施術内容説明

Mammy's Paw コンテンツ【無麻酔歯石除去とは?!】

まるるの一日の流れ】
カウンセリング・お預かり~施術(歯石取り)~施術結果のご説明・お渡しまで。

① わんちゃんを連れて、ご来店ください。
② 施術者が、お出迎えいたしますので、カルテ及び同意書をご記入ください。
③ 歯石取りの間は、カウンセリングルームでお待ちください。一旦外出することも可能です。
 ※飼い主様がそばにいると施術の妨げになることがあります。
④ 歯石取りが終わりましたら、施術前後の画像をお見せしながら施術結果をご説明します。
⑤ きれいな歯になったわんちゃんを連れてお帰りください。

ビフォーアフター

【軽度の歯石量】

予防ケアの位置づけである無麻酔下での歯石取りとして、わんちゃんの体の負担が少なく30分以内で歯石取りが終り、良好な口腔環境を維持することが可能です。

軽度例1)トイプードル4歳

自宅での歯みがき習慣が2~3日間隔で実施されていて、お口を触られるのに慣れていました。
歯石量も少なく短時間で内側の歯石取りまで行うことができました。

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まるるコメント》
若いうちから定期的な歯みがきをすることで歯石の付着が軽減されます。
茶色の歯を見つけたら、歯石除去が必要と考えてください。

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軽度例2)チワワ3歳

自宅での歯みがき習慣は時々ですが、お口を触られるのに慣れていました。
年齢も若いので、エナメル質も良好な状態でした。

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まるるコメント》
歯が茶褐色になるのは、歯茎から出血した血や食べ物の色素(肉のエキスなど)が歯垢と混じり歯石となったものです。
歯茎が丈夫で食べ物の色素を含まない場合の歯石は、乳白色になります。

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軽度例3)トイプードル3歳

自宅での歯みがき習慣は時々だったので、少し歯茎を圧迫する歯石が付着していましたが、炎症は軽度な状態でした。

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まるるコメント》
切歯(前歯)、犬歯などのお口の前面に位置する歯は、飼い主様も見えるので、比較的ケアが行き届いているわんちゃんが多いですが、後臼歯(奥歯)は、見えにくいため、ケアが十分に行き届いていないことが多いです。


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【中度の歯石量】

予防ケアの位置づけである無麻酔下での歯石取りとして、好ましい状態とは言えませんが、通常40分程度で歯石取りが可能です。
ただし、歯みがき習慣が無く拒否が強い、チアノーゼが出るなどの場合は、わんちゃんを注視しながら歯石取りをする関係上、40分以上かかる場合や細部(内側や歯肉縁下)の仕上げが困難な場合があります。

中度例1)パピヨン4歳

自宅での歯みがき習慣が2~3日間隔とのお話でしたが、歯みがきがちゃんと出来ていなかったため、全体的に厚い歯石が付着していました。
厚い歯石が付着していた歯の歯茎は下っていましたが、幸いに揺れている歯は無かったです。

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まるるコメント》
食べかすが歯垢となり、2~3日で歯石になります。
歯垢は歯みがきで取れますので、理論上は2~3日間隔で歯みがきをすれば歯石は付かないことになりますが、どうしても磨き残しや拭きむらによって、徐々に歯石は蓄積されて行きます。
歯石は歯みがきでは取れませんので、口臭や歯石が気になった時点が、歯石取りのタイミングをお考えください。

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中度例2)カニンヘンダックス7歳

自宅での歯みがき習慣は無いとのことですが、唾液が多いため切歯(前歯)には、年齢の割に歯石が少なかったです。
写真上の見た目は、【重度の歯石量】ですが、切歯(前歯)の歯石が少なかったことと歯茎のダメージが予想より少なかったので【中度の歯石量】でご紹介します。

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まるるコメント》
唾液が多いわんちゃんは、食べかすや歯垢が唾液により歯に付きにくくなる傾向があります。
小型犬は、唾液が少ない子が多く、大型犬は、唾液が多い子が多い傾向があります。
チワワ、トイプードル、ミニチュアダックスは、唾液が少ない子が多いようで、歯石が付きやすい傾向があります。
最近の犬種のゴールデン・ドゥードルやオーストラリアン・ラブラドゥードルは大型犬ですが、同様に歯石が付きやすい傾向があるようです。

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中度例3)ジャックラッセルテリア7歳

自宅での歯みがき習慣は時々とのことですが、前記のカニンヘンダックスと同様に切歯(前歯)には、年齢の割に歯石が少なかったです。
第4前臼歯(奥の大きな歯)に顕著な歯石ありますが、幸いに歯茎をそれほど圧迫していなかったので、揺れた歯は無かったです。

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まるるコメント》
歯石が大きくなると歯茎を押し下げ、歯肉縁下の歯根まで歯石が付着します。
そこで歯周病菌が繁殖し、歯が揺れ出したり・抜けたりする原因になります。
また、歯周病により口臭が強くなると、家族から敬遠される要因となることもあります。
そうなる前に、自宅での歯みがきや定期的な歯石取りを行うことを勧めます。

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【重度の歯石量】

本来は、動物病院での治療(悪い歯の抜歯や炎症を抑える投薬など)が必要な状態の歯石量です。
予防ケアの位置づけである無麻酔下での歯石取りとして、好ましい状態ではありませんが、持病や高齢により麻酔のリスクが高い場合や飼い主様の要望により、歯石取りさせて頂いています。
多少揺れている程度の歯の歯石を取る事は可能ですが、グラついていて痛がる歯の歯石取りは出来ないことと傷んでいる歯はきれいに仕上げることは出来ないとお考えください。
また、わんちゃんの体調や性格により、複数回に分けて歯石取りをさせて頂く場合があります。
※重度の場合は、まずは、かかりつけの動物病院に相談することをお勧めます。

重度例1)マルチーズ10歳

3~4歳の頃に動物病院で歯石取りをしたことがあるわんちゃんです。
自宅での歯みがきが困難であり、かつ、内臓系持病のため麻酔が出来ないとのことで、来店されました。
切歯(前歯)は数本抜け、歯垢と歯石の量がすごく、バイオフィルム(歯周病菌の巣)もあり、口腔環境はかなり重症な状態でした。
休憩をはさみながら、どうにか歯石取りをしましたが、細部の仕上げが出来ない部分がありました。

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まるるコメント》
今回は、わんちゃんが頑張ってくれたので、ここまで歯石を取る事が出来ましたが、傷みなどで激しく抵抗したり、チアノーゼが出たりした場合は、中断することがあります。
こうなる前の予防ケアレベルでの定期的な歯石取りを勧めます。

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重度例2)パピヨン11歳

6歳の頃に動物病院で歯石取りをしたことがあるわんちゃんです。
自宅での歯みがきが困難であり、かつ、高齢で麻酔のリスクが高いとのことで、来店されました。
5年前の動物病院での歯石取り時に抜歯した以降は抜けた歯は無かったですが、数本揺れている歯がありました。
犬歯および第4前臼歯(奥の大きな歯)が歯周病に侵されていましたが、おとなしく歯石取りをさせてくれたので、酷い状態の割に30分と短い時間で可能な限りの歯石取りを行うことができました。
ただし、歯根の露出部分など細部の仕上げが出来ない部分がありました。
また、犬歯が揺れていて膿があり、鼻水を飛ばす癖があることより、動物病院で口鼻瘻管(口と鼻が繋がる病気)の検査をすることを勧めました。

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まるるコメント》
歯周病は、命に関わる恐れは低いですが、注意が必要な病気です。
こうなる前に予防ケアレベルでの定期的な歯石取りを勧めます。

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重度例3)トイプードル7歳

3歳の頃に動物病院で歯石取りをしたことがあるわんちゃんです。
自宅での歯みがきは時々しているようですが歯石の付着量がすごく、かつ、体重が2Kgと小さく麻酔のリスクが高いとのことで、来店されました。
全ての歯が、すっぽりと歯石に覆われていて、本来の歯の確認が出来ない状態でした。
厚い歯石を外すと血流が戻り、流血する歯もありましたが、思っていたより歯茎の圧迫が少なく、歯根の露出度は少なかったです。
ただ、歯茎に炎症があったので、動物病院で抗生物質を頂くことを勧めました。

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まるるコメント》
無麻酔下での歯石取りは、予防ケアですので、医療行為は出来ません。
薬が必要な場合や抜歯などの治療が必要な場合があるときは、動物病院に行くことを勧めています。
こうなる前に予防ケアレベルでの定期的な歯石取りを勧めます。

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【対応不可能な状態】

あまりにも酷い状態で、小さな動物病院では対応不可能なくらいの口腔環境の例です。

施術不可例1)ヨークシャーテリア14歳

9歳の時に動物病院で歯石取りをしたことがあるわんちゃんです。
自宅での歯みがきが困難であり、かつ、高齢で心臓病のため麻酔が出来ないとのことで、来店されました。
歯周病がすごく、保定するだけで強い拒否があり、かつ、チアノーゼが出る状態でした。
一応お写真だけ撮り、現状のご説明をして、当店では対応出来ないことをお伝えさせて頂きました。

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まるるコメント》
このようなわんちゃんが来店されると心が締め付けられ悲しい気持ちになります。
こうなる前に予防ケアレベルでの定期的な歯石取りを勧めます。

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施術不可例2)ミニチュアダックス9歳

1年前くらいに動物病院で歯石取りをしたことがあるわんちゃんです。(飼い主様申告上)
自宅での歯みがきが困難とのことで、来店されました。
既に何本も歯が抜け、残っている歯もグラグラで歯石を取れる状態ではなかったです。
一応お写真だけ撮り、現状のご説明をして、当店では対応出来ないことをお伝えさせて頂きました。
心臓病は無いとのことでしたので、動物病院での治療を勧めました。

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まるるコメント》
人間は食べ物をそしゃくしてから食べますが、わんちゃんはある程度の大きさに噛み砕いて飲み込んでしまう食べ方をします。
乱暴な言い方ですが、最悪まったく歯が無くてもちいさな食べ物であれば、食べることは可能です。
あまりにも酷い歯周病の場合は、抜歯することで歯周病が要因と成るうる心臓病・腎臓病・肝臓病になるリスクが軽減されます。
こうなる前に予防ケアレベルでの定期的な歯石取りを勧めます。

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施術不可例3)ミニチュアダックス11歳

今までに自宅での歯みがきおよび動物病院での歯石取りの経験が無く、動物病院で再三歯石取りが必要と言われていたわんちゃんです。(飼い主様申告上)
自宅での歯みがきが困難であり、かつ、高齢で麻酔のリスクが高いとのことで、来店されました。
持病が無く、すごくおとなしいわんちゃんでしたので、できる限りの歯垢&ゴミ取りと一部の歯石取りをさせて頂きましたが、
ほとんどの歯がグラついていたので、「歯石取りをした」と言えない不十分な状態で施術を終了しました。
不十分な口腔ケアしか出来なかったので、施術後のお写真の掲載は、控えさせて頂きます。
飼い主様には、施術前後の写真で現状のご説明をして、当店では仕上げまで対応出来ないことをお伝えさせて頂きました。

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まるるコメント》
飼い主様は、わんちゃんのお口の中を見たことが無かったようです。
お口の中の状態を見る(知る)ことは、適切な口腔ケアをするための第一歩とお考え下さい。
こうなる前に予防ケアレベルでの定期的な歯石取りを勧めます。