(観察地点)平山林道(新富士見台)(秋)   静岡市葵区平山(平山林道、新富士見台)  標高約(785mh) 35°05: 21N 138°25: 14E
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2011秋、平山林道データ、コメント(NEW)

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2011秋、杉尾山展望台へ


平山林道(新富士見台)からの展望

更新情報:

4、(10/03)サシバ2597羽また大出現しました。(参考まで同日杉尾との交信でダブリと思われる数は194羽その後電池切れで携帯によるダブリ合意数は500羽です)

3、(9/29)サシバ2359羽大出現しました。(同日杉尾との交信でダブリと思われる数は227羽です。)

2、(9/22)台風15号の影響で観察地への道路が各地で崩落、陥没し、寸断されてます。事前に道路情報をご確認する事をお勧めいたします。


1、平山林道(新富士見台)観察(9/9〜10/17)を終了しました。


注:記載数値は速報値であり、最終記録は報告書による   

:内容の転記はご遠慮下さい

numerical data in this table are short report

So, please refrain using this data without permission of the observer.
観察日付をクリックするとコメントが表示されます
日付
Month
/Day
時間帯
Investigation
Times
天候
Weather
観察者
Observer
風向/風力
Window/WV
ハチクマ
Pemis
ptilorhyncus
オオタカ
Accipiter
gentilis
ツミ
Accipiter
gularis
ハイタカ
Accipiter
nisus
ノスリ
Buteo
buteo
サシバ
Butastur
indicus
その他の鷹
others

羽数 ( 主な種類)
不明鷹類
Unknown

羽数 (種類)

鷹類総合計


A Total of
Raptors

累計

A Total

185

9

154

43

137

8655

51

ミサゴ(15)
ハヤブサ(8)
チゴハヤ(26)
チョウゲンボウ(2)

46

タカ類SP(21)
ハイ属SP(25)

9280

00/000:00-00:00
?/?
川端隆史
?/?
/?
0000000
xxxx
0
xxx
0000
10/177:30-14:00
快晴
川端隆史
無風/W
/2
10831613
ミサゴ2
チゴハヤブサ1
0
xxx
32
10/168:30-16:00

/快晴
川端、手塚
栗田
W
/4〜5
0043237
チゴハヤブサ7
2
タカ類1
ハイ属1
21
10/150:00-00:00
観察なし
?
0000000
xxx
0
xxx
0
10/1407:20-13:30
川端,河内
W
/1〜2
10101152
ミサゴ1
チゴハヤブサ1
1
ハイ属1
21
10/137:20-13:30

霞み多し
川端
古井夫妻
W
/2〜3
00014211
チョウゲンボウ1
0
xxx
27
10/127:20-15:00
/
霞み多し
川端、河内
無風
/
11216103
ミサゴ2
チョウゲンボウ1
1
タカ類1
25
10/117:00-14:00
/
川端隆史
無風
0053240
xxx
1
ハイ属1
15
10/106:40-15:00
晴れ
川端、榊原
河内、上出
栗田夫妻
無風
2046484
ミサグ3
チゴハヤブサ1
4
ハイ属4
32
10/096:30-15:30
快晴
川端、榊原
鈴木夫妻
手塚
無風後E
/2
20637460
xxx
1
ハイ属1
65
10/086:30-16:00
快晴
榊原、川端
古井、栗田
河内
W
/1〜2
82551511
ハヤブサ1
3
ハイ属3
76
10/076:00-15:00
快晴
河内、川端
上出、曽根
長倉節子
E〜W
/1
50607254
ミサゴ2
チゴハヤブサ2
0
xxx
47
10/067:30-14:00
/曇、濃霧
川端隆史
E
/1〜無風
00101390
xxx
0
xxx
41
10/0506:00-08:30
/
川端隆史
SE
/3〜5
00301630
xxx
0
xxx
67
10/045:30-16:00
快晴
栗田、手塚
川端、河内
上出
島口博子
無風
/
170153113563
ハヤブサ2
チゴハヤブサ1
2
ハイ属1
タカ属1
1397
10/036:00-17:00
/
川端、河内
上出
W
/1〜2
29053825972
チゴハヤ2
2
タカ類2
2646
10/026:00-16:00
川端,榊原
無風後W
2
401011050
xxx
1
ハイ属1
112
10/017:30-15:00
川端,栗田
河内
W/1後
E/1
30202374
ハヤブサ3
チゴハヤブサ1
3
タカ類2
ハイ属1
51
09/305:40-14:00
/
栗田、川端
小泉、他1名
W
/3〜6
1104183490
xxx
1
ハイ属1
374
09/295:50-16:10
川端,河内
古井、佐藤
他1名
無風のちW
/2
90815235900
xxx
5
タカ類3,ハイ属2
2387
09/286:00-16:00
快晴
川端、上出
河内
NE後無風
/4
707262230
xxx
0
xxx
245
09/276:00-16:00
/快晴
川端、上出
河内、他1名
NE/5〜3
/1
1005111656
チゴハヤ5、ミサゴ1
3
タカ類2,ハイ属1
101
09/266:20-09:30
/
川端
古井夫妻
E
/3〜5
10100430
xxx
0
xxx
45
09/256:00-15:30
河内、栗田
川端、上出勉
佐藤旬一
E
/5〜3
10041115342
チゴハヤ1,ミサゴ1
3
ハイ属2,タカ類1
565
09/246:50-16:00
晴れ
川端隆史
河内幸治
他1名
E
/2〜無風
17151105424
ミサゴ2
ハヤブサ1
チゴハヤブサ1
2
ハイ属2
582
09/238:20-15:00
時々
川端隆史
NE
/1〜2
61402481
ミサゴ1
2
タカ類2
64
09/228:00-15:00
川端隆史
W
/1〜2
10001100
xxx
0
xxx
12
09/210:00-00:00
雨/台風15号
観察なし
?
0000000
xxx
0
xxx
0
09/200:00-00:00
観察なし
?
0000000
xxx
0
xxx
0
09/196:50-15:10
時々
河内幸治
川端隆史
その他1名
W
/2
42512280
xxx
1
ハイ属1
43
09/187:10-15:30
快晴
川端隆史
河内幸治
曽根 満
W
/2
31110361
チゴハヤ1
3
タカ類2,ハイ属1
46
09/170:00-00:00
観察なし
?
0000000
xxx
0
xxx
0
09/167:50-15:00
曇り
川端隆史
河内幸治
無風
1050021
チゴハヤ1
1
タカ類1
10
09/158:00-15:00
快晴
川端、河内
古井夫妻
無〜W
/2〜3
5061361
チゴハヤ1
1
タカ類SP1
23
09/148:00-15:30
晴れ
川端隆史
他1名
無風
/td>
3060320
xxx
1
ハイ属SP1
15
09/137:50-15:00
快晴
川端、河内幸治
小泉金次
/1〜無風
7040261
ハヤブサ1
0
xxx
20
09/127:50-15:30
快晴
川端隆史
E
/1〜無風
70403180
xxx
0
xxx
25
09/118:00-15:00
曇り
川端隆史
SE
/1〜2
8030590
xxx
0
xxx
25
09/108:00-14:40
/
川端隆史
榊原 博
E
/1
1040120
xxx
2
タカ類SP2
10
09/098:10-15:00
川端隆史
NE
/2〜3
1111020
xxx
0
xxx
6

平山林道2011秋、コメント2011 9/09〜10/17


2011年度観察を終えて 平山林道(新富士見台)

9月8日に河内氏らで地点整備が行われ、今年の観察が始まりました。なんといつても台風15号。これは強烈でした。定期観察が平山で始まった2004年以来台風は幾度となくありましたが、折れた木の枝、葉で塞がれ、路面と山との見分けがつかなくなるのは初めてでした。道路封鎖になった後、バイクにのこぎりや角スコを積んで登ったのも初めての経験でした。(乗用車が通れるよう私達に農道を使わせてくださった平山地区の皆さん、本当に有り難うございました。)
本年はサシバの当たり年でした。カウント数がなかなか三桁に行かないなんて言ってたら、いきなり9月24日にドカーンときたのです。それから10月4日までに一気に渡っていってしまったのです。一方ノスリは前年の半分に満たない数でした(10月18日現在)。ハイ属なども少ない。震災や原発事故による東日本の状況と何かしら関係があったのかどうか......大出現のあった日は9月29日、10月3、4日でしたが、その日大勢の方で観察できた事をほんとうに嬉しく思っています。
この観察は基本的に何がいつ幾羽通過したかを調べるものです。しかし本年は定点を離れルート開拓にも挑みました。山梨の県境に向かった榊原氏、9月後半のサシバ大出現はどこを通って来るのかを杉尾の北で探った手塚氏、また、一方青笹山山頂から鷹を待ち受けた栗田氏、杉尾平山を抜けたものが安倍川の西のどこを通っていくのかを探ったパイシクルキッド殿など。何処から来て何処へ行くのか、こうした探索は来年以降にも引き継がれる事でしょう。
「鷹の渡り静岡」というのはあくまで、便宜上の名称であります。基本的には鷹好きが寄り集まっているだけです。約束事などないけれど、まちがいなく来年も寄り合うことでしょう。タカに、渡りに、心惹かれる方おられましたら、どうか一度この地をたずねてみてください。それでは2012年またお会いしましょう。
2011年10月18日  鷹の渡り静岡  平山部局
  

00/00

00/00

10/17富士、伊豆半島見える。午後やや霞んだ。15〜16℃。午後西からの風が吹き出すと、満を持したようにノスリが出現。出るものは全てノスリ、となった。今年は少なかったが、これから来るのであろう。サシバ、ハチクマが東の方向から1羽ずつ、調査地真上に来る。共に幼鳥。本日が定期観察最後の日であるが、なかなか礼儀正しい、わかもの、である。今日は、カワラヒワがやたら目立った。20から30塊で、幾たびも西へ。

10/16一日中西風強く吹く。強風に朝方あった雲、ガスは、ふっとばされて、視界は最高となる。富士から伊豆半島全てくっきり。二日間の雨のあと、どういう出方になるのか興味津々であったが、さすがにサシバは単発の3羽のみ。けれど、ノスリが来るといったわけでもない。ハイ属と、チゴハヤの出現が目立った。カワウ1羽、はばたきながら東方向へ行く。

10/14今日も霞みあり。浜石岳の稜線がうっすらと見える程度の視界。今年は恵まれていて、霞む日があまりなかったのであるが、ここへ来て5日続いている。16〜18℃。サシバは9時ごろ、北側稜線の上で4羽旋回した。12時半にはハチクマ幼鳥がやはり北1.5キロくらいの位置に出現。低い高度をはばたきながら滑空していく。どうしたノスリ。少ないのか?遅いか?本日始めて冬鳥と思われる小鳥の群れ40位を朝方観察。逆光のためつぶれ、色がわからなかったが、アトリ?

10/13朝方は真っ白。徐々に霧は晴れたが、霞みはまったく取れなかった。昨日より悪い、半径2キロくらいの視界。(平山の主なる観察視界は、北北東から東南東の90度である。観察地を囲む主稜線は地点から半径2キロの扇形の円弧の位置にある。)12〜15℃。サシバは再び、である。驚くべきは、観察地点から1キロ北東くらいの位置に7羽のタカ柱を作って上がり、1分近く旋回していたことだ(9時40分)。この二日間天候はよくないようだが、さてその後である。他1名殿は本日は富士見岳へ。ヒヨドリが100,200塊で渡った。美しい!竜爪方向から、4日連続で鹿鳴。

10/12晴れていても強烈に霞む。クリアに見えるのは、小ピーク、三角ピークまで(最小エリア)。14〜18℃。東方向からサシバがまだ来る。太平洋側東にあとどれくらい残っているのであろう?本日は、他1名殿、竜爪に昇り、観察および、地点より西側の視野調査に精を出した。昨日まで圧倒的であったツバメはほとんどとばず。

10/11昨日同様の視界。富士山かすむ。浜石まで。16〜19℃。朝方、サシバ、次いでハイ属、午後ノスリの順で出現。東方向からの出現ばかり。本日はツバメ類オンパレード。ハリオアマツバメの数が多く、切り裂くような羽音と共に上空を横切った。

10/10この3日間は同じ様な視界。遠望かすむ。浜石まで。16〜19℃。8時9時台にハイ属。その後ノスリ。それでも忘れた頃に1羽ずつサシバは現れた。ノスリはもっとふえてもよさそうなものだが。ヒヨドリの渡りがはっきりしてきた。昨日にくらべ、小鳥の出現が目立った。冬鳥がこの後見られることだろう。キクイタダキ。

10/09昨日同様、快晴ながら遠望かすむ。13〜18℃。視界は浜石稜線まで。サシバはギリギリ脈のある出現をみせていたが午後ノスリ増えた。本日上出氏は山原中所へ。栗田氏は、青笹山単独登頂を敢行し、頂上からリポート。鈴木夫妻に加え、午後飯塚氏、長倉氏も訪れ、例年の顔がほぼ出揃った。本日もハリオ多し。調査地に上る道路にイノシシ。

10/08天気よいが、遠くは霞む。視界は浜石稜線まで。14〜19℃。ハイ属俄然増える。サシバは終わっていない。東方向から1羽1羽の出現であったが、15時前後、20近いタカ柱を形成。昼過ぎ梶原山で14サシバの情報に、サシバは南に?を考えたが、その後北の杉尾で次々にサシバはあがった。どう考える?皆頭を悩ませた。ハイ属SPのひとつにアカハラダカ幼鳥?あり

10/07雲ほとんどなく、富士見えるが、全体にもやがかかったような感じ。14〜20℃。ハチクマは今年平山でも多かったが、この日も快調である。サシバは午後勢いを無くした。変わってノスリが増えてきた。サシバ終焉は近いだろう。この日は、小泉氏が布沢、他1名が打越峠(大棚山)に入り、無線使って交信。有意義であった。ハリオアマツバメが単位100,200で現れ、西へ。一日中途切れる事は無かった。いったい何千羽飛んだことだろう。ソウシチョウも朝方ひとつだが確認。

10/06終日濃霧。視界はまったくといっていいほだなかったが、霧が局所的に晴れると、そこにサシバがいた。10時前後、23,12という連続出現。7時過ぎ調査地に向かう途中標高500mくらいのところで、樹上に止まるサシバ4を見つける。7時半から8時半までは視界も無いので、地点から穂積神社まで歩いて、樹上のサシバを探した。しかし」成果はなし。上出、佐藤の両氏は山原中継所へ。午後サシバ15、ミサゴ2を確認。穂積神社近くでヤマドリ

10/05雲が空を覆って、遠くは望めず。浜石までの視界。12〜13℃。布沢流域内はガスもなくきれいだったが、8時半に本降りに。粘らず速攻で下る。泊まりサシバであろう。6時台に、東側から3羽、4羽とパラパラ上がった。風が強いのにもにも関わらず、旋回上昇していく。ひとつの不思議がある。例年50,100と出てくるソウシチョウが確認えきない。姿が見えずともあの独特のさえずり地鳴きからわかるはずなのだが....

10/04富士山、越前、伊豆半島きれいに見える。12〜15℃。7時半くらいまでに出た泊まり組は、布沢川流域内のものが多かったのだろう。谷の低い所から、調査地間近に上がり、カメラマンサイドの大喝采となった。一日を通しまんべべんなくタカ柱を形成。出現は昨日に比べより東からのものが増えた。浜石、宍原方面の遠い高い位置から現れる。芥子粒のようなサシバの塊は、見えにくかったが、手塚氏の長尺がそれらを見事にとらえた。終盤特有のノスリは現れず、サシバが衰える気配これっぽっちもなかった。驚!。朝方100+のハリオアマツバメの塊が幾度も出現。これも見事であった。

10/03富士は雲の中だが視界は悪くない。冷えた。10〜15℃。朝からサシバがよく飛ぶ。無線の電池が無くなり15時以降杉尾と交信不能になるが、その直後大出現始まる。小ピーク、稜線、肩、と、ビックスポットから次々」にサシバが。夕暮れが近くなってから勢いはますます加速。はるか遠い山の斜面に西日を浴びたサシバが花びらか紙ふぶきのようにひらひら舞って見えた。これらは遠すぎ前後不能でカウント対象にならず、残念であった。今年から観察に参加の、他の一名殿、本日打越峠へ。300〜400のサシバが15時〜15時半に、真富士と文殊岳の間から出、突先山(釜石峠と大山の間)方向へ飛去、を、観察している

10/02終日雲が多いが、午後視界は良好。本年は視界に恵まれている。気温下がり13〜16℃。午前中は昨日に増して低調。13時過ぎに西からの風が出る。サシバが動き出す。平山サイド(南側)にサシバが流れるかと思ったが、出現は杉尾側(北側)に戻った。14時過ぎ明星山カウントを聞き、少々ビビ(笑)る。たしかに本日東側遠望に眼が行かなかったかも。ヒヨドリが渡りの動きを始める。

10/01富士山は雲の中。けれど視界は良し。16〜19℃。ポッリポッリとサシバが低く飛ぶ。ハヤブサの出現が目立った。この日は通常の杉尾の他に牛ケ峰(高山)における観察会とも交信を行った。富沢町にて榊原氏が出張観察。出現が少なく残念。イワツバメが一集団50単位で渡っていく。平山へ登る道路は復旧しました!

09/30霞多し、一日中強くなまぬるい西風。気温は一気に上がる。16〜24℃。栗田氏が夜明け前から張り込み。昨日のような爆発的出現はなかったが、三角ピーク東側から、8時までにサシバ300。これはいずれも泊まり組であろう。風が強いためか上昇できず、主稜線より低い高度をはばたいて西へグラしていった。11時以降まったく出現はなくなる。オオルリ♀、エゾビタキ、アマツバメ多数等

09/29富士見えるが霞多し。14〜19℃。14時過ぎまではただの消化試合であった。それが、杉尾田島氏からの「浜石方面からサシバが大量に入ってきて、もしかしたら平山に.....」の無線を合図に、とんでもない状況に変わる。わずか40分に2000のサシバ。北側稜線の範囲からまっすぐにいっせいに上がってくる。横一列で15くらい同時に上がる事も。その後、調査地上空を通って南あるいは南西方向に。16時過ぎ、調査地のヒノキに下りようとすうハチクマをふたつ見た。カケスがやたら騒いだ。さて、このサシバこれから西のどこを通過するのでしょう。イワツバメ多数渡る。

09/28今日も視界良し。富士越前見える。15〜19℃。朝からサシバ中心に一羽づつであったがまんべんなく出現。均衡をやぶったのは14時すぎ。突然、伐採の北西から57のタカ柱上がる。その後小ピークでも30の柱立つ。出現の仕方、位置に明らかな変化が見られる。アサギマダラ増える。

09/27朝方強風で雨、11時以降快晴。視界は抜群で駒ケ岳の稜線まで見えた。13〜17℃。サシバ、ハチクマ共に単発の出現。午前中のサシバは低く、はばたきグラで西へ。超至近距離にサシバがいくつかやってきて、皆を楽しませた。チゴハヤが多かったのも印象的。

09/26曇りだが視界はよし。12〜14℃。8時過ぎに20塊が肩の稜線から上がり西へ。その後降雨のため中止に。アオゲラ、モズ等

09/25雲は多いが、視界は良好。越前まで何とか見える。風が終日強く吹いた。気温は12〜15℃であったが、体感温度は相当低く、皆、11月のようないでたちで、観察をした。サシバ大量出現の翌日は、前日からの泊組というのがいて、夜明け前から観察できる事が経験則として分かっている。本日はまさにその日であり、6時に出勤。すると杉尾に手塚氏がはいっていて、もう200出ていると、連絡。30分末が平山に動きがないので、がっくりしていた。ところが6時30分、三角ピーク東から、サシバが一気に旋回上昇。三角ピークが噴火したかのように立ち登るサシバはバックの越前岳を突き抜けて天に伸びていった。まだ6時台、霞む尾根が幽玄の世界のようで、この美しさといったらなかった。30分間の間に400のサシバが上がった。泊組が去った後は、出現は一度に2,3羽ずつ。この時期普通の出方に戻った。観察者5名。楽しくやりました。

09/24視界は良好。富士に雪(昨日は富士見えなかったので、すでに昨日あったかもです。)16〜18℃。午前中杉尾の大出現に対し、平山はひとつふたつサシバを数える地味な観察。ところが13時過ぎ、平山にもビックバン来る。130連続で、富士の左見通し遠くから湧いて出るサシバ。稜線から登ってくるのでなく、すでに高空にあるものが、滑空によって雲の中から次々にでてくるのである。これが続けば4桁確実と思われたが、その後、20くらいのタカ柱が15分に一度というようなパースにもどった。それでも、いきなり500超え。前日までタカ柱を拝めなかったのが嘘のよう。ハチクマも多数出現。イカルの群れ20くらいというのが今年はやたら目立つ。さて、台風により、「平山へ登る道は、倒木、崩れにより、現在つかえません。」以前使っていた農道ですが、基本的に上のゲートを施錠しています。ですが、平山地区の方に渡り観察用にとくべつに計らいいただいています。ですので、平山に登られる方はまず、河内、上出、小泉、川端あたりまでご連絡下さい。許可がどうとかでなく、いぜんと同じように登ることができます。

09/23さて、本日。雲は多いが視界はすばらしい。越前、伊豆半島までくっきり。気温はぐっと下がり、12〜16℃。12時に突然小ピーク南からサシバがあふれてくる。26連続で出たが、これらは上がらず矢のように西方向へグラ。その後は2羽3羽という出方にとどまった。なかなか今年は固まって来ない。もう出ても良い頃だとは思うが。本日はツバメ類好調。アマツバメ、ヒメアマツバメ、コシアカツバメ、イワツバメ。

09/22朝はガスに覆われていたが、午後になり視界は回復、浜石の稜線まで。18〜22℃。台風一過でかなり期待したが、拍子抜けするくらい飛ばず。ハリオアマツバメは今期初。明日はスコップとのこぎりを持って登ります(笑)。

09/19視界の良いときは富士まで見えたが、ガスが張り出し低く雲が垂れ込め視界が非常に悪くなる事が多かった。22〜24℃。さて、天気予報では3日ほど雨。台風一過の翌日、いきなりピークが来るのかな?イワツバメ、ツバメが頻繁に渡る。ヒヨドリ20+の渡りは今期初。

09/18富士山、越前きれいに見える。視界良好。20〜24℃。下界は今日も暑かったが、地点は金曜から2,3℃下がる。涼しい。サシバのうち27が朝からまんべんなく出た。柱と呼ぶほどでもないが15羽の塊も見られた。9時以降失速。朝のサシバは、前日の泊まり組か?関東が昨日晴れていたことを考慮すべきかもしれない。他の鳥、イカルの群れ20、キセキレも渡る。

09/16霞あるが、浜石(岳)の稜線までよく見える。24〜26℃。風が一日を通してほとんどない。ツミであるが、この時期とくに、渡りなのかそうでないのかわかりにくい部分が多々ある。怪しいものははぶいているつもりだが、もどっている個体、ダブリによる誤差は、他のタカより多いように思う。朝方イワツバメが渡るが、その後ツバメ類の出現は少なくなった。明日は雨でしょう。いまの気持ちです。まとまって降ってちょうだい。そしてその後一気!に、いらっしゃい。

09/15富士山、越前(岳)みえる。ガスが少なく視界良好。26〜27℃。午後西からの風が出、期待を持ったが、ほとんど飛ばなかった。この他に渡らずのハチクマが2。他の鳥はアオバト、キジバト、コゲラ、アカゲラ等

09/14浜石岳の稜線まで見える。時間が経つにつれガスがとれ視界は良くなる。23〜27℃。サシバは朝から音なしであったが、西からの風が出た14時過ぎに2羽で出現。旋回上昇し、かなり高くまで上がった後南西へ。他の鳥はエナガ、コガラ、ヤマガラ、シジュウカラの20〜30ほどの混群がヒノキスギ林の中を一日中行き来した。

09/13富士山越前見えるが、全体に霞む。24〜27℃。渡らずのハチクマがふたつ(ノーカウント)。朝方赤トンボ100+(種類がわからないからこういう書き方に,,,,,)が調査地の周りに群れる。他の鳥はイカル25の群れが西へ。

09/12空気が澄んでおり、視界は最高。23〜27℃。朝からサシバ、ハチクマ飛び始めたが、午後まったく飛ばず。サシバが一度に5つ出る。徐々にまとまってきている感じ。依然としてハチクマ好調。今日はツバメ少なし。他の鳥はアオゲラ、コゲラ、カケス等

09/11朝方霧雨、後視界は越前岳見えるまでに良好となる。午前中、一羽ずつゆっくり渡る。ハチクマに関しは、比較的近くをとんだこともあり、堪能。ハチクマ幼鳥2。その他の鳥ヤブサメ、ウグイス、メジロ等

09/10浜石霞んでみえる。14時以降濃霧。23〜25℃サシバ、ハチクマ、ノスリ、いずれも渡りらしき動き。ツバメが低く多数渡る。

09/09昨日現場整備完了、今年も皆さんよろしくお願いいたします。朝方と14時以降濃霧。風が強くなった12時台に出現。他の鳥はアマツバメ、ツバメ、イワツバメ


参考文献:ワシタカ類飛翔ハンドブック(増補、改訂版、2003/5/20)文一総合出版P36,37 山形則男著


このページに掲載されている観察記録は、日本野鳥の会々員や静岡の有志により個人的に善意で提供されたものであり未発表データ、及びコメントです。本文、及び画像の無断転載、引用転記を禁じます。(写真提供:蜂熊さん)

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