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29  vol.15  深むし茶の秘密
2021.10.28 Thu.
 白銀屋銘茶(煎茶)は「深むし」と呼ばれる製法で作られたお茶です。色が濃く、細かい浮遊物がたくさん含まれているのが特徴です。
この浮遊物を分析してもらったところ、普通のお茶にはほとんど含まれない成分が見つかりました。
βカロテンには抗酸化作用ビタミンEには血行促進作用免疫機能改善効果クロロフィルには腸内環境を整える働きがあると言われています。
なぜ深むし茶にはこのような成分が含まれているのか。
それには土地柄が関係します。牧之原大茶園のお茶畑の多くが広大な台地あり、日差しをたっぷりと浴びるため、カテキンをたっぷり含んだお茶になります。
そこで、渋味を和らげ飲みやすくするために編み出された方法が、「深むし」と呼ばれる製法です。
長時間蒸すことで茶葉の組織が細かくなり、様々な成分が出やすくなります。渋味成分カテキンと細胞のかけらがくっつきあうことで、渋味を感じにくく、飲みやすいお茶になるのです。
なんとかおいしいお茶を作ろうとした昔の人の知恵が、結果的に健康成分ももたらしていたのです。 
 
2011年1月12日放送 NHK「ためしてガッテン」より


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