鷹の渡り 静岡

サイトを開いて下さり有り難うございます。あなたは2010/06から 人目のお客様です。皆様に「静岡の鷹の渡り」データを速報でお届けしています。
皆様の応援有り難うございます。


(観察地点)平山林道(新富士見台)(秋)   静岡市葵区平山(平山林道、新富士見台)  標高約(785mh) E 35°05: 21 N 138°25: 14


静岡市葵区平山地区(葵区平山地区)

地点名をクリックすると地図が表示されます


2019(秋) 平山林道、他観察地のデータ、コメント

更新情報:

※(ご注意)平山と他の観察地は5km程しか離れていない場合があります。そのため同一サシバを重複してカウントされる場合がこれ以上にあると思われます。他の観察地でカウントされたサシバが再び、すべて平山でカウントされることはありませんが、静岡付近を通過した数が、平山や他の観察地を合算された数とお考えにならないようにご注意ください。関係者もこの点につては、解決策を現在、サシバの飛来、飛去方向、エリアなど検証中です。皆様方にはご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

2、10/17 「鷹の渡 静岡」(秋季)観察を終了しました

1、9/08、平山林道観察を始めました



平山林道(新富士見台)からの展望

2018年10月7日13時19分、サシバ成鳥。発信機をしょっている。平山林道地点東側近く。
撮影:天野浩明


注:記載数値は速報値であり、最終記録は報告書による   

:内容の転記はご遠慮下さい

numerical data in this table are short report

So, please refrain using this data without permission of the observer.

2019(秋)サシバ、ハチクマ、ノスリの通過羽数グラフ(Graph)

各調査地、過去のサシバ通過羽数グラフ(Graph)

各調査地、過去の記録(2004〜2017)(Past Record)

2019(秋)、平山林道コメント(Japanese Version Only)

List of Species in this Site

2019他観察地点へ

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※赤い数字は逆行です
2019(秋) 平山林道データ
7
日付
Month
/Day
時間帯
Investigation
Times
天候
Weather
観察者
Observer
風向/風力
Window/WV
サシバ
Butastur
indicus
ハチクマ
Pemis
ptilorhyncus
オオタカ
Accipiter
gentilis
ツミ
Accipiter
gularis
ハイタカ
Accipiter
nisus
ノスリ
Buteo
buteo
その他の鷹

others


羽数 ( 主な種類)

不明鷹類

Unknown


羽数 (種類)

鷹類総合計


A Total
of Raptors

累計

A Total

6347

(0)

103

(0)

8

132

7

143

(0)

26

ミサコ(1)
ハヤブサ(12)
チゴハヤブサ(11)
チョウゲンボウ(1)
トビ(0)
アカハラダカ(0)

23

タカ類SP(3)
ハイ属SP(15)
大型不明(1)
ハヤブサ類SP(0)
中型不明(4)
(ノスリ類不明)(1)

6789

(0)

00/000:00-00:00
?/?
川端
?

0

0

000

0

00
xxx
0
xxx

0000

00/000:00-00:00
?/?
川端
?

0

0

000

0

00
xxx
0
xxx

0000

10/178:00-11:00
/
川端

1

0

0

020

2

0
xxx
0
xxx

4

10/160:00-00:00
|
観察なし
?

0

0

000

0

0
xxx
0
xxx

0

10/157:20-12:00
/
川端
北東
2

0

0

001

0

2
チゴハヤブサ2
0
xxx

3

10/140:00-00:00
観察なし
?

0

0

000

0

0
xxx
0
xxx

0

10/137:30-15:00
快晴
川端天野
佐藤旬
南東
5→2>

0

0

030

4

1
ハヤブサ1
0
xxx

8

10/120:00-00:00
台風19号
観察なし
?

0

0

000

0

0
xxx
0
xxx

0

10/117:20-10:00
川端

3

0

0

020

0

0
xxx
0
xxx

2

10/106:40-15:20
快晴
川端

3→4

18

4

181

10

0
xxx
2
ハイ属不明1
大型不明1

44

10/096:40-16:00
快晴/晴
川端古井2
佐藤旬
無風→東
0→2

217

4

073

21

4
ハヤブサ2
チゴハヤ2h6>
2
ハイ属不明2

258

10/08
(有永)
10:20-13:20
/
川端

2

18

1

000

2

3
ハヤブサ1チゴハヤ2
0
xxx

24

10/076:30-14:50
/
/
川端
南東
3〜4

245

1

030

3

0
xxx
1
ハイ属不明1

255

10/065:30-14:00
/
天野川端榊原
栗田片田

1→3

119

3

0120

3

0
xxx
2
ハイ属不明2

139

10/056:20-16:40
快晴/晴
榊原以下
15名
西時々東
1〜2

719

4

030

2

2
チゴハヤブサ2
3
ハイ属不明3

733

10/048:30-15:00
/
川端縄田
西
4時々5

6

0

010

3

0
xxx
0
xxx

10

10/036:20-14:20
/
川端坂本
縄田
西→南西
1→3

246

1

020

1

0
xxx
1
ハイ属1

251

10/0205:40-16:00
川端
西
1〜2

276

5

050

5

0
xxx
0
xxx

291

10/015:40-16:20
/
川端大塚内藤
佐藤旬坂本2
無風→西
0→2

1252

10

060

9

3
ハヤブサ2チゴハヤ1
1
中型不明1h6>

1281

09/306:50-16:00
/
川端河内
戸張2古井2
西
1

1002

4

140

6

0
xxx
0
xxx

1017

09/296:30-15:40
/
栗田以下
7名
西
1〜2

70

3

380

9

1
ミサゴ1
3
ハイ属2中型不明1

97

09/286:30-16:30
川端以下
11名
西
1〜2

286

2

070

3

0
xxx
0
xxx

298

09/276:00-16:00
/
古井2川端
戸張2河内栗田
無風
0

415

11

0100

5

1
チゴハヤブサ1
1
ハイ属1

443

09/266:20-15:50
/
河内川端
鈴木2戸張
無風
0

768

4

060

1

1
チゴハヤブサ
0
xxx

781

09/256:00-15:50
川端古井飯塚
長倉永田

1

118

6

060

10

1
チゴハヤブサ1
0
xxx

141

09/246:10-13:10
/
/
川端吉井2佐藤旬
渡辺鈴木
西
1〜2

234

7

040

6

0
xxx
1
中型不明1

252

09/230:00-00:00
観察なし
?

0

0

000

0

0
xxx
0
xxx

0

09/226:30-13:30
/
川端栗田鈴木2
榊原法月
南東
4→3

61

1

121

7

1
xxx
1
中型不明1

75

09/216:50-15:40
川端榊原天野
鈴木2佐野

4〜2

79

0

020

0

0
xxx
0
xxx

81

09/207:00-16:00
/
川端古井2
河内
北東→無風
2→0

102

6

060

9

1
ハヤブサ1
xxx

124

09/197:00-16:20
川端佐藤旬
塩川縄田
無風
0

49

4

040

4

1
ハヤブサ1
1
ハイ属不明1

63

09/180:00-00:00
観察なし
?

0

0

000

0

0
xxx
0
xxx

0

09/177:00-16:00
川端榊原
無風→東

8

2

000

3

2
ハヤブサ1
チョウゲンボウ1
0
xxx

15

09/166:50-16:20
/快晴
榊原以下
10名
東→無風
4→1

10

4

040

6

0
xxx
1
タカ類不明1

25

09/157:00-15:50
快晴
天野以下
7名
東〜南東
3〜 4

18

5

131

2

1
チゴハヤブサ1
1
1

33

09/147:00-15:30
快晴/
川端古井2
杉山法月
東〜南東
2〜3

7

4

040

4

1
ハヤブサ1
0
xxx

20

09/137:30-14:00
/
川端 小泉

1〜3

3

0

000

0

0
xxx
0
xxx

3

09/127:30-15:00
川端

4→1

1

4

110

0

0
xxx
0
xxx

7

09/117:30-14:00
/濃霧
/
川端
西
1

0

0

010

0

0
xxx
0
xxx

1

09/107:20-12:00
/
/
川端
西
1〜2

0

1

030

0

0
xxx
0
xxx

4

09/097:30-15:30
川端
無風
0

0

1

030

0

0
xxx
2
タカ類2

6

09/087:40-11:50
/
/
川端天野
東〜南東
3〜4

0

1

000

0

0
xxx
0
xxx

1

※赤い数字は逆行です

2019(秋)サシバ、ハチクマ、ノスリの通過羽数グラフ(Graph)

※「平山林道」「その他の観察地」を渡ったと思われるサシバ、ハチクマ、ノスリの通過羽数グラフ 2019(秋)(Graph)

※(ご注意)平山と他の観察地は5km程しか離れていない場合があります。そのため同一サシバを重複してカウントされる場合がこれ以上にあると思われます。他の観察地でカウントされたサシバが再び、すべて平山でカウントされることはありませんが、静岡付近を通過した数が、平山や他の観察地を合算された数とお考えにならないようにご注意ください。関係者もこの点につては、解決策を現在、サシバの飛来、飛去方向、エリアなど検証中です。皆様方にはご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。


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  • 平山林道コメント2019(秋)

    2019年 10月17日 平山林道2019年秋の渡り観察を終えて
    ここ数年は9月に入ってから気温が秋らしく下がっていく年が続いていましたが、本年はまったく気温が下がりませんでした。9月19日までサシバは100羽に満たず、どのように渡りが本格化していくのかが見えませんでした。東日本の一気の気温低下を待ちましたが、これもはっきりここというのがありません。そんな中、9月24日ごろから三桁の日が続き、9月30日10月1日の、1002、1252を迎えます。その後はふたたび、10月9日まで三桁の日が続きました。「大きなピークなし、まんべんなく型」とでも言うのでしょうか。これまで、気温の高い日が続いた年は、アップダウンの激しい過激な渡りになる傾向があっただけに、この結果は意外でした。 今季は、昨年に続き、田島さんが、山梨県南部町に出向き、北からのサシバの流入を観察しました。また杉尾山には手塚さんが入りました。例年見られる9月末の北側大出現が今季はみられず、観察する側としてはつらいものがあったと思いますが、毎日ほんとうにおつかれさまでした。杉尾山では、竜爪山より北の安倍山系稜線を越える者のみをカウントする(平山と競合するものの数をカウントしない)方法を取り入れたため、静岡の安倍山系稜線約1600〜700mをこの時期にどれだけ越えたかを表すことができました。平山6347+杉尾3232=9579 最低、2019年度9579羽のサシバが渡ったことをお伝えできます。 今季特筆すべきは静岡県内における連携です。野鳥の会静岡支部とのタイアップで、一斉調査を9月28日に行ないました。また、島田の家山、高山市民の森、ネオパーサ清水の観察者の皆さんと、日々連絡を取り合って、観察を続けることができました。そのほかにも貴重な情報を送ってくださった皆さん、ありがとうございました。またこれからもよろしくおねがいいたします。 最後に、今季も、平山林道に通ってくださった観察者の皆さんに申し上げます。タカの飛ぶ日も飛ばぬ日も、皆さんの情熱と工夫、根気がなければ、観察は成りたたなかったです。ほんとうにありがとうございました。
                            2019年 10月18日 平山林道観察者一同

    00/00xxxx

    00/00xxxx

    10/17最終日は、ノスリが多数渡る日にと決めていたが、ここへきて秋晴れの空が見られない。この日も昼前から雨となった。見通しCからD。16,5〜19,0℃。ノスリ2羽は旋回することなく、低くをはばたいて渡っていった。ヒヨドリ、メジロが30くらいで渡っていく。ジョウビタキは未だ見られず。冬の小鳥の渡りもみられず。ちょっと不本意ではありますが、今日をもちまして2019年度の秋の渡り観察を終了します。

    10/15通常の見通しは悪くないが、突然湧き上がってくるガスで全く視界がなくなることも。正午雨が降ってくる。見通しB, C時々D。16,5〜19,5℃。今日は、最終日にする予定であったが、天候不順日ということで、明日もう1日である。明日は晴れるので、最終日にふさわしい多数のノスリがみれそう。冬の小鳥はというと、今季はまったくそのかけらも見当たらない。近いところだと、2017年の10月9日、朝方、百単位でアトリの群れが行きかったと記録がある。ただこの年は、10月5日朝6時の気温が9,5℃、との記録もある。今季朝一の気温の記録で一番低いのが14,5℃なので、やはりまだまだ気温が高いということなのだろう。

    10/13台風一過。これまでの経験から、角スコ、のこぎりなどをバイクに積んで登るが、必要なし。拍子抜けするくらい、地点までの道はきれいであった。風がさほど吹かなかったのか、倒木はなく、折れた枝葉も道路にはなかった。ただ雨は半端なかったのであろう。まるで、人の手によって並べられたかのよう、道路上に小岩の整列を生み出していた。最高視界A。19,5〜21,5℃。朝方風力5強の東風。ノスリがどうにか4飛んだが、風が落ち着いた午後、全く飛ばなくなった。こんなに劇的にサシバと別れるのも珍しい。

    10/11視界は最高A。地点付近の風は強いが、海は至って静か。19,5℃。ツミ2が流されるように西へ。「直ぐに下山して災害に備え行動起こせ」の檄メール届き、慌てて降り。

    10/10雲一つない快晴、富士山も伊豆の山も見えているが、全体的にかすむ。午後になり改善された。見通しC→B。15,5〜19,0℃。サシバが2,3と出ると、ノスリが追いかけるように出てくる。せめぎあいの構図というのか。「13:30のサイレン」という単語が、今季、平山林道ではちょっとしたブームになった。どこかの工場のサイレンだが、これを合図に、サシバの群れが出てくることが多かったからだ。今日もこのサイレンに期待を寄せたが、午前中よりさらに強い東風が吹いたせいか、13:30以降タカが飛ぶことはなかった。さすがにサシバはもう残っていないか?ヒヨドリ50単位で渡るのが普通になってきた。カケスも目に見える形で動いている。コシアカツバメ多し。

    10/09視界良好。特に午後13時以降は最高視界になった。7キロ先高根山の鉄塔下から上がるサシバがきれいに見えた。見通しB→A。17,0(6:30)→20,0→16,5℃(16:00)。未だ、13,15、23といったタカ柱を作ってサシバは飛ぶ。午後、ノスリが6連続で出、時代が交代かと思われたが、15時半以降、南へ南へと下るサシバのグラが20羽ほど続いた。今年のサシバはしぶといぞ。15時台、カラ類の混群がやってきた。エナガがメインだが、シジュウカラ、ヤマガラ、ヒガラ、コガラ、さらに、ゴジュウカラも入っていた。佐藤さんが写真におさめた。

    10/08朝竜爪方向が見えていたので、また雨雲レーダーを信じ上るが、6時半から約2時間霧と雨で、観察が出来ず。南のもっと低いところでと下り、桜山へ向かったが桜山もガスっぽい。そこで、春に使った有永で観察(10:20〜13:20)。479,4m権現山から南へ下る稜線を中心に見る。新東名より北はもう真っ暗で、まったく見えそうになかったからだ。大きな群れは発見できなかったが、3羽、5羽というようなサシバを見た。いずれも、権現山から南へ続く稜線沿い(稜線の西側)を南南西へ下るが、山稜がなくなるあたり(特別支援学校あたり)から、南西から西南西方向に舵を切っていく。麻機遊水地あたりを通って賎機山稜線に近づいてくる感じか。賎機山稜線からさらに南下するのかどうか?(すいません。静岡の人にしかわからんですね。)15時晴れたので、桜山に登る(16時20分まで)。平山林道はまだガスの中だが、東、山原方向は青空ですばらしい視界であった。しかしやってくるサシバはいなかった。

    10/07昨日の雨で、霞が取れ、素晴らしい視界になった。A。14時過ぎに降雨になり、視界が真っ白になった。D。気温が前日より5℃はさがっている。14,5〜19,5℃。昨日は長袖Tシャツ1枚だが、今日は4枚着ても寒かった。今年の傾向である。今日もそれまでおとなしかったのが、13時半のサイレンを待っていたかのように、上がりだす。同時に東方向にカーテンがかかり、その不安げな雲が地点付近を覆う。雨雲は14時過ぎには布沢流域も覆い完全な本降りとなった。雨と共に、流域内の針葉樹樹冠にとまったサシバが複数いたが、14時過ぎのこと。明日はどこから、ねぐら立ちするか不安である。

    10/06霞が多く、針葉樹の緑が見えるのは2キロ以内。布沢川流域内くらいがそこそこ見える感じ。見通しC〜D。晴れていたのが、午後真っ暗になり、13時にはとうとう雨に。(この十日くらい雨雲レーダーがまともに働いた試しがない、と、ヒラヤマリンダーたちは口とがらせてます。)撤収もままならぬため、1時間傘を差しながら、4人で観察。条件悪い中、はばたきはばたきで、必死に渡っていく8羽のサシバ。これもまた、渡りの重要な一シーン。杉尾山では朝早くに竜爪の北を行く約200のねぐら立ちを観察。昨日平山で16時付近に飛んだ北のサシバのねぐら入り者か?杉尾山は2日221、5日186、6日273で、総計3232(すいません、電卓計算で、これまでと合っていないです。詳しくは最終報告を待ってください!)

    10/05昨日ほどではないがこれも最高視界。見通しAである。大涌谷の硫黄のけむり?がよく見えた。21,0〜24,0℃。気温は高い。最後になるであろう土曜。多くの人が期待を胸に集まった。が、ぱっとしない。ところが、14時46分以降状況は一変する。以後650。東西南北至る所からサシバがあふれ出す。東で数えたものの確認に地点西に回る者、脚立に乗って、通常なら無理な北のエリアを一点突破で見る者、それぞれがインスピレーションを働かせた。現場は、文化祭出し物の楽屋裏のよう。それにしてもまあなんと楽しかったことか。シジュウカラ、エナガ、ヤマガラ、コゲラ、アオゲラなど。〔観察者:榊原、天野、佐藤、栗田、古井2、戸張2、黒坂2、一之瀬2、片田、佐野、川端

    10/04雨が早くに上がってしまう。視界は最高で、文句なしのA。こんな日に大出現があれば、ほんとうに楽しいのだが、そうはいかない。21,5〜24,5℃。今日も暑い。風が西から強烈に吹いた。実際は風がぐるぐる巻いている。富士山はどうにか雲がとれたが、東はまだまだ天気が悪いようだ。そんな中、たった1羽で強い西風に逆らって飛ぶはぐれものがいる。尾根越えにかかってもこういう日はガクンガクンと下がる。そのたびに、精一杯はばたいて機首をあげようとする。南方郵便機みたいだ。午後サシバは出ず、ノスリが3。けれど、これは偶然だろう。明日もう一山?やはり暑そうだが。アマツバメ、コシアカツバメ、アカゲラ、エゾビタキなど。

    10/03しばらく降雨がないせいか、今日も全体に白っぽい。富士は輪郭だけ見える。午後視界が回復するのもここ数日と同じである。19,0〜24,5℃。午後暑くなった。8時過ぎからねぐら立ち。北の方から50くらい上がったあと、南側から50くらいあがった。9時以降はバラバラ5、8、3のような形で11時半まで。それ以降はぱったり止んだ。14時過ぎ真っ暗になり雨が降ってきた。慌てて撤収。この雨は一時的だったよう。縄田さんが居残り務めてくれた。メジロが50くらいの群れで渡るようになる。アマツバメ、ハリオアマツバメ。昨日杉尾山サシバ221。杉尾山トータル(平山からは見えないサシバ)で2871となっています。

    10/02今日もねぐら立ち狙いで早出。見通しは、昨日に比べるとかなりいい。今日は6時11分に17羽が飛んだので、早いかと思ったが、はっきりとねぐらを立ったのは、7時45分だった。昨日と変わらない。近く、低いところを飛ぶ。しかし、70羽ほどで、終わってしまった。それからは、音無しに近い。均衡を破ったのは、14時過ぎの手塚さん(杉尾)からの電話。「もうじき小ピークのほうに行くと思うけど。」その30秒後、小ピーク北東から、やたら長い鷹柱が立った。約150羽の追加となった。今季は、13時から15時が、いつにも増して、ストロングポイントになっている。エナガの群れ(30くらい)が来た。メジロも50くらいで渡っていく。20,5から。エゾビタキ。

    10/015時半に到着すると、なんと霞の多い視界。朝は見通しDで、時に濃霧でE(大変悪い)の時間帯もあった。しかし今日も午後視界は回復したB。20,5〜24,5℃。ねぐら立ちは早く、今日は6時前から地点の低空をサシバがフラフラしていた。7時40分ねぐら立ちした100羽が南方向へ。直後、濃霧でカウント不能に。長蛇を逸した気分。今日は消化試合?と思いきや、二日連続で13時過ぎから15時半限定の大出現が始まった。前半は北側から、後半は北東側からサシバが次々に上がった。神奈川から大塚さん、内藤さん、朝7時には地点に来られた。秦野魂!サシバを次々に見つけてくださった。謝謝。アカゲラ、イワツバメ。メジロが30くらいで移動をみせた。杉尾山における今日のサシバは900。

    09/30遠方霞む。4キロ先のタカは見つけ辛かった。見通しCの下。20,5〜25℃。朝から気温が高く、こんな日はダメだと決め込んでいた。秦野や島田のグループの方と電話でやりとりしていたが、皆一応に今日はないよねという感じ。ところが、13時半、突然北側から、35羽が上がる。数よりも集団の密度で、これは来るぞと思う。15時までに、百単位のタカ柱が続々上がる。しかし、サシバが渡りをあきらめるのは思いのほか早かった。15時10分に地点から1キロ北東の通称、肩、に、見えているだけで6羽ぐらいは降りた。16時半にはその数が増していた。明日の朝が楽しみだ。今日の6人は今季一番!を手にしたと思う。アカゲラ、アオゲラ。ヒヨドリ20くらいで動く。ツバメ類が何故か少なかった。今日の杉尾山(手塚)サシバ306。実際のところ杉尾山では平山に出るサシバ(南へ下るサシバ)の多くを観察している。今季は、静岡でいくつかを表すために、南は一括して、平山で記録している。杉尾はつらいな。このことが何を伝えているか?今季は北を通らず南へ南へ下っているものが多いということ。

    09/29少なくとも9時には大雨の予報であったはず。今日は支部探鳥会であったが、皆、天気予報で引いてしまったよう。天気予報を恨む。午前中は霞多し。今日も午後改善される。見通しC→B。13時以降の富士山の山肌はきれいであった。20,0〜23,0℃。午前中は北側、午後は南へ南へ下るサシバが目立った。今日は山原中継所との連携で、同時に観察したタカの通り道を確認した。思わぬ見通し距離のずれなどもわかり大収穫であった。杉尾山(朝倉)サシバ13。山原中継所(榊原、佐藤旬)サシバ43。山原とはかなりダブリがあるので、今日は3地点合わせても100ちょっと。昨日一斉調査を敢行したのは大正解。ヤマドリ、アオゲラ、コゲラ、イワツバメ、アマツバメなど。〔観察者:栗田、近藤、加賀谷2、佐藤昌、片田、川端〕  杉尾山929現在のサシバ総計は1444。Twitterタカの渡り静岡が一番速いのでよろしくです。

    09/28富士山、愛鷹山系は一日中見えるが、全体に霞む。見通しC。18,0〜21,5℃。昨日15時半以降に、東側の稜線に降りてねぐら入りするサシバを見ていたので、夜明けから監視。5時半には稜線上にとまるサシバはいなかったが、6時半には稜線上に樹うつりをしながら出てくるサシバが10くらい観察された。7時50分1羽が飛ぶと、それらにくっつくように次々にねぐら立ちした。9時くらいまでに100くらい。その後は、北から7羽、10羽と群れが上がっていたが、10時くらいからは、東から出、南へ南へと行く流れに変わった。14時44分に21羽が渡った後は、もうサシバの姿はみられず。今日は、野鳥の会静岡支部による一斉調査を、杉尾山、平山、山原、の3地点で行った。南部町、ネオパーサ清水を入れて5地点観察である。カウントは今一つであったが、タカの流れの把握はできたと思う。また、伊久美小学校5年の遠藤君がサシバを見たいの一心で、島田からやってきた。ちょっと遠かったかな、けどこれもまた修行修行。未来は明るい!エゾビタキ、ヒタキ類SP、アカゲラ、アオゲラなど。〔観察者:榊原、天野、戸張2、縄田、鈴木、遠藤2、片田、小泉、川端〕

    09/27午前中遠望はかすみ、2キロ先のタカをキャッチするのが難しかったが、午後徐々に見通しは良くなる。D→C。20,0〜23,5℃。昨日とよく似ていた。午前中は天気で高く高くサシバは渡るが、13時以降雲が低くなると、それに合わせるかのようにサシバが通る高度も下がった。タカ密度は昨日が断然上だが、今日のほうが長い時間サシバが飛んでいた。昨日に続き北東方向、より東に近い方角からサシバは来た。今日は11のハチクマが渡った。もう東や南に行くハチクマはいない。まっすぐ西へ行く。平山ではハチクマは幼鳥が圧倒的に多いが、今日は11の内、4羽の♂と1羽以上の♀が渡った。昨日9月26日の日報で、ケアシノスリ1を記録しました。尾羽の最外に太い黒帯を持つノスリ類を観察したためです。しかし、尾羽の黒帯以外に識別要素はなく、ケアシノスリのこの時期の渡りにも?がつきます。まことに勝手ながら、ケアシノスリ1をノスリ類1に訂正させてください。そして、ケアシノスリに関して詳細な情報をくださった皆さん、ありがとうございました。

    09/26午前中は遠方がかすみ、良い視界とは言えなかったが、午後雲が多くなると、見通しは良くなった。見通しC→B。18,5〜22,5℃。今日もぼちぼちの出方、晴れ上がった高い空を、まとまらずに3羽、5羽と行くような展開。13時40分ネオパーサ清水で観察の坂本氏から、山を越えて平山方向に25くらい行くとの連絡。7分後その群れをキャッチしたあたりから潮目が変わる。直後河内氏が北側でキャッチした40くらいの群れは、上がってくるサシバを吸い上げすぐに80になった。13時半から14時50分と、長い時間ではなかったが、北側から上がり、地点の真上で巻くサシバが、後から後から押し寄せた。なかなかこういう渡りを見ることはない。この700くらいの流れを、島田の観察グループに連絡すると、きっちり、拾ってくれた。大井川を越える前にねぐら入りするかなと思っていたが、杞憂だった。観察がつながると、ほんとうに嬉しいものである。今日の杉尾山は321サシバ。今日はどこからか南の平山に入ったが、この時期は基本、北である、山梨静岡の県境大出現の日も近かろう。

    09/2518,5〜21,0℃。見通しB。今日は台風通過後の二日目で多くの人が期待をしていたと思う。しかし思った通りにはならなかった。今日は静岡での観察について少しだけふれる。杉尾山は展望台がなくなり17年以前のような広い見通しが効かなくなったが、今季も手塚氏が入り観察を続けている。サシバ9月24日が240、今日9月25日が221である。注目してほしいのはこの数字が、平山には絶対に行かない北側のサシバの数であることである。展望台廃止に伴い、観察方向を限定したことによる。以降、公開される杉尾山+平山林道の数は、最低一日にこれだけ通っているよという静岡でのカウント数と考えていただいてよい。(きょうから、杉尾山のサシバの数を掲載します。渡り詳細はTwitterタカの渡り静岡を参照ください。)田島氏は、昨年に続き山梨の南部町へ遠征し、観察を続けている。この後に来るであろう北からの大出現のルートをより正確に把握するためのチャレンジである。平山林道から西南西に10キロ強離れた、高山市民の森観察グループ、また、38キロ離れた島田市の観察グループと、連携を取りながら日々観察を続けている。東西での連携が南北に増して重要なことはいうまでもない。

    09/24台風一過。朝の天気は最高。6時の青空は最高のように見えた。が、定点に入り東の空を見ると、やけにどんより。湿った空気が抜けたのは午後からで、午前中は白っぽい上がるタカがやたら遠くに見える視界のなかであった。見通しレベルD→C。6時半からサシバは次々にあがり、8時半には北側から上がるサシバの群れが64を数えた。しかし、9時以降はパラパラの出方に変わった。今日の200くらいは、近いところにねぐら入りしていたものであろう。視界が午後になり雲が多くなる。一方空気は徐々に澄んでいく。改善されたと思った矢先に降雨。杉尾山(手塚)南部町(田島)と、連絡を取りながらの観察。列にとった複数地点観察にはなんともいえぬワクワク感がある。ヒヨドリが10羽ほどでピーピー鳴きながら渡った。今季初めて見た。ヒタキ類SP. 

    09/22降りそうで降らない曇り空。視界は良好。見通しB。今日も風が強かった。17,5〜20,5℃。サシバは、13時過ぎに、12、12の群れが出た。9月8日に渡りとしたハチクマJ(尾羽中央が折れて、足のように垂れ下がっている)が、今日、出現した。それ以外にも非渡り個体が3出現。ハチクマの渡りを1引いて記録した。ただこの個体もわからない間に行ってしまうのだろう。この地点からのハチクマの渡り認定は、とにかく難しい。コゲラ、エゾビタキ。ヒヨドリがパラパラ動き出した。

    09/21雨になると思われたが、1日降雨はなし。富士は雲に隠れ見えない。視界は良好見通しB。15,5℃〜19,0℃。気温下がり、3枚着ても寒い。なかなかサシバが飛ばなかったが、8時半くらいから上がりだし、9時12分24羽のタカ柱が、北側に立つ。今日は相当行くと、期待したが、10時で止まり、午後はサシバのみならず、タカが一切見られなかった。今日のサシバの大半は昨日遅くに布沢にねぐらをとった者か、比較的近くから今日の朝に動いてきたものであろう。ソウシチョウ、カケス、アオバトなど。一般種も今日は少なし。今日は山原中継所に午前中、榊原、天野、栗田の3人が入ったが、二人は平山へ移動、栗田さんが山原に残った。20羽のサシバを観察している。ひらやまとのダブリはない。

    09/20全体的に白っぽく、富士宮の街並みは見づらい。4キロ先のサシバ8が双眼鏡ではキャッチ難しい。見通しレベルC〜D。7時20分にねぐら立ちと思われる10羽のサシバ。その後あまりぱっとしなかったが、午後になり13時台18サシバの群れ、14時台13サシバの群れを観察。ようやく渡りらしさを感じることのできる日がやってきた。台風前にもう少し大きな出を見たかったが….秦野のみなさん、ネオパーサ清水で観察の坂本さんらと連絡を取りながらの観察。どちらもサシバはさほど飛んでおらず、欲ばりなことを言っては罰が当たりそう。コシアカツバメ、イワツバメ、ヒガラ、アオバトなど。

    09/19朝方、地点はガスの中だったが、すぐに晴れた。午後遠方は霞んだ。見通しB→C。18,5〜22,5℃。午後、5羽、7羽と、サシバが上がるようになる。ようやく、渡っている事が感じられるような出方になってきた。ハチクマ4の内、3羽は幼鳥、1羽が♂成鳥だった。非渡りは1だけである。ハチクマもはっきり渡りとわかる動きになってきた。ハリオアマツバメ、イワツバメ、ツバメ、アマツバメなど。

    09/19朝方、地点はガスの中だったが、すぐに晴れた。午後遠方は霞んだ。見通しB→C。18,5〜22,5℃。午後、5羽、7羽と、サシバが上がるようになる。ようやく、渡っている事が感じられるような出方になってきた。ハチクマ4の内、3羽は幼鳥、1羽が♂成鳥だった。非渡りは1だけである。ハチクマもはっきり渡りとわかる動きになってきた。ハリオアマツバメ、イワツバメ、ツバメ、アマツバメなど。

    09/167時過ぎから雨、東風が強く難儀したが、8時半には回復した。この雨で空気が澄み、視界は今季最高見通しAとなった。風は午前中強く吹いたが、午後無風になった。22,5〜27,5℃。また気温が上がった。今日も全くサシバがやってくる気配がない。ただ、突然現れるサシバが低く、地点の真上に来るため、観察者は歓声を挙げた。今日は連休最後で大勢の観察者が集った〔榊原、天野、川端、加賀谷2、佐野、近藤、縄田、新井、小池〕午後タカは飛ばぬのに、直近のタカについての話でおおいに盛り上がった。アカゲラ、コゲラ、ヤマガラ、シジュウカラなど。

    09/15快晴は丸一日続いた。視界もよくあと一歩というところの見通しレベルB(良い)。21,5〜24,5℃。今日もサシバが忘れたころに1羽という出方であったが、14時過ぎに南鉄塔ライン上に5羽で巻いているのを確認した。5ではタカ柱とは言わないだろうが、数以上に大きな柱に見えた。なんとなくだが、始まった気がする。今日は、天野、川端、玉村2、佐藤昌、榊原、長谷川の7人と、手塚(杉尾山)で観察した。杉尾山でも不定期ながら観察は続いている。〔Twitterタカの渡り静岡で、静岡の渡り(平山林道、杉尾山)11時、15時(アバウトですが)情報が公開されています。特に見ていただきたいのは、静岡県西部、愛知県の観察者の皆さんで、群れの観察がつながってくれたらと思っています。どうかよろしく。〕 ハリオアマツバメ、アマツバメ、ツバメ、アオゲラなど。

    09/14朝は今季一番の快晴、今日こその気持ちが強くあったが期待外れ。今日は山原中継所と連絡を取りながら観察したが山原からもタカは観察されていない。20,0〜23,5℃。見通しレベルB(良い)。ハチクマは午前中嵐のように出まくったが、渡りと思われるのは4で、それ以外に11の非渡り出現があった。3羽の幼鳥が同時出現して東から西へ行くのだが、ぐるりとラウンドして、また東から出てくる。観察者泣かせである。サシバは1羽ずつしか出現せず、午後ようやく3羽で(今季初の複数で)南側を渡るが、至って低調。どうも根競べみたいな感じ。スガシカオさんじゃないけど、「あと一歩だけまえにー、すすめー。」そう言いたい。キセキレイ、アオバト、コゲラ、アオゲラなど。

    09/13富士愛鷹山系は雲に隠れる。約10キロ先の浜石岳の稜線までは見える。見通しレベルC(普通)。15,5〜18,5℃。気温が一気に下がる。一昨日まではTシャツ1枚でも暑かったが、今日は3枚着ないとブルブル。8時過ぎにサシバが北東の稜線上に3羽見え隠れ。秦野の臼井さんからも8時過ぎに7羽出たの報。さすがに今日は来るだろうと思ったが、動きなし。今日は杉尾山に手塚さんが入っていた。平山で見えずとも北を通らないかなと思っていたが、杉尾山からもサシバは観察されず。どうなってしまったかな?今日は、ハチクマもまったく見られなかった。ハリオアマツバメ、コシアカツバメ、ツバメなど。

    09/12今朝も竜爪方向はひどいガスの中、朝は地点選びに苦慮したが、8時半にはガスがとれ、平山林道は良い視界になった。富士愛鷹山系は、雲の中で一日見えないが、空気は澄んでいた。見通しレベルB。気温が5℃くらいは落ちた。朝より13時のほうが気温は低く、21.5→23,5→20,0℃。9時52分、待望のサシバが北側稜線に上がったが、その1羽きり。ハチクマの出現が目立った。非渡りが7、渡りが4としたが、幼鳥の個体識別が出来ぬため、明確な区別ではない。行動と飛翔様式、移動した距離、高度、が、渡りらしいか否かで判断した。渡った個体は幼鳥3に、成鳥♂1であった。シジュウカラ、エナガ、ヤマガラ、ヒガラ、ホンドリスなど。

    09/11朝から、標高700m以上の稜線にガスがあった。それでもどうにか布沢川流域内が見えていたため平山で観察を続けていたが、ツミが1羽渡ったのみ。見通しがD(悪い)からE(大変悪い)となり、10時50分竜爪登山道入り口近くの南側が見える地点(標高400m付近)へ移動した。24,0〜27,5℃。地点から南南西1キロの尾根上にサシバが1羽とまっていたが、フライした後、東へ。今日も渡りのサシバは皆無。春秋の渡りで、開始から4日連続でサシバが観察できなかったこと、どうも記憶にない。カケス、アオバト、トケン類SP.など。

    09/10標高600m以上の稜線にガスが多く、視界悪し。見通しはD。11時以降ガスによりさらに視界が悪化したため、平山での観察を終え、地点を300m下に移動した。平山ではどうにか2キロ以内、布沢川流域に入るタカを観ることができるかどうかといったところ。24、5〜26,0℃。サシバは今日も見られず。ハチクマは1羽渡り。3が非渡り。出現したものはいずれも幼鳥であった。8日の尾羽割れの幼鳥は今日も出ていない。アオバト、エナガ、イワツバメ、トビなど。サシバ不在のみならず、タカが遠くいまいち楽しめない。

    09/09台風上陸でどうなることかと思ったが、平山に登る道路はほとんど無傷。空気は澄み朝は最高視界Aであった。午後徐々に霞が増えた。風がまったく吹かず、蒸し暑い一日。25〜28,5℃ 関東の観察から、サシバが出てきてもおかしくない頃だが、まったく姿をみせない。不明タカの2は、地点の北4キロ以上先をを東から西へ横ぎったものだが、ノスリかハチクマ?サシバではない。今日もハチクマ幼鳥が1羽北側を通過した。昨日の尾羽の傷んだ個体ではない。東の方で、北へ東へととりとめない動きをするハチクマ非渡りが3例。ノスリ、ミサゴも非渡りで1。サンショウクイ、ヒガラ、アオゲラなど。

    09/082019年秋の渡り、平山林道は、本日より観察を開始します。視界のレベルをA(大変良い=8キロ先のサシバが見える)B(良い=4キロ先)C(普通=1キロ先)D(悪い=500m先)E(大変悪い=数十m先しか見えない)で、表します。今日の視界はA→B。24〜25℃。朝は快晴だったのが富士宮方向か雨がやってきた。台風の風か東から強く吹いた。渡るタカは11時20分に出たハチクマの幼鳥のみ。このハチクマも、ルートと行動から渡りとしたが、この時期に布沢に留まっているハチクマであるかもしれない。尾羽に大きな欠のある個体なので、明日以降見られたら渡り1を0に戻すことにする。これ以外に非渡りでハチクマ1。ソウシチョウ、アマツバメ、メジロなど。


    参考文献:ワシタカ類飛翔ハンドブック:(増補、改訂版、2003/5/20)文一総合出版P36,37 山形則男著
    日本鳥類目録:改訂版第7版(2012/9/15)日本鳥学会発行


    このページに掲載されている観察記録は、日本野鳥の会々員や静岡の有志により個人的に善意で提供されたものであり未発表データ、及びコメントです。本文、及び画像の無断転載、引用転記を禁じます。(写真提供:蜂熊さん)

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