2015年 5月  Link to H/P Link to Mail

2015年05月31日 日曜日
 今度は、小笠原沖でM8.5の地震。幸い500kmもの深いところで発生したので、日本全土を振るわせたが震度それ程大きくならずそして津波が起きなかったので被害は少なかったようだ。

 次は大噴火や。統計的に見れば、東日本大地震並みの大きさの地震の後には100%の確率で大規模噴火が発生しているらしい。最近になって、日本列島の上には噴火の兆候が出てきた火山がいっぱいある。

 狭い日本、何処に安全な所があるのだろうか。自然災害を防ぐ手立てはあるのだろうか。そんなこと、心配ばかりしてると気が休まらへん。自然災害のことは天災やから、それで死ねば天命や。

 年金が目減りしてきた/生活が出けへんと訴えたところで、年金を出す政府に金が無いのでどうにもならん。どうしようもないことを訴えるような暇があるなら、目減りする年金でもしぶとく生き残れる算段、即ち自責の問題として、何が出来るのかを考えた方がいい。
 
 天災で死ぬのも、お金がなくて死ぬのも、死ぬことに変わりはない。どうしたら天命と思って諦めれるかを学べばいい。死にたくなければ、自分の力で生きることを考えればいい。

 政治家の先生を見ならわんといかん。政治家の先生方の多くは楽天家ばかりや。だからこそ、今日明日にも大地震や異常気象で大雨、強風が起きるかもわからへんのに、15年後・30年後・50年後の心配をしているように見せかけている。
 中国や北朝鮮が今晩攻めてくるかも知れへんし、尖閣諸島で衝突する可能性があるのに、そんなこと絶対にないと楽観的に決め付け、ホルムズ海峡での機雷除去すれば自衛隊員の危険性が増すと騒いでいる。
 
 認知症の兆候が出ている多くの政治家先生は、政治家としての生命は短いと思うけど、100歳までも行き続けれるような人ばかりや。長生きできる性格や。
 自民党の町村信孝前衆院議長=衆院道5区=が6月1日、脳梗塞のため東京都内の病院で死去した。70歳だったらしいから若死にだ。


2015年05月30日 土曜日
 
ついに、口永良部島の新岳が噴火した、島の住人が全員無事に非難できたのは幸いだ。メディアは決まったような口調でニュース報道をしている。

 鹿児島・口永良部島の新岳が29日午前、爆発的に噴火し、住民らは、フェリーなどで隣の屋久島に避難した。気象庁は、噴火警戒レベルを最も高い5に引き上げ、今後も爆発的な噴火のおそれがあるとして、警戒を呼びかけている。

 
私が気にしている表現は、噴火警報レベルを最も高い5に引き上げ、・・・警戒を呼びかけているという言葉。噴火して、火砕流が海まで流れているのに警報レベルが4というのはありえないことだろうし、レベルが5になったから避難と警戒を呼びかけているようにとれる表現になっていることだ。気象庁の発表したときの言い回しをそっくり引用しているからそのようになるのだろうが、メディアとしてはおかしな表現と思えて仕方がない。
 加えて、噴火警戒レベルが全国で初めて最高の「5」に引き上げられたという記事も、説明がなければ誤解を招いてしまうではないか。

 私は、恥ずかしくもなく長年ブログを書き綴っているが、自分の一番弱いところを訓練するためと思っている。子供の頃から国語は苦手だった。だから、作文などはまともに書けたことがない。それで、自分は技術系の道に進むことにして今に至っているが、文章を作ることが苦手なことは変わりない。最近になって、自分の脳は日本語の文法よりも英語の文法があっているように思えて来た。
 結果的には、御影石で出来たマンション住まいの可能性が強くなってしまったのに、進む道・住むところが違っていたのかもしれないと後悔しないわけではない。

 ブログを書き始めて15年。相変わらず稚拙な文章だが、書き続けていなければもっと悪い文章になるだろう。そして新聞等も読まなくなってしまうだろう。何やかんや考えながら、今朝もブログを書いている。
 今月初めから、服用している甲状腺ホルモンの量を増やしてもらったのに、物忘れはどんどんひどくなってきた。 


2015年05月29日 金曜日
 最近国会討論の実況を聞いていない。野党が頑張ったところで法案は可決してしまうではないか/にもかかわらず野党はYesかNoの意見を述べるだけでBetterの法案にしようという展開が出来ていない/自分が与党の立場になったら今の主張が通らないではないか等々を考えると、国会討論を聞いているのが無意味のように思えている。

 円が124円、株価が2万5百円になった。それは出社に及ばない国家公務員の私にとっては、関係ないことと思っている。私が気にしているのは、今の健康がいつまで維持出来るのかであり、そのためには、年金が継続して貰えるかどうか、医療費負担率がどうなるか、物価がどんどん上がっていくようだが、いつになったら止まるのだろうか。
 
 インフレ率2%を騒いでいるが、私にとっては物価は10%以上も上がっているのに、年俸はどんどん目減りしている。


2015年05月28日 木曜日
 中国の習国家主席は、「米中2カ国は太平洋に面しており、広い太平洋は両国を受け入れる空間がある」と述べている。うまい言い方だ。
 そのような話は、今になって出てきたことではない。ずっと前から、特に台湾問題が顕在化したときにも、同じような話が出ている、つまり「太平洋を米中で分割管理しよう」と言うものだが、日本ではあまり報じられていないようだ。
 トップページの逆さ地図を眺めれば、中国は大洋に面している国とは誰も言わないだろう。中国は、内海に相当する東シナ海と南シナ海に接している国なので、海洋国家とは言えないではないか。
 中国から太平洋やインド洋に出るためには、日本列島・台湾・フィリッピン・ベトナム・インドネシア・マレーシャ等の半島や島々が邪魔になっているかがよく分かる。そして、なぜ尖閣諸島を中国領といい、南沙諸島に陣地を造成するのかが理解できてくる。

 日本の政治家先生方は、逆さ地図を見て何を感じるのであろうか。中国が言っている太平洋を二国管理にするということに、どうして危機感を感じないのだろうか。ずっと前から中国は他西太平洋は自分のものと言っているのに、日本ではなぜ騒がなかったのだろうか。
 中国が太平洋に面している国と主張する裏には、日本・台湾・フィリッピン・インドネシア等々の幾つかが国が、中国に吸収され、中国領になっているということと同意語だと、どうして気付かないのだろうか。

 日本は西島では領土拡大工事がどんどん進んでいるが、そこに人が住んだり港を作ったり出来るようになるには、自然任せのことでもありずいぶん先のことになろう。沖ノ鳥島の港湾施設工事で事故が起きたが、その後の工事はどうなったのだろうか。

 中国の南沙諸島で作っている島は、見事な速度で拡大し、着々と施設が整備されていくという。

 自民党の二階代議士が3000人もの家来を引き連れて、中国に朝貢外交に出向いたのではないかと心配していたが、今のところそのような話が流れて来ない。むしろその逆になっているのは、本当だろうか。


2015年05月27日 水曜日
 昨日の朝日新聞で集団的自衛権に関する記事が載っていた。その記事を読めば、安倍政権は今国会中の法案成立をめざすのに対して、野党は審議を通じて法案の問題点を浮き彫りにして、成立を阻もうとしているとある。そして、記事は、集団的自衛権の行使は新3要件の解釈によってどのように変わるのかということが論議の目玉になっていると言いたいのだろう、「新3要件」という単語が7回も使われている。にもかかわらず、新三要件とはどんなものかは何一つ説明がない。おかしな記事ではないか。

 勿論新があるのだから旧もあるはずだと思いながら、ネットで調べると武力行使の新三要件はすぐに見つかった。これは一年以上前に決定されていたものらしい。新・旧の比較もある。
 
 残念ながら、昨日の国会TV中継はなかったので、ニュースウオッチ9・夜の報道ステーション・NEWS23を見るが、この時間は私の寝る時間。転寝しながら見ているのでので、何も理解出来ない。

 結局のところ、「決まってしまった新三要件の是非」を論議することなく、その運用についての各党の主張だけしかやっていないように思えて仕方がない。私には、本筋を外れたところで議論しているとしか思えないのだ。


2015年05月26日 火曜日
 サラリーマン川柳コンクールはずいぶん長く続いている。それだけ自分も歳をとってしまったということだろう。
 今年で28回目となる恒例『サラリーマン川柳コンクール』のベスト10を発表した。大賞は、5501票を集めた【皮下脂肪 資源にできれば ノーベル賞】(イソノ家)に決定。このほか、昨年流行した『壁ドン』や『妖怪ウォッチ』関連の句もベスト10入りを果たした。【時事通信】

 
私が癌手術を受けたのが'13年の11月。そのときに体重が6Kg近くも減った。以来半年ほど食欲がわかず食べれないために体重がどんどん減り、最大10Kg程減ることもあった。10Kg減ったとはいえ、標準体重になっただけだから気にすることはなかったが、今は、体重が増え初めて、食べないようにしているのに、標準よりも3〜4Kgも多くなってしまった。

 標準体重の時には、腹の周りの脂肪がなかったのに、体重が増えると、最初に増えるのがウエスト周りの脂肪分のようだ。
 手術前に使っていた衣類はダブダブになってしまったので、まさか太ることはあるまい/標準体重を維持しようという決意もあって、ほとんど捨ててしまった。新しく買った衣類は、標準体重に合ったものだったが、体重が元に戻り始めると、とくにズボンのウエストはきつくなってしまった。かみさんは、慌てて捨てることはなかったと後悔している。

 
それにしても、サラリーマン川柳は面白い。そのセンスは訓練によって培われたものなのだろうか、あるいは先天的な能力なのだろうか。何れにしろ、作者のセンスがうらやましい。


2015年05月25日 月曜日
 NHKの日曜討論で、他の先進国と比べると日本の労働生産性(労働生産性とは、従業員一人当りの付加価値額を示す指標であり「付加価値 ÷ 従業員数」で表される)が非常に悪いとなっており、その改善のための方法には何があるのかを、各党の代表者が熱弁を振るっていた。討論のベースになった数字は忘れてしまったが、それによると、日本の労働生産性が先進国ではダントツに悪いので、それを法改正で改善しようとしていることに対して、与野党の代表者先生方が討論をしていた。

 日本は1人当たりの生産性がとても低い国であることをご存知でしょうか。先進34ヵ国で構成されるOECD(経済協力開発機構)加盟国の2012年の労働生産性を見ると、日本の労働生産性は7万1619ドルで、OECD加盟国34ヵ国中第21位。GDPで米国、中国に次ぐ日本がこの順位というのは普通であれば考えられないことです。また、就業1時間当たりで見た日本の労働生産性は40.1ドル(4250円)と、OECD加盟34ヵ国中で第20位となっています。さらに、主要先進7ヵ国では1994年から19年連続で最下位です がベースになった討論だ。

 私はGDP(日本の国内で、1年間に新しく生みだされた生産物やサービスの金額の総和)と人口の関係を計算してみた。国別GDPでは大きい順に米国、中国、日本となっている。人口は、米国は3.1億人、中国は13.5億人、日本は1.26億人。
 GDPを人口で割れば国民一人当たりどれだけのものを生産しているかがわかる。その結果は、日本を100とすれば、米国は158、独国は128、英国は129、仏国は80、中国は21となる。米国の優位さは群を抜いているが、独・英はそれ程抜けているとも見えず、仏は日本よりも悪い数字になる。NHK日曜討論で使われていた“数字”とはかけ離れた結果になってしまう。
 にもかかわらず、日本の労働生産性は、なぜ悪いのだろうか/どうして米国や独・英は日本よりも良いのだろうか/今回話題に出ていないが、ルクセンブルグやノールウェーは米国よりも上位にあり、イタリアですら日本よりも上にあるのはなぜだろうという疑問に誰も答えてくれないし、私が算出したような数字を頭に画いているような政治家先生はいない。

 厚生労働省のサイトには【労働生産性水準で見ると建設が対米比8割半ば、TFP水準で見ると金融・保険が米国と同程度、建設が対米比9割と、米国に拮抗する生産性水準を示す産業も存在するが、卸売・小売、飲食・宿泊等、多くの非製造業はTFPで見て対米比5割程度の水準にある】とある。しかしこの文章は、なぜか寸足らずだ。日本の製造業は対米比110以上のはずだ。そして農産業の数字は述べられていないが、私の予測では農業は30以下だろう。肝心の業界の数字が述べられていないのは何故かと言いたくなる。農産業と非製造業の生産性が全体の足を引っ張っているのは明らかと、どうしてはっきり述べないのだろうか。

 それを念頭にNHKの日曜討論内容を思い出してみれば、政治家先生が言っている、一年間の労働時間/サービス残業/パート/ホワイトカラー・エグゼンプション等々を論じたところで、何一つ改善されることはないのではないかと思ってしまう。日本のホワイトカラー族の能率が諸外国のものに比べて決して悪いとは思えないし、労働時間を減らしたら生産性が上がるという論旨もおかしいではないか。政治家の先生方は、実態を伏せて、本筋から離れたことを論議しているのではないかと言いたくなる。最も悪い能率は、国会運営ではないか。
 日曜討論を聞いていたら、NHKも政治家先生も無責任過ぎると思えて来た。

 日本の労働生産性を悪くしているのは、農林水産業と流通業であることは間違いない。それらの生産性を、他の先進国並みにあげて行くには「何をすべきか」を真剣に論議とないといけないのではないか。そうしない限り、日本の労働生産性は何時まで経っても、世界のトップクラスにはなれないだろう。


2015年05月24日 日曜日
 箱根山が隆起しつつある。浅間山も火山性地震が続いている。小笠原諸島沖の西之島も大規模噴火の兆候が現われた。蔵王山に火口周辺警報(火口周辺危険)が出た。口永良部島で震度3の揺れを観測する地震があり、規模の大きな噴火への警戒を呼び掛けがあった。日本中の火山が鳴動し始めたではないか。

 浜名湖釣りに行きたいと思うが、もし東海沖地震が発生し、津波が発生したら何処に逃げたらいいのかわからないので、浜名湖に行くのは怖い。今年の浜松凧祭りに中田島砂丘へ行った時には、「「津波発生の場合は、自分の責任で非難して下さい」との看板を見つけた。その通りだろう。海抜20b以上の高台まで逃げようとすれば、自動車で相当の距離を走らないといけないだろう。
 その点、伊良湖岬の赤羽根港は、地震が発生すればすぐに非難すれば、徒歩でも10分あれば高台に非難できるので安心だ。あまり魚は釣れないが時々出かけている。

 今になって、福島第一原発の原子炉破損の原因が云々されている。他の原発に対しての安全審査結果も発表されている。どうしようもなくなった状態になって、放射性廃棄物の処分を国が主導して検討すると言い出した。

 原発の再稼動はどうなるのだろうか。地域住民が稼動を反対していても、稼動を強行するのだろうか。

 地震や噴火を心配し始めると、日本国内で安全と言える場所はなくなってしまうではないか。強いて安全といえば「御影石製のマンション」と言えるだろうが、地震で倒れたと言うニュースもある。


2015年05月23日 土曜日
 JR指宿枕崎線で、あわや衝突事故になりそうな事故が発生したらしい。新聞記事を何度読んでも、事故に至った状況がわからない。ネット記事を見ても同じだ。
 それに対して、トラブルから約7時間半後に始まったJR九州本社での会見で安全推進部長は、「(重大事故につながりかねない)インシデントを発生させてしまいました。それによりお客様に多大な迷惑をおかけして、深くおわび申し上げます」と深々と頭を下げたとある。【毎日新聞】

 よく言うわ。私には、新聞記事を何度読んでもネット記事を見ても、事故に至った状況がわからないが、JR九州はこのような事故を事故と認定していないようだ。だからこそ、インシデント=incident=accidentよりも小さい出来事という日常使われていないような言葉を使っているのではないか。事故と思っていないから7時間半も後に発表しているのではないか。
 国の運輸安全委員会は、今回のトラブルを「重大インシデント」として、鉄道事故調査官2人を現地に派遣し、調査するとしている。
 
 ある意味「鉄ちゃん」である自分は、鉄道に関するこのようなニュースが流れる度に、寝ぼけまなこが冴え渡り、報道されている内容を深く知ろうと動いてしまう。今回の災害には至らなかったヒヤリ事故に対してなぜそのようなことが発生したのか知ろうとするのだ。
 ヒヤリ事故のあった長崎本線は、複線化率が32l、最高速度は130Km/hらしいから、今まで事故が起きなかったこと、あるいは今回がヒヤリで終わったのが奇跡でないのかと思ってしまう。時速130Kmものスピードで走る列車の事故防止が、人間の注意力に頼っていると言うのだから、呆れてしまうではないか。

 JR九州は、30億円もする投資をして1年間満室で運行しても売り上げは5億円程度のため人件費も出ないという。JR九州には七つ星の豪華列車を走らせるほど余裕が無いと言い続けている自分は、JR北と同じように、路線と信号の維持あるいは関係者の教育訓練が行き届いていないのではないかと疑っている。想像だけで決め付けるのは良くないのはわかっているが、どうしても止められない。

 何れにしろ、アクシデントあるいは事故でなく、インシデントで終わったことは幸いだ。


2015年05月22日 金曜日
 韓国は、特に安倍首相の米議会演説以降、方針転換をしたように見えるが、明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録をめぐり、韓国の朴大統領は、またまた、ユネスコのボコバ事務局長に、登録に反対する考えを直接伝えたらしい。ここまで来るとヒステリックと言いたくなる。

 長い歴史の中、日韓の間にはいろいろなことがあったが、朴大統領の父親である朴正煕(パク・チョンヒ)元大統領は、「日本統治時代の問題はすべて清算しよう」と日韓基本条約を結んだのは、50年も前のことだ。そして、日本からの援助金や技術で「漢江の奇跡」といわれる経済成長を達成した。

 戦後の日韓関係は、そこからスタートし、日本は償いもしており韓国経済発展のために技術や資本も提供していると日本人は思っているが、金大中以降朴大統領の時代に至るまで、韓国政府はそういう歴史の事実を隠してしまって、反日を政治手段として使い、どうしようもない日韓関係にしてしまった。
 
 特に、日韓関係をここまで悪化させたのは、2012年8月の李明博(イ・ミョンバク)前大統領の竹島上陸ではないだろうか。彼は、現役の大統領だったにもかかわらず、歴史を深く理解せず、天皇陛下に謝罪を要求するようなことまで口走って反日政策を前面に押し出し、韓国の国民やマスコミを「嫌日」に追い込んで行き、同時に強い「嫌韓」になってしまった。そして、方向転換をせず、更に悪い方向に進んだのは、朴大統領だ。諸悪の根源が「安倍総理」にあるかのような展開にすりかえているのもおかしい。

 韓国も中国も歴史問題については、おかしなことだらけ。すべての国が歴史問題を正しく国民に伝えていない。為政者に都合のいい歴史を語っているだけだ。日本だけが諸外国から「歴史認識」を責め立てられるのは外交技術が弱すぎるからだ。安倍首相になって、ようやく外交を正常に戻そうとしているのに、その足を引っ張ろうとしている日本人が多すぎる。

 日本の政治家は、「目的」を見失い「手段」を論議しすぎるので、本筋を見失っている。歴史問題を云々する評論家や学者先生は「政治家」ではない。企業家は「目先の儲け」に拘っている。


2015年05月20日 水曜日
 
聖徳太子が遣隋使に持たせて随の皇帝煬帝に送った国書の中に、「日出る処の天子、書を没する処の天子に致す」といった文言が記載され、その国書を見て激怒したと言われているが、それは1400年も前の話になる。

 自民党の二階総務会長は、20日から、民間企業の幹部らおよそ3000人とともに中国を訪問し、滞在中、習近平国家主席と会談し、安倍首相の親書を渡すらしい。二階さんは中国人の爆訪日と爆買のお礼をする積りなのだろうか。どのようなお土産を持参したのだろうか。まさか、安倍総理が米国上下両院総勢500人強の連邦議員や特別参列者たちに対して行った演説を「日本国民の多くが批判している」と告げ口し、中国側の思惑通りの「土下座外交」で、再び国際社会に醜態をさらすのか。
 
 二階会長は先の韓国訪問に対しての反省はしているのだろうか。二回めの朝貢外交をしてしまうのだろうか。
 即ち朴槿恵(パク・クネ)大統領との会談では、慰安婦問題に関する韓国側の主張をほぼ丸飲みし、産経新聞の加藤達也前ソウル支局長の出国禁止状態が続いている問題に対して、何ら“成果”を残せなかったのにもかかわらず、それに対する総括がなされていない。今回の訪韓団は約1400人という規模の大きさでも注目を集めた。民主党政権時代の2009年12月、当時の小沢一郎幹事長が600人超を率いて訪中して「朝貢外交」と批判されたが、二階氏の訪韓にも厳しい意見が出ている。

 中国の億万長者であるティエンズの社長の李 金元氏が、なんと従業員6400人を社員旅行でフランスのリゾート地に連れていったことが話題になっている。こちらの方はコミックで済むが、3000人もの日本人が、中国政治家の前でペコペコするのは、国際的な恥辱であり、また国益に反することだ。

 聖徳太子のような心意気のある政治家を期待できないのだろう。それは仕方ないことかもわからないが、自分の朝貢外交に疑問を持っていない政治家が、政治家になった積りになっていることが問題だ。

 二年前の話になるが、北京に行くことになった。中部空港から北京への直行便はないので、中部空港から北京には成田経由か中国青島経由で行くことになる。北京に行くのに、わざわざ成田経由で行くこともあるまいと、青島経由で行くことにした。
 青島空港での入国審査までは、日本語、英語の機内アナウンスもあり、人の後をついて行くだけで通関ゲートまでは行けた。入国審査をしてしまうと、私にとって地獄が始まった。
 次の飛行機(国内線)の搭乗券が国際線用のものと共通なので、国内線の搭乗が何処で出来るのかがわからない。にもかかわらず、国内線の建物の中では日本語も英語も通じないのだ。
 「私は北京に行きたい・飛行機は何処にある」と片言の中国語しか喋れない者が、空港関係者や警備している人に尋ねても、そして航空会社の制服を着た人に尋ねても何も伝わらないし、返事も貰えない。広い青島空港で迷子になってしまったのだ。私の海外旅行で最大のピンチだった。
 北京から中部空港への帰りは、もっとひどかった。二度と中国での飛行機の乗り継ぎはやりたくないと思っている。

 今回の3000人の訪問団の人達は、秘書がいたり、部下がいたり、あるいは団体だからガイドがいたりするだろうから迷子になることはないだろう。私みたいに一人で旅して、そしてお互いになかなか通じない言葉でコミュニケージョンをとろうと努力しない限り、本当の中国はわからないのではないだろう。3000人のお供の人達の中で、例えば日本産の米を売ろうとしている人はいるのだろうかか。


2015年05月20日 水曜日
 日本人は、何と器用な人種か。日本ウナギが絶滅すると騒がれれば、今度は「ウナギの蒲焼」もどきの「なまずの蒲焼」を開発したという。

 最近の私は、年に数度しかウナギを食べれないので、本物のウナギの蒲焼がどんな味なのか忘れてしまっている。少々蒲焼の味が変わったところで、ウナギと言って出されれば信じてしまうのだろうが、この記事を見る限り「そっくりさん」が開発されつつあるらしい。近い将来にウナギの養殖場がなまずの養殖場に生き返ることを期待しよう。

 もどき食材といえば、「カニカマ」が先ず頭に浮かぶ。カニカマは世界中で食べられている食品らしい。そういえば、カザフスタンでもカニカマが食べれた。日本で食べるカニカマと同じ味がしたのを覚えている。

 もどき魚として「ナイルパーチ」はどうなっているのだろう。日本は、今もなお、大量に輸入し続けているのだろうか。知らない間に食べさせられているのだろうか。
 私がナイルパーチについて知ったのは、、ドキュメンタリー映画・映像番組【ダーウィンの悪夢】を見たから。その映画は、ヴィクトリア湖における養殖から派生する数々の社会問題を主題としている恐ろしいものだった。
 以来、アフリカでの内戦ニュースを見るたびに、彼らの使う武器がダーウィンの悪夢と同じようなルートで調達されているのではないかと思ってしまう。そして購入する食材の産地を確かめることにしているが、ケニア、ウガンダ、タンザニア産の魚は見たことがない。
 回転すし屋では、白身の魚は食べないようにしている。


2015年05月19日 火曜日
 4年連続で記録的な干ばつに見舞われている米カリフォルニア州で、給水制限のため黄色く枯れてしまった自宅の庭の芝生を、スプレーで緑色に「化粧直し」する住民が増えているらしい。
 
 日本では夏場は草木が青々と茂っているのに、サンフランシスコでは夏場は草が枯れてしまい、冬になると逆に草木が青々と茂ってくることに驚いた。
 最近のカリフォルニァは、都市部の水使用量を平均25%削減しているので、勿論スプリンクラーでの散水も見られず、冬場でも枯れ野となっていたところが多かったことだろう。

 ドバイやサウジで使われている淡水は、ほとんどが海水を淡水化したものだ。ドバイとサウジの人口は大阪市の人口と同じぐらいなので、大阪市の水道水が全部淡水から作られたぐらいの規模といえばわかりやすい。
 
 海水を淡水にするプラントは、残念ながら日本は世界のトップではない。トップはフランス。(福島原発の事故の後、汚染水の浄化プラントを売り込んできたのがフランスだったのもうなづける) しかし、淡水化プラントで使われている浄化浸透膜は日本製のものらしい。
 福島原発の事故処理をしている技術と、原発の基準は、世界から注目を浴びていることばかりだから、そのうち、引き合いが増えることだろう。

 世界に誇れる日本の技術はいっぱいある。それを国民に紹介するだけで、日本国民は豊かな気持ちを持つことが出来るようになるのではないか。
 
 中国は、水不足も問題になろうが、水質汚染によって飲める水も飲めなくなっているらしい。その内、使用する農薬だけでなく汚染水で育てた農産物からも有害な物質が検出されてくることになるのは明らか。現在威張っている中国でも、近いうちに大幅な路線変更をせざるを得なくなるのではないかと思っている。そして、更に日本の技術の活躍する場が増えることだろう。


2015年05月18日 月曜日
 運転している自動車のエンジンが突然止まってしまった。このようなトラブルにであったことはない。

 交差点の赤信号になったので止まり、信号が青に変わったので発信しようとするが、どうしてか車が発進しない。いくらアクセルを踏んでも車が進まない。エンジンが止まっていると気付いたのは、だいぶ時間がたってからだ。ランプ類は全部正常に点いているのに、エンジンだけが止まってしまったようだ。何事が起きたのかがわからない。
 
 先ずハザードランプを点けた。次に(停まっている)エンジンを切ろうとスイッチを押すが、ランプ等は消えないのでエンジンを切るモードにはならない。シフトレバーを確認してもブレーキを踏んでも同じだ。何度やっても、エンジンが切れた状態にならないし、エンジンも動かない。いよいよ焦ってきた。交差点の前で、2車線の内左側の1車線を占有して停車しているので、車から降りることも出来ない。後に続いている車は、車線変更をして交差点を通過してくれている。(そのとき、三角の停止板の設置は思いつかなかった)

 仕方ないので、保険証に書かれている「自動車QQ隊」に電話をかけないと思って、車検証入れを取り出した。そして保険証の控えを出したが、そこに書かれている電話番号の文字が小さく、そして慌ててるので、番号が読め取れない。そうしている内に、信号が二度も変わった。

 腹をくくって、再度「エンジンのボタン」を押すと、ランプは全部消えた。エンジンが正常に止まった状態になった。そしてもう一度スイッチを押すと、エンジンが見事にかかったではないか。
 
 日本を訪れた中国の観光客が、日本では自動車の警笛音を聞いたことがないと驚いているが、今回のようなトラブルで何十台もの自動車の進行に迷惑をかけているのに、誰も警笛を鳴らさなかったので、私は感謝している。
 
 家に帰ってから、最初にしたことは、携帯電話に「自動車QQ隊」の電話番号をインプットしたこと。かかり付けの自動車屋さんに診てもらう必要があろうが、再現するようなトラブルではないだろうから、今すぐ修理することはあるまい。

 我がポンコツ愛車を修理に出した。今時の自動車は、修理工場でコンピュータに繋げば、その自動車の故障状況と現在の健康診断が出来るらしい。コンピューターに表示された記録を見れば、我が車両は、人間で言うと動脈硬化・不整脈症状が出ているという。そのため、貯まったコレステロールを取り除いたり、ペースメーカーの整備をしないといけないという。一日の入院が必要だ。自動車は後期高齢車になっているのに、治療には保険が効いていないので、結構高いことだろう。


2015年05月17日 日曜日
 今日は、大阪都構想の是非を問う住民投票が行われる日だ。
 
 大阪維新の会 橋下徹代表は、「これからは、大阪市・府の垣根を取っ払って、大阪府・大阪都という単位で、大阪を核として、東の東京都に対抗する西の大阪都。今の大阪市のままがいいのか、それとも未来を考えて新しい大阪をつくっていくのか、みなさんと前を向いて進んでいきたい」と語っている。
 
 一方、反対する自民党 佐藤ゆかり議員は、「このまやかしの“大阪都構想”。市民の税収を使い込んで、大阪府の借金に使おうとしている、そうみえてならない都構想、なにが何でも反対しなければ、大変なことになります」と主張する。

 両方の対立する意見を聞いているが、どちらの言い分に根拠があるのかわからない。どちらも定性的なことばかり言っているので、どちらが正しいことを言っているのかがわからない。
 三年前には大阪に住んでいたが今は愛知県に戻っているので、大阪都構想は遠い地方の話になり、どうでも良いことになってしまった。
 
 期日前投票の投票数は、15日までで過去最高のおよそ30万票。今日の投票率はかなり高くなるだろう。何れにしろ270万人都市と橋下大阪市長の進路は、今日決まる。

 住民投票の結果は、10,741票差で橋下大阪市長が負け。政界を引退するらしい。芸能人になれば良いのだから、彼はいい。


2015年05月16日 土曜日
 
世界の国々は、どんどん軍拡をしているようだ。原爆を持たない日本は、どうして国を守ったらいいのかと考える思う毎日だ。北朝鮮ですら、原爆とミサイルを持つだけで、世界の脅威になってしまうのに、そのような国から日本を守るのにどうするのかを検討したことがあるのだろうか。
 
 今日も「安保法案」が騒がれている。安保法案は、米国の核の傘を担保する法案なのだろうか、核の傘から出るための法案なのだろうか。
 核拡散防止条約(NPT)再検討会議で、「世界の指導者らに広島と長崎の被爆地訪問を促す日本の提案」が中国の主張で削除されたとある。「核の脅威に対するわが国の対応」という論文を見つけた。

 私にとっては、そのような話よりも、日本が開発しようとしている「ステルス戦闘機」の方に興味がわく。そしてその中にさらりと書いてある「ステルス・キラーとしてのF3の売り物はステルス技術にとどまらない。今夏にも始まるATDによる飛行試験では、コンピューター制御により直進しながら機体の向きを自由に変えられる「高運動性」を検証する。旋回して機首を相手に向けなければ火器を使えない第4世代までの戦闘機に比べ攻撃機会は格段に増える」の技術的になると、更に突っ込んだ情報を得ようとする。
 
 この運動性能については、20年近くからテスト中の技術と言われていたが、「純国産機」の開発と共に更に完成したものとなるのだろう。
 
 私がこの技術に拘っているのは「鳥凧」を揚げているときに、風に浮かんでいる凧が、そのままの姿勢で、スーッと何bも降下したり、1b程揚ったりすること(飛行機では乱気流のため降下したというのだろう)がある。そのようなときに、日本が開発しているという戦闘機の運動性能を思い出していたからだ。

 潜水艦も含めて、高機能素材と先端電子技術を持つ日本だからこそ作ることが出来る武器が、いよいよ現実的になってきたようだ。ロケットの領域でも世界一になりつつある。(米国やロシアのロケットは事故続きになってきた)


2015年05月15日 金曜日
 
14日の夜は、大阪に泊まることになっているので、数日前から宿泊場所を探しているが、何時も泊まっているホテルは満室。他のホテルもダメ。どうしてかわからないが、14日の夜だけ満室になっている。
 ネットで調べる限り、新今宮近辺(彼の有名な愛りん地区に隣接)のビジネスホテルの幾つかに空き室があるようだ。それらのホテルは、一泊2000円前後の価格だから、駅周辺のカプセルホテルよりも安い。私のような終身雇用の国家公務員にとっては手ごろな価格だ。新今宮のホテルで泊まったのは久しぶりだ。

 予約なしでホテル探しをすることにした。一軒目は満室、二軒目も三軒目も空き室なし。ようやく見つけたホテルは一泊1850円。カプセルホテルの半分だが、新今宮近辺のホテルにしては高すぎると、後でわかった。
 
 大阪中のホテルは、そして新今宮近辺のホテルも、外人で埋まっているのではないかと思われる一晩だった。
 帰宅するときに乗った新幹線は、京都でオーストラリアからの観光客が乗り込んできた。私の隣に座ったおばちゃんはお相撲さんほどの体格だった。彼女に、I go to hospital to die(today)と言っていないからオーストラリア人には思えないというと、メルボルンから来たという。そして、死にたくないのでダイエットしていると言いながらサンドイッチをあっという間に平らげた。 


2015年05月14日 木曜日
 アメリカで長距離列車アムトラックが脱線し横転したらしい。以外に死傷者が少ないのが幸いだ。
 事故の原因については、時速55マイル(およそ88キロ)以内で走るべきところを108マイル(およそ173キロ)で走行していたという情報もあり、運輸当局は列車の運転士らから事情を聴いているというが、福知山線の脱線事故を思い出してしまう。

 米国の鉄道車両は、衝突等によって車体が前後方向に潰れ難くするするために、設計時の車端圧縮過重を日本の新幹線の約3.6倍にしている。そのため、例えば尼崎脱線事故で先頭車両がペシャンコになってしまい、多くの犠牲者が出てしまったが、米国の車両は、日本の鉄道車両に比べて、潰れる可能性が少なくなる。
 事故報告書が出ていないので、現段階では憶測でしかないが、今回のアムトラックの事故で以外に死傷者が少なかったのは、車体が頑丈であったために、車体が壊れなかったからと言えるのかも知れない。 

 だからと言って、日本の鉄道車両が不安全ということではない。軌道・架線・信号・車両・運行等のレベルを高くすることによって「事故や故障が起きないシステム」になっているからこそ、世界一事故が少ないものとなっている。

 中国が米国に売り込もうとしている「高速鉄道」は、青島で作っている日本式の新幹線なのだろうか。あるいは唐山で作っているドイツ式のものだろうか。私が知る限り、日独の車体の違いは車端圧縮過重であり、米国規格にそのまま適応させるには、日本式新幹線ではないと思うが、中国はどのような仕様で米国に売り込もうとしているのだろうか。

 日本のメディアが載せている中国の高速車両の写真を見ると、日本式とドイツ式あるいはカナダ式の車両がごちゃ混ぜになっており、そして、最高速度が車両の優劣を決めるように表現されているのが気になる。

 明日は、日本の某鉄道車両メーカーが作っている米国向け鉄道車両の運転手用の腰掛の検査に出かけることになっている。鉄道車両メーカーの技術者は何か新しい情報を知っているかも知れない。


2015年05月12日 火曜日
 
習近平主席が打ち出した中国の「アジアインフラ投資銀行(AIIB)」設立準備の関連で、「一帯一路」構想が話題になっている。

 
同じような熟語で「一衣帯水=一筋の帯のように、細く長い川や海峡。転じて、両者の間に一筋の細い川ほどの狭い隔たりがあるだけで、きわめて近接しているたとえ」という言葉を思い出した。この言葉は今から35年ほど前に、大連に出張した時に中国人から教えられたものだ。

 その頃の日中関係は、今のように敵対するものではなかった。そして、その頃は、今のように悪くなるとは思ってもいなかった。ようやく日中の交流が出来るようになったことが嬉しかった。
 その頃の中国は、TVドラマで放映された「大地の子」の時代であり、そのドラマに出てくる人・物・考え方はも当時のものを忠実に表現しており、ドラマはドキュメンタリーと思っていた程だ。
 その頃の工業製品は、街を走っている自動車、自転車、カメラ等は、私の子供の頃見ていたものばかりで、日本のものに比べて20〜30年ほど遅れていたと記憶している。建築現場の足場は竹で出来ており、地上からコンクリートは、二人一組になった一輪車で運ばれていた。
 その頃、来日した人達は、日本から持ち帰る土産物と言えば、団長は中古のカラーTV、他の人達は100円ライター、折りたたみ式傘だった。

 綾小路きみまろの漫談ではないが、あれから35年。日本の終戦たった35年で中国は変わってしまった。高層アパートの乱立するのは日本は比でない。主要道路は車が渋滞している。地下鉄は日本と変わりない。百貨店は日本のものと同じ品揃えがしてある。価格も同じだ。

 私が始めて中国に入ってからたった35年ぐらいしか経過していないが、中国は日本が70年かかってものにしてきたことを、中国は半分の期間で実現してきたとも言える進歩をしてきた。勿論中国だけで技術革新を起こしたものもあろうが、大部分は外国からの技術導入のものだろう。後者は中国の技術にするためには、まだ少し時間がかかると思われるのに、例えば高速車両では
「外国からの技術移転はすべて消化して、中国独自の技術にしている」と言っている。

 私の机の中から、35年前に中国人から貰った「毛主席」のバッジが出てきた。それを「何でも鑑定団」に出せば良い値段が付くのではないかと思っている。


2015年05月12日 火曜日
 最近、メディアは「憲法改定」と「集団的自衛権」についての話題を取り上げることが多い。

 集団的自衛権行使を可能にする安全保障関連法案をめぐり、与野党の攻防が本格化するとメディアは騒いでいる。野党の先生方は、首相が訪米の際、安保法制整備に関し「この夏までに必ず実現する」と表明したことに反発し、安全保障関連法案の成立を夏以降にまで遅らすことをしているだけではないか。
 ここで言う攻防とは、法案の審議ではない。法案を通すかどうか/いかにして法案決議を遅らせるかを論じてることは審議ではない。にもかかわらず、野党第一党と主張する民主党は、「戦後最大の法案、野党間でしっかりした国会審議が必要というのは最大公約数だ。しっかり連携するため、野党第1党の我々が汗をかく」と記者団に述べ、野党連携を主導する考えを示すが、法案内容をどのようにしたいのかは述べていない。

 多くのメディアは法案の行方は予断を許さないとしているが、日程が窮屈になれば、与党は「会期末に採決強行」するだけではないか。何時決まるのかがわからないと言っているだけだ。

 私は、憲法改定や集団的自衛権に関して、政治家先生・学者先生・評論家先生方のアプローチは間違っているのではないかと思っている。「日本国民の安全確保とは何か」についての共通認識が持てないのに、「安全」を確保する方法の共通認識、合意など出来るわけがない、にもかかわらず法案を論議しようとしているので、何時までも同意が出来ず、おかしな結果に審議になってしまうと思っている。

 すべての日本国民は、日本国憲法の前文と第九条はすばらしい/間違ったものではないと思っていることだろう。それを悪い方向に変えようとは思っていないだろう。しかしながら、今の憲法が現在の情勢に適合できていない所もある/解釈によって規制するだけでは限度があるだろう、だから憲法改正は必要と考えていることだろう。
 私は、改憲を行うことによって、現国憲法が目指してきたことを、より確実に実現できるようになるのではないかと思っている。改憲は加憲で良いではないか。

 憲法は【国民の願い・目指す目標】と考えると、それを達成する【手段】は何かと区別しなければならない。今は手段しか話題にしていないのが問題だ。


2015年05月11日 月曜日
 韓国は、日本が世界文化遺産に登録申請した「明治日本の産業革命遺産」の23カ所の施設のうち7カ所は、日本による植民時代に約5万7900人の朝鮮半島出身者に対する強制労働が行われ、94人が亡くなったと述べ、登録申請を批判し、世界遺産委員会メンバーに反対するよう書類を送ったという。いい加減にしときいやと言いたくなる。

 韓国のキリスト教信者は国民の約30%(日本は1%)も占めていると言われている。朴槿惠大統領は、1965年(中学時代)にキリスト教カトリック教会で洗礼を受け「ユリアナという洗礼名を授かっているらしい。

 にもかかわらず、千年の恨みを忘れないと言ったり、日本の歴代の首相が謝罪しているのに、安倍総理が謝罪していないといい続けるのだろう。そして今回のような「明治日本の産業革命遺産」登録に反対するのだろうか。

 聖書に(マタイ18章21〜22節)に書かれている赦しは、キリスト教信者は何度も何度も聞いたことがあろう。
 そのとき、ペテロがみもとに来て言った。「主よ。兄弟が私に対して罪を犯したばあい、何度まで赦すべきでしょうか。七度まででしょうか」
 イエスは言われた。「七度まで、などとはわたしは言いません。七度を七十倍するまでと言います」


 「平安の祈り」も、キリスト教信者だったら全員が覚えている祈りのはずだ。
 神様 私にお与え下さい。自分に変えられないものを受け入れる落ち着きを! 変えられるものは、変えてゆく勇気を! そして、ニつのものを見分ける賢さを

 私のブログで、フランシスコ法王の韓国訪問が記載されている。この文章は自賛出来るものと思っている。法王が韓国の人達に「赦し」を説いているのに、そのようなことを言う日韓のメディアも、人もいないのが不思議だ。

 カトリック教会のミサで唱えられる祈りは、キリスト教の原点を祈っているものだ。

 韓国でキリスト教信者が多いのは、自分たちが「赦しが出来ない民族」と知っており、赦しが出来るようになるためにキリスト教に頼ろうとしているのではないだろうか。日本でキリスト教信者が増えないのは、日本人は、日本教(私がかってに命名した日本人のDNAから自然に培われた哲学=日本人の宗教)によって赦しが出来るからだろう。


2015年05月10日 日曜日
 法要中の善光寺で、境内に小型無人機「ドローン」が落下したらしい。けが人が出なかったので幸いだ。
 
 5月3日の浜松凧揚げ大会の会場で、飛んでいるドローンを見た。一機は人がまばらな砂丘の上、もう一機は凧揚げをしている会場。前者は、ドローンが墜落しても人に当たる可能性はそれ程多くないと思われるので、まだ操縦者の危険予知感覚は我慢ができる。
 後者の操縦者は30歳ぐらいの男性。私が気付いたのは、駅弁売りみたいな格好をした人が、まともに歩けないような広場で、アイパッドを覗き込んでいたからだ。何をしているのだろうかと思いしばらく見ていると、両手が動いている。ドローンを操縦していたのだった。足元には、凧揚げのための準備としてタコ糸が置かれている。頭上には揚っている凧が20個ぐらい。凧を揚げる人、それを見る人でごった返している。操縦しているとき、それらの人にぶつかられたり、ぶつかったりするだろう。ドローンが落ちたらどうなるのだろう。人に当たらない確率はゼロに近いのではないだろうか。操縦者はいい心臓をしている。

 今朝の新聞に「マルチコプター」のコマーシャルが載っている。33cmでジャイロ搭載カメラ付きで1万円とある。カメラをアイポッドに変えて撮影している動画をネットで送れば、動画を見ながら撮影がいとも簡単に出来るようになる。

 この数年で、凧で空撮をすることは時代遅れになってしまった。私の空撮用の凧とカメラを回転させる装置は、本格稼動する前にお蔵入りになったのは残念。(テストが成功し、本格使用をしようとしていた矢先に甲状腺癌が見つかり、その処置をしている間に熱が冷めてしまった)


2015年05月09日 土曜日
 
トヨタ自動車の純利益が2兆円を超え、二年連続で過去最高益を更新したらしい。
 トヨタ自動車(7203)の豊田章男社長は8日午後、2015年3月期の決算記者会見で、過去最高益を達成した理由について「グループ一丸となった原価改善活動や、為替が円安方向で推移した」と述べた。その上で「これも販売店、仕入れ先をはじめとする関係者皆様の尽力であり、世界中でトヨタの車を愛用頂いているお客様のおかげだ」と総括した。【日経デジタル】

 今なお技術者と思い込んでいる自分は、またまた新聞記事に文句を言いたくなった。
 朝刊記事に「世界の主な製造企業の純利益グラフ」が添えられている。それによれば、第1位がアップル、第2位がサムスン、第3位がトヨタ、第4位がGEとなっている。このグラフは純利益の大きさを比べるためにはいいのかも知れないが、それを比較したところで意味が無い。
 トヨタに対してアップルの売り上げは1.28倍、利益は2.16倍となっている。サムスン(2年前の売り上げ高しか見つけられなかったが)は売り上げ高はトヨタの0.8倍、純利益は1.1倍。などの比較をしないと、本当の意味で企業の優秀さはわからないではないか。

 それにしても、トヨタはすばらしい企業だ。昔から「乾いた雑巾を更に搾る」とまで言われているが、今なお原価改善活動は続いているようだ。
 その手法を説明した日本発の書籍は多いが、外国人が作ったものは「リーン生産方式」として紹介されているので、外国では「Toyota Production Syatem」 よりも「Lean System」と言った方が理解してもらえる場合がある。
 それを世界的に展開しようとしているコンサルタントが使っているテキストブックには、6Sから始まるトヨタ生産方式が「Kaizen」、「Kanban」、「Andon」等、日本語そのままで使われたり、日本独特のQC手法が使われている場合が多い。
 私は、日本の製造業の現場技術者は、もう一度トヨタ生産方式や日本のQC管理技術を学ぶ必要があるのではないかと思っている。一昔前は中国ではトヨタが嫌われていたようだが、今は中国の多くの企業は、「トヨタ生産方式」あるいは「Lean System」を学ぼうとしている。


2015年05月08日 金曜日
 日本人は特異な民族なのだろうか。日本ザルの名前を「シャーロット」としたことも不思議とも思えるが、その名前に批判が殺到したのはどうしてなのだろうか。日本人の大多数は天皇家を敬っていると思われるが、その延長線上で英国王家族を敬っている表れだろう。 私は、シャーロットを改名して「エリー」か「クネ」にすればいいと思っている。

 高崎山自然動物園(大分市)が、雌の赤ちゃんザルに、今月2日誕生した英王女と同じ「シャーロット」と名付けたことに批判が殺到した問題で、英王室広報官は7日、読売新聞に対し、「王室としては公式にはノーコメント。もっぱら動物園側の問題だ」と述べ、特に問題視しない考えを示した。【読売新聞】

 イスラム教預言者ムハンマドの風刺画を繰り返し掲載してきたフランスの風刺週刊紙「シャルリ・エブド」が、1月7日、イスラム教過激主義者たちに襲撃された。以来、風刺画問題を理由に、世界各地でテロが発生している。幸い、今のところ日本では同じような理由でテロは発生していないが、人権問題では話題が耐えることはない。

 その冴えたるものは慰安婦問題だろう。韓国は、ますます強硬になってきた。昨日見つけたネットニュースに中央日報(韓国の日刊紙)の記事が載っていた。それによると「世界の歴史学者187人が6日(現地時間)、安倍晋三首相に対し旧日本軍の慰安婦など過去の歴史を歪曲せず直視することを促す集団声明を発表した」とある。

 ところが今朝になると東洋経済オンラインで、「中央日報記事に対する反論」が出てきた。それには、日本に対し「歴史の歪曲」を叫ぶ韓国メディア。そんな彼ら自らが、資料もきちんと読み込まず、「我田引水」としかいいようがない歪曲をしでかし、日米の研究者らがたいへん困惑している」と書き出している。中央日報の記事とは正反対だ。

 日本が「その内わかるだろう」と言っている時ではなくなった。間違いをきちんと積極的に訂正することは、日本のためだけでなく韓国のためにもなるのではないではないだろうか。
 こと慰安婦問題については、朝日新聞がいい加減な「謝罪」で一件落着としてしまったのも問題だ。


2015年05月07日 木曜日
 今年のMLBは、黒田が帰国し、ダルビッシュ・田中そして岩隈選手までもが出場していないので興味半減。その代わりイチロー選手が頑張っている。昨日のマーリンズとナショナルズ戦でも、イチロー選手が大活躍だったらしい。米国では、彼の活躍と動きを見て、年齢詐称をしているのではないかと噂されているようだ。

 年齢によって体力が落ちるのは仕方ないことだ。しかし、年齢によって脳の働きはそれ程落ちないと言われているが、果たしてそうなのだろうか。

 スポーツ選手は「成績」によって定量的に評価されるから、自分の引退するときを決めるのはそれ程難しいことではない。しかし、サッカーの三浦選手のように、そろそろ後進に道を譲れと言われる人もいる。
 政治家は、働きが定性的にしか評価されないから、世間では「辞めろ」と言われても辞めない人もいる。辞めた後にでも、消えないで頑張っている人も多い。そのために、多大な迷惑をかけられることがある。それを認識していないのは、ボケている証拠だ。
 企業人でも色々ある。大塚家具は親子でお家騒動をして、世間を騒がせた。

 引退を決意するときの気持ちは色々あろう。潮時と思ってやめる人。限界だと思ってやめる人。やりきったと満足してやめる人。自分の意思でなくやめさせられた人。もっとやれると思いながらやめる人。

 政治家が、昔のことだから忘れました/記憶にございませんというのは見苦しい。それ以上に、引退した後再び世に出てくるのは見苦しい。鳩山元総理、小泉元総理、細川元総理、最近では村山元総理等々。現役を離れたのだから、黙って消えるべきではないのだろうか。

 マッカーサーはトルーマン大統領により解任をされるときに(Old soldiers never die, but fade away)と言ったことはあまりにも有名だが、マッカーサーが後任にすべてを譲りってさわやかに身を退いた前後の話と、英文の意味が正しく説明されていない。老兵に限らず老人はいつか死ぬに決まっているではないか。それにもかかわらずどこかに消えていくというのは、老兵のやってきたことは人々の心の中に残っているというのではないだろうか。
 何も成果の出せなかった政治家が、死して後になってまで成果を残そうと思うから、おかしな言動をしてしまう。その典型は鳩山由紀夫元総理だろう。


2015年05月06日 水曜日
 米議会の上下両院合同会議で安倍晋三首相の演説に対して、日本国内でも世界でも評価が分かれているようだ。

 日本国民で、否と評価した人は、何時まで「反省と謝罪」を言い続けよと言うのだろうか。安倍首相は「戦後の日本は、先の大戦に対する痛切な反省を胸に、歩みを刻みました。自らの行いが、アジア諸国民に苦しみを与えた事実から目をそむけてはならない。これらの点についての思いは、歴代総理と全く変わるものではありません」と述べているのに、土下座をしないといけないと言うのか。

 朴大統領は歴史問題について、「徹底追及する立場を堅持しなければならない」と強調。米韓、日韓、中韓関係などの外交問題では「異なる目標と方向性に対応しなければならない」と主張した。また、安倍首相の米議会演説について「自ら歴史問題で反省することをしない。韓国も問題を解決してあげることは不可能だ。安倍相は歴史問題で本当に謝罪せず、隣国の信頼を得る機会を生かせなかった。そのうえ米国の批判を受ける事態にもなった」と述べたているらしい。
 相変わらず、他責の主張だ。日本を変えることは不可能と言っている。そして、今回もまた米国の批判を受ける事態となったと米国の一部の人達の主張を味方に付けたかのような表現にしている。その内、日本国内のアンチ安倍派の人達の展開を引用して、韓国の主張とすることだろう。

 日中友好議員連盟が中国を訪問しているが、朝貢外交をしていないと信じている。そして、中国の人達と挨拶するときに頭を下げることをしないように願っている。日本の挨拶は「ペコペコ」しているように見えてしまうではないか。堂々としておればいい。相手が折れるくるまで待てばいいのだ。


2015年05月05日 火曜日
 ネパール大地震は、時間が経過すると共にその被害が大きくなってきた。今なお、孤立した多くの被災者が支援物資を待っているらしい。その理由の第一は、道路の破損のため、救援物資が運搬出来ないことと言われている。ネパールは世界に向けてヘリコプターの供給を求めているとのニュースが流れたことがある。
 
 沖縄普天間基地から、米軍のオスプレイがネパール支援のために出動した。沖縄から直接ネパールに自力で飛ぶことが出来るらしい。すばらしい飛行機になる。現地でも、インド洋に停泊している船舶からネパールの山間部に直接物資を運ぶことも可能になるので、支援物質を待っている人達には、すばらしい飛行機の到着となろう。
 この件に関して、日本の国会で一波乱起きることは間違いないだろう。

 東日本大地震では、「トモダチ作戦」として、米国は空母ロナルド・レーガン等の派遣し、三陸沖に停泊する船舶からヘリで物資輸送や避難者の救助にあたったことは周知のことだ。

 日本の自衛隊も、新造した「いずも型護衛艦」をインド洋に出動させれば、同じような支援活動が出来ないわけではない。しかし、ヘリを搭載した護衛艦を、被災者救済のためにインド洋に出動させるための法整備は出来ているのだろうか。今までそのような事案に対応するという話は聞いたことが無い。


2015年05月04日 月曜日
 昨日は、浜松祭りの凧揚げ合戦を見てきた。砂丘で有名な中田島は家から1時間ほどで行ける所なので何度も行ったことがあるが、凧揚げを見に行ったのは初めてのことだ。
 凧揚げ会場に近づくと、はっぴ姿の老人・若者・子供がどんどん増える。そして同じ装いをした集団が固まって会場の方に歩いていく。最初は何事かと思ったが、浜松市て174か町もある町内ごとの集団が、それぞれのはっぴを着て凧揚げ会場に向かっている途中らしい。

 凧揚げ会場では、もっと驚いた。同じ衣装を着けた集団が隊列ラッパ・太鼓・笛を鳴らしながら、整列を組んで行進しているではないか。祭りとは言え、始めて見る者にとってはクレージィとも言える集団だ。そのような「村の仲間に溶け込めない人」は、村八分にされてしまうのではないかと心配したくなるようなお祭りだ。
 私の知り合いが初子の誕生を祝う「初凧」が年々高価になってきたと嘆いていたのを思い出した。(歩きながら聞いた話だが、今年は70万円したとか)

 砂丘に隣接する広場で凧揚げが催されたが、暑くて早々引き揚げてきた。でも面白い祭りだったので、次の機会には御殿屋台の行列を見に行こう。 


2015年05月03日 日曜日
 今日は憲法記念日だ。 起床早々、日本国憲法の前文第九条を読んだ。すばらしいことが書いてある。しかし、現実的には戦争と武力の行使を放棄するという精神と異なり、日本は武力持っているのは明らかだ。にもかかわらず、世界でも何番目かの軍事力を持つ自衛隊は違憲でないとされ、それを軍と呼べばおかしいと非難される。いっそのこと、核爆弾を作ってしまえば米国に次ぐ軍事国家になるのだから、そして戦争の抑止力になるのだから、日本が攻撃されることは無いだろう。

 私は、憲法改正は必要と考えている。しかし、日本国憲法の前文と第九条の精神を放棄することとは違う。私は、現憲法の精神を損なわないことを前提に加筆すればいいのではないかと思っている。
 憲法がどのようなものであれ、憲法は日本国民が平和で豊かな生活を送れための施策の元となるはずなのに、戦争が起きる/他国からの侵略がある・他国を侵略するという二次的な話が優先して、憲法改定賛成/反対を論じているのはおかしい。

 憲法が交戦権を認めないとなっているが、他国から侵略を受けたらそれを排除するために戦うのは当たり前のことではないか。戦争を拡大するかどうかを決めるのは憲法ではない。それを決めるのは日本国民だ。

 「目的」と「手段」を混同しているから、論議がすすまない。異論がある人達の集まりであっても「目的」は一致するのではないか。その目的を達成するための「手段」に違いがあるのは仕方ないので、一致させようと議論が必要になるのではないのだろうか。

 憲法改定賛成/反対を論議するのは結構だ。しかし、例えば自衛隊は、誰が考えても、武器を持つ集団ではないか。自衛のためだったとしても外国から攻められれば交戦する集団だ。憲法前文と第九条に反するではないか。それを現実にあったように改正するだけでも良いではないか。

 その前に、5月3日が憲法記念日ということを、国民に知らしめることが必要だ。 


2015年05月02日 土曜日
 安倍首相の米国上下両院での演説について、色々な意見が出されている。
 賛同する人もおれば、クレームを付ける人もいる。日本語で演説すべきだったと言う人もいるし、英語でよかったという人もいる。歴史認識と慰安婦問題で謝罪していないからいけないという人もいる。中には、民主党の小西洋之参議院議員のように、安倍晋三首相の演説は単語を読み上げているだけで、「日本の高校生よりひどい」、などと批判を繰り広げている人もいるようだ。
 
 安倍首相の演説は、日本にとって国益となるのかどうかは解らないところもあるが、何れにしろ米国上下院先生方のスタンディングオベーションを10回も受けた。彼の話す英語が理解できて、そして彼の話すことに同調できたから拍手が起きたのはも紛れも無い事実だ。私には、安倍首相のスピーチはすばらしいと聞こえた。
 安倍首相のスピーチを聞いた日本国民は、国益となるにはどのように展開したらいいのか論議し更に発展させるなければいけない。ただ単に反対するだけでは、中韓の主張、即ち「中韓の国益となる主張」と変わりがなくなる。日本の政治家先生方の中で勘違いしている人が多いのに呆れる。

 以外だったのは、中韓の反応。韓国は、日米の関係が変わったのにもかかわらず、相も変わらず歴史認識と慰安婦問題に対して以前と同じ反応を示しており、中国は静観していることだ。
 阿部首相が今回の演説で、「戦後の日本は先の大戦に対する痛切な反省を胸に歩みを刻んだ。自らの行いが、アジア諸国民に苦しみを与えた事実から目をそむけてはならない。これらの思いは歴代首相とまったく変わらない」と表現したことを、韓国は感情的に解釈し不満に、中国は理性的に解釈し上手い表現と理解したのだろうか。


2015年05月01日 金曜日
 もう五月だ。今朝プログを更新しようと、日付を入れたら5月1日になっていたので驚いた。
 出社に及ばない終身雇用の国家公務員にとっては、毎日が連休なので、日付が気になくなるのは当たり前かも知れないが、日にち・曜日を忘れてしまうことが多くなってきた。五六年前までは手帳を使ってスケジュールを書くことは無かったのに、今は手帳を手放すことが出来なくなってしまった。
 予定があるからその予定をメモしておくことと、予定が無いことを確かめるために手帳を持たなければならないのだから大変だ。

 四月に入ってから、週二度ほど「予定」が書き込まれるようになった。五月の前半も週二つの予定が書き込まれている。少し忙しくなってきたようだ。仕事をしないのだから、我が年俸(=年金)が減らされるのは当たり前かも知れない。