令和元年-第10号(188号)
秋彼岸に篠崎さんが観賞用トウガラシを、又、盆に小野・石田さんが持って来てくれたハイビスカスが、暖かい為か、ずっときれいに咲き、来山の方々が話題にしてくれています。
甘露寺の茶道のお稽古は、10月26日が最後の稽古となりました。平成3年頃から子供達を相手に教え始めた茶道ですが、平成7年頃から湯山さんに手伝ってもらい、最後には10名の方々の指導をすることになりました。この為、平成22年にはカナダのミッション市からのお客様を、平成26年からは明倫小ミニバスケットの子供達の茶道体験を、又、平成28年6月の甘露寺再興400年の茶会を、更に平成29年より大般若時の野点と秋彼岸中日の本堂での茶会等を実施する楽しい茶道が出来た事を、皆々様に感謝申し上げます。
平成6年11月に甘露寺裏を流れている西山用水の三面張り工事がされ、今まで利用して来た寺の湧水が涸れた為、新しく甘露寺歴住墓の左上横より湧水を取り入れることになりました。今年の夏頃から湧水の量が少なくなり、調べた結果、斜面に設置された水道管が下にずれ下がり、ジョイント部分が抜けて水が漏れていました。石田さんと青木水道屋さんと管を持ち上げ、杭を打ち管のずれ落ちるのを止め、水漏れを直すことが出来ました。
設置してから25年間も放置し手入れをしていなかった為、管のずり落ち防止の杭が腐っていて、数年に一度くらいは杭を新しくすべきだったと反省しています。尚、管の中に木の根が入り込み伸び、切断した長さが約2mもありました。更に管の奥にはまだ根が残っていて、将来根が悪さをしないか心配です。
令和元年10月 小山短歌会だより
久々に合唱ハーモニー思い出し心ワクワク会場に向かう 岩田 久子 野道ゆく手押し車の我一人秋の日の中富士を仰いで 山崎 咲代 猛烈とう台風の被害に備えたるも裏の沢水またも溢るる 湯山 次子 みどり葉の陰につぶら実艶のよき余情ゆたかな紫式部 秋山美智子 |
(平成31年度)