27-2 鷹の渡り 静岡 2020年(春)「静岡 鷹の渡リ」他観察地データとコメント

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2020平山農道(春)トップへ

他の観察地:山原、俵峰 
     

(調査地点名)静岡市葵区(俵峰)標高約475mh、 北緯35° 11分47秒 、 東経138°38分46秒静岡市葵区(俵峰)

(調査地点名)静岡清水区(春、秋)山原中継所付近(大道山)標高448m 北緯35°3分30秒、東経138°27分02秒  静岡市清水区(山原中継所)  

静岡市清水区山原無線中継所付近静岡市清水区山原

地点名をクリックすると地図が表示されます


観察日付をクリックするとコメントが表示されます。

※赤い数字は逆行です

※他観察地(山原、俵峰)データとコメント

日付
Month
/Day
観察場所
Observation
place
時間帯
Investigation
Times
天候
Weather
観察者
Observer
風向/風力
Window/WV
サシバ
Butastur
indicus
ハチクマ
Pemis
ptilorhyncus
オオタカ
Accipiter
gentilis
ツミ
Accipiter
gularis
ハイタカ
Accipiter
nisus
ノスリ
Buteo
buteo
その他の鷹

others


羽数 ( 主な種類)

不明鷹類

Unknown


羽数 (種類)

鷹類総合計


A Total
of Raptors

累計

A Total

521

(0)

7

(0)

1

35

6

31

(0)

1

ミサゴ(1)
ハヤブサ(0)
チゴハヤブサ(0)
チョウゲンボウ(0)
トビ(0)
チュウヒ(0)

13

タカ類SP(2)
ハイ属SP(6)
ハヤブサ類(0)
大型不明(4)

615

(0)

00/00俵峰0:00-00:00
?/?
川端
?

0

0

000

0

00
xxx
0
xxx

0000

00/00俵峰0:00-00:00
?/?
川端
?

0

0

000

0

00
xxx
0
xxx

0000

00/00俵峰0:00-00:00
?/?
川端
?

0

0

000

0

00
xxx
0
xxx

0000

00/00俵峰0:00-00:00
?/?
川端
?

0

0

000

0

00
xxx
0
xxx

0000

00/00俵峰0:00-00:00
?/?
川端
?

0

0

000

0

00
xxx
0
xxx

0000

00/00xxx0:00-00:00
?/?
川端
?

0

0

000

0

00
xxx
0
xxx

0000

5/18xxx0:00-00:00
観察なし
?

0

0

000

0

0
xxx
0
xxx

0

05/17松野7:30-15:00
/
川端
無風→南
0→3

0

0

000

0

0
xxx
0
xxx

0

05/15俵峰7:40-15:40
川端
南西
2~3

2

1

000

0

0
xxx
1
大型不明1

4

05/14俵峰7:30-15:50
快晴
川端
南~南西
3

4

1

000

0

0
xxx
1
大型不明1

6

05/13俵峰7:30-15:30
/快晴
川端
南~西
4~5

3

0

000

1

0
xxx
1
大型不明1

5

05/12俵峰7:20-15:20
/
川端
南西
1→3

1

0

000

0

0
xxx
0
xxx

1

05/11俵峰7:30-15:30
快晴/
川端
南西
1→2

12

3

000

0

0
xxx
0
xxx

15

5/10俵峰0:00-00:00
観察なし
?

0

0

000

0

0
xxx
0
xxx

0

05/09俵峰7:20-15:00
川端
無風
0

0

0

000

2

0
xxx
0
xxx

2

05/08俵峰7:10-15:20
快晴
川端
南西
2~4

4

0

000

2

0
xxx
0
xxx

6

05/07俵峰7:00-16:00
/
川端
東→南西
3→2

4

2

000

2

0
xxx
0
xxx

8

5/06俵峰0:00-00:00
観察なし
?

0

0

000

0

0
xxx
0
xxx

0

05/05俵峰7:10-15:30
/
川端
南西
2~3

5

0

000

2

0
xxx
1
大型不明1

8

5/04俵峰0:00-00:00
観察なし
?

0

0

000

0

0
xxx
0
xxx

0

05/03俵峰7:20-15:30
川端
南西
2

0

0

000

3

0
xxx
0
xxx

3

05/02俵峰7:30-15:20
川端
南西
2~3

2

0

000

3

0
xxx
0
xxx

5

05/01俵峰7:20-15:30
川端
南西
2

0

0

000

2

0
xxx
0
xxx

2

04/30俵峰7:20-15:00
快晴
川端
南西
3→4

6

0

000

2

0
xxx
0
xxx

8

04/29俵峰7:30-13:30
川端
南東
2

1

0

000

1

0
xxx
0
xxx

2

4/28俵峰0:00-00:00
xxx
?

0

0

000

0

0
xxx
0
xxx

0

4/27俵峰0:00-00:00
xxx
?

0

0

000

0

0
xxx
0
xxx

0

04/26俵峰7:00-15:00
川端近藤
南西
3~5

0

0

000

0

0
xxx
0
xxx

0

04/25俵峰7:20-15:00
川端
南西
2→4

1

0

000

0

0
xxx
0
xxx

1

04/24俵峰7:10-14:50
川端
南西
2→4

7

0

000

0

0
xxx
0
xxx

7

04/23俵峰7:00-14:50
川端
南西
1→3

4

0

001

1

0
xxx
0
xxx

6

04/22俵峰7:20-14:50
川端
西→南西
1→3

7

0

001

1

0
xxx
1
xxx

10

04/21俵峰7:00-16:10
川端
無風
0

46

0

091

0

1
ミサゴ1
0
xxx

57

4/20俵峰0:00-00:00
観察なし
?

0

0

000

0

0
xxx
0
xxx

0

04/19俵峰6:30-16:10
快晴
川端
南西
1→3

49

0

000

0

0
xxx
0
xxx

49

4/18俵峰0:00-00:00
観察なし
?

0

0

000

0

0
xxx
0
xxx

0

04/17俵峰6:50-14:50
川端
無風
0

31

0

000

0

0
xxx
0
xxx

31

04/16俵峰7:10-14:50
/
川端
南西
3~4

5

0

100

0

0
xxx
0
xxx

6

04/15俵峰6:50-14:50
川端
南西
2~4

12

0

030

1

0
xxx
0
xxx

16

04/14俵峰7:00-14:50
/
川端

2~3

2

0

020

0

0
xxx
0
xxx

4

4/13俵峰0:00-00:00
観察なし
?

0

0

000

0

0
xxx
0
xxx

0

04/12俵峰7:00-12:40
/小雨
川端近藤

2

3

0

000

1

0
xxx
0
xxx

4

04/11俵峰7:10-16:10
I小雨
川端
南西
3→4

36

0

000

0

0
xxx
0
xxx

36

04/10俵峰6:30-14:40
/
川端
北東→南東
4→3

15

0

070

0

0
xxx
0
xxx

22

04/09俵峰7:00-16:30
快晴
川端
南東
2→4

113

0

081

2

0
xxx
1
ハイ属1

125

04/08俵峰6:50-15:00
川端

1→4

26

0

010

0

0
xxx
0
xxx

27

04/07俵峰6:00-15:30
/
川端
東→南西i
3→2

45

0

000

0

0
xxx
1
ハイ属不明1

46

04/06山原6:50-15:00
川端
南西
1~2

2

0

010

0

0
xxx
1
ハイ属不明1

4

04/05山原6:20-15:30
川端栗田
河内
南西~西
2~3

1

0

000

1

0
xxx
1
ハイ属不明1

3

04/04山原6:30-14:50
川端榊原
南西→西
1→5

14

0

020

0

0
xxx
0
xxx

16

04/03山原6:30-15:30
川端
南→西
1→4

5

0

000

0

0
xxx
1
ハイ属不明1

6

04/02山原6:20-15:30
川端戸張
無風
0

14

0

011

0

0
xxx
1
ハイ属不明1

17

4/01山原0:00-00:00
観察なし
?

0

0

000

0

0
xxx
0
xxx

0

3/31山原0:00-00:00
観察なし
?

0

0

000

0

0
xxx
0
xxx

0

03/30山原7:10-15:30
川端榊原
無風
0

6

0

001

2

00
xxx
0
xxx

9

03/29山原13:20-15:50
川端栗田
南東
2

0

0

000

0

00
xxx
0
xxx

0

03/28山原9:40-15:30
//
榊原近藤
微風
1

15

0

000

0

0
xxx
0
xxx

15

03/26山原7:40-15:00
川端

2

5

0

010

0

00
xxx
2
タカ類不明2

8

03/25山原7:20-15:30
/快晴
川端榊原
南西
2~3

9

0

000

0

0
xxx
0
xxx

9

03/23山原7:50-15:30
/
川端
無風→北西
0→3

2

0

000

0

0
xxx
0
xxx

2

03/22山原8:10-15:00
川端榊原
南東→南
3→4

1

0

000

0

0
xxx
0
xxx

1

03/21山原8:00-15:00
川端佐藤昌
南東
2→4

1

0

000

2

0
xxx
0
xxx

3



※2020「平山農道」(春)、他観察地(山原、俵峰)を通過したと思われるサシバ、ハチクマ、ノスリの羽数(Graph)

※2019「平山農道」、他観察地(山原、俵峰)で観察され、静岡を通過したと思われるサシバ、ハチクマ、ノスリの通過羽数グラフ(2020春)です。

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  • 静岡 他観察地(山原、俵峰)コメント2020(春)

    00/00xxx

    00/00xxx

    00/00xxx

    00/00xxx

    05/17俵峰に登るが、ガスが300m以上にはりだしており、俵沢内は視界がない。見通しはE(最悪)。よって、俵沢の下流へ移動する。安倍川右岸は少しずつ良くなっているため、9時、右岸の松野に移った。ここは安倍川沿いでは最大のお茶畑が広がる地帯である。いずれ春の渡りは安倍川右岸側で観察しようと思っているが、ここは実は秋の観察地候補でもある。縄田氏が調べ上げてくれた中の要所である。渡りは見られなかったが、油山の谷にサシバが旋回→降下するのを観察。むむむ、である。松野では、オオルリよりもキビタキがよく鳴いていた。河原の近くではコチドリもみかけた。今季の春渡りカウントは、本日をもって終了します。後記はまたのちほど。長いことありがとうございました。

    05/15安倍川右岸の山並みはまあまという感じ。見通しはB〜C。今季の見通しは、平均するとBで、例年に比べると良いように思う。19,5〜24,5℃。サシバは2羽とも若。ハチクマは少し遠く雌雄年齢不明。去年のようなハチクマラッシュは来ないな。俵峰のお茶刈も終盤。このあたりは、1番茶で終わりというところが多いので、台刈りの音も聞こえてくる。トケン類が飛び交うが、ホトトギスかツツドリなのかよくわからない。

    05/14今日も午前より午後のほうがより見通しが良い。霞よりは揺らぎに邪魔される感じ。見通しレベルC→B。サシバは、幼鳥が多い。どうしてもこの時期はハチクマに気が行くが、今季はいまひとつはっきりしない。13時半、識別にはもってこいの距離で、ハチクマ♂成鳥が渡る。桜山を通るハチクマはいつもディスプレイを繰り返す。俵峰でもそれを期待するが、今のところそれはない。ここを通り道として利用するだけなのか、すっと抜けていってしまう。アカショウビン、ホトトギスなど。モズのひなは成長した。母親は1時間に20回以上の餌運びをしている。すごい。

    05/13朝は、黄砂かなんか?というようなひどい靄。見通しDだったが、強い風が吹いた10時以降、大変良い視界に変わった。B。こういう変化は珍しい。19,5からぐんぐん上がり29,5℃。この日全国一の気温が静岡市清水区だった。サシバは3羽出たが、北の八重沢がらみで、いずれも遠かった。大型不明1、これも八重沢を遡っていった、3キロ以上先の個体。ミサゴか、ハチクマの2択。頭部が白かった。アカショウビンがやってきた。朝早くよく鳴いた。

    05/12霞が多く、安倍川右岸の山並みはどれも白っぽい。見通しC。19,5〜25,0℃。昨日を受け、だが、柳の下にハチクマとはいかなかった。サシバも9時台の1羽のみと静か。地点近くのお茶畑も今日が刈り入れの日。4月末の遅霜にやられ、例年の半分以下の収穫量になったとのこと。厳しい世界である。ホトトギスが鳴き盛っている。アオバトが、10羽内外で飛び、南へ行く。夏鳥常連では、唯一アカショウビンだけが来ていない。

    05/119時半までは、俵沢内に霧が張り出し、観察不能になることも。その後快晴になる。D→A→Bの見通し。7時にはもう20℃を越えており、28℃以上になる。8時後半ガスが700m以上に張り出している最中、ハチクマの♂が出現、霧の中に消えるが、鳴き声とともに現れ、また消えるをくりかえす。どこかにとまっていたのかもしれない。12時40分には、非♂のハチクマが八重沢へ入っていく。14時30分♂のハチクマ。今日のサシバは近くに来るものが多かった。幼鳥が多いが、はっきり成鳥といえる個体も3あった。西へ行く非渡りサシバも1出現。十日ぶりくらいに楽しいタカ見となった。ホトトギスが初鳴き。1羽2羽でなく入っているようで、一日中あちこちから聞かれた。

    05/09稜線にガスはないが、1日陽は射さず。このような日のほうが見通しは良い。見通しレベルB。14,0〜19,5℃。寒い一日。11時過ぎ、俵沢に入ってきたノスリに、居着きの2羽のノスリがかかっていったくらい。これ以外は皆トビ、という一日だった。北九州市の観察からすでに相当数のハチクマが本州に入っているはず。太平洋側にどれくらい来るかはわからないが、昨年の俵峰はこの時期ハチクマが多く見られた。すいすい渡る姿をみたいものである。アマツバメ、イワツバメ、ツバメ、アオバト、キジバトなど。

    05/08視界は良好、見通しはBの上。14,0〜21,0℃。朝は少し寒かった。ハチクマが来ることを期待したが、サシバがパラパラ上がる。サシバは富士見岳を越えるのでなく、一つ北の沢、八重沢に入って行く。天気がよい日には起こりがちの動き。今日なら、1078m富士見岳の稜線より高くを越えていける、ということか。九時過ぎ、一昨日モズのひなが親からえさをもらっている樹で、大騒ぎ。スコープを向けると、4羽のひなが、枝の上に並んでいた。

    05/07朝の視界は最高。大棚山(7,26キロ先)の新緑がきれい。午後その見通しもやや下がった。A→B。15.5〜20,5℃。9時半過ぎ、真っ暗だった空から雨が落ちてきた。風もあり、まいったなと。三脚の上の機材にビニールをかけていると、カラスが騒いだ。富士見岳方向500m以内に大きなタカが。ハチクマの♂とすぐわかった。山は越えずに一本北の八重沢に入って行く。初ハチクマでテンション上がったがその後は静か。帰り支度をと思っていた、15時20分、サシバが俵峰越えた。追っていると、手前にやはり、ハチクマの♂がいた。サシバと違い、滑空のまま1078mを上り、すっと越えていった。今日もトビが多数出てきたのでじっと見ていた。全てがそうとはいえないが、やはりこの時期の集結。これは渡りである。来季は、頭からカウントしようと思う。書き忘れ、一昨日モズの子供3が親から口移しで餌をもらうのにでくわした。

    05/05やっと降った恵みの?雨で、視界はよくなっている。それでも少しずつ霞み、B(良い)程度の見通し。18,5〜25,5℃。7時台サシバは1羽ずつ近いところから上がった。ねぐら立ちか。11時過ぎから、ここしばらく続いている、八重沢上流部でのトビの出現が目立った。サシバやノスリのようには、越えていく方向がはっきりせず、旋回と滑空の境界もあいまい。これを渡りと呼べるかわからない。けれど、東進する動きにはなっている。昨年もこのような動きがこの時期にみられている。見る人がみれば、わかるのかも……。私では判定不能。ただ言えることは、トビである。喉から手が出るほどハチクマだが、やはりトビである。大型不明1が、唯一のハチクマ?である。遠く、クマタカのJなのか区別つかない。俵峰のお茶刈、下流側から始まった。クロツグミ、キビタキ、オオルリ、ツツドリなど。ツグミは今年はいなくなるのが去年より早く、5月1日には地点にいなかった。

    05/03昨日に増して、ひどい霞で、安倍川右岸の山はまったく見えず。午後になり見通しは改善された。見通しD→C。18,0〜24,5℃。11時台、富士見岳の北に12羽のタカ柱が立つ。びっくりしてみたら、皆トビだった。サシバやノスリの渡りの動きではないが、こんなところにこれだけの数が集結するのは?。午前中はこの付近にトビが3羽4羽出る展開がその後も続いた。北の沢からオオルリの声が聞かれるようになった。やっときたか。

    05/02雲はなく快晴といってもいいような空だが、とにかく霞んでいる。朝から安倍川右岸側が真っ白。今季一番見通しがきかない。見通しD。18,0〜26,0℃。今季一番の暑さ。サシバは、9時前1羽、14時過ぎに1羽のみ。ここへきてはっきりとしたノスリの渡りが見られる。今日は、トビがけっこうな数(トータルで20例くらい)で飛んだ。渡っているようにはみえない(富士見岳周辺をグルグルしているだけ?)のだが。カワウ、イカル、ハシボソガラス、ハシブトガラスなど。

    05/01朝から全てが白っぽい。俵峰はもちろん、約1キロ北の天神山ですらが何かすっきり見えない。双眼鏡のピントが壊れたかと思ったくらいだ。見通しD。17,0〜24,0℃。暑くなった。朝早くから麻機北で見ておられた近藤さんから8時に、ハチクマ出たの連絡。10時には山原の榊原さんから、ハチクマ2羽の連絡。なんとかこちらでも見つけようと思っていたが、結局ハチクマ、サシバ共に飛ばず。ノスリが長い時間をかけて、高く旋回上昇し、富士見岳を越えていく。渡るノスリはやはり飛翔が違う。サンショウクイ、オオルリ、キビタキなど。コジュケイが1日中さえずっている。

    04/30晴天がこれだけ続くと、さすがに霞む。午後は安倍川右岸の山が真っ白で稜線の前後が区別できないほどに。見通しC(普通)→D(悪い)。16,5〜22,5℃。11時台に1羽1羽だが、4羽続いた。いずれも幼鳥。ノスリもサシバも、谷の中から(低くから)上がってきたのに、越える稜線(富士見岳付近)を前に、ゆっくりと高く旋回上昇してから越えた。旋回してもほとんど高さが変わらないまま2分3分というのはよくあるが、今日のは1分でも高々と上昇した。サシバ6の内5は若鳥だった。サンショウクイが午前中、地点付近を鳴きながら通り過ぎる。10例くらいあった。長尾川左岸の近藤さんと連絡を取り合いながらの観察。

    04/29すいません、今季打ち切り宣言は撤回。この3日、俵沢の中をうろうろしていました。そのためサシバをみつけることができませんでしたが、明日から元の地点に戻って、ハチクマ来るのを待ちます。9時すぎに、サシバが、左岸側からあがってくる。俵峰B地点は俵峰A(正地点)よりやや南側にあり、下流側がよく見えるが、場所がよかった。尾羽の黒帯が細く4本見える。初列の換羽はまだ始まっていない。視界は悪くないが陽炎がひどい。見通しはCの上くらいか。13,5〜19,0℃。オオルリ、キビタキ、ツツドリがよく鳴いている。xxx

    04/26約10キロ離れた、大棚山や大山が、午後は霞んで輪郭だけの見え方になった。見通しはCの下。13,0〜23,5℃。今日は暑かった。昨日寒かったと思ったが、それは地点近くのお茶畑に如実に表れていた。遅霜である。やっと伸び始めたお茶の新芽が、赤茶けてちぢれていた。そこだけお茶刈したように列になって焼けていた。1年かけて育ててこれでは悲しくなってしまうと、生産者の方が言われていたが、見るのもつらかった。風が強く山を越えられる感じではなかったが、それとは別にサシバの渡りも終わりに近づいている。といっても、あとひと月のあいだ、ちらほら渡るのであるが。キビタキの声が初。オオルリは未だ聞かれない。今季は変則ですが、今後サシバに関して別の観察を行ないます。というわけで今日をもちまして、サシバのカウント調査は終了します。ありがとうございました。

    04/25午前中はそこそこの見通しだったが、午後になりけっこう霞んだ。8,5〜19,5℃。朝は寒い。1日に見たタカが、11時過ぎのサシバ1羽と、トビの3羽(これは渡りかもしれない)だけであった。寂しい限り。クロツグミ、ツツドリは1日鳴いているが、オオルリ、キビタキは来ていない。昨年のこの時期は、北の沢を含め3か所くらいからオオルリの声はしていたから、なんか変と言わざるをえない。

    04/243日晴天が続けば、霞むものだが、不思議なことに昨日より視界は良い。A→B。9,0〜19,5℃。少し寒い。サシバは、午前中全くの音無しであったが、12時以降に1羽ずつ出てきた。これ以外に、渡らずで、俵沢に降りた個体がいた。5月24日にしてやっとクロツグミが鳴く。お茶の生育を見る限りだと、俵峰では、去年より早そうだが。ヒメアマツバメ、アマツバメ、イワツバメ、ツバメなど。

    04/23快晴に近い晴れで、見通しも概ね良好B。8,5〜19,5℃。朝は冷えたが思ったより気温上がる。サシバは、忘れたころに1羽でやってくる。12時に下流側から来たサシバは、地点の近くのヒノキにいつもとまっているノスリにモビングされる。ふらふらしているが、すぐに東へいくようでもない。行かずに、この谷のどこかに降りてくれないかと願ったが、結局10分以上かけて山越えした。この個体はれっきとした成鳥である。今日もオオルリ、クロツグミ、キビタキは、その鳴き声が聞かれず。遅いなー。

    04/22雲が多かったが、9時には快晴に近い天気になる。陽炎が邪魔をするも見通しは良い。B。12,5〜21,0℃。サシバは、忘れたころに1羽ずつ飛ぶ程度。無料電話を使い、桜山の榊原さんに一般種についていろいろ教えてもらって時間をつぶした、そんな一日。11時を過ぎると、まったくサシバは出現しなかった。観察をしていると、登山靴をはいた壮年の男性二人が、やってきて、話をした。コロナ関連で、登山さえ、自粛要請が来ている。ただ、大勢で登るような登山やハイキングはともかく、個人的な山歩きはそんなに危険なことなのかな?ひきこもり一本から脱却し、体力や気力の維持にもつながるのではと。同感である。同時に山の中のたった一人の観察も他人事ではないのだなと、複雑な気持ちになった。ツツドリは一日鳴いているが、オオルリ、クロツグミなどは聞かれない。

    04/21朝から、標高800m以上はガスの中だったが、10時過ぎには安倍山系東稜線はきれいになった。ただ同じ雨上がりでも一昨日とは異なり、今日は全体に霞が多かった。見通しレベルC→B。13,5〜22,5℃。一昨日と同じような出方。下流から登ってきたサシバを山越えるまで見送って、振り返ると、もう下流側から新手が来ているという感じ。11時から15時半まで、2羽、3羽ずつではあるが、安定した渡りが見られた。ツツドリは1日中鳴いていた。サンショウクイは、午前1回、午後2回、鳴きながら通り過ぎていった。

    04/19大雨の翌日。空気は澄み切っている。大棚山の山肌がきれいに見える。見通しは今季最高でA。15時過ぎてようやく雲が出たが概ね青空の1日。10,5〜21,0℃。8時台、7羽の群れを含む、20サシバ。ねぐら立ちか。しかし今日は11時以降サシバが飛んだ。11時台8、12時台7、13時台2、14時台7、15時台4。最終は、15時41分。鳴きながら飛ぶ1羽だった。各時間帯とも、1羽が富士見岳の東斜面に取り付くと、そこにくっついてバラバラと上がってくる感じだった。規模は小さいが、ピーク日を思わせる出方。天気の良さ故か、今日のサシバは、富士見岳の麓からの旋回上昇、通常より200、300メートルは高かった。ツツドリが初鳴き。サンショウクイも俵峰では初。

    04/17通勤途中に、いつも確かめるのだが、今日は、竜爪より北の安倍山系稜線は見えない。標高700m以上はすっぽりガスの中で、地点に入っても今日は何も見れないだろうと思った。しょうがなく西側下流側だけを見ていたが、9時前、低いところからサシバが1羽あがる。おやおやと思っていたら、10時までに27羽になった。富士見岳から竜爪までは、真っ暗で、抜けるところはない。そんな中、右岸から登ってきたサシバは、標高650〜700の低いところを北へ抜け、八重沢(ひとつ北の沢)に入って行く。左岸から上がってきたものは、浅間沢(ひとつ南の沢)へ下り、さらに南へ南へ流れた。もしかしたら、竜爪より南まで下るかと思い、桜山の田島さんに連絡する。俵峰は午前中で完全にストップ。桜山では、竜爪方向ではないが、午後も渡るサシバが見られたようだ。1日真っ暗で、風もない。ちょっとした一群れが、俵沢を通過したというのが、9時から10時のブレイクだったようだ。見通しD→B。10,5〜15,0℃。風がないので15℃でもまったく寒くなかった。

    04/16全体にどんより、1,61キロ先の富士見岳の東斜面ですら、白っぽい感じ。見通しはC。サシバは9時40分に3羽で富士見岳を越えたが、11時台に2羽追加されただけで、午後は飛ばず。オオタカ1は、西から来た者が旋回を繰り返したのち、そのまま富士見岳を越えていったもの。きわめて珍しい。朝、いつもと違う道を通ったら、竹藪の中で、ヤブサメが鳴いた。また、地点近くで、チリチリ鳴く声。電線(低い。地上3メートルくらい)の上にヒレンジャクが1羽。2015年春以来である。11時ちょうど、「十一里、十一里」との鳴き声。ええっ?と、耳を疑ったが、まぎれなくジュウイチの声だった。俵峰でツツドリより早くジュウイチが確認されたことはない(昨年は、ツツドリ4月16日、ジュウイチ5月3日)。オオルリもクロツグミもまだ来ていないこの時期、早いなー。

    04/15大棚山、大山、高山ら、安倍川より西の山はだがきれいに見える。見通しB。9,5〜19,5℃。揺らぎなどない、視界が良いうちに出てきて、と思ったが、何も飛ばず。10時過ぎてから、サシバがポツリポツリでてくる。13時には3羽で富士見岳(俵峰)に向かう姿に久しぶりの、ようこそー。それでも、大きな流れは来なかった。目立つところに出てこないアオジが、ヒヨドリ1羽と枯れ木の上でにらめっこしていた。見ものとしては、やはりヒヨドリの渡りか?オオルリもクロツグミも来ないなー。

    04/14朝方、俵沢は深い霧の中であったが、8時に晴れると素晴らしい視界になった。高山市民の森(9,25キロ先)の山桜がきれいに見える。ただ、時間とともに、霞、陽炎が増した。見通しA→B。11.0〜19,0℃。大雨の後、晴れ上がり、サシバが渡るかと考えていたが、2羽のみ。午後に来るのではと思ったがダメ。むずかしい。携帯電話を忘れ、Twitterタカの渡り静岡11時報、出せませんでした。お詫びいたします。ヒヨドリ100くらいの群れ。やはり富士見岳近くの大稜線をこえていくのである。カケス、メジロなど。

    04/12昨日と同じように、黒い雲が、一帯を支配していた。見通しもあまりよくなく、C(普通)の上といったところ。11,0〜17,0℃。今日は、3羽のサシバ以外に、富士見岳の東から旋回上昇を続けた後、俵沢を左岸沿いに下流に下る(逆行する)、成鳥の個体がいた(非渡りとした)。午後雨がぱらつき始め撤収。今日は日曜で工事による通行止めがなく助かり。アオゲラ、イワツバメ、ツバメ、シジュウカラ、ヤマガラ、ヒガラなど。

    04/11午前中は霞多し。今日は1日、真っ黒な空でいつ降りだすのかとひやひやした。しかし10時以降の小雨とともに視界は良くなっていった。見通しC→B。10,5〜17,5℃。午前中は5羽のみであったが、13時以降にサシバが渡った。午後の渡りはは大歓迎だ。中でも14時以降サシバが富士見岳の西側斜面を登る姿には、目を見張るものがある。西陽を受けたサシバは針葉樹バックで白く輝く。苦労しながらの登りは箱根駅伝の5区走者みたいだ。今日は、数こそいまいちだが、すばらしい見え方だった。ガビチョウ、イカル、キジバト、カワラヒワなど。

    >04/10昨日は視界がそこそこと思っていたが、撮ったビデオをみると、ずいぶんと白く春霞が多いことを知る。今日も同様、見通しレベルC。10,5〜17,5℃。朝方は北東から強い風。徐々に南東に変わった。昨日の数を受けて、ねぐら立ちを期待してきた。というより、泊まっているものでもないかなと見て回ったが、皆無。今朝はからっきし飛ばない。たまに1羽が出てもついてくるものがいない。ツミが6羽で軽い突っつき合いなどしながら、くるくると円弧を描きながら、高空を東へ行く。昨日もまったく同様のものがあった。2019年、2015年の俵峰観察でも、同じような報告をした記憶がある。門屋、牛妻間の桜が満開。イカル、ガビチョウ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、カケスなど。ずっと、書き忘れていました。ちょっと遅すぎるかもですが、Twitterタカの渡り静岡、今季も11時と15時(か、15時以降の終了時)速報のみ、送っています。#タカの渡り で、検索してください。

    04/09富士見岳に近い西側の斜面にでも、泊まっていたのか、7時57分に1羽が上がると、続けて6羽が富士見岳南の鞍部に上がってきた。じっくり時間をかけて越えていく。その後13時までは、ずっと富士見岳の北、南の鞍部に視線を向けていればよかった。越えに3分4分かかるのだが、鞍部に必ずやってくる。ゆっくりと旋回を繰り返すが、山越えに入るときは、本当に速い。稜線を越えていくのであるが、こちらからは稜線にサシバが突き刺さるように見える。10時くらいから南東の強い風が吹いたがなんのその。越えられないとわかると、南へ南へスライドし、二回三回と巻き直して越えていく。俵峰は、遠ざかっていくサシバを見る地点で、写真やビデオを撮るには不向きだが、山越えのサシバの必死さは伝わってくる。北の天神山の低いところからサシバが上がってくることはわかっている。このあたりでは天神山にだけ、桜がさいている。満開の桜バックのサシバビデオを撮りたかったが、今日はそんな余裕もなかった。見通しはそこそこでB(良い)。10,5〜19,5℃。「今日から、5月15日まで、俵沢俵峰線、災害復旧工事のため、時間帯通行止めだそうです。通行可能時間は、10:00〜10:30。12:00〜13:00。14:30〜15:00。16:30以降翌朝8:30まで。です。

    04/08俵峰地点から、富士見岳(俵峰)は、1,61キロ離れている。これは直線距離である。標高1078mの富士見岳を、470mの地点から眺める格好になるので、頂上までの距離はもう少し伸びる。2キロまではいかないところをサシバがこえていくところを観察するのがこの地点のポイントである。もちろんそこに至るまでに、天神山(0,97キロ)など、もっと近い距離でキャッチすることが多いので、そこから3分4分山を越えるまでを見ることになる。このとき気を付けなければならないのは、1羽に気をとられていると周囲にいる別個体を見逃すということ。また、低いところから上がってきたものばかりに気をとられていると、それより高い位置まで上がったサシバを見つけられない。存外むずかしく、困るのは首が痛くなる点である。全体に霞み、揺らぎが多いが、富士見岳上のサシバは2キロまでなので、視程による問題は起こらない。見通しレベルはBの下。10,0〜20,5℃。陽が当たらないと10℃でも寒い。アオジ、ツバメ、アマツバメ、ツグミなど。ヒヨドリの渡り、ダイナミックである。

    04/07山原観察は3月21日〜4月6日で、打ち切りとした。宮崎牧内山観察から、1万をゆうに越えるサシバが入っているのに、静岡ではまったく今のところとらえられていない。南の桜山で出ていない時北を通った?北の俵峰(桜山から北東に7,5キロ)で観察することにした。ちょっと遅い?いかにも、であるが、例年ならまだこれからという時期でもあるので、今からでも、サシバの渡りををていねいに見ていく。久しぶりの俵峰であるが、山原と比べると、周囲の稜線までの距離が俵峰のほうが断然近く、そして高い。サシバまでの距離は近く、そして富士見岳を越えるサシバを超見上げで見ることを再認識する。果たして。8時過ぎから1羽ずつであるが、力強く確実に山越えしていくサシバを拝む。そして午後から14時過ぎまでは、2、3、5、1、5、3、3、2、2、1、1、4、1、2と続いた。桜山でも同じ時間帯に10羽をこえる群れが2以上出たことを田島さんの電話で知った。見通しはB(良い)。9,5〜20,0℃。アオジ、ツグミ、キセキレイ、モズ、ウグイス、ガビチョウなど。山梨のクラフトパーク、本栖湖周辺へ足をのばした榊原さんと連絡を取りながらの観察だった。xxx

    04/06遠方霞み、安倍川右岸の山並みが白っぽい。3,5キロ先の権現山の上のサシバ1羽を見つけても、斜面に入るとすぐ見えなくなってしまう。見通しC→B。11,5〜20,0℃。この地点では、山原地点より南のものをカウントするのだが、南の者は極端に少ない。桜山から南にのびる稜線を越える際に、稜線越えの旋回上昇をするものはまずない。低く真東へ谷を渡ってくるものばかりだ。そして、それらは、ほとんどが1羽である。ヒヨドリの渡りがここでもみられるが、安倍川左岸と違い、群れの単位が10、20と小さい。「室見川の野鳥」の國友さん、イカルチ!ありがとうございます。

    04/05遠方霞む。御前崎は見えない。揺らぎも多い。見通しレベルC。10,5〜21,0℃。今日は、桜山、山原の2地点を、タカの渡り静岡宴会部の5人で観察したが、ほとんど手ごたえのない1日となった。辛抱の日が続く。昨日サシバ14でしたが、一番近くで見たものが、1羽オオタカ(非渡り)でした。訂正し、14→13とします。ウグイス、メジロ、コジュケイ、ヤマガラ、シジュウカラなど。

    04/04霞が多く、安倍川右岸の山並みの色がわからない。見通しレベルB。11,5〜22,0℃。午後強烈な西風。単発のサシバばかりだが、地点1(標高380m)近くへきて旋回するものが多く、楽しめた。目の前で、オオタカに追いかけられるサシバも出現。オオタカは大好きな猛禽だが、こういう時、いつからか、サシバの肩を持つようになってしまっている。それにしても、群れて飛ぶサシバが見つからない。アオバトが10羽くらいの群れで南へ向かうのを、4回見る。メジロが巣材集めをしている。

    04/03昨日より見通しは悪い。昨日は高草山(19キロ)の鉄塔がよく見えていたが、今日は輪郭だけ。見通しは、Bの下。10,0〜17,5℃。午後西風が強くなった。焦点は、29日に宮崎に入った6300羽で、数がどれだけ減っても、何時どういう形で静岡を通過するかだ。例年、こうした大集団が捕らえられないのが、静岡の春渡りの不思議だが、今日も、まったくつかまらず。今季は、平山農道(桜山)、山原と、横並び地点なので、標高の高いところを通られれば見えないことはわかっていたが、それにしても、少なすぎる。今日の山原の観察では、地点より1キロ以上南の低空(100H以下)を、通るものがみられた。この辺を通るものは、観察しづらい。ただ、こうしたサシバも1羽1羽で行くだけであるから、大勢に影響しないように思うが。地点近くの樹の枝にとまってさえずるホオジロ君は目があっても全く逃げない。この理由について訊いてみたくなる。ヒヨドリの渡りが激化してきたが、安倍川筋でみるような何百というものはない。

    04/02朝は最高だったが、徐々に遠方がかすむ。見通しはB(良い)。9,5〜19,5℃。二日のまとまった雨で、足止めを食っていたサシバが動くのは必至、そう考えた。今日、絶対に来ると。ただ、群れのサシバはみつからない。ポツリポツリと、1羽2羽で渡る者ばかり。そうこうしているうちに、神奈川秦野から100を越えたとの連絡。参りました。天気がよかったので、竜爪よりは北(高い稜線)を越えたか?。宮崎からの6300の本隊がまだ到着していないことを祈るだけである。アマツバメ、イワツバメ、ツバメ、カワウ、ガビチョウなど。

    03/30昨日は御前崎、伊豆半島がくっきり見えていたが、今日はシルエットのみ。見通しはB(良い)。6,0〜12,5℃と、今季一番の冷え込み。寒さに免疫のない静岡県人にはきつい一日。ただ、標高の高い桜山はここより低く、秦野の臼井さんに気温を聞くと、ここより、3℃は低いとのこと。竜飛岬で夜明け前からやっている方達の寒さはいかほどのものかと思う。全天曇りで、雲が低く、今日のタカも高くは飛ばなかった。何度も巻き直すのだが、たいしてあがれず、あきらめて低くをグラで行くという感じ。午後山原から確認したものは、南コースが多かった。寒くなったのに、ウグイスもホオジロも、近くの小さな木の上で、さえずりを繰り返した。

    03/29午後になり、降り続いた雨が止んだので、出勤。御前崎や、伊豆半島の細部までくっきりみえる。最高の視界Aだが、400m以上の稜線にはガスがかかる。南側を観察する。残念ながら1羽のサシバも観察できず。16,0〜11,5℃。寒い。例により、非渡りのノスリがたくさん。オオタカ1。ジョウビタキ、ヤマガラ、ハシブトガラス。今季は、桜山(平山農道)と、山原は、カウントがだぶらないように現場でふりわけています。よって、2地点を合計したタカの数が静岡通過のカウント数とお考え下さい。

    03/28400メートル以上の稜線はガスがかかっていて、高い方はほとんど観察不能。霞が午後増し遠くを見ることが難しい。14時12分、一本松公園より南くらいからでてきたサシバ8羽が、列になって、西から東へ滑空で横ぎっていくのを見る。桜山からはゆうに3キロは離れている。梅ケ谷に近藤さんが入ったが、ここでも、中継所から1キロ以上南を横ぎって東にいくサシバを観察。13時40分以降、麻機北で高めを行く者がとぎれたあと、山原では、南を通るサシバがみられている。

    03/26霞み深く、陽炎が強い一日。大崩海岸がぼやけてみえる。見通しレベルはCの下。11.5〜21,5℃。昨日から地点の標高を40メートルちょっと上げている。これにより、地点より東の山原川の流域は見えなくなった。塩田川流域に絞ってみることになる。昨日は、桜山の田島さんが送ってくれるサシバもかなりの比率でキャッチでき、桜山からは見えないものをいくつも見つけられたのだが、今日は地点上空を通っているはずの、4羽のサシバを見つけられず。難しいものである。地点に近いところ、谷中から突然現れたように見える、単独のサシバが、今日も出現した。どこから来ているのかわからないが、低いところから上がってきている。地点上空で、400メートルくらい旋回上昇した者がいた。メジロ、ウグイス、ホオジロ、ジョウビタキ、カワラヒワなど。

    03/25遠方霞むも、視界は良好B。9,5〜16,5℃。地点に着いて三脚を立てていたら、中継所電波塔のやや南東でサシバが4羽巻いていた。どこから来たかは不明であった。8時51分、桜山の田島さんから、地点の南近いところで5羽のサシバが上がるので桜山から続く稜線を見てとのナビ。これがどんぴしゃり。キャッチして、旋回から滑空に入ったサシバを追うと、朝一のサシバと同じところに向かい、そこで、巻いた。今季は、桜山から上がったサシバがどこを通るかを探るのが、最大のテーマなので、いい感じになった。もうひとつのテーマは、桜山稜線の南(桜山からみえづらいところ)のどこを越えてくるか、である。南側からくるサシバは単発であったが、いずれも神出鬼没のように現れた。目線より低くからいきなり出てくる。どこを越えてくるかどう飛んでくるかは今後の課題だが、いずれも地点に近づいてくるで、悪くない。桜山(平山林道)と、山原の、リンク観察、面白くなりそう。ヤマガラ、カワウ、キジバト、カワラヒワ、アオバトなど。

    03/23遠方が霞むが、今日は伊豆半島がうっすらとみえる。見通しレベルCの上。13,0~18,5℃。陽がかげると16℃以下になる。午後風が冷たかった。サシバの2羽は、11時台、平山農道(地点)の南くらいを東にまっすぐ抜けてきたもの。486の山の南→山原中継所だった。近いところで、地のノスリが4羽で旋回していたが、そのかなり上を通った。標高650mくらいか。その後、12時台平山林道から2羽のサシバが地点付近を東へと連絡があり、さらに13時台5羽のサシバと続いた。これらは、概ね似たようなラインを通っており、こちらからも、いくつか観察できた。もっと、南から入ってくるかと、期待しながら塩田川右岸の南を見ていたが、サシバが通るのは、平山林道に近いところばかりであった。ツバメを初めてみる。コゲラ、カワウ、コサギ、アオサギなど。明日は、田島さん榊原さん用事ありということで、山原を休み、平山にまわります。

    03/22昨日より、霞多く、伊豆半島は見えない。見通しレベルC(普通)。12.5~21.5℃以上。去年の今頃と比べると、暖かい。この地点は塩田川左岸側に位置するが、左岸側稜線が、北西→南東(高い方→低い方)の伸びているためか、谷風が南東の風になる傾向があるようだ。平山農道では西寄りの風であった時も南から南東に吹いた。今日も30例を超すノスリが観察された。ただ渡り個体とみなせるものはなし。ハイタカも渡らずで、2例。秦野の臼井さんから13時台に2羽のサシバ到着の報。こちらは今日は渡るタカはなしと思っていたら、14時30分。地点東稜線上、カラスが騒ぎ、ノスリも2羽で鳴きながら1羽のタカの後を追っている。オオタカか何かかと思っていたら、サシバの成鳥が中心にいた。サシバがこんなにも警戒されることに榊原さんと二人で驚いた。渡りはじめだから?コジュケイ、ソウシチョウ、シジュウカラ、ウグイスなど。「Twitterタカの渡り静岡を今日から始めています。スマホとTwitterに慣れておらず、度々、ご迷惑をかけますが、東の観察者の皆さん、参考にしていただけるとありがたく思います。

    03/21今日から、春の渡り観察を山原で始めます。今季は、平山農道から見えない南側を通るタカを数えます。山原というと、静岡の方は山原中継所を頭に浮かべることと思いますが、中継所よりは南の(中継所に登る道上の)、低い地点(いくつかの地点を使い分けます)から、塩田川、山原川流域を通るタカを観察します。平山農道でカウントされたタカはこちらではカウントしません。地形から判断するだけでなく、平山農道の田島さんと連携をとって、カウントダブリのないようにします。天気は良いが遠方霞む。見通しレベルはCの上といったところか。サシバは、8時半、山原堤付近からあがり、ゆっくりと山原川の上流方向に行った。いきなりでびっくり。ノスリはのべ30くらいを観察したが、地のものがほとんどだと思う。そのなかで、他とは違う高空にまであがり、北東方向に行った2羽のみを渡りとした。11.5~21.5℃。午前中風はなかったが13時以降、南東の強い風に。渡らずで、ハイタカ2、オオタカ1。ウグイス、ジョウビタキ、ホオジロなど。

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    このページに掲載されている観察記録は、日本野鳥の会々員や静岡の有志により個人的に善意で提供されたものであり未発表データ、及びコメントです。本文、及び画像の無断転載、引用転記を禁じます。(写真提供:蜂熊さん)

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