急須の作り方
焼き上がり(炭化 焼しめ)
胴
@、直湯呑み同様に立ち上げます。
A、口縁を内側に折りこみます
@、折りこんだ口縁を右手人差し指の先で溝をつけます。
@、柄ゴテで底を締めながら胴を引き伸ばします。
@、柄ゴテで胴を張らせます。
@、蓋置きを整えます。
A、湯呑み同様に糸きりします。
高台仕上げ
@、シッタに据えて、湯呑みの要領で竹カンナでけずり、少し硬めの胴を返しベラをいれて締めます。
茶漉し作り
@、ここでは、茶漉しを内側にたたき出してつくります。内側にを内型をあてて、外型でたたいてへこませます。
A、中心からポンスで穴を抜きます。
取手
@、棒状に土取して、下部をふくらませて細い筒をつくります。
@、両手親指と人差し指の腹でしぼります。
A、取りやすいように下部をしぼり、そこに糸きりします。
注ぎ口
@、取手と同様に筒を立ち上げますが、少し低めにして、口辺をすぼめます。
@、両手親指と人差し指の先で更に口辺をすぼめます
@、細いヘラを口縁から差し込んで、薄く伸ばします。
A、取手同様に、取りやすいように下部をしぼり、そこに糸きりします。
蓋
@、棒状に土取して、中心のつまみをのこして皿状に伸ばします。
A、、取りやすいように下部をしぼり、そこに糸きりします。
蓋仕上げ
@、縁が硬くなってから、ナイフで処理します。
A、ポンスで空気抜きの穴を開けます。
組み立て
@、取手と注ぎ口をカッターナイフなどで接着面に合わせて切ります。
A、切り口にどべをまわしてしっかりとつけます。取手と注ぎ口は約85度の角度でつけます。
道具類
竹カンナ、ヘラ、柄ゴテ、ブラシ、茶漉し用受型、ポンス、布、押型、ナイフ