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「いんくるふじ」と「でらーと」とは
「いんくるふじ」と「でらーと」とは
★でらーとホームページはこちらからどうぞ。→ 重症心身障害児・者の通所施設「でらーと」のホームページへ

インクルふじとでらーとができるまで

 1993年、重症心身障害児・者と肢体不自由児の子供を持つ親の会「はなみずき」の前身の団体は、富士市を中心に活動を始めました。その後その団体は「はなみずき」となり合計7年間、リハビリ専門医による診察、リハビリ訓練会の開催、施設見学、講演会、研修会、リクレーションの企画、会報の発行、アンケート集計等々の活動を行ってきました。「インクルふじ」設立にあたっては「はなみずき」を中心にしながらも、その枠を取り払って、静岡県で指定された福祉圏域(富士市、富士宮市、芝川町、富士川町)の親たちを中心に活動しました。

  1本目の柱は最も障害が重い人からケアするということでした。
重症児の多くは嚥下障害、呼吸障害等のため、家庭で日常的に介護として経管栄養、痰の吸引、酸素吸入等の「医療的ケア」が行われている方もいます。最も生きる力の少ない人が、安心して暮らせるシステムがあれば、ほかのどんな人でも安心して暮らせるはずです。それには経験と知識のある看護師や医療介護機器を用意し、医療的ケアができることが不可欠でした。

  もう1本は地域に根ざし、地域に開放された施設を作るということでした。それは郊外の不便な場所にある大型入所施設ではなく、多くの人が暮らす街中の施設であるべきだということです。どんなに重い障害があっても、1人の人間として当たり前の暮らしができる・・・やはりそれは障害を持つ本人にとっても、家族にとっても、もちろん他の人にとっても安心して暮らせる地域でなければなりませんでした。


 

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