TOPバックナンバー 2
    立教174年(平成23年)5月18日発行 第263号
    東日本大震災復興祈願雅楽演奏

東日本大震災復興祈願雅楽演奏会
平成23年4月10日

 南静陵分教会雅楽会と岡部地区雅楽愛好家は、4月10日(日) 午前11時より、(株)セイコー会長夫妻別荘宅庭園に於いて、この度の震災復興祈願献楽として雅楽演奏会を開催させて頂きました。
 一昨年前に櫻井会長夫婦(愛静大・ようぼく)と出会い、梅盛りて桜待つ同じ季節の頃でもあり、私(南静陵会長)が脳内出血を親神様からおたすけ頂いて1年目の年でした。櫻井会長夫妻と懇意になり、会長別荘宅続きの小山50坪程を無償でお借りし、畑を友人達と開墾させて頂くことになりました。
 それから、本年は1年目に当たります。農作業から自然を通して多くのことを学ばせて頂き、思案と反省を重ねた御礼として、櫻井会長に告げたことから、この度の献楽に至りました。
 演奏会を間近に控えた1ヶ月前の3月11日午後2時46分、東日本大震災が起こり、私は「自粛させていただきましょうか」と申し上げましたが、会長の「元気を出して、させて頂きましょうよ」との言葉で、共にさせて頂くことになりました。
 会長夫妻は30数名(写真)の人たちを誘って下さり、本当に有り難い演奏会でした。観客の中に、友達づてで誘われた望月(旧姓)真行さん(蒲原分教会部内静治分教会よふぼく)の姿があり、このような形で、数十年ぶりに再会することが出来て、喜びを共に語り合いました。その際、真行さんは訪問ヘルパーの仕事で、仁科まさ子(南静陵分教会よふぼく)の介護にも立ち会っていたことも語って下さり、どれもこれも親神様・教祖のお計らいと思案する。「この世界中に 何にても 神のする事 神の構わん事は更になし、何時 どこから どんな事を聞くや知れんで、そこで何を聞いても、さあ、月日の御働きや、と、思うよう…この話真実の者に聞かすよう(逸話編185)」とあります。親神様・教祖が、全く関わりのない事は更になしと仰る意味をしみじみと感じ入ります。奏者と聞いて下さった方と共に、被災者に勇気を与えて頂くことを念願して、会食後、終了させて頂きました。
(参加者 40名) 

東日本大震災復興祈願雅楽演奏会