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ホームページへようこそ! 工房・木多の家は浜松市の北部山間地にある木工房です

独楽

2007年蒲郡クラフトフェアでの私の実演動画です。


各地のクラフトフェアにはいつも、ろくろの機械を持参して、独楽の削り出しの実演をしながら出展しています。
 フェアで作る独楽は、逆立ち独楽や紐で廻すこま、親子こま、それにボーズ独楽。イベント会場での実演を始めてから15年が経過しました。


逆立ちコマ
 逆立ちコマは日本で生まれた独楽ではありません。このコマは1950年にデンマークのベルナー・オストベルグという技術者が発明し特許も取り世界中に広がりました。平凡社発行の「こまあそび」という本の中には「数十年に一度の大発明」と記されています。でもそれより半世紀前にドイツのヘレン・スパールという女性の方が特許を出願しているという文献もあります。でも、この特許はいろいろな事情で失効したと記されています。
 刃物を使ってフリーハンドで一体で削り出して100%逆立ちさせることはできません。一般に販売しているものは球と柄は別に作って接着しているか、一体で成形しているものがほとんどです

ボーズ独楽
 このコマは九州の独楽ですがもともとはヨーロッパから伝わったものです。鉄の芯をつけてあり、独特の形をしていますがとても魅力のある独楽です。また普通に回すこともできますが独特の投げ方をします。


組み立て式ろくろ
 イベント会場へは右の写真の機械を持参、発電機(80kg)、刃物、グラインダーなど作業に必要なもの一式を持っていきます。この機械の重さは110kg、それ以外のものを入れると実演に使うもの一式の重さは250kgを超えます。





 イベント会場に荷物を持っていくのは4WD・2tトラック(クレーン付き)、実演の機械一式のほかに、展示物、展示用機材、テントなどを積み込んで出かけます。


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工房・木多の家