静陵清水姉妹、
天高二部雅楽部中国派遣
勤務の都合などで文化祭の表彰式には欠席。上位4校による東京国立劇場での「優秀校東京公演も辞退。そうした中、教祖120年祭に入った今年、文化庁の文化交流親善大使として中国香港派遣の朗報が届いた。部員たちのうれしさもひとしおの中、本部海外部をはじめ多くの協力を得て準備は進められ、飯降表統領の激励を受けて去る3月19日に勇んで出発した。
最初の訪問地、香港中文大学では「ジャパン・フェスティバル」に出演。管絃『陪臚』と、舞楽『蘇莫者』、『抜頭』を演奏した。曲目と曲目の間には楽器紹介が広東語と英語で紹介され、それぞれの音色を披露した。
仁済医院第2中学でも演奏とワークショップを行い、生徒たちとの交流を楽しんだ。交歓演奏として同中学吹奏楽や中国琴の演奏も披露され、和やかな雰囲気の中、記念撮影があり、無事親善大使の役目を果たし、年祭の年の海外布教の一助を成し遂げた部員たちは表情も明るく帰国の途についた。