鷹の渡り 静岡 

サイトを開いて下さり有り難うございます。あなたは2010/06から 人目のお客様です。皆様に「静岡の鷹の渡り」データを速報でお届けしています。
皆様の応援有り難うございます。


(観察地点)平山林道(新富士見台)(秋)   静岡市葵区平山(平山林道、新富士見台)  標高約(785mh) E 35°05: 21 N 138°25: 14


静岡市葵区平山地区(葵区平山地区)

地点名をクリックすると地図が表示されます



※ふじのくに静岡県公式ホームページへ
2020(秋) 平山林道、他観察地のデータ、コメント https://www.pref.shizuoka.jp/kinkyu/covid-19-keikailevel.html

更新情報:

※(ご注意)平山と他の観察地は5km程しか離れていない場合があります。そのため同一サシバを重複してカウントされる場合がこれ以上にあると思われます。他の観察地でカウントされたサシバが再び、すべて平山でカウントされることはありませんが、静岡付近を通過した数が、平山や他の観察地を合算された数とお考えにならないようにご注意ください。関係者もこの点につては、解決策を現在、サシバの飛来、飛去方向、エリアなど検証中です。皆様方にはご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

2、

1、



平山林道(新富士見台)からの展望


注:記載数値は速報値であり、最終記録は報告書による   

:内容の転記はご遠慮下さい

numerical data in this table are short report

So, please refrain using this data without permission of the observer.

2020(秋)サシバ、ハチクマ、ノスリの通過羽数グラフ(Graph)

各調査地、過去のサシバ通過羽数グラフ(Graph)

各調査地、過去の記録(2004~2017)(Past Record)

2020(秋)、平山林道コメント(Japanese Version Only)

List of Species in this Site

2020他観察地点へ

関連サイト「鷹の渡り 静岡」(ツイート)へ

タカの渡り全国ネットワークへ


観察日付をクリックするとコメントが表示されます。
※赤い数字は逆行です
2020(秋) 平山林道データ(観察地別)
日付
Month
/Day
観察地時間帯
Investigation
Times
天候
Weather
観察者
Observer
風向/風力
Window/WV
サシバ
Butastur
indicus
ハチクマ
Pemis
ptilorhyncus
オオタカ
Accipiter
gentilis
ツミ
Accipiter
gularis
ハイタカ
Accipiter
nisus
ノスリ
Buteo
buteo
その他の鷹

others


羽数 ( 主な種類)

不明鷹類

Unknown


羽数 (種類)

鷹類総合計


A Total
of Raptors

累計

A Total

3545

(0)

70

(0)

7

152

5

211

(0)

17

ミサコ(1)
ハヤブサ(5)
チゴハヤブサ(10)
チョウゲンボウ(1)
トビ(0)
アカハラダカ(0)

18

タカ類SP(0)
ハイ属SP(10)
大型不明(4)
ハヤブサ類SP(0)
中型不明(4)
ノスリ類不明(0)

4025

(0)

00/00観察地0:00-00:00
?/?
川端
?

0

0

000

0

00
xxx
0
xxx

0000

00/00観察地0:00-00:00
?/?
川端
?

0

0

000

0

00
xxx
0
xxx

0000

00/00観察地0:00-00:00
?/?
川端
?

0

0

000

0

00
xxx
0
xxx

0000

00/00観察地0:00-00:00
?/?
川端
?

0

0

000

0

00
xxx
0
xxx

0000

10/16林道7:30-13:00
小雨/
川端

1~2

1

0

0160

46

0
xxx
0
xxx

63

10/15林道7:20-15:00
川端

2

6

0

0152

27

2
チゴハヤブサ2
2
ハイ属不明2

54

10/14林道7:10-14:30
川端佐藤旬
東→無風
2→0

3

0

090

4

0
xxx
0
xxx

16

10/13林道6:50-15:00
川端
北東~南東
3

2

0

0132

26

2
チゴハヤブサ1
ハヤブサ1
0
xxx

45

10/12林道6:30-15:30
快晴/
佐藤旬以下
6名
南西
1~2

41

4

0210

20

4
チゴハヤブサ4
2
ハイ属不明1
大中不明1

92

10/11林道7:00-15:00
快晴
天野以下
6名
東→無風
4→0

18

2

030

1

0
xxx
1
大中不明1

25

10/10xxx0:00-00:00
観察なし
?

0

0

000

0

0
xxx
0
xxx

0

10/09xxx0:00-00:00
観察なし
?

0

0

000

0

0
xxx
0
xxx

0

10/08xxx0:00-00:00
観察なし
?

0

0

000

0

0
xxx
0
xxx

0

10/07林道6:10-15:40
//
佐藤旬川端
榊原永田

4→2

134

0

161

7

1
ハヤブサ1
0
xxx

150

10/06林道6:30-16:30
古井2川端
河内片田

3

557

3

0150

9

2
チゴハヤブサ
オオタカ1
0
xxx

586

10/05林道7:00-15:00
/
川端河内
榊原戸張
西~無風
1~0

1

0

010

2

0
xxx
0
xxx

4

10/04林道6:50-15:00
川端以下
9名
無風
0

150

0

120

2

2
チョウゲンボウ1
ハヤブサ1
0
xxx

157

10/03林道7:00-15:30
榊原栗田
天野片田
無風
0

88

5

000

4

0
xxx
0
xxx

98

10/02林道7:00-15:00
榊原以下
6名
無風
0

82

0

010

3

0
xxx
0
xxx

86

10/01林道6:10-15:00
//
河内榊原
川端
無風
0

303

3

140

11

0
xxx
0
xxx

322

09/30林道6:00-16:30
川端以下
9名

1~2

1018

5

0110

9

1
ハヤブサ1
0
xxx

1044

09/29林道6:00-16:10
榊原以下
8名
北東~東
1~2

238

4

040

7

1
ハヤブサ1
0
xxx

254

09/28林道6:20-16:40
快晴
川端以下
9名

1

338

9

060

9

0
xxx
1
大中不明1

360

09/27林道6:20-15:30
//
近藤川端
朝倉佐藤2
西
2

54

5

020

0

0
xxx
0
xxx

63

9/26xxx0:00-00:00
観察なし
?

0

0

000

0

0
xxx
0
xxx

0

09/25林道6:50-11:00
|
川端
東~北東
5~4

0

0

040

0

0
xxx
0
xxx

4

09/24林道6:30-15:00
//
川端榊原
佐藤旬
東~南東
4~5

24

0

000

5

0
xxx
0
xxx

29

09/23林道6:30-9:00
/
川端
南~南東
4

22

0

000

2

0
xxx
0
xxx

24

09/22林道6:50-15:50
//
天野以下
4名
南東
2~3

342

9

050

5

1
ハヤブサ1
5
ハイ属不明4
大型不明1

367

09/21林道6:40-15:40
/
榊原以下
5名
西
1~2

49

6

250

5

1
チゴハヤブサ1
2
大型不明2

70

09/20林道7:10-10:10
/
川端
西
1~2

0

0

010

0

0
xxx
0
xxx

1

09/19林道7:00-15:00
/
※1
西
2

23

3

040

1

1
チゴハヤブサ1
2
ハイ属不明2

34

09/18林道10:00-15:00
|
川端佐藤旬
南西~西
5~4

0

1

020

1

0
xxx
0
xxx

4

09/17林道7:30-13:30
/濃霧
川端榊原
西
2

6

1

010

2

00
xxx
0
xxx

10

09/16林道7:30-15:20
川端
無風
0

23

0

000

2

0
xxx
0
xxx

25

09/15杉尾8:20-13:50
/
手塚朝倉
川端

1~2

3

9

110

2

1
ミサゴ1
1
大型不明1

18

09/14林道7:00-14:30
|
川端榊原
佐藤栗田

2

6

1

000

0

0
xxx
0
xxx

7

9/13xxx0:00-00:00
観察なし
?

0

0

000

0

0
xxx
0
xxx

0

9/12xxx0:00-00:00
観察なし
?

0

0

000

0

0
xxx
0
xxx

0

09/11大平5:50-11:30
/
川端

1

12

0

000

0

0
xxx
0
xxx

12

09/10大平9:40-12:40
/
川端
無風
0

1

0

000

0

0
xxx
0
xxx

1

09/09大平8:40-12:00
/
川端
南東
1

0

0

000

0

0
xxx
0
xxx

0

※赤い数字は逆行です

※1、9/19、天野、川端、佐藤、榊原、玉村2


2020(秋)サシバ、ハチクマ、ノスリの通過羽数グラフ(Graph)

※「平山林道」「その他の観察地」を渡ったと思われるサシバ、ハチクマ、ノスリの通過羽数グラフ 2020(秋)(Graph)

※(ご注意)平山と他の観察地は5km程しか離れていない場合があります。そのため同一サシバを重複してカウントされる場合がこれ以上にあると思われます。他の観察地でカウントされたサシバが再び、すべて平山でカウントされることはありませんが、静岡付近を通過した数が、平山や他の観察地との合算された数とお考えにならないようにご注意ください。関係者もこの点につてはサシバの飛来、飛去方向、エリアなど検証中です。皆様方にはご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。


  • タカの渡り全国ネットワークへ

  • 平山林道コメント2020(秋)

    00/00xxx

    00/00xxx

    00/00xxx

    2020年度秋、タカの渡り観察を終えて
    今季、川端隆史は、平山林道でなく、山梨静岡県境に近い大平の830mから、タカ観察、並びに、興津川最上流部の分水嶺の山にかかるガスの状況を調べるつもりでした。ところが、準備不足と、過酷なまでの最上流部の天候の変化に、計画を変更せざるを得ませんでした。想定の甘さ、完全な挫折でした。まずは、このことを皆さんにお詫びしたく思います(大平の別荘を快く貸してくださった富永さん、ありがとうございました。)。9月前半の天候不順、気温が下がらない状況から、なかなかサシバの渡りが始まりませんでした。白樺峠の記録をみても、今年は1週くらいの遅れが出ていたとは思いますが、遅れているだけで、16年、17年のような、大きなピークが来るのだろうと思っていました。ところが、とうとう最後まで、あふれかえるようなサシバの渡りを見ることはありませんでした。体制としては今季は、北の杉尾山に手塚さん、南の桜山に田島さん(杉尾山、平山林道間約5キロ。平山林道、桜山間約3キロ)が入り、南北15キロを見、大きくどこかを抜けられることは考えずらかっただけに、首をひねることしきりでした。杉尾山は、手塚さんが1年かけて、地点を整備し、今季も竜爪より北を通る者だけで、4000近くのサシバの通過を観察しています。(中日新聞10月11日に、9月30日サシバ1800羽の日の記事が掲載されました)また、田島さんは、今季南の桜山につめて、平山林道を通ったサシバを徹底的に追いました。これまで、手を付けずにいた、飛去方向の詳細を記録したのです。平山林道と基本的には同じものを見ているのですが、時に、まったく平山から見えていないところも明らかになり、死角がどこなのかを、検証することもできました。杉尾山の展望台がなくなったことは、私たちにとって痛手でしたが、新たなる観察形態が出来上がりつつあります。コロナ禍の今季、遠くから平山林道に足を運んでくださった皆さんありがとうございました。島田市八高山、静岡市高山市民の森、神奈川県秦野、愛媛県高茂岬の皆さん、今季もいろいろありがとうございました。Twitterタカの渡り静岡、杉尾山徒然を見てくださった皆さんにも感謝を。それではみなさん、また来年お会いしましょう。
         2020年10月16日  平山林道

    10/16視界は良好。見通しB。ただ9時過ぎまでは、小雨が降っていた。気温がグッと下がる。12,5〜16,0℃。雨が上がると、まず、ツミが飛び出す。ここ4日のツミは、はっきりと渡りと分かる飛び方になっている。4羽でゆっくりと高く旋回しながら飛ぶ姿が美しい。10時半、ノスリのラッシュが始まる。基本的にノスリは1羽ずつで、サシバのような柱は作らないが、縦に長く6羽になる時が最大。2キロ以内に1羽を見つけると、その延長上5キロくらい先に後続がみえているという感じで11時半までは集中的。幼鳥も多かった。陽がややさしてくると、何故か飛ばなくなった。今季最後のサシバは幼鳥で、1羽のノスリ成鳥にくっつくようにして渡っていった。イカルが7,8羽でで今日も鳴きながら飛ぶ。アトリのような冬鳥の大群は見られず。今季は今日をもちまして観察終了とします。

    10/158時半までは濃霧。晴れた後も、視界は白っぽい。見通しD→C。16,0〜20,5℃。1昨日とよく似ている。10時半から11時半にノスリが飛んだ。このときは、空のどこかを探していれば、1羽はいる、状態。それでも、11時半、東方向から4羽でサシバがやってくる。このあと、2羽サシバが来たが、ノスリは飛ばなくなった。ツミ、ハイタカは、渡りらしく飛んでいく。カケスは、決まったコースの移動ではないが、北→南が多く、1日を通してざわざわ動いていた。今日はヒヨドリの群れを見ず。今日で終わるつもりでしたが、サシバ出現につき、明日1日やります。

    10/148時までは濃霧。晴れた後も、全体に白っぽく、10キロ先浜石岳の鉄塔がよく見えない。一日中視界は改善されず。見通しレベルD。16,5〜20,0℃。朝より14時半のほうが気温は低い。サシバは、9時半に北側に上がった3羽のみ。じゃあ、ノスリは?というと、こちらも低調だった。ツミはここ数日同じで、朝のうちの出現が際立つ。ツバメ、アマツバメ類も出現が少ない。イカルが7羽で飛んだ。

    10/13朝、竜爪にはガスがひどくかかっていたが、平山側は安泰。それでも、今日は霞がひどく、全体に白っぽかった。見通しC。19,0〜23,5℃。朝方はツミばかり。9時半から10時半に、ノスリ集中。1羽ずつだが、ほんとうに集中的に飛んだ。サシバは13時過ぎに2羽ポツリポツリ。見ればノスリ!状態の一日だった。来るべき時が来た感じである。あふれんばかり、数えようがない、そういうサシバの群れは来ない年だった。カワラヒワ、メジロ、ヒヨドリ、カケスなど。

    10/12昨日よりは劣るが今日も視界良好。揺らぎがやや邪魔をした。見通しA〜B。18,5〜24,0℃。サシバは忘れたころに2羽3羽と上がる。午後になり連続でノスリが来るが、完全に入れ替わるという感じでもない。今日、目立ったのはツミで、午前中は鳴き声を含め、どこかに必ず見られる感じだった。サシバの終焉は近いだろう。メジロ、キクイタダキ、ヤマガラ、ヒガラ。観察者名簿[佐藤旬、永田、阿諏訪、河内、川端、戸張(山原)]

    10/11今季最高の視界A。富士、愛鷹山の山肌がくっきり。18,5〜23,5℃。今日は清水市が国内最高気温30,5℃だったが、ここでは標高差を考えてもそう高くなかった。台風が行ったばかりで、風は午前中、東寄りに強烈。午後は無風となった。風の強い間に、サシバは上がった。いつ布沢の谷に入ったかについては不明だが、近いところの泊まり個体のように思う。9時半以降サシバは飛ばず。ただノスリも出てきていない。今日は台風が行ったばかりで判断しきれないが、明日で決まるかも。残っているサシバはどれくらいか。ヒタキ類不明、カワウ、ヤマガラ、コゲラなど。観察者名簿[天野、川端、加賀谷2、中村、佐藤昌]

    10/07朝方は快晴に近い。東風が強く、曇りだし、雨に。台風が近づいている。見通しC。17,5(7時)→20、0→16,5℃(15時半)。6時半にねぐらだった8羽が、文殊の東で巻いた。月に向かってくるくる、きれいであった。期待されたねぐら立ちは35ほどとふるわず。11時半以降に、32、6、25、8、と、北側で、サシバが渡る。ノスリ続きだった時間帯で、予想外の出現に沸く。が、予報より2時間も早い雨もやってきてアウト。1時間ほどで雨が上がる。今日しかないと思うと、戻らないわけにはいかず、観察再開する。サシバは1羽2羽ながら、普通に、富士宮からソーラーというようなルートで渡りをみせた。計21。1時間半ほどで、また雨になる。この雨がレーダーの本降りだった。山原に佐藤さん(早朝、塒だち観察)、戸張さん。

    10/06風のない日々が続いたが、今日は東からの良い風が吹く。遠方は霞むが、見通しは悪くない。B。16、0〜19,5℃。気温は下がっている。朝行くと泊まっているサシバがいた。杉尾でも3羽みられたと。手塚さんの予想どおり、昨日の遅くに、渡ってきたサシバがそこそこいたようだ。→伊良湖の午前のカウント。ぼちぼち、飛んでいたが、13:40突然北ルートで86やってくる。ところがこれは序章にすぎなかった。このあと、南ルート、超南ルートで、サシバラッシュ。一番近くでこれを数えたのは、しんがりの田島さん。桜山の株価は一気に高騰した。山原に入った戸張さんが、東の方で、この100柱をとらえる。平山は北ばかり見ていて最初の大群を見落とすが、その後、遠い芥子粒の大群の流れをどうにかとらえる。南側で出たサシバは、北から降りてきたというより、富士山の南を通ってきたもののよう。一気に終盤戦模様。ツミが朝から多数渡ってきていて小ピークの上で山のカケスを狙っている。

    10/05今日もこの4日と同様。曇り空風無し。遠方は霞む。14時に晴れる。D→C。気温だけが高い。18,5〜24,5℃。まったくサシバは飛ばなかったが、10時過ぎにようやく1羽、北側を通る。それのみだった。山原中継所では戸張さんが粘り、桜山の田島さんに1本つないだ。それでも、3地点合わせてもサシバは5しか出ない。完全な在庫切れだ。台風がまた発生したらしいが、台風が来る前に、ひと山きてほしいな、そうしないと…..ハリオアマツバメ、アマツバメ、イワツバメが大きな群れで交互にやってきた。地のタカも出てこず、ただただ辛抱の1日。

    10/044日続いての曇天、風無し。遠方はかすみ、浜石岳(10キロ先)の鉄塔がよく見えない。見通しC〜D。18,5〜21,5℃。なかなかサシバが出てこなかったが、10時に14羽が上がると、11時には、22、51の柱が出来た。期待は膨らんだが、そこまで。11時以降はサシバ出現なし。いずれのサシバも東よりの遠くから来ている。昨日南足柄市で観察された170羽が、天候の関係で足止め食って今日来た?ヒヨドリの群れは小さい。メジロ、ヒガラ、エナガ、ハリオアマツバメ、イワツバメなど。観察者名簿[中村、榊原、大宮、天野、永田、横畠、佐野、栗田、川端。佐藤旬(戸倉→山原)]

    10/03徐々に雲が増え、曇天に。多くはないが、サシバはまんべんなく出現した。

    10/023キロ以上先は霞んでいる。雲は低く、タカが900m以上まで上がるとガスの中に消えてしまう。空は一日中真っ暗。見通しはCからD。朝いちばんで佐藤旬さんが、山原で、約3時間の観察をリアルタイムで、平山の榊原さんに送ってくれる。ねぐら立ちは山原のほうが多かったようだ。午後になってもほとんどサシバは飛ばないのだが、ふっと見上げると37羽、なんてのもあって、盛り上がった。女性が3人も来られたから余計に。11羽、37羽は、いずれも、しんがりの田島さんが拾ってくれ、その行き先を確認してくれている。縄田さんは、安倍川の右岸側、松野にいて、竜爪方向からやってくるサシバを待っている。ホークマイグレーションの定点のみならず、たくさんの方向からサシバの渡りを見ている。ヒヨドリだけでなく、カケス、メジロも渡りモードに。観察者名簿[榊原、戸張、河内、永田、横畠、川端]

    10/01昨日夕方の出方からして、今日はねぐら立ちの日とみた。しかし、地点からみえる尾根の上にサシバがいない。そのうち雨が降ってきて、踏んだり蹴ったりになった。9時を過ぎ、もうすべてを諦めたころ、サシバが10、15と上がってくる。やはりねぐら入りはあったのだ。雨が降り、しばし、ねぐら立ちを見合わせたのだろう。12時を過ぎ、天気が回復すると、不思議なことに、サシバはまったく飛ばなかった。15,5〜16時、ヒヨドリ増す。ツバメ、イワツバメ。朝の絶望的な出方からすると上出来だ。15,0〜21℃。見通しレベルD→B。9月30日観察者名簿[川端、榊原、阿諏訪、中村、戸張、河内、坂本2]、

    09/30朝は遠くが霞んだ感じだったが徐々に回復し、富士から伊豆まできれいに見えた。見通しB。15,5〜21、0℃。11時まではサシバは単発で65であったが、11時以降、10羽以上のタカ柱が立つようになる。13時半、富士宮方向から一気に68、48で渡ってくる。14時前、桜山の田島さんに、こっちから20行ったと連絡すると、数分後、平山から行った数を大きく上回る出現の報告。慌てて、西の道路に降り、文殊の上を見ると、100以上の群れと北から流入するサシバが観察される。もう少し早く気づけばカウント数は大きく伸びたろう。サシバがとまりをみせ、15時半解散となる。Twitter報告の準備をしていたら、平山から見て海側の南ルートにひゅんひゅん飛んでいくサシバに気付く。初めてタカの渡りを見に来た方が一人おられたが、近くにきた25くらいのタカ柱を双眼鏡でみてもらう。16時半までサシバはずっと中河内を下り続けた。今日も朝方、70、80のカモ類?が飛んだ。

    09/29昨日の杉尾の出方、夕方遅くの出方から、ねぐら立ちを期待し、朝早くから観察するも、はっきりねぐら立ちといえるものは、20程度か。杉尾山では明らかなねぐら立ち個体があったようだ。また7時台竜爪方向に下るねぐら立ち個体が平山側に多数下っていたとのことを後で知る。平山観察地周辺の針葉樹の背丈の伸びは、視界に深刻な影響をもたらしつつある。霞多く見通しはC。15,0〜19,5℃。13時の気温が17,5℃と、今季初の寒さを感じた1日だった。12時半くらいから数がまとまってくる。13時49分には26羽のタカ柱も登場。杉尾、桜山以外に、高山市民の森の佐藤さん、小泉さん、島田八高山の川田さん、高山〜大山の近藤さんらと連絡を取り合いながらの観察。気温が下がりヒヨドリが30くらいで動き出した。6時40分には、カモ類不明約100羽が地点の東5キロくらいを北から南に下った。観察者名簿[榊原博、川端、佐藤旬、榊原英、阿諏訪、永田、三宅2] 伊久美の村上さん、西野さん、道路の件お知らせできずすいませんでした。

    09/28今季一番の快晴。昨日一昨日の雨で、空気は澄む。富士山の初冠雪は宝永火口まで白かった。見通しはA(大変良い)。16,5℃〜21℃。朝から5羽6羽だが、まんべんなくサシバが飛ぶ。ただ、快晴で雲一つないのに、南側へ下っていく者が見られたり、旋回上昇した群れがばらけたまま渡っていったり、よくわからない出方、本流とは思えない渡りに見えた。午後、数がまとまりだし、20、30のタカ柱が立つようになる。事情はわかった。携帯故障で連絡取れなかった杉尾で、13時以降1100強の出現があったとのことを15時半に知る。島田の八高山でも、14時過ぎから一気に200近い群れが通ったとのこと。平山側にきたサシバは今日の本流のあぶれだったようだ。今日は安倍山系にガスがなく、高い稜線を越えていける日だったということだ。終了後下山途中に、サシバ出現に気が付いた佐藤さんが、林道途中の竜爪が見える地点で16時〜16時40分。竜爪の北側から南に下り、文殊→若山へ動くサシバを97観察。観察者名簿 [榊原博、佐藤旬、戸張2、前澤、榊原英、飯塚、河内、川端]

    09/27昨日雨天のため、探鳥会は今日に延期。予報では今日は良いはずだったが、7時〜11時半まで、平山林道は霧雨濃霧で視界ゼロ。しょうがなく、標高400以下の低い地点へ出向き、杉尾、山原からの連絡に合わせ、観察をしていた。11時を過ぎたあたりから、杉尾、吉原の近藤さん、山原の栗田さんたち(天野、佐藤、榊原さん)からサシバ出現の連絡。12時以降、ようやくガスのとれた平山で再開する。12時半くらいに杉尾の手塚さんから、サシバが南へ下っているから北東、東を注意しての連絡。直後、最大で16羽の群れが、北東4〜5キロくらいから、布沢に入った。今季は、田島さんが桜山に詰め、しんがりで、平山や山原方向から下る、サシバの飛去方向を追ってくれている。杉尾、平山、桜山は、南北1列に並んでおり、なんとも頼もしい布陣だ。ハチクマは、5、非渡りが1。サンショウクイ、ヒタキ類。

    09/25昨日同様、風が強く、昨日同様、視界最高。20、0〜23,0℃。サシバはまったく飛ばず。強風の中、苦労しながら地点上空を越えていくツミだけが渡りだった。ハチクマ幼鳥が、東2キロ以上先で南北にいったりきたり。毎年この時期によくみられる非渡りだ。エナガ、シジュウカラ、メジロが混群でやってきた。ハリオアマツバメが20羽くらいの群れ。エゾビタキ。

    09/24今季一番の視界。富士から愛鷹山の間の鉄塔が一本一本きれいに見える。見通しA。19,0〜22,5℃だが、風が強く寒いくらいだった。強風の中、サシバは飛ばされるように渡っていく。北や北東を向いたまま風に流され、上がったり下がったりも、全て風任せだった。11時過ぎに8羽の群れが出た以外は、1羽か2羽だった。14時過ぎに、彩雲というより、環水平アークの縦バージョンみたいな、虹色の太いカーテンが、上空の雲と地上の間に見られた。なんという現象名なのだろう。東大王なら知ってるかな?少しばかり動き始めたヒヨドリも今日は静かで、小鳥も少なかった。ツイッターで、タカの渡り静岡、今季も文字のみでやってます。

    09/23雨の予定だったが、市街地から見る、竜爪の上はきわめて明るい。慌てて登る。昨日の14時以降の出現から、ねぐら立ちが見られる可能性があるからだ。残念ながらよくとまりが見られる布沢川内の尾根上には、サシバはとまっていない。いないかと思ったのもつかのま、7時前から、南側鉄塔ライン上に7、3、6、4と、サシバは上がってくる。東風が強く、顔は北向いたまま西へ飛ばされていく。過去に何十回となく見た海バックのねぐら立ちだ。悲しいことに雨が降ってきて、撤収となる。山を下ってくると、また天気が回復している。桜山の田島さんのところに寄って、しばらく昨日の出方や今季の予想について話し込んだ。いつのまにか空模様は良くなったので、11時平山林道に戻ったが、またひどく降られ再撤収となった。完全に台風の天気である。17、0〜21,0℃。見通しはB〜D。

    09/22今季初めての晴れた朝。遠方はかすむが視界は概ね良好。午後霞は増した。見通しC→B。19,0〜23,0℃。サシバは1〜3羽くらいがパラパラ飛ぶ程度だった。13時半くらいから1羽にくっついてくる感じでサシバはとぶようになる。すると14時前、北側稜線上に次々に上がってくる。ひと群れで96。来たー、という感じ。杉尾山に連絡すると、杉尾でもその直後から大きな群れが次々に現れた。14時半には逆に杉尾から、北東方向から20以上が下るとの連絡。それを待っていたら、30から50の群れが次々に北側から上がる。どうも竜爪をはさんで北と南を抜けていったようだ。空は13時の時点でもう真っ暗であったが、今日はその暗い空をサシバが席巻していた。雨が降ってきたのだけが×だが、帰り支度をした後も、13、15のサシバが飛んできた。本格的な渡りになってきた。アオゲラ、アカゲラ。観察者名簿[天野、川端、榊原、片田] ,9月21日観察者名簿[榊原、川端、天野、片田、近藤]

    09/21朝7時の気温が17,0℃。昨日より2℃は下がっている。全国的に気温は低下、昨日は非公式ながら富士初冠雪もあったため、期待値大の一日。昨日の雨で見通しも悪くない。B(良い)。それでも午前中全くサシバは飛ばなかった。11時過ぎから、1羽ずつだが、この時期としてはまったくはっきりしない出どころからボヤーッと、やってくるようになった。それが14時を過ぎると、にわかに渡りらしくなる。1羽が上がると、その前後にくっついてくるサシバが見られ、5羽以上の群れを作って渡るようになる。群れ数ではまだまだだが、昨日までとは違う動きになってきた。今季は雨との戦いでもある。台風発生は気になるが、ここ数日の変化には目をみはる必要がありそうだ。今日は、伊東や、浜松、遠く秋田から、訪ねてくださった方たちにずいぶんと助けられた。非渡りで、オオタカ1、ミサゴ1、ハチクマ1、など。

    09/201時間区切りの予報では、曇りだったので、登ったが、8時過ぎから雨になる。7時過ぎの気温が19,5℃。はじめて20℃をきった。雨に合わせ、庵原球場に回った田島さんと連絡を取り合うが、10時には雨がきつくなり、1羽のサシバも見ぬうちに、撤収になった。ウグイス、ソウシチョウ、エナガ、ヒガラなど。

    09/19朝から、竜爪にガスがかかっていない久しぶりの日。午前中は全体に白っぽい感じだったが、午後、富士山がきれいにみえるくらいに視界はよくなった。見通しC→B。23,0〜24,5℃。ここ数日のサシバの出方に似て、北東方向低くから、1羽2羽で、布沢に入ってくる感じ。11時台、東の中河内川沿いに南に下っていく、遠いサシバが4つ見つかる。11時半から12時台にかけては、北側ルートで最大8羽まとまって飛ぶサシバが出現。午後くるのではと予想したが、それ以降はまったくサシバは飛ばなかった。ハチクマは渡り3、非渡り1だったが、渡り個体が戻っている可能性もある。気温がまだまだ高い。コサメビタキ、サンショウクイ、オオルリ♀、ヒガラなど。

    09/18朝方は雨、その後地点付近はガスの中であったが、10時には回復。見通しレベルC。25,0〜27,5℃。西寄りの風が一日中吹く。午後止むかとと期待したが、風はそのまま。こういった強烈な風の中で、そこそこの数のサシバが渡った記憶がないが、1羽も見つけられず。ハチクマは成鳥。コゲラ、アオゲラ、カケスなど。

    09/17一日中、真っ暗な空であったが、濃霧になる13時半まで、雨は降らず。遠方はかすみ、10キロ先の浜石岳の鉄塔はよく見えない。見通しレベルC。22,0〜23,5℃。昨日同様、富士山方向から、単発のサシバが1羽、2羽で渡ってくる。雲が低く垂れこめているため、タカの高度も低い。ハチクマは♂と、幼鳥が1羽ずつだが、幼鳥のほうは東に西に行ったり来たり=非渡り。アオバト、ヤマガラ、ソウシチョウ、ウグイスなど。

    09/16朝は濃霧で視界なし。8時半くらいから回復し、富士山の山肌が確認できるくらいまでになった。見通しD(悪い)→B(良い)。21,0〜23,5℃。1時間に1度か2度、富士山方向から、サシバがやってくる。地点の北側を通って飛去する。2羽が最大でたいがいは1羽のみ。標高1000m以上に雲が張り出しているからだろうが、高く上がらず、すっと行ってしまう。14時富士山方向4キロくらいの低いところから上がってきた1羽を見ていたら、続いてくるものがあり、8羽になった。地点の近くで、高度の変わらない旋回を続けてくれいい感じだった。そろそろスイッチが入っても良いころだ。サンショウクイ、ソウシチョウ、ヒガラ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラなど。

    09/15 大平から見る興津川上流部は、すっぽりガスの中。見えるところを探しながら下流に下ったら、結局、杉尾山に向かっていた。杉尾も、真富士より北はガスの中真っ暗。着いてすぐに頭上200mでサシバがくるくるしている。サシバが今日はくるのかなと思ったが、サシバではない。ハチクマが次々にやってくる。ここは頭の上を見ていないとやられるとは、番人手塚氏の弁だが、ほんとうにその通りで、1羽ずつ富士山方向?からやってくるハチクマは頭上を通って行った。ハチクマはほとんどが成鳥だった。サンショウクイ、アオバト。明日より、平山林道に戻ります。

    09/14平山林道の初日。朝方は濃霧。視界はなかったが、徐々に回復し、午後は視界B(良い)となった。23、5~26、0℃。ハチクマは3例。渡りコースをグラで西に抜けたものだけを渡りとした。他の2つは、ツミにモビングされ、東や南へ行ったもの。サシバ6ははっきりした群れで出現。15分前に、杉尾山が、同じ6羽を確認しているので、それが、南へ下ったものと思われる。早川流域の田島さん、杉尾の手塚さんと、連絡を取り合いながらの1日。コシアカツバメ、アマツバメ、ヤブサメ、エゾビタキなど。

    09/11今日は、安倍山系稜線方向第二真富士から青笹くらいまでが見える地点から観察。8時くらいまでは、雲ひとつない青空。サシバは湯ノ岳の東側からゆっくりと旋回上昇するが、ある程度の高さで山越えをあきらめ、大稜線の東側斜面をグラしていった。9時すぎ、5羽の群れ!11時を過ぎると、1200メートル以上の稜線はガスに隠れた。

    09/10夜明け前からかなり降っていたが、晴れ間が出たので出動。今季は、興津川上流部大平で観察を始めた。昨日は標高830メートルまで登り、最上流部付近を見たが、今日は標高300メートルの茶畑から、興津川上流部左岸側の稜線を観察した。10時半に樽峠の西鞍部を越えてくるサシバを一羽ようやく見つける。今日も観察可能な時間は短く、13時には猛烈な雨が降ってきた。予報では明日は良さそうだが、興津川を知り尽くした師匠によれば、大平に限って予報は当てにならないとのこと。

    09/09今日1日だけ、大平830Hに登ってみました。午前中は視界良好見通しはAだったが、お昼近くになると、安倍山系稜線に黒雲があふれた。昨日はこの後大雨になったため、慌てて降りる。2時以降今日も雨になる。サシバは一羽も観察されず。9時半に浅間原からハヤブサが三羽。しかしこれは渡りではない。オオルリがさえずり。番外で、山ヒルが6、参りました。


    参考文献:ワシタカ類飛翔ハンドブック:(増補、改訂版、2003/5/20)文一総合出版P36,37 山形則男著
    日本鳥類目録:改訂版第7版(2012/9/15)日本鳥学会発行


    このページに掲載されている観察記録は、日本野鳥の会々員や静岡の有志により個人的に善意で提供されたものであり未発表データ、及びコメントです。本文、及び画像の無断転載、引用転記を禁じます。(写真提供:蜂熊さん)

    静岡市又は近郊のタカの渡り情報(できればデータ形式)をお寄せ下さい。

    (FAX 054-347-0717)

    2019平山林道へ戻る

    2020他の観察地点へ

  • 2020(秋)平山林道データ、コメントへ戻る

  • 過去の他の調査地データ(a past record)、コメントへ

  • タカの渡り全国ネットワークへ

  • 静岡猛禽研究会(鷹の渡り班のブログ)

    浜松市北区で風力発電が、鷹の渡り飛行コースにどう影響するか調査しています。
  • Copyright(C)Watari_Sizuoka/ Since 2010