楫方衆 かじかたしゅう
による方向転換

角材二本を後部下に差し込みこじ上げる



上げられた後部下に入り、心棒を置く


心棒の上に山車を降ろして回転させる
そしてもう一回後部を上げて心棒を抜く
鐘の合図を基に的確な作業が行われる


「山車の方向転換は、山車後部下の土台の後にウマ(2個)を交い、二本の五寸角材を梃子に、屋台の後部を三尺ほどこじ上げて、軸になる丸太(約直径10cm、長さ50cm)の心棒(50cm角の台座が付いた物)を置いてその上に山車を降ろし、山車をみんなで支えて回転させ、そしてまた同じく後部を上げて心棒を取り出し、山車を降ろして、出発する。」
優雅でのんびりした中にしっかりとした連携プレイが見事である。

「玉入れ」・・・この方向転換の時には、小太鼓のみによるお囃子を演奏する。