられている。研究チームは、「化石の形態から、浅瀬をはって動き、水面上に頭を出したり、一時的に陸に上がった可能性もある」と推定している。 (読売新聞)

BBCニュースに載せられた「英科学誌ネイチャー記事」のニュースがもとなっていると思われるのに、その記載内容に大きな違いがあるので不思議に思い、暇に任せて「BBCニュース」にアクセスした。 この記事には動画(画面のVideoをクリック下さい)まで付いていた。 動画は、なんと「ムツゴロウ」からスタートしているではないか。 英語のアナウンスと本文の英語はチンプンカンプンではあるが、今回発見された「テクテクアルク・ロゼアエ」はムツゴロウの祖先であると言うのが面白いので、この日記で紹介することとした。なぜ日本の新聞の記事が違うのかを調べようと思ったのに、テクテクアルク・ムツゴロウを見ると、動作がこっけいだったのでその気が失われてしまった。 どうせBBCニュースの記事が正確に翻訳されないのならば、日本の新聞は「鍋田干拓のテクテクアルク・ムツゴロウは3億7500万年前のティクタアリク・ロゼアエの子孫か」ぐらいのタイトルをつければ面白いのではないか。

 もう一言。 今朝は4時前に起床、そのあと暇なのでネットで新聞を見る。そしてこの徒然日記を書き、アップロード。 私の日課は起床時間こそ違いがあるが、このようにして始まる。 そのため本日の出来事が明日の日記に記載されることがある。 一日の時間の区切りが、この日記の読者と私の12時間ほどずれていると考えれば納得して頂けることと思います。 私にとって、午後九時から午前三時までは昼寝の時間、私の通常の昼寝をして目覚めたときが「朝」なのです。昼夜逆転しているとでも言えるのでしょうか。


2006/04/05 (水)
 世界各地でデモが起きているようだ。

 フランスでは若者の雇用問題で300万人ものデモ。 米国では移民に対するデモ。タイでは首相の企業と政治の癒着問題。フィリッピンでも、中国でもそして韓国でも。
 私が学校を卒業し入社したころ、春闘=ストライキが当たり前のように行われていた。公共交通機関のストのときは、会社仕立てのトラックの荷台に乗って通勤したことがある。また、メーデには全国の労働者が地元の公園等に集まり、その後デモ行進に出たものだ。 所が今の日本では春闘・メーデーという言葉すら消えつつある。 ストをするのは航空会社のみ、デモを見ることはほとんどない。デモがあってもその人数は数えるくらいしかない。公道でデモをするのは暴走族ぐらいになってしまった。一般の人が集まるのはスポーツやお祭りのパレードのときだけだ。
 
 北朝鮮の拉致問題にしても、中国・韓国の靖国問題のクレームにしても、米国産牛肉輸入問題にしても、憲法問題にしても、自衛隊問題にしても、対外的には、「日本国民の意思」を表現する方法の一つとしてデモが必要ではないのだろうか。 それをしない限り、相手国は日本は「賛否両論がある国だ/自分がつけた難癖に対しても自分に味方する日本人も多くいる/もっと言ってやれ/そうすれば益々日本は混乱するだろう」と見られているとしか思われない。 北朝鮮が拉致被害者の展示会に何人集まったかを気にしているというではないか。 私は、デモを薦める積りはさらさらないが、多くの人が集まり・世間に向かって意思表示する手段としては、特に外国に対しては、極めて有効な手段ではないかと考えている。


2006/04/04 (火)
 昨年は、ど根性ダイコンが発端となって、全国各地で数多くの「ど根性○○」が発掘された。今年もそろそろ芽の出る季節になったので、まだまた上をいくど根性が紹介されるだろう。

 ど根性人間も多い。 ヒューザー社長は厚顔無恥という意味でど根性だった。 ホリエモンも善良そうな顔をしながら、裏ではひどいことをやっていたという想定外のど根性だった。 一億円もの政治献金を貰ったのに「忘れた」というど根性政治家もいる。 偽メールで「だまされた/はめられた」と自分の責任を他人に押し付け、遂に議員を辞めさせられた責任逃避型・代議士執着型のど根性代議士もいる。 あいも変わらず「憲法改定反対(と言うならまだ理解できるが、改悪反対と当たり前のことを真面目に言っている人もある)」と言い続けて、党員がゼロになるまで言い続けるのではないかと心配されるど根性政党がある。 

 桜の花を、風雪に耐え/毎年決まった時期に/枝が折れんばかりに咲かせている老木もど根性がなかったら出来ないことである。 「実を付けない桜が可愛そうだ」と思わないのは不思議だ。


2006/04/03 (月)
  胡錦涛国家主席と日本の日中友好7団体の代表である、橋本龍太郎、高村正彦、平山郁夫、辻井喬、千速晃、野田毅、林義郎の各氏と会見結果は、どうだったのだろうか。

 最近の中日関係について胡主席は「ここ数年、中日関係は困難な局面に陥っている。現在の状況を両国の人民は憂い、国際社会が注目している。われわれは、このような状況を目にしたくない。その責任は中国側には無い。日本国民にも無い。病巣は、日本の一部の指導者が、A級戦犯を祀った靖国神社の参拝を頑なに続け、中国人民を含む被害国の人々の感情を傷つけ、中日関係の政治的な基礎を損なった」 ということは報道されているが、訪中の代表は「ごもっともです」と言って帰ってきたのだろうか。あるいは「胡はんの言っている言葉はわかルンやけど、その言い方はおかしいでっせ、間違ってまっせ」と言ってきたのであろうか。

 中国の言い分が正しいのだろうか/小泉さんの言い方が正しいのだろうかと問えば、それぞれの考え方だからどちらも正しいのであろう。日本国民の総意としてどちらの言い分を支持するのかと問われれば、日本人だったら中国の難癖はおかしいと言うであろう。私は、国民の大多数が「参拝して何が悪い、外国から文句を言われる筋合いはない」と思っていると信じている。

 日本のマスコミはなぜ中国からの難癖をそのまま認めるのだろう。 自分がマイクとカメラを持って、小泉さんの後継者と想定される日本の指導者達に、「中国があんなに反対してんのに靖国神社に参拝するんでっか」と馬鹿げた質問と攻撃を続けている。 その行為が日本の指導者を孤立させ萎縮させていると考えたことはあるのだろうか。 日本のマスコミは日本の指導者が靖国神社参拝することに反対しているとしか思えない。 日本のマスコミだったら、たとえ個人的には反対だったとしても「中国が言っている無茶な話をなぜ聞くんでっか、日本のリーダだったら参拝するのが当たり前やと思わへんのでっか、国民はアンさんを後押ししてんでっせ」と励まさないといけない。 そしてそのような風潮を日本に作るべきではないかと考える。 あるいは、中国や韓国が何を言ってきても報道しなかったり、中国語や韓国語の日本語への翻訳を意識的に都合の良い方に間違えば良いのだ。全て日本が正しいと書けばよいのだ。日本人の総意が「靖国神社に参拝して何が悪い」としない限り、あるいは「何を言っても相手にされない」と中国と韓国は理解しない限り、中国も韓国もそれを言い続けるであろう。

 農水省のホームページに記載されているBSEに関して米国からの報告書は、今もなお「仮訳」となっている。「本訳」が出ないのにその内削除されてしまうであろう。偽メール問題にしても同じだ。そもそも、政治家の息子が関連している金銭問題ではなかったのか。そんな話を国会で論議するのがおかしいとは言わず、メールの真偽の問題にすりかわり、今度は進退問題になった。


2006/04/02 (日)
 NHKは、携帯電話やカーナビゲーション・システムなど、モバイル端末を使って地上デジタル放送を受信できるサービス、いわゆる『ワンセグ』を始めた。ことし12月にはすべての都道府県で地上デジタル放送を開始するので、NHKの総合テレビと教育テレビの番組が全国で見られるらしい。結構な話だが、地上波デジタル放送だったら視聴料を払わなくても見れるというのが引っかかる。普通に考えれば、地上波デジタル放送だから必要ではないのか。 モバイルは住所不定のやからだから視聴料の徴収はやりにくいので、結局「取れるところからとろう」というのは、健康保健料の徴収と同じではないか。

 NHKの視聴料を徴収に来たら、ワイはモバイル端末を使って「ワンセグ」を見ているだけだから、視聴料は払う必要はないのでしょうと言おう。

2006/04/1 (土) 
 今日はApril Fools' Day である。
 
 昨日、大阪の区役所に健康保険料に関して相談に行った。健康保険料の最高限度額が介添え保険料を加えて63万円に対して、約3万円も過剰納入していると計算されたからである。 区役所の担当職員は丁寧に説明してくれたが、納得出来たわけではない。 税金の年度区分と健康保健の年度区分が違っているために計算をしなおさないといけないらしいが、正確にはわからない。

 私の場合は昨年愛知県から四条畷市に転入し、そして大阪市に住所移転したので、昨年度の保険料は三っの市で算出されている。保険料のベースとなる市民税と保険料率がそれぞれの市ごとに違うので、どうなっているのかがわからない。 納入金額の根拠を知るためには、それぞれの市役所で調べないといけないことになる。 自分のきちんとした納入額がわかったとしても、誰に言ったら払い戻しをしてくれるのか、あるいは誰に文句を言えば良いのだろうか。

 少なくとも大阪市の職員は教えてくれないだろう。 「わてには、他の市のことはわかりまへん。わてにわかるのは、算定された保険料だけやねん。他所で収めた分を合計するとアンさんは確かに収めすぎてるようにも見えるンやけど、アンさんが持ってきた納入通知書は、カウントの期間がちがいますねん。よって納入しすぎかどうかはわかりまへん。大阪市としては、決まった計算式で算出しているだけやから貰いすぎてはおまへん」と言われるだけだろう。 
 大阪市の場合は四月から始まる新年度の保険料率はこの時期になってもまだ決まっていないらしい。わかるのは三ヶ月先だ。 新しい保険料率が決まるという数ヶ月後には、“今の怒り”はどこかに行ってしまっているだろう。確定申告をしてからだいぶ後に市民税が決まり、そして更にずっと後に保険料が決まるような行政の仕組みは、「市民の怒り」を分散させるように、誠に旨くできている。

 大阪は国民健康保険料は日本一高いとも言う。そして、25パーセントの人達が国民健康保険料が払っていないとも言われている。 払えると思われる人に保険料を払わそうとするのは結構だが、年金受給者の私に63万円以上もの保険料は、少しえげつないと思いまへんか。 ワイが現役の時と同じ金額やないけ。これでは医者に行けても、飯が食えへんようになってしまうでぇ。 今年度も昨年と同じような高額を支払えと言われれば、なんでやねんと、市役所にクレームを付けに行かないといけないし、それでも変わらないと言われれば、私も不本意ながら25パーセントの中の一人になると宣言するか、他の市に移転するか、あるいは淀川河川敷に移動するはめになっちまう。 ワイの医療費を100%負担したところで、納入する健康保険料の1/3にしかならないのだから、どのように考えても納得がいきまへん。
 
 財政赤字で末期的症状の大阪市は、少しぐらいの行政改革では埒があかないので、今年の四月から根本的な行政改革をするらしい。
 先ず新年度から「国民健康保険料は徴収しない」こととしたとある。その代わり、医者にかかったら全部自分が支払うことにしたらしい。 そして、延命治療も無し、臓器移植も無しとすると言う。この決定には誰も文句はないだろう。
 次に、市民の住宅環境を変えるために、市民に広い淀川の河川敷や橋の下などを開放するという。そこにブルーテントハウスの建築を認めるというのだ。勿論テントハウスの強度計算も建築申請もいらないらしい。 建築後、そこの住民になれば住所登録を認めるという。 いよいよ、河川敷に別荘を作る条件が整ってきたではないか。