椿説弓張月。登場人物辞典登場順。
No.121〜No.162
No.121 崇徳院のおん使(しゅとくいんーつかひ)
No.122 仙童(やまわらは)・童子(どうじ)
巴麻島に何故かいた不思議な仙童。非常に神秘的な雰囲気。おそらく鶴の関係者。
No.123 千歳(ちとせ)
為朝ら4名が泊まった白屋に住んでいた女性。年齢は30あまりで片目が見えない。真鶴に似ているがどうやら山賊とも繋がりがあるようだ。さて、正体は?
No.124 辰平(しんへい)
猟師。悪人側。
No.125 玖馬(きうま)
猟師。悪人側。
No.126 蝮宗(はぶさう)
猟師。悪人側。
No.127 甲橘(かうきつ)
猟師。善人側。
No.128 乙柚(おつゆ)
猟師。善人側。
No.129 丙烈(へいれつ)
猟師。善人側。
No.130 丁炎春(ていゑんず)
猟師。善人側。
No.131 未小八(びせうはち)
猟師。悪人側。
No.132 申大七(しんだいしち)
猟師。悪人側。
No.133 平覇(へいは)
通称、津嘉山の平覇。阿公の部下。元松壽の私兵と見せかけ実は矇雲の間者。ってノートには書いてあるがこいつこんな複雑な設定だったっけ?さっぱり思い出せない。
No.134 宣壽(ぎす)
通称、仲井間の宣壽。阿公の部下。元松壽の私兵と見せかけ実は矇雲の間者。最近チョイキャラ多いな・・・。
No.135 安桀(あんけつ)
通称、古波蔵の安桀。阿公の部下。元松壽の私兵と見せかけ実は矇雲の間者。
No.136 玻琳王(はりんわう)
昔の琉球王の1人で天孫氏十八世。毛國鼎の家系の系図を遡るとこの王に行き着くためこの一家も中山王子も金枝玉葉である。ただ継承権は果てしなく遠そうだが。
最近愚痴が多いがさすが王様であるだけ人名の偏が全部王偏でPC上に出すのが大変だった。馬琴先生も、更にその前の天孫氏の系図を書いた人も、それ以前に実在したかどうかは知らないが玻琳王自身も数百年後にこんな愚痴をこぼされるなんて思いつきもしなかったろう。
No.137 東紀(とうき)
松壽の部下だったところを敗走し、阿公と中山王子につく。後に為朝の部下になる。
No.138 南吉(なんきつ)
松壽の部下だったところを敗走し、阿公と中山王子につく。後に為朝の部下になる。
No.139 堤造(ていぞう)
松壽の部下だったところを敗走し、阿公と中山王子につく。後に為朝の部下になる。
No.140 紅衛(こうゑ)
松壽の部下だったところを敗走し、阿公と中山王子につく。後に為朝の部下になる。他に彼らのような連中が250〜260人いる。
No.141 珠鱗(しゆりん)
浦添の按司伯[糸L]の僕。
No.142 伯[糸L](はくきう)
浦添の按司。
No.143 李蛇(きじや)
宣野湾の賊将。為朝軍への兵糧を奪い取ろうとしたら返り討ちにされる。しかも島人に。その上弓矢や刀鎧まで取られる。
No.144 高満(たかまろ)
土中に埋まっていた生後百日程の双子の男の子の方。松壽と真鶴の子供であり、また顔が似ているので高間太郎の生まれ変わりであろうと思われ、この名が付いた。千歳は為朝らと会った時点で4ヶ月だったらしい。
No.145 小萩(こはぎ)
土中に埋まっていた生後百日程の双子の女の子の方。松壽と真鶴の子供であり、また顔が似ているので磯萩の生まれ変わりであろうと思われ、この名が付いた。
いや、高間太郎と磯萩の生まれ変わりであるのは嬉しいが、夫婦者がきょうだいに転生するのは可哀想だな。来世では別の配偶者を見つけろってか?
後の舜天王の王妃。5歳で17歳の舜天王の王妃になったのには驚いたが、為朝や白縫王女ももう40代だったので世代交代の象徴だろうか。
No.146 阿摩美久(あまみく)
今まで何度か書いた存在であるがもう一度項目を立てる。天孫氏の父にして海神。また君真物であり南極老人。福禄壽仙とも。
No.147 久米子(くめこ)
林太夫の女児。おそらく舜天王の第二妃。
No.148 宇都宮所衆信房(うつのみやのしよしゆのぶふさ)
鎮西の武士。琉球に進軍しようとしたが、舜天王と和睦。
No.149 舜馬順[|熙](すまずき)
舜天王の息子。弓張月における後日談のキャラの多さや行く末は八犬伝とは比べ物にならないくらい楽なんだが・・・うん。
No.150 足利尊氏(あしかがたかうぢ)
ご存知足利尊氏。舜天王の後身(うまれかわり)らしい。
No.151 義本王(ぎほんわう)
舜馬順[|熙]の息子である琉球王。
No.152 於地二郎(おぢじらう)
讃岐國の守護の従者。齢70過ぎ。元筑紫人で崇徳院の山陵前で切腹していた謎の武士の鑑定をする。
No.153 足利義氏(あしかがよしうぢ)
朝稚の息子。朝稚が夢で父の活躍を見たとき、その長物語を当時8歳だった嫡男義氏に話した。義氏は賢かったのでそれを全て記憶し、ひそかに後世に伝えた。
No.154 今川了俊(いまかはりやうしゆん)
室町時代初期の武将で歌学者。貞世ともいう。上の義氏がひそかに記した物語を後の世で見る。馬琴先生はこれを見たという設定にしたのかな?
No.155 藤原泰衛(ふぢはらのやすひら)
頼朝が討った平安時代末期の豪族。討つ際には為朝の神通があったという。
No.156 東莊司(ひがしのせうじ)
筑後國山門群の郷士。艶美たる女児がいる。
No.157 西莊司(にしのせうじ)
筑後國山門群の郷士。艶美たる女児がいる。
No.158 東腹の源太(ひがしはらーけんた)
東莊司の孫で源氏が強くなった文治四年に世に出る。この前後の記述によると他の為朝の子供達も皆世間を歩けるようになったらしい。
・・・って八犬伝ほどじゃないけど後日譚の登場人物やっぱ多いよ!あと3ページなのに何人新キャラを出す気だ。
No.159 西腹の源次(にしはらーげんじ)
西莊司の孫で源氏が強くなった文治四年に世に出る。源太とは同年同月生まれの異母兄弟。
後に腹を原に書き改め、今なおかの国には東原氏西原氏がいるが、馬琴先生の時代には西原氏が多いらしい。
・・・この2人ラスト3ページでいきなり出てきたけど本当に為朝の子供なのか?付属に日本各地の為朝信仰の紹介があったけど、この調子で“八郎御曹司の御胤”も何か続々出てきそうなんだけど。
No.160 朝夷三郎義秀(あさひなのさぶらうよしひで)
義氏の部下。
No.161 新田義宗朝臣(につたよしむねあそん)
尊氏を追い詰めるも尊氏側の神の助けにより敗退。
No.162 義治(よしはる)
脇屋義助の子で新田義宗側の武将。尊氏側の神の助けにより越後へ敗走。
(2007.10.14)
No.1〜No.40
No.41〜No.80
No.81〜No.120
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