椿説弓張月。登場人物辞典登場順。 No.1〜No.40


No.1 源為朝(みなもとのためとも)

本編の主人公。源為義の八男で九州を平定したため鎮西八郎御曹司とも。

No.2 源為義(みなもとのためよし)

為朝の父。

No.3 鳥羽上皇(とばのじょうくわう)

第七十四代天皇。崇徳院の父。

No.4 崇徳院(しゅとくいん)新院(しんいん)

第七十五代天皇。作中では上皇として現れる。弓張月に登場する皇族では一番メジャー。保元の乱で負け魔道に入る。新院と呼ばれる事も多い。

No.5 美福門院(びふくもんいん)

鳥羽上皇の皇后。近衛院の母。

No.6 近衛院(このゑのいん)

鳥羽上皇の皇子。

No.7 宇治左大臣頼長(うぢのさだいじんよりなが)

崇徳院の部下。

No.8 少納言入道信西(しょうなごんにゅうどうしんせい)

崇徳院の部下。弓張月序盤の敵役で為朝を九州へ追いやった。平治の乱にて死す。

No.9 式成(のりしげ)

蔵人所の所属で禁中警護の武士。弓の名手。為朝に矢を放った。

No.10 則員(のりかず)

蔵人所の所属で禁中警護の武士。弓の名手。為朝に矢を放った。

No.11 須藤九郎重季(すとうくらうしげすゑ)

為朝の乳母子。為朝の九州行きに唯一ついていった。

No.12 尾張権守季遠(をはりごんのかみすゑとお)

為朝が九州に行った際に最初に頼った人物。

No.13 紀平治(きへいぢ)

別名:八町礫紀平治太夫(はつてうつぶてのきへいじだいふ)。為朝の部下のスーパーマン。祖父が琉球出身の九州人。

No.14 八代(やつしろ)

紀平治の妻。

No.15 山雄(やまを)

為朝の部下の狼。

No.16 野風(のかぜ)

為朝の部下の狼。死後陣太鼓となる。

No.17 蟒蛇(うはばみ)

体内から青い珠が出てきた大和の大蛇。蛟(みずち)とは違うらしい。

No.18 鶴(つる)

98年前に放たれた足に金の鎖をつけている鶴。後に女の姿で為朝の夢に示現したり、猴退治したり、琉球に行ったり、伊豆大島にも現れたりと色々する。

No.19 阿曾三郎平忠國(あそのさぶらうたひらのただくに)

白縫の父。九州の豪族で為朝の舅その1。

No.20 白縫(しらぬい)

為朝の正妻にしての母。美人で賢くて女傑。

No.21 猴(さる)

白縫のペットの猿。腰元の一人を殺し退治される。

No.22 若葉(わかば)

白縫の女使の1人。猿によって殺される。

注1:忠國の部下で後の為朝二十八騎になる武士。省略。

No.23 秦次郎影延(はだのじらうかげのぶ)

為朝に「鶴を持って上洛せよ」と言いに行った使者。

No.24 源義朝(みなもとのよしとも)

為朝の兄の1人。長男。弓張月では為朝の兄は彼だけ覚えておけば良い。

No.25 播磨守阿倍易ナリ(言+先)(はりまのかみあべのやすなり)

占い師。琉球に行けば百日以内に鶴が見つかると当てた人。

No.26 矇雲國師(もううんこくし

琉球編における最大の敵。道士。

No.27 尚寧王(せうねいわう)

琉球国王。寧王女の父。天孫氏二十五世。

No.28 寧王女(ねいわんにょ)

国王の一人娘。琉球篇のヒロイン。

No.29 廉夫人(れんふにん)

寧王女の母。尚寧王の第二王妃。

No.30 中婦君(ちゅうふぎみ)

尚寧王の后。

No.31 [虫L](みづち)

体内から琉と球の珠が出てきた大蛇。

No.32 徳大寺中納言公能(とくだいじのちうなこんきんよし)

為朝に九州帰還は止めよとの宣旨を伝えた人物。

No.33 重仁親王(しげひとしんわう)

崇徳院の第一皇子。

No.34 後白河院(ごしらかはのいん)

第七十七代天皇。崇徳院の弟。

No.35 菊池(きくち)

為朝が保元の乱で敗れた事を聞きつけ、忠國の屋敷に早速攻め込んだ九州の豪族。

No.36 原田(はらだ)

為朝が保元の乱で敗れた事を聞きつけ、忠國の屋敷に早速攻め込んだ九州の豪族。

No.37 吉田兵衛(よしだひょうゑ)

為朝二十八騎の1人であるが、馬琴は国許に残ったと設定したようだ。

No.38 高間四郎(たかまのしろう)

為朝二十八騎の1人であるが、馬琴は国許に残ったと設定したようだ。

No.39 玉名太郎(たまなのたらう)

菊池・原田の家臣。忠國の屋敷に攻め込む。

No.40 宇土平三郎(うどのへいざぶらう)

菊池・原田の家臣。忠國の屋敷に攻め込む。

(2007.10.14)

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