2013(秋)鷹の渡り 静岡


(観察地点)杉尾山展望台(秋)  静岡市清水区河内 標高約(563.4mh) 35°07:51N 138°25: 31E
地点名をクリックすると地図が表示されます

杉尾山展望台、2013秋データ、コメント(観察速報)2013 09/10 〜 10/14

鳥との距離(3〜5km)がありスコープかWスコープ必携です。展望台は狭く、公共の建物です。一般のビジターさんも来られます。観察は皆さんに迷惑の掛らぬよう、協力しあい観察しましょう。 (およその観察可能範囲:半径約1,5〜5,0km,高さ約300mh〜1500mh,視界は約270°) 観察機材は(8〜10倍の双眼鏡、20〜60倍のダブルスコープ)を使用しています。


※(ご注意)展望台駐車場への道路は農作業車優先の農業用林道です。
急峻でガードレールも無く狭いので乗用車タイプ(5人乗り)以上のワゴン車、マイクロバス等はご遠慮されたほうが良策です。安全の保障はありません。


※一部の道路は昨年の台風による影響で現在もなお通行止めが続いています。道路状況を確認してください。


※展望台付近は静岡市の公園になっており、許可を受けた車、作業車以外は公園内に入れませんので駐車場を利用される様、ご理解、ご協力下さい。


皆様に「静岡の鷹の渡り」データ2013(秋)(観察速報)を09/10〜10/18速報でお届けしています。
皆様の応援のお蔭で無事に今シーズンの観察を終了することが出来ました。有難うございました。

更新情報:

11、※(ご注意)平山と杉尾の調査地は5km程しか離れていません。そのため同一サシバを重複してカウントされる場合がこれ(重複数)以上にあると思われます。杉尾でカウントされたサシバがすべて平山を通過し,、また再び平山でカウントされるわけではありませんが、静岡を通過したサシバの数が、平山と杉尾を合算された数とお考えにならないようにご注意ください。そのため現在、サシバの飛来、飛去方向、エリアなど検証中です。皆様方にはご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
※(ご注意)(確定された数ではありませんが、参考までに!)杉尾山で三桁以上の大量出現時に平山の数との重複は今シーズンを集計して、今後とも、毎年のデータを重ね重複数の把握に努めて行きます。皆様方にはご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

7、10/14、「杉尾山展望台」、10/18「平山林道」をもちまして秋の観察を終了しました。

2013平山林道、他の観察地(9月23日各地一斉調査地と身延町久成)

6、10/12、サシバの通過羽数が9042羽になりました。

5、9/27、杉尾山展望台での観察始まって以来、一日のサシバ通過羽数が観察史上最高の、4855羽を記録しました。

4、9/20、本日、左足が折れてブラブラのハチクマ幼鳥が渡りました。この個体を見つけた方はご一報ください。(TEL,FAX 054-347-0717)田島まで

3、9/13、杉尾でミサゴ、チゴハヤブサが観察されました。

2、9/10、静岡市、林道情報では「炭焼平山線」が「全面通行止」になっていましたが、9/12「平山ー穂積神社ー杉尾」間は開通いたしました。

1、9/10、秋の観察を始めました。速報中です。


注:記載数値は速報値であり、最終記録は報告書による   

:内容の転記はご遠慮下さい

numerical data in this table are short report

So, please refrain using this data without permission of the observer.

2013(秋)サシバ通過羽数グラフ(Graph)

各調査地、過去のサシバ通過羽数グラフ(Graph)

各調査地、過去の記録(2004〜2011)(Past Record)

コメント(Japanese Version Only)

List of Species in this Site

/
2013秋 杉尾山展望台データ2013 9/10〜10/14まで、「平山林道」は10/18までの(観察速報)

2013平山林道、他の観察地(9月23日各地一斉調査地と身延町久成)へ

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    ※赤い数字は逆行です

    ※参考までに(杉尾山展望台)の記載の風力は簡易風力計で30分間の平均風力です。

    1
    日付
    Month
    /Day
    時間帯
    Investigation
    Times
    天候
    Weather
    観察者
    Observer
    風向/風力
    Window/WV
    サシバ
    Butastur
    indicus
    ハチクマ
    Pemis
    ptilorhyncus
    オオタカ
    Accipiter
    gentilis
    ツミ
    Accipiter
    gularis
    ハイタカ
    Accipiter
    nisus
    ノスリ
    Buteo
    buteo
    その他の鷹
    others

    羽数 ( 主な種類)
    不明鷹類
    Unknown

    羽数 (種類)

    鷹類総合計


    A Total of
    Raptors

    備考

    累計

    Season Total

    9321

    (0)

    85

    (0)

    19

    61

    13

    54

    (0)

    32

    ミサゴOS(9)
    ハヤブサPG(8)
    チゴハヤブサEH(8)
    チョウゲンボウKS(1)
    トビBK(6)
    チュウヒEM(0)

    37

    タカ類SP(27)
    ハイ属SP(10)

    9622

    (00)

    (1809)
    00/000:00-00:00
    ?/?
    xxxx
    ?
    00000000
    xxx
    0
    xxx
    0000(0)
    10/150:00-00:00
    杉尾観察終了
    ?
    0000000
    xxx
    0
    xxx
    0(0)
    10/146:30-15:30
    |
    田島
    無風〜E微風
    0〜1
    21015020
    xxx
    2
    タカ類2
    31(5)
    10/136:30-15:30
    田島杉山
    下山一家3名
    W〜微風
    1〜0
    258122081
    ハヤブサ1
    1
    タカ類1
    273(110)
    10/127:00-16:00
    快晴
    田島
    内藤夫妻
    W
    2
    138202022
    チゴハヤ1、ミサゴ1
    1
    タカ類1
    147(6)
    10/119:30-15:30
    /
    田島
    SW
    3〜5
    127101003
    ミサゴ2、ハヤブサ1
    1
    タカ類1
    133(6)
    10/106:00-16:00
    /
    田島
    無風〜E
    0〜1
    2239714021
    ハヤブサ1
    1
    タカ類1
    2255(1200)
    10/090:00-00:00
    観察なし
    ?
    0000000
    xxx
    0
    xxx
    0(0)
    10/086:30-16:30
    田島
    清田夫妻
    無風〜E微風
    1
    5571323144
    トビ4
    0
    xxx
    584(82)
    10/076:30-15:30
    |霧雨
    田島
    無風〜E微風
    0
    34013100
    xxx
    0
    xxx
    39(19)
    10/066:50-16:00
    /
    榊原栗田
    他2名
    ?
    31010223
    ミサゴ1、チゴハヤ1、ハヤブサ1
    2
    ハイ属2
    41(18)
    10/056:40-15:30
    榊原栗田
    ?
    0000010
    xxx
    0
    xxx
    1(0)
    10/046:30-15:30
    田島中村
    微風〜E
    0〜1
    2021031050
    xxx
    0
    xxx
    221(117)
    10/036:30-16:00
    快晴/
    田島中村
    小林川本夫妻
    池上他6名
    微風〜E
    101406001
    チョウゲンボウ1
    8
    タカ類5、ハイ属3
    119(70)
    10/027:00-15:30
    うす曇/
    田島義之
    NW〜E
    1
    4118012
    トビ2
    4
    タカ類3、ハイ属1
    19(1)
    10/010:00-00:00
    /
    観察なし
    ?
    0000000
    xxx
    0
    xxx
    0(0)
    09/306:30-15:30
    榊原縄田
    他2名
    E〜SE
    ?
    1000000
    xxx
    1
    タカ類1
    2(1)
    09/297:00-15:30
    榊原縄田
    栗田他20名
    E〜無風
    ?
    13511131
    ミサゴ1
    3
    タカ類1、ハイ属1
    28(3)
    09/286:00-16:30
    快晴
    田島川口
    古井夫妻
    杉山
    無風〜E
    464008140
    xxx
    0
    xxx
    480(61)
    09/276:30-16:00
    /
    田島
    他1名
    無風〜E
    0〜1
    48551726206
    ミサゴ2、ハヤブサ4
    2
    タカ類2
    4890(53)
    09/267:00-13:00
    /
    田島
    N〜NE
    3〜1
    2000000
    xxx
    3
    タカ類2、ハイ属1
    5(0)
    09/257:00-14:00
    |小雨
    田島
    E〜無風
    1〜0
    14001000
    xxx
    0
    xxx
    15(0)
    09/247:00-15:00
    /
    田島
    NE
    1〜3
    1000001
    チゴハヤ1
    0
    xxx
    2(0)
    09/236:00-16:00
    |
    田島萩原
    出口夫妻
    東夫妻
    NE
    1〜2
    5001120
    xxx
    0
    xxx
    9(0)
    09/227:00-15:30
    田島杉山
    無風〜NE
    0〜1
    2002100
    xxx
    1
    タカ類1
    6(2)
    09/218:00-15:30
    田島義之
    E微風
    0
    6005000
    xxx
    0
    xxx
    11(1)
    09/207:00-15:00
    快晴
    田島
    微風〜E
    0〜2
    221004123
    チゴハヤ3
    1
    タカ類1
    43(3)
    09/197:00-16:00
    快晴
    田島中村
    小林夫妻
    微風〜E
    71110131
    チゴハヤ1
    4
    タカ類3、ハイ属1
    82(9)
    09/188:00-16:30
    快晴
    田島義之
    微風〜E
    0〜1
    134000240
    xxx
    0
    xxx
    140(40)
    09/178:30-15:30
    快晴
    田島杉山
    E
    1
    12400021
    ミサゴ1
    2
    タカ類1、ハイ属1
    21(1)
    09/160:00-00:00
    台風通過
    観察なし
    ?
    0000000
    xxx
    0
    xxx
    0(0)
    09/150:00-00:00
    /
    観察なし
    ?
    0000000
    xxx
    0
    xxx
    0(0)
    09/140:00-00:00
    /
    観察なし
    ?
    0000000
    xxx
    0
    xxx
    0(0)
    09/139:00-15:30
    /
    田島浅野
    五日市山下
    小林夫妻
    弱NE
    0〜1
    5114002
    ミサゴ1、チゴハヤ1
    0
    xxx
    13(0)
    09/128:30-15:30
    /
    田島義之
    E
    1
    0201040
    xxx
    0
    xxx
    7(0)
    09/1111:30-15:30
    小雨/
    田島義之
    E
    1
    1000000
    xxx
    0
    xxx
    1(1)
    09/109:00-15:30
    田島義之
    無風〜E
    0〜1
    1012000
    xxx
    0
    xxx
    4(0)
    ※赤い数字は逆行です
    ※備考欄について

    (確定された数ではありませんが、参考までに!)
    ※(ご注意)平山と杉尾は5km程しか離れていません。そのため同一サシバを重複してカウントされる場合がこれ以上にあると思われます。杉尾でカウントされたサシバが再び、すべて平山でカウントされることはありませんが、静岡を通過した数が、平山と杉尾を合算された数とお考えにならないようにご注意ください。関係者もこの点については、解決策を現在、サシバの飛来、飛去方向、エリアなど検証中です。皆様方にはご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

    ※(ご注意)(確定された数ではありませんが、参考までに!)杉尾山で三桁以上の大量出現時に平山の数との重複は(30%〜40%)と思われますので、グラフは杉尾、平山のサシバのカウント数に(未確定重複数値-30%)と少数出現時の重複を確認した数をを記載してあります。

    ※(確定された数ではありませんが、参考までに!)
    (10/18)現在、上記の計算ではサシバ杉尾(9321羽)、平山(8111羽)の重複数(大量出現時の未確定数値-30%〜-40%)と出現時の同確認分は約(−1809〜-xxxx羽)で、杉尾約(7512羽〜xxxx羽)です。

    ※(確定された数ではありませんが、参考までに!)表の備考欄は、重複について上記大量出現時の計算方法で計算した数と、少数出現時に平山と杉尾で確認し合った数です。


    ※サシバの通過羽数(Graph)

    ※「杉尾山展望台」「平山林道」を渡ったと思われるサシバの通過羽数グラフ(2013秋)9/10〜10/18(Graph)

    (確定された数ではありませんが、参考までに!)
    ※(ご注意)平山と杉尾は5km程しか離れていません。そのため同一サシバを重複してカウントされる場合がこれ以上にあると思われます。杉尾でカウントされたサシバが再び、すべて平山でカウントされることはありませんが、静岡を通過した数が、平山と杉尾を合算された数とお考えにならないようにご注意ください。関係者もこの点については、解決策を現在、サシバの飛来、飛去方向、エリアなど検証中です。皆様方にはご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
    ※(ご注意)(確定された数ではありませんが、参考までに!)杉尾山で三桁以上の大量出現時に平山の数との重複は(30%〜40%)と思われますので、グラフは杉尾、平山のサシバのカウント数に(大量出現時の未確定重複数値-30%)と少数出現時の重複を確認した数を記載してあります。

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  • 杉尾山展望台コメント(2013) 9/10〜10/14(観察速報)

    00/00他に出た主な鳥は

    00/00他に出た主な鳥は

    10/15、2013(秋)、「杉尾山展望台」の観察を終了にあたり

    今季は全体で気温の暑い日が続いた。今季ほど観察者お一人お一人の努力、協力、渡りへの情熱がなければ観察を続けられなかったシーズンであることを思い知らされた事はなかった。それほど観察者皆さんの都合がなかなか付かなかったのである。さらにサシバは杉尾より遠方を通過することが多く、サシバを捕捉するのに苦戦した。(9/16)台風が通過後、一気に気温が下がっり、白樺のサシバ大量出現があり、杉尾ではこの日から約一週間快晴の日が続いた。安部山系に雲はまったくない日が続き、この間、思ったほどのサシバの出現は無く観察地より北でサシバは西に向かったのではないか?と思われる。その10日後の(9/27)の大出現は、県境付近から大量のサシバが出現、昼前から15:00過ぎまで出現は続いた。杉尾で観察するだけでは到底キャッチできないサシバの流れを、この日は県境に縄田さんが張り付き域内に流入するサシバの情報を杉尾に送ってくれた「大ホームラン」?の一日であった。縄田氏によると張り出した黒雲により杉尾からは死角になる浅間原の上空の黒い雲の中へおよそ1000羽に近い位のサシバが消えて行ったのでは?との情報であった。我々がまだ捕捉していないサシバの流れがあったに違いない。(10/10)は今度は杉尾より平山に近くサシバは流れ昼過ぎから2時間程度の出来事であった。全体を振り返ってみると2/3は晴の日で曇は1/3で、(10/11,12)以外はやけに無風、微風が目立った。(9/23)の身延、朝霧、安倍峠、山梨県の信州峠等周辺地域の一斉調査も意義深いことであり、今後解明が待たれるサシバの流れの解明に貴重な調査になった。サシバはその日の天候、風向き、雲の量により高さ、広さも幅広く、飛びたい方向、飛ばなければいけない方向に広域に飛んでいると思われる。だから面白く興味に尽きないのかもしれない。。観察地「平山林道」の川端さんはキー局として皆さんの情報を共有する事や観察データの記録にも尽力され、忙しい毎日であったであろう。川端さんの情熱に敬服する。「杉尾山展望台」の通算観察日数は30日間、観察時間延べ226時間、延べ観察者人数は95名でした。「杉尾山展望台」観察中、西部から、大井川町、伊良湖、東部から朝霧、万葉の森、から貴重な情報を提供して下さった、H、S、I、KWさんの各氏にお礼を申し上げ、「平山林道(新富士見台)」の観察をも応援してくださり、静岡に1週間も滞在され、我々に貴重なヒント、アドバイスを頂いた愛媛の楠木憲一さん、「タカの渡り全国ネットワーク」の事務局の熊崎さん、清水森林公園「やすらぎの森」の管理センターの皆様、そして何より毎日アクセスを頂いたり、直接お電話を頂いた、全国のタカの渡りファンの皆様に御礼申し上げると共に今後とも、ご指導ご鞭撻賜りますようお願い申し上げます。また来年、春の平山農道でお会いいたしましょう。
    (10/1)「鷹の渡り静岡」杉尾山観察者一同
     

    10/14霞あり、富士山、愛鷹山系まで見える。伊豆半島はボンヤリ。安倍山系に北方向の青笹より奥に雲がかかる。気温14.0〜20.5℃。今日は風も弱いせいかサシバは渡りに苦労しているようだ。サシバは観察地から4〜7km程離れた所に昼過ぎまでに出現する。このうちの4羽は朝方お泊り組が安倍山系から旅立ったもの、5羽は平山との重複、杉尾らしいサシバの出現は8羽で、それ以外は鳥との距離が遠い。平山からの情報で市街地や駿河湾をバックに飛ぶサシバが確認されているとのこと。平山からでもダブルスコープでも探すのが難しいとの情報、杉尾からではなおさらのことである。他に出た主な鳥はメジロ、シジュウカラ、ヤマガラ、ホオジロ、イカル

    10/13霞あり、富士山見えず、愛鷹山系、伊豆半島は見える。安部山系に雲は掛らず。気温14.0〜21.2℃。サシバは10:30突然平山から、南、(通称4番鉄塔の左側)にサシバが出現したとの連絡、杉尾からは鳥との距離約7km以上、高さ700〜900mほど、スコープでなければ捕捉できない距離、平山の言っていっるサシバ以上にさらに上空に多くのサシバが渡ってゆくのが捕捉できる。おそらく南東方向の山々を通過してきたのだろう?早速、平山にその旨連絡する。終盤のサシバは杉尾からはずいぶん南を飛ぶ。12:30頃までに200羽位が通過する。今日はノスリが多かった。他に出た主な鳥はアオバト6、カケス、モズ、ツバメ類200+、コジュケイ若7、クマタカ4、クロツグミ

    10/12霞あり、富士山見える。愛鷹山系、伊豆は見えず。昨日の南西の風が今日も一日続く。気温19.0〜26.2℃。サシバはまだ杉尾を通過してくれた。9:30過ぎから東の方角に出現し始め、10:00台には観察地の上空で10、20のタカ柱を形成し観察者を喜ばせる。今季サシバとの距離が一番の近さであった。サシバの渡りはその後、広範囲であるが、午後の3:00まで続く。他に出た主な鳥はシジュウカラ、ハリオアマツバメ200+、アマツバメ150+、メジロ50+、クマタカ3

    10/11南西の風が一日中強く、杉尾での観察中では一番強い風が吹き荒れる。朝のうち雨が残り観察開始は9:30からだった。富士山、愛鷹山系は見えず。三保半島は見えた。安倍山系は西側から北は雲の中。気温は21.0〜26.2℃。後にはれの天気になる。サシバは強風の中、高く(800m位)上がってもバラバラに飛行し、あるものは低く(500m位)高度を落とし谷筋を渡る。中でも一気に上昇して1500m位の高さに到達するサシバもいた。朝のうちは域内にいたサシバが出現したが13時台を最後にサシバの出現はぱったりと止まる。いよいよ在庫切れ近しの感あり。渡らずノスリ1羽。他に出た主な鳥はヤマガラ、カケス

    10/10雲海、朝焼けが美しい。富士山、愛鷹山系ははっきり見える。安倍山系のは昼過ぎから雲がかかり始める。気温18.0〜26.1℃。午前中は120位飛んだが12:12分突然平山から東方向6〜7kmにタカ柱の連絡が入りそこから14:30頃まで東からの出現が続く。しかしながら風が弱くサシバが杉尾の上空を通過することは無く、少し南の上空(杉尾から3km〜10kmの範囲)を渡ったようであった。渡らずノスリ1羽。他に出た主な鳥はホオジロ、アオゲラ、イカル、番外:ノウサギ2

    10/08富士山見える、愛鷹山系伊豆半島は見えず。気温19.0〜25.4c。霞多く視界まずまず。安倍山系は10:00頃から第一真富士より以北に雲がかかる。サシバは観察時間中はある時は10単位である時は単数で出現する。他に出た主な鳥はエゾビタキ、アオバト、ハリオアマツバメ

    10/07霞あり富士山見えず。愛鷹山系、伊豆半島見える。安倍山系に雲はかからず。気温19.0〜23.0℃。サシバは午前中単発で安倍山系、平山に出現する。午後になり観察地は一時、霧雨におおわれる。微風の中、1:30、平山で低く30羽前後の出現ありその後、3:30やはり平山より南側を低くサシバが出現するとのコメントが入り杉尾からは捕捉できなかった。他に出た主な鳥はカケス、メジロ、ヤマガラ、ハリオアマツバメ、アオバト、アカゲラ、アオゲラ

    10/06昨日ほどではないが、視界良好。富士山は見え隠れしていた。安倍山系は時折雲がかかった。南は伊豆半島まで見えた。気温が高く少しずつ渡っていく感じがした。富士山に初冠雪があってから大量出現があるのだろうか?その他の主な鳥、エゾビタキ、オオルリ、アカゲラ、アオゲラ、クマタカ、エナガなど

    10/05雨が降るようであったが、一日中雲り、富士山は見えないが、南は伊豆半島までよく見えた。これほどクリアーに見えることは少ない。風も適度に吹いていた。渡りと判断した鷹は平山からの連絡で確認したノスリ1のみ。今年はまだ、南のコースは出ていない。他に出た主な鳥、クマタカ、ミサゴ、アオバト、アカゲラ、アオゲラ、ハリオアマツバメ、エゾビタキなど

    10/04霞多く視界不良。富士山、伊豆見えず。三保半島はボンヤリ。東は浜石岳までの視程。安倍山系は700m位まで低い雲がかかっている。9:00過ぎに突然平山の第三鉄塔付近に50羽のタカ柱、10:00過ぎまでに200羽近い数のサシバが上昇気流が発生しないのか?高度600m位の高さを羽ばたきながら西に渡ってゆく。今日のサシバは平山と6割程度、同一個体を観察するケースが多い。他に出た主な鳥はメジロ、ヤマガラ、エナガ30+、キジバト、アオバト、ヒヨドリ、カケス、クマタカ

    10/03霞多し富士山見える。愛鷹山系、伊豆半島、三保半島見えず。朝霧多し。気温19.0〜24.8℃。安倍山系に10:00まで雲は無くその後稜線は雲のため見えず。サシバは午前中は1羽だけであったが、午後1時過ぎから複数であちこちに出現する。風が弱いのか杉尾の上空高くは通過しなかった。今日はギャラリーがいっぱい来たが、サシバは平山を目指す流れがほとんどであった。朝霧高原からS氏のサシバ通過の貴重な情報が14:20分過ぎに頂き15:00前後から平山に出始める。観察地でハリオアマツバメを襲いに行った猛禽をチゴハヤと判断した種別は帰宅後図鑑で調べたら尾翼の長さ、褐色の背面、薄茶色の下面からチョウゲンボウと判断した。他に出た主な鳥はアカゲラ、カワラヒワ、イカル、オオルリ若、ハリオアマツバメ100+、アマツバメ100+

    10/02霞無し視界良好。富士山、伊豆箱根まで見える。観察地西側は青空、東は雲に覆われている。安倍山系に雲はかからず。気温20.5〜28.2℃。10月だというのにこの暑さはなんだ?平山では30度近く?半袖で観察中のこと。サシバは一羽単位で出る。高度を取れずに羽ばたきで飛ぶ。アマツの多いのに驚いた。台風の影響か?この暑さ、気温が下がらないと渡りのスイッチは入らないのか?他に出た主な鳥はカケス、アマツバメ100+、ハリオアマツバメ、ヤマガラ、トケン類SP1

    09/30天気良好、視界も良好、富士山、愛鷹山系、伊豆まで見える、風も適に吹いていて鷹の渡る条件は整っていたが、渡っていったのは平山から連絡を受けて確認したサシバ1のみ。大量出現の2日後、3日後はは少ない。というデータが見事に的中した結果となった。他に出た主な鳥はカケス、クマタカ、ミサゴ、ハリオアマツバメ、アカゲラ、アオバト、エゾビタキなど

    09/29霞無く視界良好富士山、愛鷹山系、伊豆まで見える。雲はないわけではないが、安倍山系にかかることはなかった。一昨日の大量出現のためか多くの観察者が訪れていたが、サシバの大きな流れはなかった。1羽ずつの出現が多く、安倍山系に出た5羽の群れが最大であった。全体的に寂しい一日であった。他に出た主な鳥はカケス、クマタカ、コシアカツバメ、アカゲラ、アオゲラ、アオバト、エゾビタキなど。

    09/28霞あるが富士山、愛鷹山系、伊豆まで見える。気温12.0〜25.7℃。7:30頃まで域内に昨日からのお泊り組が旅立っていった。数が少ない観察地の方々には申し訳ないが、昨日の大量出現の割には少ない感じがする(約一割)。サシバの大きな流れが続くでもなく、おおきな塊が出るのでは無く、16:00までポツポツの出現であった。他に出た主な鳥はカケス、クマタカ2、コシアカツバメ、アマツバメ50+、ハリオアマツバメ50+、番外:ニホンカモシカ

    09/27霞無く視界良好、富士山、愛鷹山系見える。箱根は見えず。気温14.0〜27.0℃安倍山系に10:30雲はかからず。後、安倍山系1500m位上空に雲がかかる。11:00台まではわずか14羽だったサシバのカウントが11:00過ぎ北東の空にサシバの柱が出来るとこれがきっかけか?なんと15:00台まで4時間近くサシバの流れが山梨との県境や、杉尾の観察地の上空1500mhを通過するのが絶え間なく続いた。これは県境に張り付いた観察者N氏と杉尾の観察との情報交換によりサシバの流れをとらえたものであった。結果、画期的な数字であった。他に出た主な鳥はイカル、エゾビタキ、ハリオアマツバメ50+、アマツバメ30+、クマタカ2

    09/26霞は多いがまずまず、富士山、愛鷹山系、伊豆半島見える。湿気が残る。安倍山系に雲はなし。気温21.0〜24.0℃。朝方は台風の風か?北からの風が強かった。時折体が飛ばされるような風だった。それも収まったと思いきや、今度は昼過ぎから黒雲に覆われ雨が降る始末。平山と連絡して下山することに。渡らずノスリ1羽。他に出た主な鳥はアカゲラ2、エゾビタキ、ハリオアマツバメ35+

    09/25富士山頂上、伊豆半島見えず。愛鷹山系、三保半島見える。観察地の北、西側は霞無く視界良好。東、南側は雨雲に覆われる。午後は気温が上がり蒸し暑い。気温22.0〜30.1℃。サシバは8時台から10時過ぎまで北方向の県境、砂子山(1059m)付近につぎつぎと出現する。浅間原の谷筋に消えて、4分かかって稜線(約1420m)で旋回し始めたが間もなく稜線の向こう側に消えた。その後ぱたりと出現は止まる。観察地の近くにツミが止まったらカケスがちょっかいを出しに来る。他に出た主な鳥はカケス、エゾビタキ、アカゲラ

    09/24朝方小雨が降り出すが後晴れる。富士山、伊豆(65km)はボンヤリ、三保半島(36km)は見える。雨のお蔭か霞が取れ視界良好。安倍山系に今日も雲なし。気温18.0〜25.9℃。昨日北関東でカウントされたサシバに期待したが出現は無く、台風の影響か?午後には大気が湿り気の多い空気に変わる。他に出た主な鳥はヤマガラ、アオゲラ、ハクセキレイ、イカル、クマタカ3

    09/23霞多し富士山、三保半島ボンヤリ見える。愛鷹山系、伊豆半島、箱根見えず。午前中、青笹より北側雲があり。気温22.0〜22.4℃。サシバは朝のうち観察地近くを飛んだだけ。他に出た主な鳥はオオルリ若、エゾビタキ、コゲラ、アマツバメ50+、番外:ニホンイタチ、ニホンカモシカ、アサギマダラ

    09/22霞多し、富士山、愛鷹山系ボンヤリ、伊豆半島、箱根は見えず。安倍山系に今日も雲は無く午後になり1500m以上の空に雲が出る。サシバはまったく飛ばず、身延から楠木さんの情報で出た鳥は杉尾から80km程度北の地点でサシバや鷹のの流れは既に西に向かっているようだ。他に出た主な鳥はハクセキレイ、アマツバメ、クマタカ3

    09/21霞多し、富士山見えるが箱根見えず。愛鷹山系他ボンヤリ見える。安倍山系に雲なし。気温18〜25.5℃。久しぶりに午後、安倍山系に雲が出る。今日は渡る鷹類が少ない。渡らずノスリ、サシバ各1. 他に出た主な鳥はコシアカツバメ、ヒメアマツバメ、ハリオアマツバメ、アカゲラ、アオゲラ

    09/20霞あり富士山、愛鷹山系、見える。箱根見えず。伊豆はボンヤリ。安倍山系に雲は無し。サシバの出現は北東方向からが多い。昼前までに出現は止まる。ハチクマが♂、♀、の成鳥、に幼鳥のパターンが多かった。1羽の幼鳥の足が一本ブラブラであった。無事に生きて行けるか心配。渡らずノスリ1、ハチクマ幼鳥1、ハイタカ1羽は北に飛去。他に出た主な鳥はアオゲラ、エゾビタキ、カケス15+、クマタカ、ドバト、ハリオアマツバメ、エナガ

    09/19霞あり、富士山、伊豆半島、箱根まで見える快晴。気温17.0〜23.2℃。今日はパラパラサシバが飛ぶ。大きな塊は無くあちこちの尾根で上昇する鳥を追いかけるのみ。5km位先のサシバを双眼鏡で見つけることが出来た中村さんに一同感激。クマタカが観察地近くから3羽上昇してくれ観察者を楽しませてくれた。他に出た主な鳥はヤマドリ、アオゲラ、オオルリ

    09/18富士、伊豆半島、箱根までよく見える。安倍山系には終日雲ひとつなし。気温16.0〜23.7℃。朝方身延、平山でお泊り組のサシバの出現あり。白樺の昨日の数を見ても杉尾では期待したが昼過ぎまでそれほどの数が出ず、 身延との情報交換で、快晴の中、両観察地の手前で西側に向かったのではないか?との意見であった。そのうち伊吹山のKW氏からサシバ700+、ハチクマ40+が観察できたとの連絡あり。この快晴の中、鳥たちは雲などに邪魔されずに飛んでいるようだ。午後になり安倍山系に30+のタカ柱が立つ。他に出た主な鳥はコシアカツバメ、エゾビタキ、シジュウカラ、クマタカ

    09/17富士山、愛鷹山系、箱根、安倍奥の山々まで良く見える。雲一つない天気。気温24.0〜24.3℃。朝のうち、身延の楠木さんから今日のサシバは高く、1200m位の高さで飛んでるよ。との連絡が入る。真っ青な空では飛んでいる鷹類は見つけにくい。今日は午前中は観察地より南側に出たサシバ、午後は西側の安倍山系に出たサシバをキャッチすることが出来た。渡らずのハチクマ2羽。他に出た主な鳥はアマツバメ50+、ヤマガラ、モズ、クマタカ5(同一個体の可能性あり)

    09/13霞多し、富士山、伊豆半島、三保半島見えず。湿気多し、26.5〜30.0℃。7km程度の視程。9時過ぎミサゴが上空を通過、その後そのうが膨らんだハチクマが通過する。今日は千葉県から大学生等三人、地元から鳥好きのご夫妻が渡りの観察に加わり、サシバ、ハチクマが観察地点に近いところを通過して、一同、感激して、和気あいあいな観察風景であった。渡らずのハチクマは北方向へ飛去する。又、種別がなかなか確定できない鷹は精査の結果、大きさ、翼下、胸の模様などからオオタカに落ち着いた。他に出た主な鳥はツバメ、ヒメアマツバメ、ヤマガラ、エゾビタキ、イカル

    09/12富士山見える。愛鷹山系、伊豆半島見えず。霞多し、気温22.0〜28.8℃。今日は杉尾ではサシバ確認できず。渡らずハチクマ2羽、居着きのノスリか?1羽。他に出た主な鳥はクマタカ、カケス、ヤマガラ、ハリオアマツバメ、コゲラ

    09/11富士山、愛鷹山系見えず。伊豆半島はボンヤリ見える。気温は26〜30℃。朝のうちは小雨が降り続き山々は低い雲に覆われる。やっと登れたのは昼前、連日平山ではサシバハチクマの渡りが観察されているが、杉尾ではこのサシバ、ハチクマの流れがとらえられない?理由は解らないが連日の弱い風と安倍山系が連日低い雲に覆われ、サシバが低い谷筋を通過して、平山で高度を稼いでいるのではないかと思われる。渡らずのハチクマは2羽他に出た主な鳥はアマツバメ、クマタカ2

    09/10本日から杉尾も観察を開始いたしました。霞多し富士山は裾野のみ見える。伊豆半島、愛鷹山系見えず。山梨との県境はよく見える。気温26.0〜30.0℃。どのようなシーズンになるのか楽しみ、ここ一雨あってから涼しさが感じられる。サシバ、オオタカは渡ってるを感じさせる。ハチクマはどの方向に行くのやらわからない?旅立ち前の餌さがしか?渡らずのハチクマ3羽。他に出た主な鳥はヤマガラ、アオゲラ、ツバメ、エゾビタキ、クマタカ2

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  • 参考文献:ワシタカ類飛翔ハンドブック(増補、改訂版、2003/5/20)文一総合出版P36,37 山形則男著


    このページに掲載されている観察記録は、日本野鳥の会々員や静岡の有志により個人的に善意で提供されたものであり未発表データ、及びコメントです。本文、及び画像の無断転載、引用転記を禁じます。(写真提供:蜂熊さん)

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    (FAX 054-347-0717)

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