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    立教182年(令和元年)9月18日発行 第311号
    ハンセン病国立療養所ひのきしん

ハンセン病国立療養所ひのきしん

 天理大学「成人会」は昭和28年に発足しました。その名称には、「成人を求める学生であってほしい」という、二代真柱様の思いが込められています。
 学生同士の親睦と交流を図り、さらには、勉学や信仰に対する意識の高め合いを目指します。
 その活動の中で、ハンセン病のおたすけもさせていただいており、昭和40年、天理教ハンセン病療養所協議会が結成され、長年に渡りハンセン病療養所のおたすけ活動を続け、平成17年には「ソロプチミスト日本財団クラブ賞」を受賞しました。
 全国には、13ヶ所におよぶ国立療養所がありますが、おぢばに帰参されたときの宿泊施設として「ようき母屋」を設け、天理大学成人会と布教部で、入所の世話取りにあたっています。
 毎年夏には、高松にあるハンセン病国立療養所に行かせて頂いておりますが、今回もひのきしんをさせて頂きました。
 暑い中ではありましたが、青年として若い時にできるおたすけをさせて頂き、心の成人に努めるとともに、少しでも人に喜んで頂けるよう、これからも通らせて頂たいと思います。

(直轄 松浦一喜)

ハンセン病国立療養所にて