鷹の渡り 静岡

(観察地点)平山林道(新富士見台)(秋)   静岡市葵区平山(平山林道、新富士見台)  標高約(785mh) E 35°05: 21 N 138°25: 14


静岡市葵区平山地区(葵区平山地区)

地点名をクリックすると地図が表示されます

2016秋 平山林道、他観察地のデータ、コメント(観察終了)2016 9/10〜10/15

更新情報:

※(ご注意)平山と杉尾は5km程しか離れていません。そのため同一サシバを重複してカウントされる場合がこれ以上にあると思われます。杉尾でカウントされたサシバが再び、すべて平山でカウントされることはありませんが、静岡を通過した数が、平山と杉尾を合算された数とお考えにならないようにご注意ください。関係者もこの点につては、解決策を現在、サシバの飛来、飛去方向、エリアなど検証中です。皆様方にはご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
※(ご注意)(確定された数ではありませんが、参考までに!)杉尾山で三桁以上の大量出現時に平山の数との重複は(30%〜40%)と思われますので、グラフは杉尾、平山のサシバのカウント数に(未確定ですが重複数値-30%)と出現時の重複を確認した数をを記載してあります。

4、

3、

2、

1、



平山林道(新富士見台)からの展望


注:記載数値は速報値であり、最終記録は報告書による   

:内容の転記はご遠慮下さい

numerical data in this table are short report

So, please refrain using this data without permission of the observer.

2016(秋)サシバ通過羽数グラフ(Graph)(観察終了)

各調査地、過去のサシバ通過羽数グラフ(Graph)

各調査地、過去の記録(2004〜2015)(Past Record)

2016(秋)、平山林道コメント(Japanese Version Only)

List of Species in this Site

観察日付をクリックするとコメントが表示されます。

※赤い数字は逆行です

※参考までに(杉尾山展望台)の記載の風力は簡易風力計で30分間の平均風力です。

2016杉尾山展望台へ(観察終了)

  • タカの渡り全国ネットワークへ


  • 2016秋 平山林道データ(観察終了)2016 9/10〜10/15
    10
    日付
    Month
    /Day
    時間帯
    Investigation
    Times
    天候
    Weather
    観察者
    Observer
    風向/風力
    Window/WV
    サシバ
    Butastur
    indicus
    ハチクマ
    Pemis
    ptilorhyncus
    オオタカ
    Accipiter
    gentilis
    ツミ
    Accipiter
    gularis
    ハイタカ
    Accipiter
    nisus
    ノスリ
    Buteo
    buteo
    その他の鷹

    others


    羽数 ( 主な種類)

    不明鷹類

    Unknown


    羽数 (種類)

    鷹類総合計


    A Total
    of Raptors

    累計

    A Total

    9380

    (0)

    95

    (0)

    9

    146

    20

    463

    (0)

    51

    ミサゴ(12)
    ハヤブサ(16)
    チゴハヤブサ(22)
    チョウゲンボウ(0)
    トビ(0)
    アカハラダカ(1)

    27

    タカ類SP(12)
    ハイ属SP(12)
    不明(3)
    ハヤブサ類SP(0)

    10191

    (0)

    00/000:00-00:00
    ?/?
    川端
    ?

    0

    0

    000

    0

    00
    xxx
    0
    xxx

    0000

    00/000:00-00:00
    ?/?
    川端
    ?

    0

    0

    000

    0

    00
    xxx
    0
    xxx

    0000

    00/000:00-00:00
    ?/?
    川端
    ?

    0

    0

    000

    0

    00
    xxx
    0
    xxx

    0000

    10/157:20-15:00
    快晴
    6名

    1〜2

    2

    0

    062

    21

    3
    ハヤブサ1、ミサゴ3
    3
    ハイ属2、タカ類1

    37

    10/148:00-15:00
    2名
    無風→東
    0→1

    1

    0

    0132

    59

    6
    ミサゴ1、ハヤブサ1
    チゴハヤブサ3
    2
    ハイ属2

    83

    10/137:50-12:40
    川端
    南東〜東
    2〜3

    4

    1

    140

    13

    0
    xxx
    0
    xxx

    23

    10/128:10-15:00
    /
    2名
    西
    1〜2

    5

    1

    0154

    79

    4
    チゴハヤブサ3
    ハヤブサ3
    3
    タカ類2、ハイ属1

    111

    10/116:50-14:50
    /
    2名
    南東〜北東

    9

    0

    1121

    34

    2
    ミサゴ1
    チゴハヤブサ1
    3
    タカ類3

    62

    10/105:50-15:20
    /
    10名

    1〜2

    78

    8

    0140

    77

    10
    ミサゴ3、ハヤブサ3
    チゴハヤブサ4
    0
    xxx

    187

    10/0910:00-15:00
    /
    8名
    西→東
    3→1

    1

    0

    000

    0

    1
    ハヤブサ1
    1
    ハイ属1

    3

    10/077:00-15:45
    /快晴
    手塚他※6

    1

    542

    3

    080

    10

    4
    ミサゴ2、ハヤブサ2
    0
    xxx

    567

    10/066:00-16:20
    |快晴
    川端河内
    青木長倉

    1

    899

    6

    0120

    27

    6
    チゴハヤ2、ハヤブサ4
    3
    ハイ属2、タカ類4

    953

    10/055:40-15:30
    川端縄田
    北東→無風
    4→0

    173

    2

    071

    34

    0
    xxx
    1
    ハイ属1

    218

    10/046:00-15:30
    川端他※5
    無風
    0

    1255

    9

    1101

    27

    3
    チゴハヤ2
    ハヤブサ1
    1
    タカ類1

    1307

    10/030:00-00:00
    観察なし
    ?

    0

    0

    000

    0

    00
    xxx
    0
    xxx

    0

    09/306:00-16:00
    川端縄田
    佐藤旬

    1→2

    5376

    7

    042

    12

    1
    ハヤブサ1
    0
    xxx

    5402

    09/296:10-16:00
    |
    川端他※4
    西
    4→1

    37

    4

    050

    9

    6
    チゴハヤブサ4
    ハヤブサ2
    1
    ハイ属1

    62

    09/286:20-13:20
    /
    川端縄田
    西
    3→4

    140

    2

    030

    5

    0
    xxx
    1
    ハイ属1

    151

    09/276:00-16:10
    |快晴
    川端他※3
    無風→西
    0→2

    269

    7

    271

    15

    3
    チゴハヤブサ2
    ミサゴ1
    3
    ハイ属2、タカ類1

    307

    09/266:00-16:30
    |
    川端河内
    西
    1

    247

    13

    280

    17

    2
    アカハラダカ1、ミサゴ1
    0
    xxx

    289

    09/256:10-16:20
    /
    榊原他※2
    西
    1〜2

    245

    15

    021

    5

    0
    xxx
    3
    不明3

    271

    09/247:00-10:20
    /
    川端縄田
    無風
    0

    1

    0

    010

    0

    0
    xxx
    0
    xxx

    2

    09/230:00-00:00
    観察なし
    ?

    0

    0

    000

    0

    0
    xxx
    0
    xxx

    0

    09/220:00-00:00
    観察なし
    ?

    0

    0

    000

    0

    0
    xxx
    0
    xxx

    0

    09/217:00-14:30
    濃霧/
    川端河内

    2〜3

    42

    8

    242

    5

    0
    xxx
    0
    xxx

    63

    09/200:00-00:00
    観察なし
    ?

    0

    0

    000

    0

    0
    xxx
    0
    xxx

    0

    09/196:30-7:30
    濃霧
    榊原

    1

    0

    0

    000

    0

    0
    xxx
    0
    xxx

    0

    09/180:00-00:00
    観察なし
    ?

    0

    0

    000

    0

    0
    xxx
    0
    xxx

    0

    09/177:10-13:10
    /濃霧
    川端河内井上
    無風→西
    0→1

    27

    1

    030

    0

    0
    xxx
    0
    xxx

    31

    09/167:10-15:00
    /|
    川端河内
    古井夫妻
    無風
    0

    2

    0

    001

    0

    0
    xxx
    0
    xxx

    3

    09/157:00-15:00
    |濃霧
    川端河内
    北東→微風
    2→0

    1

    2

    061

    0

    0
    xxx
    0
    xxx

    10

    09/140:00-00:00
    /
    観察なし
    ?

    0

    0

    000

    0

    0
    xxx
    0
    xxx

    0

    09/130:00-00:00
    観察なし
    ?

    0

    0

    000

    0

    0
    xxx
    0
    xxx

    0

    09/127:20-15:30
    川端
    無風
    0

    17

    2

    000

    6

    0
    xxx
    0
    xxx

    25

    09/117:00-15:30
    |
    川端他※1

    2→1

    5

    2

    000

    5

    0
    xxx
    2
    タカ類2

    14

    09/108:00-16:00
    玉村榊原川端
    古井夫妻
    北東
    1

    2

    2

    021

    3

    0
    xxx
    0
    xxx

    10

    ※赤い数字は逆行です

    xx/xx※x、観察された方のお名前です

    10/07※6、手塚、縄田、河内、長倉、上出、近藤、川端

    10/04※5、川端、河内、佐藤、上出、縄田、塩川、森本

    9/29※4、川端、縄田、長倉、加藤、井上

    9/27※3、川端、河内、縄田、加藤、小林、坂本

    9/25※2、榊原、古井夫妻、佐藤父子、天野、玉村母子、河内

    9/11※1、川端、榊原、玉村、近藤、天野、杉本、佐藤

    ※サシバの過羽数(Graph)2016、9/10〜10/15

    ※「杉尾山展望台」「平山林道」を渡ったと思われるサシバの通過羽数グラフ(2016秋)9/10〜10/15(Graph)(観察終了)

    (確定された数ではありませんが、参考までに!)
    ※(ご注意)平山と杉尾は5km程しか離れていません。そのため同一サシバを重複してカウントされる場合がこれ以上にあると思われます。杉尾でカウントされたサシバが再び、すべて平山でカウントされることはありませんが、静岡を通過した数が、平山と杉尾を合算された数とお考えにならないようにご注意ください。関係者もこの点については、解決策を現在サシバの飛来、飛去方向、エリアなど検証中です。皆様方にはご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。 ※(ご注意)(確定された数ではありませんが、参考までに!)杉尾山で三桁以上の大量出現時に、平山の数との重複は(30%〜40%)と思われますので、グラフは杉尾、平山のサシバのカウント数に(未確定数値-30%)と情報交換して確かめた重複数、を記載してあります。


    その他の観察地
    日付
    Month
    /Day

    観察地

    Observation
    place

    時間帯
    Investigation
    Times
    天候
    Weather
    観察者
    Observer
    風向/風力
    Window/WV
    サシバ
    Butastur
    indicus
    ハチクマ
    Pemis
    ptilorhyncus
    オオタカ
    Accipiter
    gentilis
    ツミ
    Accipiter
    gularis
    ハイタカ
    Accipiter
    nisus
    ノスリ
    Buteo
    buteo
    その他の鷹

    others


    羽数 ( 主な種類)

    不明鷹類

    Unknown


    羽数 (種類)

    鷹類総合計


    A Total
    of Raptors

    累計

    A Total

    137

    (0)

    8

    (0)

    2

    3

    0

    4

    (0)

    3

    ミサゴ(1)
    ハヤブサ(1)
    チゴハヤブサ(1)
    チョウゲンボウ(0)
    トビ(0)
    チュウヒ(0)

    0

    タカ類SP(0)
    ハイ属SP(0)
    ハヤブサ類(0)

    157

    (0)

    00/000:00-00:00
    ?/?
    xxxx
    ?

    0

    0

    000

    0

    0
    xxx
    0
    xxx

    0

    00/000:00-00:00
    ?/?
    xxxx
    ?

    0

    0

    000

    0

    0
    xxx
    0
    xxx

    0

    00/000:00-00:00
    ?/?
    xxxx
    ?

    0

    0

    000

    0

    0
    xxx
    0
    xxx

    0

    00/000:00-00:00
    ?/?
    xxxx
    ?

    0

    0

    000

    0

    0
    xxx
    0
    xxx

    0

    00/000:00-00:00
    ?/?
    xxxx
    ?

    0

    0

    000

    0

    0
    xxx
    0
    xxx

    0

    10/08

    山原中継所

    13:00-14:30
    田島
    西→東
    1〜2

    7

    0

    110

    0

    0
    ミサゴ1
    0
    xxx

    9

    10/08

    庵原球場付近

    12:30-14:30
    榊原
    西
    2

    0

    1

    000

    2

    1
    チゴハヤ1
    0
    xxx

    3

    10/02

    庵原球場付近

    11:00-14:00
    榊原
    無風
    0

    114

    1

    000

    0

    0
    xxx
    0
    xxx

    115

    09/24

    山原中継所

    00:00-00:00
    榊原

    1〜2

    7

    1

    000

    0

    1
    ハヤブサ1
    0
    xxx

    9

    09/22

    山原中継所

    10:00-14:00
    /
    田島榊原
    E
    1〜3

    9

    6

    120

    2

    0
    xxx
    0
    xxx

    20

    本日のサシバ情報とコメント(10/10)

    <観察場所>:xx:xxxx

    <観察場所>:xxxx:xxxx

    <観察場所>:xxxx:xxxx

    <観察場所>:xxxx1xxxx:提供xxxx

    <観察場所>10/10:静岡県島田市:提供:KW氏
    8:00→14:30

    サシバ39羽、ハチクマ2羽、オオタカ2羽、ツミ5羽、ノスリ26羽、チゴハヤブサ7羽、ハヤブサ3羽、ミサゴ3羽

    <観察場所>:10/8:山原中継所(448m)
    :田島::13:00→14:30: 風力1〜2:午後になって雨が上がり時折日差しがあるので近くの山原中継所に登る。サシバは雨が上がった直後から出現、上空の雲の中に消えて行く。14時30分過ぎ雨が再び降り出して下山する。サシバ7羽、オオタカ1羽、ツミ1羽、ミサゴ1羽、他に出た鳥の名はヤマガラ

    <観察場所10/08:庵原球場付近
    :榊原
    12:30→14:30

    ノスリ2、チゴハヤ1

    <観察場所>10/07:愛知県田原市蔵王山(250mh)提供:KW氏
    8:00→15:30

    サシバ883羽、ハチクマ30羽、三河湾の海上を渡る大量のサシバの流れあり

    <観察場所> 10/4:静岡県島田市:提供:KW氏
    7:00→16:00

    サシバ3365羽、ハチクマ10羽、

    <観察場所> 10/3:静岡県島田市:提供:KW氏
    11:00→12:00

    サシバ300羽、ハチクマ2羽、雨が止んだ一瞬の間に通過していった。

                       

    <観察場所>10/02:庵原球場付近
    榊原

    コメント
    平山がほとんど視界がなく、雨もやむ様子がなかったため、標高の低い山原へ移動。ここも雲の中に入った感じで見えない。そこでもっと標高の低い庵原球場近くの農道で観察することにした。市街地が見える。観察地上空で旋回するサシバを見ることができたため、しばらくここで観察をした。 12:38 サシバ34羽のタカ柱を発見。清水市街地、東名高速道路上空で旋回していた。雨天曇天時には、南を通過することが確認できた貴重な一日だった。
      サシバ114,ハチクマ1

    <観察場所>10/2麻機遊水池:観察者 近藤、野鳥の会静岡支部観察会参加者

    平山林道で観察予定であったが、ガスがひどく、南の梶原山へ移動。ここもガスが完全にとれす、麻機遊水池1工区に移動。 13時頃、南沼上付近で旋回する25羽くらいのサシバのタカ柱を確認。その後、春の渡りの逆コース?でサシバが7羽行き、それらは賎機山でいずれも一度は泊まった。

    <観察場所>9/30ネオパーサ清水:観察者 坂本 

    ネオパーサ清水で11:38−14:40頃まで見ていました。 最初は高くてよく見えていたのですが、だんだん鳥は近くなるも低くなって、 たぶん山の陰で見えないのが多く(時間も短く)だいぶ数は少なめです。 サシバ 1938+(数え切れていません) 、 ハチクマ 14 ツミ 2  、ハイ属sp 1  タカは地点より西側に出現。タカ柱は、高速より西側の山のさらに向こうで、東側には出ませんでした。 こちらも、14:10頃から数羽でほとんど真上を、羽ばたいて南下する感じのが 3グループくらいでばったり飛ばなくなりました。」

    <観察場所>9/24:山原中継所(448m)
    :榊原  7:19 ハチクマ1  7:39 ハヤブサ1  9:27 サシバ 7 、

    風は東1〜2程度、高山の頂上付近に雲がかかり、風も弱かったためタカ類は上昇することができずはたいて通過していった。 サシバの7はの群れは、高山と山原の間の谷から旋回してやっと700m程度の高さに上昇しすぐ西に移動していった。渡らずハイ属1、ノスリ1小鳥は目ぼしいものはいませんでした。アマツバメ、アオバト、ヤマガラ、カワラヒワ、ヒヨドリくらいでしょうか

    <観察場所>9/22:山原中継所(448m)
    :田島榊原、I, 風力1〜3、気温19.0℃、西、南は視界あり焼津、御前崎まで見える、北西から北、北東は雨の中だが後に雨が上がり時折日差しがある。サシバは雨が上がった直後から出現、ハチクマは1羽、2羽と観察地点の近く(1〜2km)を西に渡って行く。14時過ぎ雨が降り出して下山する。サシバ9羽、ハチクマ6羽、オオタカ1羽、ツミ2羽、ノスリ2羽、渡らずハヤブサ1羽、ノスリ1羽、他に出た鳥の名はハリオアマツバメ、アリスイ、ヤマガラ


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  • 平山林道コメント2016 9/10〜10/15(観察終了)
    平山林道(新富士見台)からの展望→

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    2016年度平山林道秋のタカの渡りを振り返って

    2016年度平山林道秋のタカの渡りを振り返って。 「2004年の観察開始以来、今季ほど降雨が多かった年はありません。そしていくつもの台風が複合してやってきました。台風一過の晴天の日気温低下と共にサシバが大移動する、は、秋の渡りのひとつのセオリーですが、今年は台風通過後も前線が居座り雨の日が続きました。サシバは渡りを始めません、ではなく、こちらが観察できない日が続いたのです。「雨の中をもしサシバが渡っていっているとすれば、今年のカウント数は相当少なくなるのでは」と懸念しました。しかし、9月30日、11時から14時の3時間、通常ならあまりタカの飛ばない真っ暗な空の中に私たちが見たものは?「これ、ハリオじゃないよね」すべてはこの言葉が表していました。そして、5000羽のサシバの大半は、南北に長く続く安倍山系1500から1000mを越えるでなく、平山林道のメインルートである、布沢に入るでもなく、もっとずっと南の低いところを通って(下手すれば市街地に近いところを通って)、行ってしまったのです。数以上の驚きでした。観察も年数を重ねると、渡りのパターンはもうわかったなんて思ったりするものですが、連中は偉大で、そうした思いがただの驕った考えであることを諭してくれます。タカの渡りはほんとうにおもしろい。今季も雨の中、多くの人が山通いを続けました。みなさんおつかれさまでした。日本各地の観察者の皆さん、いろいろな情報をくださりありがとうございました。そしてホークマイグレイション上で、静岡の観察を日々追っかけてくださった渡り愛好家の皆さん、ありがとうございました。

                           2016年10月15日 平山林道観察者一同

    10/15富士から伊豆まで、きれいに見えるすばらしい視界。13℃から16,5℃。サシバは9時と12時の2羽だけだが、いずれも南ルートで渡った。陽が差し、上昇気流も出、さぞ、ノスリが飛ぶだろうと待ったが、期待ほどではない。雲一つない青空がまぶしい。信じがたいことだが、今季「快晴」は、今日ただ一日だけである。雨に泣かされた今季の最終日が、唯一のサシバ日和とは。冬の小鳥たちの姿はまだない。キジバト、メジロ、カケス、ハシブトガラスなど。観察者:榊原、手塚(平山南)、川端、縄田、近藤、玉村

    10/14富士見えるが愛鷹山系は見えず。海側は真っ白。霞多い。13,5℃から15,5℃。今日もノスリは多い。1羽上がると、それを追うように5羽、7羽と増えていく。サシバとまちがえそうになる。ハリオアマツバメだが、30くらいの小さな群れが、幾たびか調査地の北に現れた。明日はいよいよ最終日。ハリオ嵐も見てみたいが…..観察者 川端、手塚(平山南)

    10/13視界悪い。富士から伊豆見えず。霞が時間と共に増し、12時には浜石岳(10キロ先)がほとんどみえなくなった。雲が低く陽がささず、昼過ぎには東方向、龍爪方向が真っ暗となった。13℃から15,5℃。昨日と同様、1羽ずつのサシバが10時半までに4飛んだ。ノスリはいいところ900mの高さにしか上がれず、羽ばたきグラで渡っていった。9時過ぎに数羽のガビチョウが地点近くに来て盛んに鳴いた。今やどこにいても珍しくない鳥だが、平山林道では初めての記録のように思う。アマツバメ、イカル

    10/12富士、愛鷹山系が見えるが、海側は霞んでみえない。箱根より南に行くほど霞が増す。午後は、海側の霞みは薄くなった。16℃から18℃。15日を過ぎても全くノスリが動かない年もあるが、今年ノスリは早くから渡っている。今日も快調。昨日はあまり旋回上昇しなかったが、今日はあっというまに空高くへ上がり、さっさと渡っていく。サシバはそれでも忘れたころに1羽ずつ出現。いずれも南コース。ツミの動きがほんとうに渡りらしくなった。ハイタカが今日は観察地近くを通った。1日を通して、メジロが200単位で、大きな移動を見せる。観察者:手塚(平山南)、川端。

    10/11朝方は快晴に近かったが、すぐに陽がまったく差さなくなった。富士霞み伊豆見えずであったが、午後になると海側の視界が良くなり、沼津の町が良く見えた。7時の気温が12,5℃。その後15,5℃まで気温は上昇したが、14時半には再び12,5℃に。寒い。7時、8時台はツミ。東の遠い空から2,3羽でじゃれあうようにやってきて、旋回上昇しながら西へ移動している。頭の上で良く鳴く(鳴き声だけのものはカウントしていない)。その後ノスリが多くなったが、南ルートを通るサシバもパラパラと出現した。9羽。今季のサシバが終焉を迎える日は近かろう。カワラヒワが7、8羽で渡っていた。キセキレイ、アオバト。観察者:川端、加藤

    10/10遠方霞む。富士みえず。朝6時の気温が13℃。18℃までしか上がらなかった。今季一番寒かったが、例年なら9月中にあったりする気温である。サシバは大概が1羽2羽の出方で、8羽の群れが、最大。北と南、均等に出現した。11時台にノスリばかりになったが、午後サシバ持ち直すというように、拮抗する形で、双方出続けた。サシバがまだまだいるのである。ハヤブサ、チゴハヤブサも多く出現したが、カウント数どおり渡っているかはちょっとよくわからない。(12時07分頃に地点近くを横切った個体はハヤブサJではなく、チゴハヤブサでした。すいません、訂正いたします。川端)ヒヨドリが100以上でざーっと渡るシーンが今日は幾度もあった。ハリオアマツバメが昼過ぎ南の鉄塔ラインにあふれた。しかし例年のような、一日中空を席巻する、そういう出現は、今季はまだない。観察者:川端、榊原、古井夫妻、加賀谷夫妻、河内、栗田、天野、片田、手塚(平山南)

    10/09雨は10時半には止んでいた。富士愛鷹山系、伊豆までくっきりと見える、最高の視界であったが、14時半には濃霧に包まれ視界が消えた。18℃から21,5℃。サシバは北側尾根上のヒノキにとまっていた、1羽のみ。ハヤブサが地点上空で旋回しながら西へ行った。土曜日曜が雨であることが多い今年は、観察者泣かせであった。今日も8人が、最後のサシバを見に集まったが、全く飛ばず。祝日の明日に一縷の望みを託すことになった。メジロ、ヒガラ、シジュウカラ、アオバトなど。観察者:川端、加賀谷、榊原、手塚、飯塚、長倉、栗田、天野。

    10/07終日富士山頂は見えないが伊豆まで見通せる、昨日と異なり秋の日よりだった。

    10/06台風が行き、久しぶりの晴天。富士から伊豆まで見える良い視界であった。こんな朝に飛ばないため、もうサシバは残っていないかと思ったら、8時過ぎから泊まり組が動き出す。黒川流域内のサシバが先に飛び、杉尾から連絡がある。100ほどが、北側稜線上に並ぶと、布沢川流域内のサシバも100くらい、谷の中から次々にねぐら立ちした。サシバはその後も出続けた。14時半杉尾の東北東方向の6、7キロ先からやってきたサシバ120は平山の北側稜線上にたどりつき、龍爪の南西に消えていった。15時過ぎ同様の動きで170羽が動いた。北側から縦に下ってくるが、実際の出どこは東の方。平山観察だけでは絶対わからないことである。富士宮方向10キロ先の大きな群れを見つけたのは平山南の地点に入った手塚氏。このサシバは雲の中に消えてしまったが、もしとらえることができていれば、カウント数は相当増えていたと思われる。カワウ、メジロ、キビタキなど。

    10/05霞が多く、富士伊豆はほとんど見えない。時折、真っ黒な雨雲がかかり今にも降り出しそうになるが、そのたび持ち直して、結局降雨はなかった。朝方強烈に風が吹いたが、徐々に弱くなり、午後には無風になった。18から23℃。なんとこの強風のなか、6時前からサシバは飛んでいた。朝焼けがきれいに反射して見える海をバックに18羽。8時台になるとノスリばかりになったが、10時半くらいから再びサシバ復活。20くらいのタカ柱もいくつかできた。出現はいずれも東寄りで、超南ルート(布沢流域にに入らず、南鉄塔ラインよりも南を通って飛去する)を通る、終盤の出方だった。今季初めてイカルの声を聞く。例年頭の上でヒガラがさえずったりするものだが、今季は少ない。

    10/04台風がまた近づいている。今日はどうにか太陽が顔を出し、ようやく平山で観察ができる。富士山、愛鷹山系、伊豆と見えており視界良好。午後霞んだ。19,5℃から24,5℃。6時半からねぐら立ちが始まった。布沢川流域内の谷底の方から、次々にサシバが飛び立つ。上がったと思ったら泊まり、9時過ぎまでそういう動きだった。とにかく低い。風がないせいか、旋回しても上昇しない。低く低くを、羽ばたきながらの滑空で一気に行ってしまう。腹よりも背中を見ることのほうが多かった気すらする。どこまでがねぐら立ちのものかはよくわからないが、とにかく谷の中からあがってくるという動きが、11時半くらいまでは続いた。今日は8時以降に大勢の観察者が集まったが、車で地点近くまでくると、道路から30メートルくらいの高さにサシバが巻いているのを皆見ることができたそうだ。ギリギリの高さを越えていった証である。9月30日5300羽はすごかったが、遠かった。今日は近く、時に近くのヒノキ上にとまるサシバなども見れて、迫力満点であった。午後ノスリばかりになったが…..。ヒヨドリ一単位100くらいで渡る。メジロ、キセキレイ、コジュケイ。

    09/30陽が差さず、鉛色の一日。霞多く、浜石岳(10キロ先)の鉄塔がどうにか見える程度の視界。朝6時の気温が15,5℃で以降18℃までしか上がらず。昨日より8℃ほど気温が下がっている(そんな予報ではなかったはず…..)そのあまりの寒さに予感はあった。が、しかし、ここまでとは。11時半杉尾の東北東方向から200強の群れの連絡。すると北側稜線上に200、これまで見たことのないような巨大なタカ柱がたつ。それ以降、やはり見たことのない巨大な群れが次々に。12時までは北ルートだった。午後東方向3から8キロ先で一単位100から200の柱が次々にあがり、それらは、南西から南南西方向に下り、超南ルートで飛び去った。タカまでは遠い。低い層雲があり、900メートルくらいまで旋回上昇するとすぐに滑空を始める。そのカウント位置から北東方向を探せば、すぐに次の柱が見つかる。柱につながるサシバをたどっていくと出所がみつかる。というように、遠いのだが、カウントしやすい最適の流れだった。3人の観察者の連携もバッチリ。14時半にはこの嵐は収まった。するともう1羽のサシバも飛ばないのである。不思議なものである。ヒヨドリも一単位60くらいで動いた。サシバの大群が通った時、カラスが次々に大鳴きしていた。)(注)09/30、杉尾山展望台のコメント:周囲が雲に覆われていることから出現のほとんどが南、南西方向流れ、平山での大量出現もほとんど同時間の(11〜14時)の間に通過したもので、ほとんど(約9割)が平山観察地と重複したものと思われる。平山との間で本日、確認したものである。

    09/29浜石岳(10キロ先)が見える。そこそこの視界だが、午後霞みが増した。午前中は西からの強い風。午後風はゆるやかになる。蒸し暑い。21から26℃。7時前後、ねぐら立ちとおぼしいサシバ10羽。午前中は、単発のタカがパラパラ飛ぶが、強い向かい風に押し戻されたり、谷へ降下したりと大変そう。午後風がゆるくなると、サシバが2羽3羽と上がるようになった。いつ雨が来るかとそればかり気にしていたが、結局降雨なし。観察者5人、粘り強く、一羽一羽、探しました。ハリオアマツバメ、イワツバメ、アマツバメ、ツバメ。

    09/28低い雲が多く、視界が塞がれている方角はあったが、富士から伊豆まで見える。視界は良好。19から24℃。今日は夜明けから張りこんだが、サシバは飛ばない。泊まり無しかと思われたが、8時過ぎ、5羽6羽と北側稜線上をサシバが飛び出す。遅いねぐら立ちが始まる。今日は西風が強く吹いた。サシバはまったく上昇できず、滑空で西に行っても、風で押し戻されたり、谷底へ叩き落されるなど苦戦。11時を過ぎると風はさらに強まり台風のようになったが、もう飛ぶサシバはいなかった。天気がいつまでもつかが今日の懸案事項だったが、13時とうとう雨になった。サンショウクイが2羽朝早くに地点上空に。メジロ、カケス、ドバトなど。

    09/27富士から伊豆半島までよく見える。視界良好。21から26,5℃。風もなく大変暑かったが午後良い西風が吹いた。無風の時間帯から、タカはわけなく旋回上昇をした。今日のタカは高かった。6時半から8時の間に50強サシバが上がる。流域内の泊まり組と思われる。9時台、7キロ東の高根山方向から南に10、20とサシバが動く。しかしその後群れは3羽4羽がいいところ。16時前に突然南の送電線ラインに26の群れ。常々このルートには決まった出所があるが、そこをたどると、大きなタカ柱。これこそ大量出現時の出方であった。しかし同時に調査地全体を黒い雨雲がおおい隠し、視界が消える。いっとき沸き立った観察者一同だったが、これには残念無念であった。サンショウクイ、コガラなど。

    09/26視界は最高。富士、愛鷹山系、箱根、伊豆半島、きれいに見える。午後雲が増えた。21から25,5℃。湿度も高い。昨日を受けねぐら立ちを待ったが、動きなし。しかし9時を回ると、布沢流域内に10羽以上のタカ柱が立つようになる。朝、流域内の通常泊まりが見られるような場所にサシバが1羽も見当たらなかった。東のほうでねぐら入りした者たちか?ずっと南ルートが多かったが、今日はほとんどが、北ルートを通った。これが本来のこの時期の出方である。今日は杉尾で相当飛ぶと思っていたが、杉尾も思ったほどでない。平山はさらにそれなりに、という出だと思う。当面、明日しかないのであるが。16時近く、北側で上がった10羽のサシバの中に、アカハラダカ幼鳥が1羽混じった。ハリオアマツバメ、アマツバメ、アオゲラ、コゲラなど

    09/25久しぶりの太陽が顔を出し、富士山には初冠雪があった。富士山の頂上は傘雲がかかっていたが、伊豆半島まではっきりと見ることができて良い観察日和であった。今シーズに最高の数を記録したが、期待が大きかったため、やや拍子抜けの感がある。本日は北からのルートが多く、宍原からのルートはまだ始まっていない印象であった。それでも20以上のタカ柱が出現し午後には46の流れを観察することができた。気温 21℃その他の鳥 アカゲラ、アオバト、カワウ、カケスなど

    09/24縄田、平山林道。川端、平山南(龍爪から南西にのびる稜線や長尾川下流側が見える地点)で観察。朝の内は例により700m以上は霧の中。20から24.5℃。サシバは若山の北東の低空を飛び西へ行った1羽のみ。ハチクマが東からやってきて、平山南地点のすぐ近くで5分以上旋回していたが、高山の方向に戻ってしまった(=渡らず)。今日は、山原(榊原)、杉尾(田島)と、4地点で連携して観察したが、10時過ぎ、天気予報通りの強烈な本降りが雷と共にやってきた。どうしたものか。雨との戦いは続く。アマツバメ、イワツバメ、ホオジロなど。

    09/217時、濃霧のため、平山は視界ゼロ。南にある、龍爪、若山、トリカブトの段らが見える地点で観察。杉尾山の田島さんから、あとしばらくで視界が開くよと、連絡をもらい、平山に着くと、すばらしい視界に変わっていた。台風一過の大出現はまずないだろうと思っていたが、サシバが8時台からパラパラと出現。午前中は北ルートだったが、午後、今日も南ルートばかりになった。原因は北側稜線上の雲だと思われる。13時台、ハチクマ4個体が、柱を作り、地点近くを越えていった。その横で、東方向に何食わぬ顔で行ってしまうハチクマ(渡らず)もいた。サシバの動きに勢いを感じる。ヒヨドリが10から20くらいで、移動を開始している。17から19.5℃と寒いくらいだった。

    09/19榊原、平山に入るが、濃霧と降雨により、地点を山原中継所に移す。曇り後雨。8時から14時。東1。観察者 榊原、栗田、佐藤旬、河内。サシバ49、ハチクマ5、ノスリ6、と、今季一番の出となる。天気が悪いときは山原、とは、昔から言われていたが、この地点変更はどんぴしゃり。縄田、川端は、安倍峠へ出向いたが、ガスと降雨で、安倍川竜西橋、曙橋付近へ移動。曇り後雨。11時から14時半。南3と強い風。27から28℃。サシバ2、ノスリ1。地付きハヤブサ1、チョウゲンボウ1。山原、杉尾山の出方を聞いていただけに、もっと下流側に陣取るべきであったか?

    09/17布沢川流域内800メートル以上に黒い雲。空ぬけで見えるところは少ない。霞も多く、視程は3kmもない。午後霧が深くなり13時には視界が全くなくなった。今日も風が弱い。20から22℃。10時20分杉尾山から、サシバ出現の報。すると平山側にもサシバが出てくる。11時30分には、地点の東3qくらいから3羽4羽3羽と次々に上がってきてタカ柱となる。これらは雲に入りいったん見えなくなるが、しばらくして雲の中から出、滑空。布沢川右岸最上流部を通って、西へ渡った。数えると17羽で、今季一番の出となった。一日を通してツバメが30単位くらいで渡るのが目立った。同じように渡ったのは赤トンボだが、こちらは数千といたと思う。

    09/169時過ぎまでは雨。その後も時々パラパラ降った。布沢川流域内は900mより上に分厚い雨雲。午後視界は良くなり富士山、愛鷹山らが見えるまでになった。19から21,5℃。11時台に出たサシバ1は、北東方向から入り布沢川を横切って南西方向に飛去したが、気流が悪いせいか、まったく旋回せず。必死のはばたきグラで行った。13時台のサシバは旋回上昇しかけたが、あきらめるように高度を下げ滑空して、西へ行った。風がない一日。渡らずハチクマ1。アマツバメ、トビ、カケス、クマタカ。

    09/15朝から濃霧で視界がなかったが、12時過ぎにガスはとれ、15時までどうにか布沢川流域内を観察できた。20,5℃から23,0℃。ハチクマは3出たが、このうちの1羽は11日に出現した個体と同一であると判断し(大きな個体情報あり)、渡らずとした。ハチクマは観察上、東→西という動きがあれば渡りとしているが、戻っている場合もありそうで悩ましい。今日は視界無しの時間帯からツミが多数出たが、こちらを渡りかそうでないか判断するのはもっと難しい。エナガ、キセキレイ、ソウシチョウ。ニホンジカ。マムシを地点登り口で見た。

    09/12朝、登ってくると、600m以上ガスの中。9時までは若山、権現山の見える低い地点で観察。ここではノスリ(渡らず1)のみ。ようやくガスが取れ、平山へ。視界悪かったが、午後になり、浜石岳(10キロ先)がなんとかみえるほどに回復。サシバ出現は、11時15分から11時50分。この時間帯のみ。この時期のサシバは北を通ることが多い。しかし今日はシーズン後半のような超南ルートで渡っていった。今日一日動かなかった流域内の黒雲が原因だろう。サシバの行動もちょっと変で、7羽で一度はかたまった後、バラバラに分かれて飛去した。あまり見ない光景である。東へ行ってしまうハチクマを2例、渡らずのノスリを3例。ハリオアマツバメ50+、ヤマガラ、ヒガラなど。アサギマダラ

    09/11朝方2時間ほどは濃霧で視界無。その後も霞多い。午後になり、浜石岳(10キロ先)が、見えるまでに回復した。東風だが、午後凪いだ。19から24℃。午後になると、観察地より東側を横切って、南ルートで飛去するサシバが4。また北側稜線ルートを通るサシバも1出現した。ろう膜黄色く幼鳥っぽいが、翼の3列基部が共に短いハチクマが、観察地近くで旋回。観察者8人大喜び。この個体はその後北東方向に飛去したが、渡らず、の可能性も大。ウグイス、アオゲラ、アカゲラ、など。

    09/10全体的に白っぽい感じはあるが、視界は良好。7キロ先のタカを追うことができる。サシバは遠かったが、ハチクマは調査地上を通り西へ行くものが2例あった。8月終わりから、観察を続けておられた玉村氏によると、サシバは今日が初だが、ハチクマはこれまで4例を観察とのこと。その他、ツバメ、アオバト、トビ、クマタカなど。平山林道2016年の観察は、本日より開始とします。本年度もよろしくお願いいたします。



    参考文献:ワシタカ類飛翔ハンドブック(増補、改訂版、2003/5/20)文一総合出版P36,37 山形則男著


    このページに掲載されている観察記録は、日本野鳥の会々員や静岡の有志により個人的に善意で提供されたものであり未発表データ、及びコメントです。本文、及び画像の無断転載、引用転記を禁じます。(写真提供:蜂熊さん)

    静岡市又は近郊のタカの渡り情報(できればデータ形式)をお寄せ下さい。


    (FAX 054-347-0717)

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