イサキ釣り 牡蠣棚沿いのマダカ釣り 爆釣!セイゴ 浜名湖のマダイ釣り キス釣り 
 8月19日(土)19時頃の2番澪渚園と浜名湖大橋西の牡蠣棚沿い。薄暗くなった中に満室のロイヤルホテルの威容が印象深い。辺りから社会人野球の声援や何やら分からぬスピーカの大声が聞こえてきます。渚園の夏はイベント等が行われ殊更賑やかです。昨年はサザンの熱狂的ライブをただ聞きしながら糸を垂れました。航路上ではタキヤ漁の観光客を載せた8隻程の船団が漁場に向かい引き波を立てます。辺りは夏休みの終わりを惜しむかの如く賑やかに盛り上がっています。そんな中で贅沢な程ゆったりと、時の流れるまま糸を垂れるのもいいものです。
 8時半になって北と東の2カ所から綺麗な花火が上がり始めると、陸上は不思議と静かになっていきます。
するとどうでしょう、待ってましたとばかりに大きなアタリが有りました。飛び付く様に竿を揚げたらシマイサキでした。
 シマイサキは夏の夜の嬉しい珍客です。チンタや
セイゴ狙いのポイントで外道としてよく揚がります。外道とはいえ独特な強い引きは釣り人の心を躍らせます。セイゴによく似てはいますが、口先から尾ビレまで見事に引き締まった流線型がこの魚の特徴です。そこから生み出されるこの魚ならではの強い引きはセイゴと一味違います。初めから最後まで右へ左へと気持ちよくファイトをし万人の釣人に「よっしゃ!」と言わせます。それは釣友に思わずタモを要求させてしまう程のものです。以外と小さいサイズにタモが寂しそうですが、それでも取り込んでからは、その魚らしい体型・輝く茶褐色の体色・見事な縞模様には誰しも心奪われ船上を賑やかにさせます。
 シマイサキは釣れ始めると5本、10本と揚がることがあります。同じポイントに素早く振り出し”二匹目のイサキ”を狙います。でも今夜は不調。チンタ中のチンタ・
マダイの稚魚・キスフグと色とりどりよく揚がって5目釣りにはなりましたが、お目当てのイサキは1本のみ。「移動しますか。」と庄内湖山崎へと転戦致しました。後はご想像の通りです。

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