中近笠鉾





    

なかちかかさほこ
中近笠鉾(1775)

最初に出会った笠鉾、重さ15t\高さ6.5mの見事な山車、
さらに本来なら、この上に笠鉾(14.5m)が乗る筈だが大き
すぎて運行が難しいため、15〜6年に一度しか載せられない。

普通は前後に破風があるが、この山車には四方に破風が存在する。
これは笠鉾を立てたときに、全体のバランスを保つために考えられた。

この山車の特徴は、彫刻の彩色、勾欄(こうらん)の丸彫りの龍に
金箔が施されていることに加えて、総漆塗りと金具の多さです。