27-2 鷹の渡り 静岡 2021年(春)「静岡 鷹の渡リ」他観察地データとコメント

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2021平山農道(春)トップへ

他の観察地:山原、松野、俵峰 
     

(調査地点名)静岡市葵区(俵峰)標高約475mh、 北緯35° 11分47秒 、 東経138°38分46秒静岡市葵区(俵峰)

(調査地点名)静岡清水区(春、秋)山原中継所付近(大道山)標高448m 北緯35°3分30秒、東経138°27分02秒  静岡市清水区(山原中継所)  

静岡市清水区山原無線中継所付近静岡市清水区山原

地点名をクリックすると地図が表示されます


※ふじのくに静岡県公式ホームページへ
観察日付をクリックするとコメントが表示されます。

※赤い数字は逆行です

※他観察地(松野、その他)データとコメント

日付
Month
/Day
観察場所
Observation
place
時間帯
Investigation
Times
天候
Weather
観察者
Observer
風向/風力
Window/WV
サシバ
Butastur
indicus
ハチクマ
Pemis
ptilorhyncus
オオタカ
Accipiter
gentilis
ツミ
Accipiter
gularis
ハイタカ
Accipiter
nisus
ノスリ
Buteo
buteo
その他の鷹

others


羽数 ( 主な種類)

不明鷹類

Unknown


羽数 (種類)

鷹類総合計


A Total
of Raptors

累計

A Total

1059

(0)

33

(0)

2

22

2

20

(0)

3

ミサゴ(2)
ハヤブサ(0)
チゴハヤブサ(1)
チョウゲンボウ(0)
トビ(0)
チュウヒ(0)

9

タカ類SP(0)
ハイ属SP(2)
ハヤブサ類(0)
中型不明(5)
大中不明(2)

1150

(0)

00/00xxx0:00-00:00
?/?
川端
?

0

0

000

0

00
xxx
0
xxx

0000

00/00xxx0:00-00:00
?/?
川端
?

0

0

000

0

00
xxx
0
xxx

0000

00/00xxx0:00-00:00
?/?
川端
?

0

0

000

0

00
xxx
0
xxx

0000

05/24麻機北7:30-14:20
/
川端
南西
1~2

3

2

000

0

0
xxx
1
中型不明1

6

05/23麻機北7:00-16:00
/快晴
川端

1~2

12

7

100

0

1
ミサゴ1
0
xxx

21

05/22麻機北8:20-16:00
川端
無風
0

9

6

000

0

0
xxx
0
xxx

15

5/21麻機北0:00-00:00
観察なし
?

0

0

000

0

0
xxx
0
xxx

0

05/20麻機北7:00-14:10
/
川端
無風
0

0

1

000

0

0
xxx
0
xxx

1

5/19麻機北0:00-00:00
観察なし
?

0

0

000

0

0
xxx
0
xxx

0

05/18麻機北7:00-15:50
/
川端

1

1

0

000

0

0
xxx
0
xxx

1

5/17麻機北0:00-00:00
観察なし
?

0

0

000

0

0
xxx
0
xxx

0

05/15麻機北7:30-15:50
川端新井
南西
2

8

3

000

0

0
xxx
0
xxx

11

05/15a(雨畑)8:30-14:00
榊原田島
E
1~3

0

0

000

0

0
xxx
0
xxx

0

05/14麻機北7:30-15:50
川端

2

4

2

000

0

0
xxx
0
xxx

6

5/13xxx0:00-00:00
観察なし
?

0

0

000

0

0
xxx
0
xxx

0

05/12麻機北6:40-15:40
川端新井
東→西
2

0

1

010

0

0
xxx
1
ハイ属不明1

3

05/11麻機北7:50-15:30
>小雨/
川端

2

4

2

000

1

0
xxx
0
xxx

7

05/10麻機北7:10-15:50
川端

1

3

4

000

0

0
xxx
0
xxx

7

05/09麻機北8:10-15:30
川端柴田
佐藤新井
西~南西
5~6

0

3

000

0

0
xxx
0
xxx

3

05/08麻機北6:40-16:00
/
川端近藤
新井
南西
2

12

2

000

0

0
xxx
3
大中不明2
中型不明1

17

05/07麻機北7:40-13:30
雨//
川端
南西
1

0

0

000

1

0
xxx
1
ハイ属不明1

2

05/06麻機北7:40-15:30
川端
南西
2

2

0

000

0

0
xxx
0
xxx

2

05/05麻機北7:30-10:30
/
川端近藤
南~南西
3~4

0

0

000

0

0
xxx
0
xxx

0

05/04麻機北8:00-16:00
川端近藤

1

1

0

000

1

0
xxx
0
xxx

2

05/03麻機北7:40-15:00
快晴/
川端

2~3

3

0

000

0

0
xxx
0
xxx

3

05/02麻機北8:00-13:00
快晴/小雨
川端伴野
南西
5強

1

0

000

0

0
xxx
0
xxx

1

04/21松野7:30-16:00
快晴/
川端
南東→南
2→4

8

0

010

3

0
xxx
0
xxx

12

04/20松野7:30-15:30
快晴/
川端
南東~南
2→3

32

0

020

1

0
xxx
0
xxx

35

04/19松野7:20-16:20
快晴
川端
南東~南
2~4

17

0

000

0

0
xxx
0
xxx

17

04/18松野7:20-15:30
快晴/
川端
北西~南西
3~5強

0

0

001

0

0
xxx
0
xxx

1

4/17松野0:00-00:00
観察なし
?

0

0

000

0

0
xxx
0
xxx

0

04/16松野7:30-15:30
//
川端
北→無風
2→0

10

0

040

0

0
xxx
0
xxx

14

04/15松野7:20-15:30
川端
無風
0

15

0

010

0

0
xxx
0
xxx

16

04/14松野10:30-16:30
/
川端

2~3

31

0

0110

1

0
xxx
0
xxx

43

4/13松野0:00-00:00
観察なし
?

0

0

000

0

0
xxx
0
xxx

0

04/12松野7:10-15:50
川端
東→南
2→4

7

0

000

1

1
チゴハヤブサ1
1
中型不明1

10

04/11松野7:20-15:30
川端新井
栗田

3

9

0

010

1

1
ミサゴ1
1
中型不明1

13

04/10松野7:20-15:40
川端
南東
3

17

0

000

0

0
xxx
0
xxx

17

04/09松野7:20-15:30
//
川端
南東~南
3~4

9

0

000

0

0
xxx
0
xxx

9

04/08松野7:10-16:10
//
川端
東→南東
4~5

62

0

000

2

0
xxx
0
xxx

64

04/07松野7:10-15:30
川端栗田
南東→南
2~3

10

0

000

0

0
xxx
0
xxx

10

04/06松野6:20-16:00
/
川端
東→南東
3→5

21

0

000

1

0
xxx
0
xxx

21

04/05松野7:30-13:50
//
川端
東~南東
3~4

72

0

000

0

0
xxx
0
xxx

72

04/04松野7:00-11:30
/
川端
無風
0

0

0

000

0

0
xxx
0
xxx

0

04/03松野7:10-15:30
川端縄田
北東→南
2→3~4

17

0

000

1

0
xxx
0
xxx

18

04/02松野7:00-15:30
川端縄田
南東→東
3~4

12

0

010

0

0
xxx
0
xxx

13

04/01松野6:40-15:30
川端榊原
縄田
南東→南
2→3

15

0

000

1

0
xxx
0
xxx

16

03/31松野7:00-15:20
/
川端縄田

3~4

91

0

000

1

0
xxx
0
xxx

92

03/30松野7:00-15:30
川端縄田

3~4

67

0

100

0

0
xxx
0
xxx

68

03/29松野7:40-1630
/
川端縄田
南東
2~3

369

0

000

0

0
xxx
1
中型不明1

370

3/28xx0:00-00:00
観察なし
?

0

0

000

0

0
xxx
0
xxx

0

03/27津渡野7:30-16:00
/
川端
南東→南
3

24

0

000

1

0
xxx
0
xxx

25

03/26牛妻8:00-15:50
快晴/
川端
南東→東
2~3

44

0

001

1

0
xxx
0
xxx

46

03/25牛妻7:20-15:30
川端
無風~南
0→1

5

0

000

0

0
xxx
0
xxx

5

03/24森谷沢7:40-15:30
快晴/
川端
南東
1~3

32

0

000

1

0
xxx
0
xxx

33

03/23牛妻7:40-14:30
|
川端
南~北東
3

0

0

000

1

0
xxx
0
xxx

1

03/22牛妻8:00-15:00
/
川端佐藤
永田
南西→北東
2→3

0

0

000

0

0
xxx
0
xxx

0



※2021「平山農道」(春)、他観察地(山原、俵峰)を通過したと思われるサシバ、ハチクマ、ノスリの羽数(Graph)

※2021「平山農道」、他観察地(松野、その他)で観察され、静岡を通過したと思われるサシバ、ハチクマ、ノスリの通過羽数グラフ(2021春)です。

  • タカの渡り全国ネットワークへ

  • 静岡 他観察地(松野、その他)コメント2021(春)

    2021年春、タカの渡り観察を終えて
    前半戦⇒安倍川筋で春の渡り。2015年以降、安倍川左岸の黒部沢、八重沢、俵沢と、大きな沢筋を通るサシバを見てきたのですが、今季は、竜爪の西南西にある、森谷沢を見ることにしました。森谷沢の中から、森谷沢の南側からと、地点を変えながら見ていったのですが、どうにもしっくり来ず、そのうちにサシバが渡ってきてしまいました。どこで見たら一番いいのかわからないまま、縄田さんに教えてもらった安倍川右岸の松野に渡りました。ここはタカまでの距離がめちゃくちゃ遠い代わりに、安倍川の左岸側を7〜8キロにわたって見渡せるという利点があります。これはこれまでとは全く違ったやり方での観察となります。通常、観察地点とは、基本的にタカの通り道の上にあります。タカが向かって来るところを捕捉して識別し、数えて、どこへ行くかを見る。松野での観察だと、見つかるタカはすでに地点より東側にあってそこから山越えするところを見ることになるからです。最低でも1キロは地点から東にあるタカが、3〜5キロ先の安倍山系東稜線を越えていくところをみるという、初めての試みになりました。通り過ぎていく遠いサシバを見つけるのは大変ですが、山越えに5分10分かかって苦労しているところでなら、芥子粒でも、その時間のうちにどこかで捕捉できるのです。こんな風に見えるのかと自分が一番驚いたくらいでした。森谷沢から上がる集団は、他の沢筋から上がるものより明らかに大きく、連続性がありました。そして3月22日〜4月21日のサシバ合計996は、これまでで最高数となりました。一方で、春の渡りの謎を、解くには、まったくもって足らない数字でもありました。3月27日高知の有瀬を通過した778羽は、3月29日松野の369羽で補完されているとして、3月29日高知1484羽、30日1294羽に該当するようなカウントは松野でも桜山でもできなかったからです。3月29日の時点では、これで、静岡の渡りの謎(秋の10分の1しか渡ってこないのは何故?)は、解けた、くらいに思っていましたが、そんなに甘くないな。静岡の観察で足りていないところがあるとすれば、16時台の観察だと、愛媛楠木さんのご指摘!うーん、そうかもしれない。ということで、来春、も一度、安倍川右岸松野で、17時までの観察をしてみようと思います。 後半戦⇒ハチクマの繁殖関連もあり、今年は5月以降、麻機北に地点を変えました。ここは桜山の田島さんと近く、細かく連絡を取り合いながら、二人で観察しました。5月8日にハチクマを初認してからはずっと、ハチクマ中心に見てきました。非渡り個体を長く見続けたために、サシバの渡り観察がおろそかになったことは隠せません。それでも、渡ってきたハチクマの行動が日々どう変わっていくのかについて、多くを知ることが出来ました。そして今年のハチクマ観察はこれからです。 静岡市葵区の牛妻、松野の皆さん、お茶畑のそばを使わせてくださりありがとうございました。麻機北の岩崎さん、雑木を伐らせてくださりありがとうございました。松野や麻機北に足を運んでくれた皆さんありがとうございました。ラインやメールで連絡を取り合って観察を続けた全国の皆さん、ほんとうに励みになりました。ありがとうございます。最後に、Twitterタカの渡り静岡、数字だけの飽きちゃうような報告を、日々見てくださった方々、ありがとうございました。 それでは皆さん、また秋の日に。
       2021年4月23日 鷹の渡り静岡観察者一同

    00/00xxx

    00/00xxx

    00/00xxx

    00/00xxx

    05/24一日中陽はささない。それでも午前中逆光がなく、午後陽炎がないというのは、けっこう見やすいところがある。見通しB〜C。20,0〜24,0℃。昨日一昨日のようにはいかないが、今日もまだサシバの渡りがみられた。これから行く者は、どのような夏を過ごすのだろう。遅れてきた者はもうよそに行かずにこの谷に降りてしまってほしい。地点の近くにサンコウチョウが来て鳴いている。どこか探したが見つからず。ホトトギスに張り合って、樹のてっぺんでイカルがさえずるのだが、音量の差と必死な表情が面白い。まだまだ渡りは続いているのですが、今季はこれにて失礼します。ありがとうございました。

    05/23今日も朝は標高500m以上には深いガスがかかっていた。時間とともに晴れ上がり、快晴となった。見通しC→B。14,5〜24,5℃。7時20分のサシバから始まり、15時46分のハチクマまで、切れることなく、出現が続いた。ハチクマの非渡りも多かったからだが、キャッチ数は31。3月29日サシバ369の日に次いで、キャッチ数が多い日だった。昨日同様、はっきりとわかるハチクマの渡りがみられた。8時58分、ブッポウソウ1羽が、渡って行く。渡りを見始めて以来、初めて見た。今日が最終日の予定でしたが、サシバがこれだけ渡っているので、明日もう1日やります。

    05/20朝はガスで視界がなかったが、8時半には回復。それでも標高650m以上にはガスがあるのか、旋回上昇したタカは消えてしまう。、見通しレベルE→C。20,0〜26,0℃。12時過ぎにトリカブトの段の西から♂のハチクマが渡ってくる。非渡りのハチクマが南東方向で低くから旋回上昇を繰り返すが、天気が悪いせいか、地点側に来なかった。それにしてもサシバがとばない。キビタキ、イカル、アオゲラ、コゲラなど。

    05/18朝は濃霧で視界はなかったが、徐々に回復した。見通しレベルE→C。渡りも、非渡りも、ほとんど飛ばず。11時13分に、サシバが1羽長尾川沿いに飛ぶ。10日以降ハチクマのディスプレイ飛翔が始まると20分30分と続く日々が続いていたが、15日の午後以降、ぱたっと止まる。16日は出現無し、今日も非渡りハチクマはちょろっと出るだけで、動きなし。アカショウビンの声をコピーしたガビチョウ。だまされんぞ、このイカサマ師め。ホトトギス、リュウキュウサンショウクイ、キビタキ、アオゲラなど。

    05/15霞よりも、陽炎がきつく、見えが悪かった。見通しレベルC。20,0〜27,0℃。朝から20℃越えていた。午前中、サシバが良く飛ぶ。3羽でゆったりなんていうのも久しぶりだ。渡りか非渡りかわからない、ディスプレイラッシュのハチクマが午前中の時間を支配していた。これらは、渡っているのか、ラウンドしているのかまったくわからなかった。午後になると、ディスプレイする♂はまったく出現しなくなった。昨日もそうだったが、西へ南へうろうろしながら、渡っていくハチクマがいるのではないかという気もする。初ホトトギス。朝と15時過ぎに良く鳴いていた。秦野でも、今朝が初鳴きだったそうだ。

    05/15a(雨畑))モヤあり山伏、八紘嶺が霞む富士山見えず笊ケ岳は雲の中視界20~30km視程3~4km 気温19.0~24.0℃。渡るタカ類にはお目にかからなかったが近くの高圧送電線に止まったサシバimmがカナヘビのような物を掴みその後空中でトビにモビングされていた。この個体は妙におなかの部分が抱卵班のように黒く見えた。その後もサシバが1羽出てきてクマタカにモビングする。非渡りオオタカ1、サシバ2,クマタカ1出た鳥はアオバト、トケン類、サンショウクイ、カケス、ヒガラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、カワラヒワ、イカル、カケス、声)キビタキなど

    05/14遠方霞む。陽炎強い。見通しレベルB〜C。15,5〜23,5℃。一日を通して、ハチクマの長い出現とディスプレイを観察した。ハチクマ15例の内、2つを渡りとした。それ以外は非渡り個体と判断したが、実際、非渡り個体が何羽いるかも不明である。サシバは渡る個体が戻ることがほとんどないが、ハチクマはよくわからないところがある。もっと北の俵沢を通るハチクマは、一心不乱に山を越えていき、戻らない。そしてディスプレイなぞまったくしない。逆に桜山や麻機北で見るハチクマは、西へ南へ行ったり来たりする。また飛翔時にディスプレイなしの個体を探す方が難しいくらいである(♂が多いのだと思う)。キビタキ、アオバト、イカル、リュウキュウサンショウクイなど。

    05/12遠方は霞むが、午後やや改善された。見通しレベルC→B。16,0〜20,5℃。陽がささず寒いくらいの一日。渡っていくハチクマはおらず、午前中非渡り個体だけが目立った。昨日の非渡り♀個体は、今日は観察されず。渡ったものと判断した。ハイ属不明はハイタカ?。新井さんが南沼上で観察。渡るサシバ1。リュウキュウサンショウクイ、キビタキ、イカル、コシアカツバメ、ツバメ、アマツバメ、イワツバメなど。

    05/11朝方のわずかな降雨で、少しは見通しがよくなっているのだろうが、依然として白っぽい。見通しレベルC。17,5〜21,5℃。ハチクマは今日も多数だったが、渡りといえるのは西から来た2例だけ。谷の中を行ったり来たりしている渡らずの個体が目立った。こちらで出た個体を桜山で田島さんにつかまえてもらった結果、この時期にまだ、サシバ成鳥の渡り個体がいるのだとわかった。これから繁殖するなら、最初に来たものとは雛の巣立ちがひと月近くは違いそうである。オオルリやキビタキが鳴かなくなった。ツツドリ、リュウキュウサンショウクイは良く鳴く。

    05/10昨日ほどではないが、遠方霞む。見通しレベルC。17,0〜25,5℃。風がないからか、昨日よりは暑く感じた。竜爪から南にのびる稜線上、トリカブトの段付近、遠くから渡ってくるハチクマが増えた。ただ、このハチクマが全て渡っているかどうかはわからない。渡らず個体がいくついるのかもよくわからない。8例のハチクマを観察したが、飛来飛去方向、高度、行動を見て、渡り4、渡らず4とした。渡りハチクマにくっついてサシバも渡る感じだった。うるさいくらいだったオオルリが昨日からさえずらない。センダイムシクイ。

    05/09黄砂の影響か、視界悪い。大崩見えず。安倍川右岸は輪郭のみモノクロ。見通しレベルD。11時、ハチクマが南3キロ先からディスプレイしながら北上した。12時のハチクマは、渡らずで北西へ。トリカブトの段の東側の谷に入った。このハチクマだと思うが、その谷付近で出入りする出現が13時以降5例あった。午後、西側遠くから来るハチクマが2例。これはトリカブトの段を越えた時の高さ(650mくらい)を維持したまま、権現山方向に一気グラで行った。今日は西寄りの風が半端じゃなく吹いた。サシバならこの強烈な追い風では、あっというまに下がってしまうところだが、ハチクマは機首をあげ、高度を維持したまま東へ行った。さすがである。久しぶりの4人で、猛禽談義が楽しかったが、ひどい風のため、タカが近くをゆっくり飛ばず。残念だった。麻機北地点について少し。ここは2018年に使った地点で権現山の南に位置しています。標高380〜390m。ここを抜けたものは、桜山で観察されることが多いため、2018年は記載を避けました。今回は参考記録としてこちらも記載します。。昨日のサンショウクイは×。正しくはリュウキュウサンショウクイです。すいません。

    05/08昨日同様、全体に白っぽく、海と空の区別がつかない。見通しレベルC〜D。14,5〜24,0℃。7時45分、待望のハチクマが、南方向、長尾川右岸側から上がってくる。この個体は逆光もあり、識別がいまいちだったが、非♂?。9時50分、西側4キロくらい先から、やってくるタカをハチクマと決めてかかったら、当たりで、流域内に入る前に♂であることがわかった。北側の狭い空の上、見えるギリギリのところできれいに旋回してくれる。15時にもう1羽ハチクマが出たが、この個体は渡らずに、西へ戻った。明日からが楽しみだ。サシバも渡っていく。ここ5日が嘘のようである。リュウキュウサンショウクイ、オオルリ、キビタキ、ソウシチョウ、ガビチョウなど。アオバト増えた。

    05/07黄砂の時くらいに空はかすみ、安倍川右岸の高山あたりがもう見えない。海と空の区別がつかない。見通しレベルD。16,5〜19,0℃。ノスリが1羽南西遠くからやってきて権現の西側を越えていった。ハイ属不明はハイタカ?オオルリ、キビタキが、元気いっぱい。元気がないのはサシバである。雨が本降りになった。この雨の後、ハチクマに会いたいものである。

    05/06朝、御前崎まで見えていたが、徐々に霞み、午後にはほとんど見えなくなった。見通しB→C。17,0〜22,0℃。この谷は居着きノスリの王国である。今日も出てくるのはノスリばかり。それでも14時半、長尾川右岸沿いに2羽のサシバ。高々と2羽で旋回上昇し、長尾川沿いに北上していった。はっきりと渡りとわかるサシバだった。キビタキがやってきた。オオルリと共演している。ハチクマ、広島の動きをみると、そろそろ来てくれてもよいのだが。イカル、ヤマガラ、イワツバメ、アマツバメなど。

    05/05西のほうから、天気が崩れてくるのがわかる。全体に霞んでおり、見通しはB〜C。18,0〜21,0℃。近藤さんが、下流側に位置取り観察した。南西の風が強い。渡ってくるタカはいないが、風を試すかのように、あちこちでノスリがハンギングしている。背景に日本平や静岡大学が入っているケースもあり、絵柄的には面白い。オオタカのディスプレイ飛翔も見られた。ツツドリ、オオルリ、イカル、アマツバメ、ツバメなど。

    05/04遠方はやや霞む。見通しレベルB。15,0〜23,0℃。近藤さんが、権現〜ビル沢稜線の東側で観察。後に合流した。12時過ぎ、若いサシバ個体が長尾川側で出現。13時46分、麻機北地点の近くを西から東へ渡るサシバあり。14時30分、地点西から、鳴きながら飛んでくるサシバあり。下流側、南へ逆行していく。林内降下の後、ノスリにモビングされる。渡り1としたサシバが定着個体である可能性も十分にある。メジロ、オオルリ、ウグイスなど。ツツドリが鳴いた。

    05/03麻機北で観察。39,52キロ離れた粟が岳の鉄塔、山頂の木々の色がよく見える。最高視界。見通しレベルA。11時、12時、13時と、1時間刻みで、サシバが出現。軽い旋回上昇移動で谷の左岸側を北北東方向に、3例とも同じ動きである。4月半ばであれば、渡りコースでよいのだろうが、3羽が3羽とも同じ出方というのはどうか?そういえば、昨日のサシバも同じコースだ。居着きであれば面白いのだが。オオルリは同じところで鳴き盛っている。エナガが40くらいでやってきてこのあたりでたむろしている。コゲラ、メジロ、ウグイスなど、近いところに小鳥がたくさんいる。ソウシチョウ、ガビチョウ。アオジまだいる。

    05/02今日から、麻機北で、カウント再開します。松野で通し観察をしたかったのですが、繁殖に関するハチクマを見据えて転地しました。カウントは前後半で連続性はありませんが、その他、に、掲載します。昨日の雨で空気は澄んでおり、最高の視界。見通しA。朝から台風のような風が吹いており、ノスリもトビもまともに飛べずにいた。11時30分に、南東の近場から上がった、サシバが、権現山のほうに飛び去った。風に飛ばされる感じで、渡りなのか居着きなのかわからず。居着きであってほしいが。松野では、1キロ以上先でキャッチし、遠ざかる者の進路を追っていくのが観察だった。ここでは、遠くから来る者の最接近したところを見るわけで、渡り観察という気がする。サシバは成鳥だった。オオルリが近くの大きな木でずっと鳴いている。サンショウクイが8時台に通った。

    04/21快晴続く。揺らぎと霞で遠くは見づらいが、9時過ぎ、遠方の富士見岳付近を越えていくサシバ2を見つけたので、見通しB。朝から気温は高く7時半には17℃あった。24,0℃と昨日と変わらないくらい上がったが、今日のほうが、通しの気温は高くなっていると思う。午前中ポツポツとサシバが森谷沢からあがり、今日もいい調子と思っていたが、午後まったく飛ばず。さて、ちょっと名残惜しい松野観察でありますが、静岡にすでに到着しているサシバ観察のために、10日ほど、渡り、から、離れます。今日を持ちまして春渡り第一部、終了します。第二部は5月に入ったら再開いたします。またよろしくお願いいたします。追記 昨日4月20日11時12分、静岡榛原で、ハチクマ(たぶん♂)が観察されています。Twitterタカの渡り静岡に掲載しましたが、こちらの報告が遅れました。お許しを。

    04/20遠方はやや霞む。揺らぎも多い。見通しB〜C。14,0〜24,0℃。気温が上がりありがたい。サシバがまだまだ渡る。はっきりとした森谷沢からの6羽のねぐら立ちが8時前に見られた。11時から14時の間は10分に一度くらいのペース。13時54分には5羽の群れ。ほとんどが近場の森谷沢付近であった。近場といっても、キャッチは最低1キロ以上は先で、そこから山を越えていく者を見ているのだが。(川の西側に立ち、川の東側に並ぶ安倍山系稜線をサシバが越えていくところを観察しているためである。)ヒヨドリの群れは20くらい。少し減ってきた。メジロ、ヤマガラ、キセキレイ、オオルリなど。

    04/19二日続きの快晴。昨日よりは見通しは効かず。揺らぎが多い。10,5〜19,0℃。15時15分、M字に羽をたたみ山の斜面をすべるように森谷沢へ突っ込んでくるタカあり。サシバとは思わなかった。左岸に取り付いたとたん、一気に100m以上上昇。タカはサシバ。そのさらに上にに4羽のサシバがいた。久しぶりの群れを見てテンション上がる。松野では、早くもお茶刈が始まった。昨年の俵峰が連休明けなのと比べるとかなり早い。今年は暖かく、例年より開始が5日は早いと農家の方が言われていた。オオルリ鳴く。

    04/18見通しは最高レベルはA。15,0〜19,5℃。雨上がりで1日の貯めもあり、今日は期待していた。それが、1羽のサシバも拝めぬとは。原因があるとすれば一つしかない。風である。このあたりは、朝、北東から始まり、午後海風で、南からの風に変わるのが常だが、今日は1日北西の風だった。問答無用の強風で、時に5強となり、リュックやアタッシュケースを転がした。唯一の渡りはハイタカだが、7時44分、東から旋回で上がってきて、安倍川を西に渡っていった。アオジ、ツグミまだまだいます。ジョウビタキはこのあたりにはもういません。

    04/168時までに、6羽が飛びこれはいいと思っていたら、予報や雨雲レーダーを無視するかのように雨になった。10時過ぎには止むが、その後もときおりパラパラ降る。15時過ぎると本降りになった。見通しはC→B。11,5〜18,0℃。陽がささず、今日もほぼ1日15℃以下気温。雨が上がったら飛ぶと思ったが、その後はほとんど飛ばず。安倍川下流側の油山でトビが14羽の柱を作っている。12時過ぎ若山から竜爪方向に一度に40以上のカラスが飛んでいく。見た瞬間にわかっているのだが、することもないので、舌打ちなどしている。寒さの故か、昨日今日は、ホオジロが地鳴きに戻ってしまっている。

    04/15全天曇り。安倍山系稜線の富士見岳より北にはガスがかかることが多かった。見通しレベルB。11,5〜17,0℃。17℃は一瞬で、一日を通して14℃15℃の寒い日だった。13時過ぎに3羽のサシバが竜爪方向へ。その後、1羽ずつであるが、いずれも竜爪方向に渡っていく。これ以外に非渡りのサシバが2。安倍川左岸の北側から標高400mくらいの斜面を3キロ以上南下し、安倍川を西へ渡り、油山の方向へ。もう一つは、やはり2キロくらい安倍川の左岸斜面を南下し、8分以上川の上で旋回をしたもの(最後は中沢へ入って行った)。いずれも渡りの動きではない。チョウゲンボウ、イカル、アマツバメ、ヒメアマツバメ、イワツバメ、ツバメなど。イタチ。xxx

    04/14雨が上がったが、竜爪より北はガスの中である。南の低いところでとも考えたが、森谷沢観察を優先した。空気は澄んでおり見通しAだが、標高700m以上はガスで見えないため、Dともいえる。18,5〜24,0と、気温は上がった。11時50分、2羽のサシバが森谷沢右岸の低くから上がる。12時を過ぎると、安倍川上から中沢(森谷沢の一つ南の沢)に入ろうとする3羽。ここから約2時間は、5、6分に1羽といった感じで、サシバが近場に出てきた。ガスの状況は悪くなるばかりで、南へ南へと流れた。昨年このようなひどいガスの日に、俵峰でも、サシバが山越えせず、南へ流れると記録している。あれをこちらから見るとそうなるのかという感じ。12時半、ツミが渡っていく、4、2、3、1、1と、森谷沢に入ってくる。俵峰でも5羽で渡るところを見たが、今回ははっきりしていた!

    04/12視界は概ね良好。7,6キロ先の真富士の木々がはっきり見える。見通しレベルは、Aに近いB。12,5〜20,0℃。サシバは忘れたころに出てくるだけ。まったくもって群れにならない。視界がよいので、3,5キロ以上先の稜線上の空抜けもねらってみたが、まったく引っかかってこない。13時以降風が強くなる。森谷沢左岸にやっときたと思った1羽はチゴハヤブサだった。もう今日も終わりかなと思った15時に2羽のサシバが風に飛ばされるように森谷沢に入ってきた。やっと複数来たが、そこまでだった。地点のあるところは、別所平といい、安倍川筋ではもっとも広い茶畑だそうだ。夏鳥が来ていても森林がここから遠いからか、鳴き声が聞こえない。

    04/11朝早くと14時以降の視界は見通しレベルA。その間は、揺らぎと霞でB。12,5〜19,0℃。風が強く吹かず、日差しも強く、暖かい1日。森谷沢の低いところから上がるサシバがあったが、いずれも1羽ずつ。続くものがない。ミサゴは、若山付近で1200mくらいまで旋回上昇し、真東へ一気に渡っていく。それとは別に非渡りで安倍川沿いに北へ飛んでいく者が1羽あった。なかなかそれらしい群れが来ない。どうしたことか?ハシボソガラス、スズメ、ムクドリ、ヒヨドリ、キジバトなど。

    04/10朝方は素晴らしい視界A、7,6キロ先真富士の木々がきれいに見える。最低3,5キロ以上先の八重沢上空から北東へ向かうサシバが単発で10観察された。9時くらいから徐々に揺らぎと霞が増え、俵沢より北(3キロ以上先)を見ることが難しくなる。見通しB→C。14時以降、揺らぎがとれ、西陽がきれいに当たるようになると、視界は回復した。14時以降3羽で八重沢を登るサシバが見られた。近くの森谷沢から上がったのは4羽だけだった。朝方と14時以降の視界が良いことは、概ねいつものことである。ヒバリ、カワウ、サンショウクイ、アオサギなど。松野の茶畑の新芽が日々成長してゆく。松野は、俵峰よりは、お茶刈の時期が例年1週早いとのこと。11,0〜19,0℃。陽がささないと今日も寒い。

    04/09遠方は霞む。安倍山系稜線は見えているが、竜爪より北は、常に暗雲が上空にあり、少し旋回上昇すると、みえなくなるという条件。見通しレベルC。11,0〜16,5℃。朝は寒いと思わなかったが、気温は上がらず。午後、概ね、15℃前後であった。13時以降、強い南東の風が吹き出す。5羽が森谷沢から上がってくる。昨日の再現を期待したが、後続はなかった。ヒヨドリの北行きが目立ってくる。昨日書き忘れたが松野小学校前の道路に、交通事故死したテンの遺体があった。

    04/08晴れたり曇ったりで、時々に見え方が変わった。西日の当たる13時以降は見通しはかなり良くなる。見通しはC〜B。10,5〜19,0℃。気温以上に寒い。8時半に森谷沢から4羽のねぐら立ちがあるも、その後沈黙。11時くらいから猛烈な東〜南の風になる。すると、文殊と若山の間くらいから、4羽2羽といったサシバ。12時近く、23羽が、若山から文殊方向に流れる。1000m以上の高さを通っているが、奥行きが今一つわからず。今日は強風の故か、ゆっくりと斜面を旋回移動していくサシバの姿はなかった。森谷沢左岸にとりついたと思った瞬間に風にとばされる感じ。標高2、300mの低いところを、2キロくらい北へすーっと滑空していく。この流域のこの地形の成せる業である。大変面白い。アオジ、ホオジロ、ウグイス、ツグミなど。朝方100以上のヒヨドリが北へ。鳴き声がすごかった。

    04/07揺らぎと霞がそこそこある。見通しレベルC→B。11,5〜19,5℃。7時40分、3,5キロより先天神山見越しで、6羽のサシバが上がる。朝の時間帯としては驚きで500mくらいは上昇して、富士見岳の北へ。それでもグラしているうちに上昇の貯金は使い果たして、大稜線の西側斜面に下がってしまう。そこからまた上がり直す。山を越えるまでに12分かかっている。こうしたものは一度目を離すともう二度と捕らえられない。遠い稜線を見続けるということは、この時間帯、近くを全く見ないということになる。近くで群れを見つけた場合は、遠くに視線を向けたりするが、すぐに手元に戻そうとしているためか、遠くでは、簡単にはみつからない。大パノラマの観察とはとどのつまりがそういうことなのである。先に見つけた物に観察者は支配される。コゲラが7羽、茶畑の上を、列を作って飛び、北へ。初めて見たが、これも渡りなのだろうか?

    04/06午前中は揺らぎが多く全体に白っぽかったが、午後には回復した。見通しレベルC→B。10,0〜17,0℃。寒かった。昨日の天候の変わり方からねぐら立ちを期待した。7時前から飛びだしたサシバはあったが、10が3キロ以上先の俵沢内のもの。森谷沢からは1羽のみだった。その後まったく出現はなかったが、15時ちょうどから、4、2、3、1と、いずれも森谷沢の左岸に入ってくるサシバあり。牛妻地点の上空くらいを通って文殊方向に向かっている。サンショウクイ、カワラヒワ、コジュケイ、キセキレイなど。ヒヨドリ10+くらいで渡る。この時期の俵峰だともっと規模がでかいが。

    04/05雨がやみ、晴れ渡り、最高の視界になっていたが、8時半には安倍山系稜線600メートル以上にガスがかかり、視界が無くなる。田島さんと相談して一時は桜山より南を見れる地点への移動を考えたが、過去にこのような状態で動いて後悔したことが何度もあるので、粘ることにした。見通しレベルは、D時々A。正午過ぎ、安倍川左岸側の低くをすべるように滑空してくるサシバを見ていたら、昇り始めた空に4羽いた。これは来るぞと思ったときに、ラインの着信アリ。桜山でも出たのだなと思う。(当たり!)それからは、森谷沢からのラッシュ。群れ数は最大で9と、多くはない。それでも背中を見せながらの集団での谷登りは圧巻だった。東寄りの風がものすごく強くなったが、その風で稜線のガスが一時とれてきれいになった時は数十分。13時を過ぎると辺り一帯が真っ暗くなり、稜線部は再びガスに包まれる。そして降雨となった。ヒメアマツバメを今季初めてみた。

    04/04昨日に比べると遠方はやや霞む。見通しレベルC。16,0〜21,0℃。タカを見つけるも皆トビ。どうにか1羽をと、俵沢も見たが、見つけられない。松野地点は安倍川の右岸にあり、左岸を見ているが、一番近い左岸斜面でも、1キロくらいは離れている。地点から見えている大稜線のピークまでの距離を縄田さんがまとめてくれた。真富士山(7,6キロ)、富士見岳(5,1キロ)、竜爪文殊(3,2キロ)。遠いところで観察可能なのは大稜線上である。真富士7,6キロは遠すぎるが、富士見岳5,1キロの周辺から旋回上昇し空抜けになるサシバは区別できる。数羽になれば、黄砂に霞む視界下でも見つけられた。ただこのような遠方、855ピーク(3,6キロ)以北は、いつも見ているわけにはいかない。かなり粗い観察である。ツバメ、キジバト、ムクドリ、ヒヨドリ、ハシボソガラス、カワラヒワなど。

    04/03視界は良好。7キロ以上離れた真富士山の木々がきれいに見える。見通しレベルAに近いB。15,0〜21,5℃。サシバはいずれも単発。数日前と違って上がるサシバについてくるものがない。この3日間まったく同じような動きである。視界は良くなったというのに遠い稜線をただ見るだけである。ヒバリ、コチドリ、アマツバメ、イワツバメ、メジロなど。[現地点、茶畑の中の道路上にあるのですが、駐車場が近くになく、機材を持ってしばらく歩かねばなりません。

    04/0230日からの黄砂は、今日も空を白く染めていたが、10時半頃から改善され、午後は良い見通しになった。D→B。午前中は安倍山系稜線竜爪より北が、黒い雲でおおわれていたがこれも午後には完全にとれ、4キロ先くらいまでは1羽のタカでも見つけることができるようになった。が、忘れたころに出てくるサシバはいずれも単発で、群れを作ることはなかった。15,0〜22,5℃。ツミ、ハヤブサ、クマタカ、オオタカら、非渡りのタカを見て楽しむしかなかった。

    04/013日続きの霞む空。昨日ほどではないが、今日も視界は良くない。午後やや回復する。見通しD→C。15,0〜20,5℃。7時半にサシバ12羽、森谷沢から上がるが、その後は、単発の3羽のみ。高知の3000羽、今どこにいるのだろう?桜山の田島さん、秦野の臼井さんらと、話した。ツグミ、イソヒヨドリ、カケス、アオサギなど。11時くらいにサンショウクイの鳴き声。桜峠の桜は散り始め、門屋の桜は満開。

    03/31黄砂の影響か、霞んでおり、朝は1キロ先の安倍川右岸部の針葉樹が見えないほど。逆光と重なり、午前中は東方向は極端に見ずらい。午後回復したが、14時を過ぎると稜線部に雲がかかり一帯は真っ暗になった。見通しD。14,5〜20,0℃。11時半森谷沢から1羽が上がると、4羽、5羽と続き、竜爪薬師岳の北1キロくらいのところでタカ柱を作った。しゃくし沢から上がってきたものと合流して、48羽になった。その後は、最大で8羽の群れにしかならず、カウントは上がらなかった。朝方は、北から北東のゆるい風だが、11時くらいからやや強めな南風に変わるというのがここしばらくの風模様である。その南風とともにサシバが上がってくるのか?今日は3キロ先は見えずで、俵沢以北はカウントできなかった。ヒヨドリが15羽くらいで茶畑の上を北へ行く。イソヒヨドリのさえずりが、あちらこちらから聞こえてくる。

    03/30黄砂の関係か、霞がひどく、遠見がきかない。16時には、一帯がたき火をした後のように真っ白けだった。見通しレベルC→D。15,0〜20,5℃。昨日の数から、ねぐら立ちがあると思って出勤したが、全くサシバが出てこない。俵峰では決まってこういう日には7時半くらいからの飛び出しがあるので、3キロ以上先を注視したが、ここも拾えない。見通しがきかないので見逃しあるかも。ようやく昼過ぎから、サシバが飛び始める。安倍川流域の番人、縄田さんが、森谷沢右岸から斜面沿いに北東へ登っていく18羽の先頭を見つけた。此のときは、昨日の再現かと思ったが、その後は、稜線の上にサシバを見つけても昨日のようにはくっついてこなかった。全てが3,4羽どまり。高知27日通過の800羽が昨日の静岡のサシバであれば、昨日今日で出ている高知の1000以上も通らないかな。明日が待ち遠しいが空はどうだろう。シッカロールまいたような空は嫌だな。ツグミ。ホオジロ15羽くらいで茶畑の上を移動、その中にベニマシコ?1羽。

    03/29見通しレベルB。気温15,0〜22,0℃。昨日より広範に見える、松野で観察。真富士から南へ続く稜線、竜爪、若山、賎機山稜線まで、通しで見える。12時6分、桜山の田島さんのほうに行く4羽のサシバが見えた。連絡をと思っていたら、20羽以上のサシバの群れが、地点の東標高200メートル以下から斜面を上がってきて、竜爪の北側、しゃくし沢を行くのを見つけた。びっくりしていたら、その脇から次から次へと、サシバが沸いてくる。2016年郷島付近からこうしたサシバの沸きあがりを見ているが、それ以上だ。30分で100に達したが、これでは終わらない。遠い稜線を見ると、真富士山方向の上、富士見岳方向の上、そうしたところに10を越えるサシバが次々に巻いて出る。それらを見終えて、ずっと南の方へ振ってくると、浅間沢やしゃくし沢、森谷沢の低くから次々に山登りするサシバが出現した。これまでの春観察とは違い、今回は見えている範囲が違う。稜線の高さにまったく傾向はなく、1343の真富士から844の若山の間、約8キロに渡って、稜線上にタカ柱が見えた。それぞれの谷を登っている姿も見えた。14時半までは、2,3羽なら、視界のどこかにサシバがいる状態となった。

    03/27安倍川右岸の津渡野で観察。ここからは、安倍山系東稜線が一望できる(北の真富士から、竜爪、若山、南の賎機山稜線まで)。視界はすばらしく大パノラマだが、その分低くなり、タカまでの距離も遠くなる。全体に今日は白っぽく、霞んだ感じだった。見通しはB〜C。13,0〜17,5℃。10倍双眼鏡では苦しい距離だ。いきなりスコープに慣れてきたのか、午後になると、斜面バックの単独サシバをとらえられるようになった。14時台7羽で山越えするものを見る。ここは、一人だと見落としだらけになりそうだが、逆に言えば、無限の可能性を持った地点である。芥子粒探しが好きなチャレンジャー求む。牛妻ではホオジロはさえずっていなかったが、ここではホオジロのさえずりを聴いた。ツバメ、イワツバメ、ハクセキレイ、キセキレイ

    03/26今季の地点は、牛妻という表記だが、微妙に地点が変わっている。ただ、森谷沢右岸がはっきり見える場所で、出現に合わせて、群れがより見える位置に調整している。見通しレベルは初めての場所で、よくわからないが、A〜Bで、そこそこ良い。13,5〜20,0℃。今日は朝から暖かく、陽がさすとTシャツ1枚でよかった。午前中1羽ずつ、森谷沢から山登りするサシバが見られたが、13時半から、7、6、4というような群れが、空バックで巻きながら富士見岳と竜爪の間へ行っている。南北の距離感が今ひとつつかめないので、東西を見通す地点からも見てみようと思う。今日は1羽、渡らずで、東西南北を行ったり来たりするサシバを見た。コゲラ、アオジ、ソウシチョウ、イワツバメなど。

    03/25遠方がややかすむ。見通しはB〜C。12,5〜18、5℃。昨日の出方から、森谷沢右岸の稜線低く〜東の竜爪文殊までにポイントをしぼって見る。かなり期待したが、午前中はタカ飛ばず。午後になり、サシバがみられた。14時11分からは、1羽ずつ4羽、森谷沢右岸を斜面沿いに旋回上昇移動で登っていく。沢内の300mくらいから竜爪文殊の反射板付近まで5分かけてたどりついた者もいた。力入ったー。イカル30、メジロ、ヒヨドリ、朝方サンショウクイが鳴きながら飛んでいく。サンショウクイはリュウキュウサンショウクイの声ではないと思うが。今日まで、牛妻でも、地点は微妙に変わっている。今日は標高220mくらいの茶畑から見た。

    03/24視界は良好。A〜B。気温10,5〜18,5℃。広く見ることのできる場所がなかなか見つからない。森谷沢も深く入るとほとんど空しか見えないので、今日は、川沿い道路沿いから観察した。9時48分、文殊の西の稜線低くから必死に上がってくるサシバを見つける。今季第一号だ。柳の下のドジョウをねらってそのポイントだけ見ていたら、11時28分、4羽で登ってくるサシバを発見。2分としないうちに、9羽、続けて17羽と来る。これは、盆正月レベル。ここしかないとばかりに、1点監視したが、その後は、森谷沢内から上がってくる1羽だけだった。3月半ばから宮古島からかなり渡ってきていることホークマイグレイションネットワークの報告で教えていただいた。そのうちの一部なのだろうか?静岡ではこの時期としては出色である。ツグミ、ハクセキレイ、ジョウビタキ、ウグイスなど。

    03/23視界は良好A〜B。市街地は快晴だが、安倍山系稜線上竜爪より北は、雲に覆われている。6、5〜14,0℃。昨日は南西、西方向を見たが、今日は地点を1段上げて竜爪より西へのびる尾根上を中心に見た。安倍川左岸には、一望で全体を観察できるような絶好の場所がない。気になる箇所をピンポイントでみていくしかないようだ。安倍川の土手や橋の上からなら、広く見ることはできるが、低いところからの見上げで、距離もでるため、見逃しが多くなる。見逃していることがわかればそれはそれでいいが、そのことすらがわからないので困る。サシバは飛ばず。オオタカ、クマタカが見れたのが救いか。カワウ、シロハラ、イワツバメ、ヤマガラなど。

    03/22本日より、2021年度春のタカの渡り観察始めます。今季は、主として、安倍川左岸の地点で観察しますが、今のところ不定です。その日入った定点の記録をここに載せます。1地点での記録にならないと思いますので、カウントは参考程度にお考え下さい。今日は、安倍川左岸筋、牛妻の、茶畑のつづらおりの農道から観察(標高約330m)。安倍川右岸の山々、大山(8,6キロ)高山(6,1キロ)ダイラボウ(13,0キロ)の山頂の木々はなんとか見える。見通しレベルB。気温13,0から18,0℃。安倍川右岸の斜面上で旋回する鷹は、トビ、ノスリが多かったが、オオタカ1、ツミ1、ミサゴ1も見られた。いずれも渡りではない。ガビチョウ、ジョウビタキ、ウグイス、コゲラなど。

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    このページに掲載されている観察記録は、日本野鳥の会々員や静岡の有志により個人的に善意で提供されたものであり未発表データ、及びコメントです。本文、及び画像の無断転載、引用転記を禁じます。(写真提供:蜂熊さん)

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