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    立教179年(平成28年)7月18日発行 第292号
    少年会本部巡回

少年会本部巡回
「縦の伝道講習会」要旨

平成28年5月18日
寺門幸治委員(錦江大教会長)

 本年の少年会幹部会での真柱様のお言葉で、天理教少年会は教祖80年祭の年、昭和41年に発足し、今年50周年を迎え、これまでの歴史を顧みて、少年会の持つ目的を確認し、今後の活動を進めていくことが大切であると仰せになり、今年教祖130年祭を迎え、大勢の子供達の姿を教祖にご覧頂き、お喜び頂きたいと願ってやみませんと、お話し下さいました。
 少しでも早いうちから育てさせて頂くことで、早く成人することができるわけであり、今、縦の伝道がとても大事である。それには、何事も人を育てるという思いを持って通らせて頂く必要があり、少年会員だけでなく、大人になっても少しでも成人されるよう育てさせて頂くことが大切である。また、あとに続く者も、自らが育てて頂いた経験から、少年会、学生会、青年会、女子青年に至るまで切れ目なく、お互いが心を配り、育てさせて頂けば、自然に道はつながり、広がっていくのである。
 その中で、自らの体験として、いろいろな人を導いてきた人の中でも、特に苦労したこととして、ある青年の話ではあるが、子供の頃はとても素直で良い子であったが、いつ頃か不良化してしまい、教会に来なくなっていた。あるとき教会に来るなり、もめ事を起こしたのでたすけてほしいと言われ、事情を聞き、おたすけしたところ、今ではとても自分に感謝して、少しはひのきしんをするようになったのである。
 これも、神様が人を育て導く大切さを教えてくれたと思い、どんなときでもあきらめず、人を育てる心を持って通らせて頂きたいと心定めたのである。
 皆様方も、どうかお互いに、身近なところから声をかけ合い、人材を育てる上にしっかりとおつとめ頂きたい。
 尚、最後に次のようなお願いがあった。

  こどもおぢばがえりでは、少年会員を昨年の1.5倍に

 少年会創立50周年を迎え、教祖130年祭を迎えさせて頂いたことから、少年会員を大増員したいと、お話があった。
 静岡大教会としても、最後の最後まで呼びかけさせて頂き、一人でも多くの子供達をおぢばに連れて帰らせて頂きたい。