中近笠鉾 |
秩父の夜祭り
朝7:40に家を出発し、磐田IC~富士IC~精進湖(10:00)R358~甲府南~R20~石和温泉~R140~昼食(道の駅・みとみ)(12:20)~雁坂峠<雁坂トンネル6.8Km>有料~大滝村~秩父市着(1:15)・・・徒歩・・・秩父神社(1:30)
交通規制区間の北の端・上宮地町交差点(R299)から秩父神社に向かう途中に、秩父神社宮参り&市内引き回しを終えて自町に帰ろうとしていた絢爛豪華な笠鉾「中近笠鉾」に出会い、最初にビックリ、そして囃子方8名(大太鼓1、小太鼓3、笛1、鉦1)はなんと床台の下、腰幕の中に入っていて姿は見えません。実に勇壮なお囃子です。
そこにいた役員の方にいろいろな事をお聞きしながら、秩父駅前交差点まで一緒にお供をし、そこで「玉入れ」のお囃子に乗って、楫方衆による「方向転換」が行われる様子を見て、またビックリ、初めて見る光景に目を見張り、じっくりと見てきました。
山車の組み立ては、大工の棟梁の指導の基、2日掛かりで行うそうです。その時使う麻紐はみんなでまる1日掛かって綯う(なう)そうです。当然の事ながら、釘は一本も使っていない。
自町に帰る中近笠鉾を見送りながら次に向かったのが秩父神社「境内には2日に奉納された神馬が繋がれて、御神輿が安置されていました」、参拝を済ませて境内で行われていた屋台歌舞伎を見学、今年の当番は、本町なので本町屋台に張り出し、芸座(げざ)をつけて歌舞伎舞台に変身させた上で演じられていました。
昔は各町が競って演じたそうですが、今では当番制になっています。
その他に「下郷笠鉾」が据え置いてありました。
その後、御旅所に向かう途中、「中町屋台」にも出会いました。
お旅所名物、「お化け屋敷」
懐かしいお祭風景、呼び込みのお姉さんの声も嗄れていました
御旅所の下見を終えて、いったん寿旅館(小鹿野町)に食事に行き、再度戻っての見学です。夜は笠鉾、屋台の提灯に火が入り、いっそう豪華さが増します。
御旅所周辺の見所を探し、いろいろな場所から見学しましたが、秩父夜祭りの最高の見せ場は、なんといってもダンゴ坂の登りでしょう。山車が一台一台、坂を上るときには、勇壮なお囃子に加え花火が一緒に花を添えて盛り上げていました。
花火も全国レベルの規模ですので、花火目当ての人も多いそうです。
秩父神社例大祭神事
前儀
12月1日 午前10時 御本殿清浄之儀
午後2時 例大祭奉行祈願祭
12月2日 午前 9時 御神馬奉納之儀
午前10時 新穀奉献祭
午後 屋台奉曳
夜 花火打ち上げ
(Pm7:00~8:00)
本儀
12月3日 午前 9時頃 各笠鉾屋台奉曳開始
屋台町は順次曳き踊りを奉納
しつつ、宮参り
午前10時 献幣使参向例大祭祭典
正午頃 屋台芝居(午後3時頃まで)
午後 7時 中近笠鉾を先頭に下郷笠鉾、
宮地屋台、上町屋台、
中町屋台、本町屋台は順次、
お旅所へ供奉
午後 8時頃 笠鉾・屋台、団子坂曳き上げ
仕掛け花火打ち上げ
(仕掛け花火・スターマイン・尺玉連発)
(Pm8:30~10:30)
御神輿進発
午後10時頃 斎場祭(お旅所)
終えて 笠鉾・屋台帰還
次いで 御神輿帰還
次いで 還幸祭(秩父神社)
後儀
12月6日 午前10時、新穀奉献感謝祭、
併せて例大祭奉行完遂奉克祭
12月3/6日 秩父神社神楽奉奏
(秩父神社神楽殿) |
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