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    立教169年(平成18年)6月18日発行 第227号
    静陵清水姉妹、天高二部雅楽部中国派遣

 静陵清水姉妹、
天高二部雅楽部中国派遣

 昨年7月27日から、青森県下で開催された「第29回全国高等学校総合文化祭」に於いて日本音楽部門に奈良県代表として天理高校第二部の雅楽部が出演し、静陵分教会子女・清水旬栄(当時4年生)、清水さかえ(当時2年生)も、他の部員21名と共に熱演、文部科学大臣奨励賞を受賞する快挙をなしとげていた(会報第219号既報)。
 勤務の都合などで文化祭の表彰式には欠席。上位4校による東京国立劇場での「優秀校東京公演も辞退。そうした中、教祖120年祭に入った今年、文化庁の文化交流親善大使として中国香港派遣の朗報が届いた。部員たちのうれしさもひとしおの中、本部海外部をはじめ多くの協力を得て準備は進められ、飯降表統領の激励を受けて去る3月19日に勇んで出発した。
 最初の訪問地、香港中文大学では「ジャパン・フェスティバル」に出演。管絃『陪臚』と、舞楽『蘇莫者』、『抜頭』を演奏した。曲目と曲目の間には楽器紹介が広東語と英語で紹介され、それぞれの音色を披露した。
 仁済医院第2中学でも演奏とワークショップを行い、生徒たちとの交流を楽しんだ。交歓演奏として同中学吹奏楽や中国琴の演奏も披露され、和やかな雰囲気の中、記念撮影があり、無事親善大使の役目を果たし、年祭の年の海外布教の一助を成し遂げた部員たちは表情も明るく帰国の途についた。