建立のいきさつ
はじめに
大中寺では平成17年、夢窓国師の650年忌を記念して愛鷹山中に顕彰碑を建立させていただきました。その際に、片浜教育振興会顧問の増山温一氏から夢窓国師の顕彰碑建立に至った経緯を記録に残すことは大切なことであるとのお勧めがあり、住職として大中寺と夢窓国師の因縁のあらましをつづり、顕彰碑建立に至った軌跡を記してみたいと思います。ここでは現在大中寺で窺い知ることのできる伝承や金石文そして諸資料から話を進めていきたいと思います。
平成18年12月
下 山 光 悦
目次
第一章
夢窓国師について
大中寺の夢窓国師の塔所(たっしょ)〔墓碑〕について
第二章
夢窓国師引水の伝承をもつ「あげ溝」について
放光寺を訪ねる
放光寺と笛吹川
大中寺と葛原沢(くずはらざわ)
善得寺にも存在した用水ついて
慕古心(もこしん)ということ
第三章
夢窓国師修禅の地・愛鷹山
夢窓国師の好んだ地相を備えた山居
片浜教育振興会の協力
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