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袴田巖さん(1936年3月10日生まれ)は、1966年6月30日未明、静岡県清水市(当時)で発生した味噌会社専務一家4人殺害放火事件の犯人に仕立て上げられました。
長時間の自白強要、排便は取調室に便器を持ち込んでさせるという拷問同様の取り調べで、警察の筋書きに沿った内容を無理やり自白させられました。
袴田ネット(袴田弁護団公式ホームページ)袴田巌さんの再審を開き、 無罪を勝ち取る全国ネットワーク
長時間の自白強要、排便は取調室に便器を持ち込んでさせるという拷問同様の取り調べで、警察の筋書きに沿った内容を無理やり自白させられました。
2014年3月27日、二度目の再審請求(裁判のやり直しを求めること)で、静岡地裁は、「再審開始」「死刑執行の停止」「拘置の停止」を決定し、同日、袴田巌さんは半世紀にも及ぶ囚われの身から解放されました。
ですが、検察官が東京高裁に即時抗告(静岡地裁の決定に対する不服申し立て)を行ったため、いまだに袴田さんは確定死刑囚のままなのです。
私たちは、一刻も早く袴田巌さんの再審を開き無罪を勝ち取るために、様々な活動を行っています。このホームページをご覧になり、私たちの活動に支援や協力をしていただければと思います。
現在、東京・静岡(清水)・浜松に地域の救援会があります。このホームページから活動の案内も併せて発信しますので、可能な範囲で協力していただければ感謝いたします。
なお、活動に際して、堅苦しい制限はありません。ただし、活動費用は自己負担です。そして、活動をする際、その内容を相談や連絡もしくは報告をしていただければとても助かります。
袴田事件関連の最新情報は、そちらのホームページでご覧下さい。
1914年3月27日、待ちに待った袴田巌さんが解放されました。
今までのご支援、ありがとうございました。
しかしながら、今後、再審公判で無罪になり、刑事補償を受けるときまでは、まだ相当の時間を要することは確実です。48年間の拘禁のため、巌さんの健康状態は、完全ではありません。その間、巌さんの生活を支えなければなりません。
そこで、私たちは、袴田救済ファンドという基金を作り、広く募金をお願いし、今後の費用を賄っていきたいと考えています。ご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。
2014(平成26)年3月30日
袴田事件弁護団 団長 西嶋勝彦 記
郵便局から振り込む場合は手数料の関係で郵便貯金の振替が便利です。 番号が似ていますが違いますのでお気をつけ下さい。
銀行から振り込む場合は、下記ゆうちょ銀行の口座にお願い致します。
郵便貯金の振替の場合は、追って御礼のお返事をさせて頂きます。
(2014年5月2日更新)
郵便為替 | 記号 12350 |
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番号 38333911 | |
名義人:岡島順治(おかじまじゅんじ) | |
ゆうちょ銀行 | ゆうちょ銀行 二三八支店 |
普通 3833391 | |
名義人:岡島順治(おかじまじゅんじ) |
静岡地裁が再審開始と刑の執行停止を決定 2014年3月27日、静岡地方裁判所(村山浩昭裁判長)は再審開始・死刑及び拘置の執行停止を決定しました。
この決定を受けて、同日、東京拘置所は袴田巌さんを釈放しました。
袴田巌さんは、1966年8月18日に逮捕されてから実に47年7か月9日ぶりに自由の身になりました。
しかしながら、検察官は、2014年3月31日、不当にも静岡地裁の決定に対する不服申立て(即時抗告)をしました。第二次再審請求は、東京高裁で継続中です(2014年4月現在)。
袴田巌さんの戦いは続いています。弁護団や各地の救援会は、今後も袴田巌さんが無罪判決を勝ち取るための活動を続けていきます。
(2014年4月27日更新)
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