鷹の渡り 静岡 2015年(春)観察終了 3/24〜5/25

/
他の観察地:静岡市葵区(俵峰) コメント2015春(観察終了) 3/24〜5/25

(調査地点名)静岡市葵区俵峰(静岡市葵区(俵峰) ) 標高約(475mh) 35 11N  138°38E


地点名をクリックすると地図が表示されます


観察日付をクリックするとコメントが表示されます。

※赤い数字は逆行です
日付
Month
/Day
時間帯
Investigation
Times
天候
Weather
観察者
Observer
風向/風力
Window/WV
サシバ
Butastur
indicus
ハチクマ
Pemis
ptilorhyncus
オオタカ
Accipiter
gentilis
ツミ
Accipiter
gularis
ハイタカ
Accipiter
nisus
ノスリ
Buteo
buteo
その他の鷹
others

羽数 ( 主な種類)
不明鷹類
Unknown

羽数 (種類)

鷹類総合計


A Total of
Raptors

累計

Season Total

1024

(0)

36

(0)

4

45

24
(2)

56

(0)

16

ミサゴOS(2)
ハヤブサPG(2)
チゴハヤブサEH(6)
チョウゲンボウKS(1)
トビBK(5)
チュウヒEM(0)

20

タカ類SP(11)
ハイ属SP(9)

1225

(2)

00/000:00-00:00
?/?
xxxx
?
0000000
xxx
0
xxx
000
00/000:00-00:00
?/?
xxxx
?
0000000
xxx
0
xxx
000
00/000:00-00:00
?/?
xxxx
?
0000000
xxx
0
xxx
000
05/257:40-14:40
|
川端縄田
東〜南西
3〜5
5000000
xxx
0
xxx
5
05/238:00-15:00
川端
南〜南西
1〜3
3400001
トビ1
1
大型不明1
9
05/227:40-15:50
/快晴
川端
南西
1〜4
6600012
チゴハヤブサ1、トビ1
1
大型不明1
16
05/217:50-13:00
快晴//
川端
西〜南西
5〜3
3200011
チゴハヤブサ1
0
xxx
7
05/207:20-15:30
/
川端
西→南
1〜3
1600011
ミサゴ1
0
xxx
9
05/187:40-15:30
/
川端
東→南西
4→4
5500020
xxx
1
大型不明1
13
05/177:30-15:00
/
川端
南東→西
2→4
2000020
xxx
0
xxx
4
05/157:20-15:00
快晴/
川端
無風〜南西
0〜3
1000002
チョウゲン1、トビ1
0
xxx
3
05/147:30-15:30
快晴/
川端
無風〜南
0〜1
12100021
チゴハヤブサ1
1
大型1
17
05/117:50-15:30
快晴/
川端
南西
3〜5
5100010
xxx
2
大型不明2
9
05/107:40-15:30
快晴
川端
南西→無風
3→0
3400010
xxx
2
大型不明2
10
05/087:10-16:00
|
川端
南西→西
2→4
11011020
xxx
0
xxx
15
05/078:40-13:30
/小雨
川端
南西→無風
4→0
1000010
xxx
0
xxx
2
05/0610:00-14:30
/
手塚
南西
10〜15m
10200000
xxx
0
xxx
12
05/057:20-16:00
/
川端
南西→東
2〜3
32102(2)01
トビ1
3
大型タカ類3
12(2)
05/037:00-14:30
快晴
川端
南東〜南西
2〜4
1100000
xxx
0
xxx
2
05/017:30-15:00
快晴
川端
南西
1〜4
2011010
xxx
0
xxx
5
04/307:30-15:00
/快晴
川端
北東〜東
1〜2
11002100
xxx
1
ハイ属1
15
04/297:10-15:00
/
川端
無風→南西
0→3
2001111
トビ1
0
xxx
6
04/287:00-14:00
/
川端
南西
0〜2
0000110
xxx
0
xxx
2
04/277:00-15:00
快晴
川端
南西
2〜3
10001000
xxx
0
xxx
11
04/267:10-15:30
/
川端
南西
2〜4
1000010
xxx
0
xxx
2
04/257:10-14:40
快晴/曇/
川端
東→南西
4→3
5000000
xxx
1
ハイ属1
6
04/247:10-15:00
快晴/
川端
西〜南西
2〜4
1000012
チゴハヤブサ2
0
xxx
4
04/237:00-16:00
快晴//快晴
川端
南西
1〜4
17001020
xxx
0
xxx
20
04/227:00-15:00
晴/快晴/
川端縄田
南〜東
2〜4
24005030
xxx
1
ハイ属1
33
04/197:30-12:00
|
川端栗田
南西
1
12002010
xxx
0
xxx
15
04/187:20-15:30
|
川端
南西
3〜5
38002010
xxx
0
xxx
41
04/177:30-15:00
|/
川端縄田
南〜西
2〜4
2001110
xxx
0
xxx
5
04/167:00-16:40
快晴/
縄田川端

1〜3
61209731
ハヤブサ1
3
ハイ属3
86
04/157:00-13:30
|
縄田川端
無風〜南西
0〜1
0001000
xxx
0
xxx
1
04/127:40-15:00
川端縄田
南西→東
2→4
165003322
ハヤブサ1、チゴハヤブサ1
2
ハイ属2
177
04/107:40-14:00
/小雨
川端
無風
0
146001010
xxx
0
xxx
148
04/098:00-15:00
川端手塚
縄田
南西→南東
1〜3
41002230
xxx
0
xxx
48
04/068:10-16:40
/
川端佐藤
無風〜南
0〜1
282016270
xxx
0
xxx
298
04/048:30-15:00
/
川端

3〜6
1000000
xxx
1
ハイ属1
2
03/318:00-15:00
快晴
川端手塚
南西
1〜3
15001110
xxx
0
xxx
18
03/308:00-16:00
快晴
川端榊原
南〜南西
1〜3
35002220
xxx
0
xxx
41
03/297:40-12:00
/降雨
川端
南〜南西
1〜3
17001111
ミサゴ1
0
xxx
21
03/288:00-16:00
川端栗田
南西
2〜3
57001020
xxx
0
xxx
60
03/278:20-14:30
快晴
川端
南西
2〜4
2001030
xxx
0
xxx
6
03/268:00-15:00
快晴/
川端
南西
2〜4
1000010
xxx
0
xxx
2
03/257:30-15:00
川端
南〜南西
2〜4
3000030
xxx
0
xxx
6
03/2410:00-11:30
快晴
川端、縄田

2
1000000
xxx
0
xxx
1

※他観察地(俵峰)コメント3/24〜5/25(観察終了)

2015年度(春)「鷹の渡り 静岡」俵峰(俵沢)における春のタカ渡り観察を終えて 2015年5月27日


2004年から2015年にかけての平山農道(桜山)における春の渡り観察については、田島義之氏が一人で継続してきたと言って過言でありません。秋には数千羽のタカが渡る日があり、それはそれはドラマチックで多くの人を魅了します。春はそれに比べるとあまりに地味であります。そんな中、3、4、5と三月にまたがる長丁場、秋よりも一月近く長く観察を続けなくてはならず、これを一人で12年続けたこと、これはもうど根性というしかありません。そしてその観察結果から静岡の春のサシバの渡りは考察されてきました。そこから生まれた大きな問い。秋に1万以上のサシバが越えていくのに何故その10分の1ほどのサシバしか渡ってこないのか?その謎解きのためには、秋と同じように、北に定点を作り、2定点観察をすることが必要ではないかと、タカの渡り静岡でも以前から考えられていました。俵峰で行った今年はその第1回というわけです。当初、真富士、龍爪の間を抜けるタカをカウントすることを目的としました。しかし、真富士方向はほとんど見えず、龍爪方向も安倍山系のあばら状に西にのびる尾根に視界をさえぎられ、実際には、そのような広い範囲を見ることはできませんでした。俵沢を通り、富士見岳付近を越えていくタカの観察ということになりました。それでも1000羽のサシバが俵沢を通過することは、考えていた数字の倍、でした。そして数以上に、サシバがどういう地形ををどういう飛翔でどれだけの時間をかけて渡るかを観察できたこと、これは何より有意義であったと思います。今季は俵沢でしたが、来期は真富士付近を越えていくサシバの観察を八重沢で行なうつもりです。これから何年かかるかわかりませんが、安倍川筋を1年ごとに定点を変えて観察し、全容の解明に近づけるようにしていきたいと思います。今年はトカラの楠木憲一さんの送ってくれる情報に火をつけられました!秦野のみなさんには日々励ましをいただいた。そしてホークマイグレイションネットの結果に毎日心躍らせていました。全国の観察者の皆さんに感謝を。そして今回私有地における観察をこころよく許してくださった俵峰地区のみなさん、ほんとうにありがとうございました。
それでは、3か月ちょっと先、秋の渡り、杉尾山、平山林道でまたお会いしましょう。  俵峰観察者一同。

00/00他に出た主な鳥は

00/00他に出た主な鳥は

00/00他に出た主な鳥は

05/25遠方は午後霞んだが、視界は良好。19から26℃。渡るタカが出現したのは12時24分のただ一度だけ。左岸最上流部から1羽のサシバがふらふらっと上がるとそれに続くようにサシバ4羽が連続で富士見岳方向に。久しく見ていないタカ柱。今日は渦を巻くように風が強かった。方位も一言では表せないくらいころころ変わった。5羽のサシバは突然現れたように見えるが、越えようとして強風により越えられずどこかにとまっていたものが、機を見て動いたところだったのかもしれない。調査最終日。この地点の発見者である縄田氏と、手をたたいて喜んだ。午後ヒメアマツバメ、アマツバメの数百単位の群れが、北の八重沢上を通過して東へ行った。ハリオアマツバメがこれに混じっていた。

05/23午後やや霞んだが、視界良好。21から26℃。4羽のうち3羽のハチクマが、今日も俵沢の一つ南の沢を登ってきている。サシバもパラパラと出現する。高度の上がらない旋回を5分6分と繰り返すものが多く、なかなか山を越えていこうとしない。ここしばらくのサシバに共通である。若いサシバが多いのであろう。今季初めてジュウイチの鳴き声を聞いた。

05/21やや霞むが視界は良好。20から27℃。午後強い南西風になると、ハチクマが出始める。どれも俵沢のひとつ南の沢を登ってきている。安倍山系の稜線近くまで来ると、そこから北方向にスライドし、越えていく場所を選んでいる。サシバは富士見岳から安倍山系を南へスライドする傾向があるから、逆である。興味深い。13時53分に出現したハチクマは、翼先がまっ黒、尾翼の黒帯が見えるか見えないかというくらい細い3本。翼後縁のS字ライン、という特徴(体下面)を備えていた。今日は平山でも、若い個体の特徴を備えたハチクマが出現している。ハチクマに関し、田島氏と情報交換を繰り返す一日となった。

05/21昨晩の雨のおかげか、視界は絶好。午後になりやや霞んだ。19から23℃。涼しい。朝方、強い東風であったが、9時には西風に変わった。9時台は風が極端に強かった。雲一つない空だったが、11時くらいから西から積雲が流れ込んだ。12時には、域内は雨雲で真っ暗になり、13時降雨。風が一時的にゆるくなると、サシバ、ハチクマともに、出現。サシバはガスの無いところを選んで飛ぶようだが、ハチクマはガスの中に入るのを左程嫌っていないように見えた。ツバメ、イワツバメ、ヒメアマツバメ。ここでは、思っていたよりアマツバメ類が飛ばない。

05/20霞が午後強くなり、10キロ先の稜線はは見えづらかった。22から30℃。11時が最高気温。午後曇ると14時には26℃まで下がった。一日を通して、富士見岳、龍爪間の稜線上にはガスがかかっていた。出現したハチクマはいずれも1100mまで上がれば、ガスの中に消えてしまった。ガスの影響だろうか。今日のハチクマは安倍山系稜線上を南→北へ飛ぶものが多かった。チョウゲンボウが9時台に2度出現したが、同一個体、渡らずのものと判断した。アカショウビンが午前中、東500mくらいのところでずっと鳴いていた。なんとか姿を見ようとやっきになったがダメ。

05/1810キロ先大山の鉄塔がかすんだ。20から27℃。朝からこれほど強い東風が吹いたのは今季初。11時過ぎに風はゆるい南西風に変わったが、午後になりこの風がまた強風に変わった。スペースの都合で書けなかったが、今日の風向は一様でなく、午前中は北から、午後は西からもはっきりと吹いた。ハチクマが5出現したが、八重沢流域から龍爪方向まで、出現位置は多岐にわたった。8時12分天神山から上がって長い旋回を見せた個体は、♂成鳥。下面が真っ白な淡色型。美しかった。今日のハチクマには、平山農道との重複1が含まれる。ハヤブサが1羽出現し、富士見岳上のサシバをねらったが失敗。そんなに恥じいらなくともよいのにというくらい、慌てて西へ飛んでいった。

05/17霞が強く、視界悪し。安倍川右岸の山は一番近いものでも白っぽく、山肌は見えなかった。富士見岳ですらが見えづらかった。22から27℃。2羽のサシバはいずれも俵沢流域外。そろそろかな、という感じ。1羽1羽数えてきたが、サシバ総計が今日で1000羽を越えた。この春の渡りは、秋のそれとは違う。タカ柱を作って飛ぶといって、いいとこ10、12という規模のものである。よくぞこれだけこの道を通ってくれたと思う。ホトトギスの鳴きが一帯を支配するようになったが、今日は朝方、カッコウの声もしていた。

05/15霞が午後強くなり、10キロ先は白っぽかった。22から29℃。13時以降南西風が強く吹いたが、それまでは無風。どうにも低調な日。サシバは流域外、龍爪の北2キロくらいのところを越えた。チョウゲンボウは、富士見岳の西を1キロくらいはばたきながら南へ滑空し、南東向きに越えていった。朝方だけ北の沢でアカショウビンの声。ここのところ北の沢の鳴きの主役はキビタキ。ハシブトガラス、ハシボソガラスなど。俵峰に至るまでの安倍街道で、交通事故にあった野生動物に良く出くわす。イヌやネコでないのである。今日は、キツネが轢かれていた。3月24日から今日までで、この他にタヌキが3、事故にあったのに遭遇している。

05/14遠方はやや霞んだが、視界は良好。22から31℃。7時半にすでに22℃。午後、風が吹かず、暑くなった。サシバがまだまだいるのである。台風でたまっていたサシバであろうか?10時から12時の間に、1羽ずつ12飛んだ。尾羽の黒帯と翼形から判断できたものが8あったが、いずれも若いように見えた。富士見岳近くまで来ても、ゆっくり旋回するばかりで、なかなか越えていかない。ハチクマは♂成鳥。今季初ホトトギスの鳴き声が聞かれた。

05/11視界は良好だが、午後やや霞んだ。17から22℃。午後南西風が強く吹いた。12時半から13時には風が最も強かったが、その時間帯にサシバが1羽ずつ4羽飛んだ。追い風が強すぎ叩き落されそうな感じであったが、比較的無理なく富士見岳の南を越えていった。ハチクマ1は、龍爪方向から、北北東に抜けていった。ここのところ大型不明が多いのは、4キロ先の龍爪付近を見ることが多くなっているためである。平山サイドからのハチクマをキャッチできるとすれば、このあたりだけである。今季ここまで、サシバに関して平山と俵峰でダブりはない。しかしハチクマに関してはダブりは生まれる。その場合はここに記載する。これまでは、ダブリ1(5月3日)のみである。センダイムシクイの鳴き声。

05/10霞強く、10キロ先の稜線は見えるが全体に白っぽい。20から26℃。平山ではハチクマラッシュ。サシバばかり何故と首をかしげていたら、午後からいよいよこちらにも。4の内3は、安倍山系の稜線に取り付くと時間をかけずに越えていった。ただ15時15分出現の右岸から上がった個体は、めちゃくちゃな動きの後、北北西方向に消えていった。田島氏に聞くと、今日の平山のハチクマは高く1200mくらいの西の高空から飛来しているという。こちらは、流域内600メートルくらいの高度から旋回上昇で1000強まで上がりそこからグラで越えていくという感じ。サシバ同様低いところから来ているのかな?

05/08やや霞むが、視界は良好。20から26℃。11時くらいから強い西風。そのころからサシバが左岸側から上がり始める。8時32分、西から流れてきたツミがいた。今はそう忙しくもないので何分かけて渡るか数えた。勿論これが渡らない可能性は大である。今季観察例のみでいくとツミ、実は700近いのである。その中で渡りにしたのはたった44だ。けど、あえてこいつが渡ると思ったのは、ゆっくりとのの字を描くような飛び方が混じっていたからで。結果からいうと13分かかって富士見岳の北を越えていった。1羽のツミに13分はかけられないな。上がってくるサシバを見て、何度も目をこすったが、ハチクマにはならなかった。そのうちに、ほんとうにものもらいができてしまった。やれやれ。

05/07安倍川の西側10キロ先の稜線は見えているがやや霞む。午後霞は増した。19から24℃。9時半に23℃あったが、午後気温は下がった。午前中強い風、午後無風に。唯一のサシバは左岸上流部から上がり、富士見岳の南1キロくらいの稜線を越えていった。俵峰でも4日くらいから御茶刈が始まっている。数日前からキビタキも北の沢の特定の箇所でよく鳴くようになっている。イワツバメが午前中群れて東へ。

05/06 午前は右岸側の谷筋を上がってきたのを見つけたが、午後からは左岸の稜線、鉄塔近くで見つけました。渡らず   ノスリ、オオタカ、クマタカ

05/05朝からガスが多く視界が安定しなかったが、10時には回復、午後晴れた。やや霞あったが見通しは良好。19から24℃。意外に気温が上がらなかった。ハチクマの出現が2例あった。俵峰の南方向2キロ先くらいでで上がり、富士見岳の1キロ南くらいのところの稜線を越えていった。タカ類不明が今日は3あるが、4、5キロ先でちょっと遠かった。文殊、若山方向。大型タカ類。その時間帯に平山側でハチクマがいくつか出ている状況から、ハチクマである可能性もある。午後、東側から出現したハイタカが、安倍川方向に一心不乱にはばたきグラで飛んでいくのを2例観察。朝方ヒメアマツバメ、アマツバメが数百単位で富士見岳上空で群れを成していた。

05/0310キロ先の高山、大山らの山はだがきれいにみえる。視界良好。17から26℃。8時57分平山林道の田島氏から連絡が入る。「薬師方向にハチクマが行ったのだけど、今、雲の中。積雲なのだけれど、下のほうが雨雲っぽく黒い」すぐにそちらを見るとたしかにそういう雲がある。どんぴしゃり!その中からハチは出てきた。旋回はわずかで、すぐに滑空に入り、薬師岳の北2キロ弱のところを越えていった。おもしろいのは、飛去の向きで、北北東。かなり北向きである。だからこちらから捕えられたのかも。いよいよハチクマの季節か?4月28日以来聞かれなくなっていたアカショウビンの鳴き声が再び北の沢から。

05/01今季一番の視界。朝から快晴で7時半にすでに18℃。午後には28℃になった。今日は南西風だが、午後強く吹いた。サシバはふたつのみ。北の(右岸側)谷筋からやってきて、天神山(724,5の山)付近で旋回上昇、滑空で東へ、富士見岳の西に伸びる稜線の800メートル付近、そこから再び旋回上昇移動で登り、富士見岳南を越えていく。もっともポピュラーな越え方である。今日はオオタカの渡りを1とした。西からやってきて、富士見岳の西の849の山を越えて東へ、という動きにしたがったものである。山越えせずは渡りにあらず、で、カウントから除外したノスリ、ハイ属はこれまでたくさんだが、今日のオオタカはその逆ケースということで。4月30日記載忘れ、お許しを。茶畑内、ニホンイタチ1(すごく小さかったので、♀だと思います。)

04/3010キロ先の大山の鉄塔がくっきり見える。今日は霞が少なく、視界は良好。17から27℃。午前中は曇り空で肌寒かったが12時半以降快晴になった。飛ぶ鳥も少なく暖かくなりいよいよ眠くなってくる。やっつけ仕事?富士見岳の上を手持ちの双眼鏡でのぞくと、タカが3つ飛んでいる。ハイ属くらいに思っていたらこれがサシバなのである。平山の田島氏に連絡しているうちにも下から次々と上がってくる。眠気はふっとんだ。ここしばらくのサシバは飛去までに時間がかかることが多かったが、このときの10羽は迷うことなくすっと越えていった。これは正しくない。こちらのキャッチが遅すぎたのだ。うとうとしてる間に、3羽を先行したサシバがいたかもしれない。このあたりは一帯が茶畑であるがやたらガビチョウが鳴いている。特に耕作放棄された茶畑の藪にガビチョウはいることが多いように思う。

04/29午前中は霞により安倍川右岸の一番近い山が見えない。富士見岳には終日黒い雲がかかっていた。13時半くらいに霞、ガスが取れ良い視界になった。午前11時は18℃。午後になり25℃まで上がる。8時半にサシバが右岸側から上がってくるが、富士見岳が真っ暗なのを見ると、一つ北の八重沢方向に進路を変えてしまった。13時半、左岸の低いところから上がったトビが薬師岳の北を越えて東へ行った。トビはここでは頻繁にみられるが、安倍山系の稜線をこえるものがこれまでいなかった。

04/28霞はさらに増し、安倍川右岸の一番近い山の稜線がうすぼんやりしていた。17から26℃。今日はとうとうサシバを1羽も見ることがなかった。昨日まで3日聞こえていたアカショウビンの声はなし。クロツグミ、キビタキも今日は聞こえず。ツツドリは至る所で鳴く。オオルリは決まった場所で毎日さえずりを続けている。サンショウクイの移動中の鳴き声を三度聞いた。俵峰ではお茶刈はまだ先のよう。4月中に始まることはなく、連休に刈れればいいんだがなーとの話でした。

04/27雲一つない青空、しかし昨日に増して霞が多い。富士見岳まで1,5キロ。地点から見える稜線はそれよりさらに近いはずだが、ここがけっこう霞んでいた。16から26℃。暑くなった。7時20分、突然上空に影が差す。見上げると、電柱より少し高いくらいのところにサシバがひらひらしている。大慌てで、手持ちビデオを回す。後でコマ送りで映像を見たが若い個体だった。このサシバをかわぎりに、9時15分までに右岸側を中心に単発で10羽のサシバが出現。俵沢は上流部で大きくふたつに分かれているが、北の沢を登ってきたものと思われる。これらは富士見岳の南を越えていった。突然半月前にタイムスリップしたような感じで、本日再び!と期待したが、サシバ出現はここまでであった。渡らずを含めたノスリ、ツミらの出現もほとんどなかった。エナガが10数羽でやってきた。地点は茶畑の近くであるため、カラ類が群れでくることは稀である

04/26霞が多く、安倍川右岸の一番近い山(約4キロ先)ですらが、白っぽかった。15から22℃。午後になり強く吹いた。渡りの季節とはとうてい思えないほど低調だった。渡らないツミやノスリの出現も少なかった。唯一のサシバは流域外を通った。北の八重沢上流部から、真富士の南方向へ向かう。今日は平治の段の3地点と山原中継所に4人が入った。平山農道、俵峰の4点で連絡を取り合いながら観察をした。どこも出現が極端に少なかったのは残念だったが、楽しい1日だった。アカショウビン(声)。

04/25大山(約10キロ先)の鉄塔がややかすむ。15から24℃。朝方東寄りの強い風だったが、徐々に南西風に変わった。風向が変わっても風は強かった。昨日同様、渡るタカが少ない。それでも12時半、俵沢左岸尾根500メートルくらいのところからサシバが3羽、さらに1羽と上がった。これらはすでに山頂が真っ暗になっていた富士見岳方向に向かわず、ひとつ南の沢を登っていった。ツミは今日も一日中流域内を動き回り、鳴きまわっているが、渡るような動きのものはない。8時前カワウ10数羽のの群れが富士見岳を越えようとしていたが、そこにオオタカが突っ込んだ。狩るというよりは威嚇か?執着する様子はない。むろんこのオオタカは渡りでなく天神山方向に(北西)戻った。

04/24視界は良好だが、南西方向10キロの高山の山頂はややかすんだ。15から24℃。安倍山系にガスはなく、良い風、気温も上昇と、好条件のように思われたが、ほとんど出現はなかった。朝7時15分にサシバが出てきたのでこれは良いかなと思っていたが、まさかその1羽が最後の1羽とは….チゴハヤブサは2度出現したが、例によりさまざまな方角に飛び回って北と南の尾根むこうに消えていった。ここでは、サシバハチクマのみならず、ノスリ、ハイ属らについても、安倍山系の山越えをしたもののみをカウントしているが、チゴハヤはもともとよくわからないので、渡り、にしておいた。(ちょっといいかげん。)やってきたらすぐに行ってしまうサシバはわかりやすいが、ノスリ、ハイタカ、ツミに関しては、渡りか否かの線引きがすごくむずかしい(特にハイタカ)。ヒヨドリの一単位30羽くらいでの移動が顕著に。カケスも10羽前後の同じような動きがみられた。

04/23昨日よりはやや霞があるものの視界は良好。お昼の1時間くらい雨雲が域内に張り出し真っ暗になったが、雲は南西の強い風に飛ばされ、再び快晴になった。16から24℃。サシバは一羽ずつ飛んだ。14時以降に出現したサシバで若い個体が4あった。これらは、地点上空で鳴きながら5分近くも旋回する。なかなか東へ飛んでいかない。南や西へもどりかけたり、富士見岳をいざ越えんという時になって、樹上にとまる。いずれもなんかぐずぐずしている印象。4月前半のサシバとはずいぶん違う。ツツドリの鳴きがより盛んになる。オオルリ、キビタキらも近くで鳴く。32羽のカワウが富士見岳の北をV時編隊で越えていった。

04/22大山(約10キロ先)の鉄塔の上のカラスがはっきり見える。最高の視界。風向きがくるくる変わった。晴れ南2→快晴東4→晴れ南3→曇り東2。14から23℃。7時11分サシバ出現から、1羽ずつではあるが、10時までパラパラと出現。10時以降強い東風時にはほとんどサシバは飛ばず、13時以降南風に戻るとまたパラパラ飛んだ。キビタキ、サンショウクイが今季初。イワツバメが群れて尾根上に出現するのが目立った。トータルで+500か?今季の俵峰定点を探しだしたのは、安倍川筋に詳しい縄田氏です。実は来春の定点ももう探してもらっていたりして(鬼が笑うかな….)

04/19空気が澄み、10キロ先の大山の鉄塔がきれいにみえていた。徐々に安倍川右岸にはガスがかかった。富士見岳上空は暗く、雨が降っている個所もあり、時折地点もその恩恵?にあやかった。14から19℃。サシバは1羽2羽で出現。800mくらいの高度まで上がると南へスライドしてから越える、は、昨日同様。ここ数日そうなのだが、ツミの出現がやたら多い。しょっちゅうどこかで鳴き声がしている。近い上空で2羽で戯れている。樹にとまり執拗に鳴いている等々。これらは渡りでないものであろうが、観察例は昨日40今日も25といったところか。山越えをしたもののみ渡りとしているが、実際これだけの出現を前にするとむずかしいところがある。渡る鳥の数は少なかったが、オオタカ若の茶畑のキジバトへのハンティング、ツミのPなど、見どころ満載の半日を栗田氏と共有した。ヒレンジャク10のP、朝早くにツツドリ(今季初)の声も。

04/18終日、富士見岳上空だけに雨雲が集中して真っ暗。山頂付近は時々降っていた。地点の上空だけをいうなら、晴れでもよいのだが、ちょっと説明しづらい天候。霞多い。13から21℃。午後強く南西風が吹いた。11時半から13時くらいに、サシバが集中して出現。富士見岳西高度800mくらいまで上がってくると、すーっと南へ滑空して行き、そこでもう一度旋回上昇し直し山越えするというパターンが多かった。雲を避けて、もしくは上空の強風を嫌がって?のものか。帰り道、オオルリの声を今季初めて聞く。ヤマガラ、カワウなど。

04/17朝、雨が降ったり止んだりを繰り返していたが、9時には止んだ。安倍川右岸側はガスにおおわれ視界はよくないが、安倍山系の稜線はこの時点できれいであった。午後にはきれいに晴れ上がり、タカ観察に最適となった。気温も上がり、上昇気流も出、午後サシバの出現があると思ったが、飛ばなかった。飛んだサシバ2羽はいずれも条件の悪い朝方のもの。今日はオオタカ、ツミらが、多数観察されたが、これらは、流域内をいったりきたりしているだけである。15から23℃。

04/163日続きの雨上がりで、さすがに快晴、視界は絶好である。サシバは8時前から飛び出す。大きく群れては出ないが、切れ間なく出現が続く。午後になり、平山農道で複数サシバが出現するようになると、俵峰では出現が減った。二点は相補関係にあるようである。撤収を考えていた15時半過ぎ、富士見岳の西にのびる尾根上にハチクマがあがり、富士見岳の南を越えていく。今季初。早すぎる。見え方の問題もあり、ちょっと自信ないなという感じであったが、直後の15時50分今度は俵沢左岸からハチクマが上がってくる。こちらは光線の具合もよく、文句なしであった。♂の成鳥。ガビチョウを撮ったりしてビデオの電池がなくハチクマ撮れなかったのが残念。今日は、明らかな渡りと思しきハイ属もたくさん出現した。俵峰では初のクロツグミ。カケスなど。11から22℃

04/15川端7時に観察に入るが、雨にやられ、8時に撤収。10時から13時半、縄田が俵峰に入るが、天候不良(特に雷)と視界悪化のため、撤収。この間、俵峰において、サシバは観察されず。15時以降天候は回復したため、安倍川左岸の河川敷道路北部体育館付近(龍爪山から南南西約8キロ)にて、縄田16時から17時まで観察。ここで、縄田サシバ5を観察する。主に、高山市民の森の南側で上がったものが、龍爪方向に進んでいる。高山―龍爪山の距離は約8,5キロ。

04/12珍しく、8時半には、一帯のガスがとれ、良い視界となっていた。これは来るぞと思っていたら、5羽6羽を一群れとしたサシバが、流域内の茶畑の上、俵沢左岸尾根の上、から、上がってくる。一群が富士見岳方向に行くと、もう次の群れが低いほうから来ているといった具合で、10時半には100羽を越えた。11時過ぎに風が東風になると、1羽1羽でしか出現しなくなった。午後この風は風力4くらいの強い風になった。その影響なのかどうかはわからないが、13時以降に出たサシバは、俵沢流域外である南の沢筋を登ってくるものに限られた。(富士見岳と龍爪の間くらいを越えた。高度約1000メートル)12から17℃。チゴハヤブサ、ハヤブサ。

04/10朝方は、安倍山系稜線が、ガスに埋もれていたが、10時過ぎにガスは晴れた。陽は差さないため暗いが、最高の視界になった。9から14℃。今日も寒い。ガスが富士見岳にかかっていた9時台、俵峰右岸側からタカ柱があがる。しかし、ガスを避けてのことだろう、800メートルくらいの高さまで登ると、ひとつ北の八重沢のほうに行ってしまう。10時過ぎ完全にガスがとれると、サシバはいつものように、富士見岳付近をめざすようになる。11時台12時台は、右岸左岸を問わず、一度に5羽以上の群れで出現をし、富士見岳南の鞍部を越えていった。13時になると雨がポツリポツリきたが、それでも出現は続き、14時までに、1羽ずつ12羽が渡った。この地のウグイスは近くでよく鳴き、近づいてもあまり逃げない。アオバト、ハクセキレイ。茶畑のすみにハクビシン出現。

04/09龍爪から安倍山系の稜線には一日中ガスがかかった。俵沢流域内は終日暗かった。安倍川方向は午後ガスが取れ、10キロ先くらいまでが見通せるようになった。7から16℃と冬に戻ったように寒かった。富士見岳から西に伸びる尾根の上にパラパラとサシバは上がった。しかし、おきまりの富士見岳方向には進まず、北側に行ってしまうものや、左岸側に飛んでいってしまうものが多かった。14時平山農道に大きなタカ柱が立つような頃になると、こちら側の出現は皆無になった。アオサギ、アオゲラなど。

04/06朝、安倍川左岸の川に一番近い山でさえガスに埋もれていたのを、通勤途中に見、今日もダメかな、と。ところが地点では、500メートル以上にそこそこ視界があるのである。午前中はそれでも、ガスにまかれることが多かった。たまに部分的にガスが取れた明るいところを見ていると、まるでそこを一点突破するかのようにサシバが4羽5羽と登ってきた。午後になり晴れ、富士見岳から竜爪の稜線はきれいに見えるようになった。すると、次から次へと湧いて出るようにサシバが山越えして行く。14時台はこちらががんばって探そうとしなくても、稜線のどこかに必ず2、3羽のサシバが飛んでいる、という状態になった。17から23℃。今日はほとんど無風に近かった。ヒヨドリが50以上でざーっと東へ渡っていくのを幾たびか観察。イカルなど。

04/04朝方、雨風が強く、高度600メートル以上は濃い霧の中。視界は極めて悪かった。よって10時過ぎまでは、安倍川左岸の曙橋付近に下り、観察していたが、天候がやや回復したのに伴い、10時半俵峰定点に戻って観察をした。回復したといっても、雨がおさまっただけで、依然、龍爪、富士見岳の安倍山系の稜線上は分厚い雲におおわれ、まったく見えない。東風はときおり台風並みに吹いた。こんな中、どこをどう飛べるのだろうと思っていたが、富士見岳から西へのびる尾根の上を、サシバが1羽だけだがへばりつくようにせりあがっていくのを観察した。午後になり、平山林道の田島氏から、18、22といった報告が入りびっくり。こちらはまったく出現なし。調査を切り上げ、下りてくると、きれいに南は晴れていて、サシバが南を通ったことに納得した。13から17℃。アマツバメを今季俵峰では初めて見た。スズメ、キジバトなど。

03/31抜けるような青空、陽ざしも強い。しかしかすみは強く、10キロ先の大山の電波塔が見づらい。12から22℃。朝方はほとんど風がなく、10時過ぎから南西の風が、と、ここ数日の晴れの日と同じパターン。気温も上がり、上昇気流も出そう、これは来るぞと、待っていたが、今日のサシバは1羽1羽の出現ばかりだった。富士見岳付近を越える際、今日はいずれも旋回上昇の後南へ戻るように動いてから越えていった。山の上の風向きが影響しているのであろう。24日縄田氏、28日の栗田氏、30日の榊原氏についで、今日は手塚氏が。春の渡りの不思議について話しながら観察するのは楽しい限りです。アオゲラ、コゲラ、ソウシチョウなど。

03/30昨日の雨のおかげか、視界はすばらしい。13から20℃。平山農道でのサシバ盛況の報告を受け、なんとか1羽くらいはとやっきになったが、午前中出てくるのは、いずれも地付のタカばかり。12時過ぎ南西の風が吹き出すとサシバが2羽、3羽と、富士見岳から西にのびる尾根をさかのぼってくる。真富士方向に向かうサシバが今日も7羽連続で出現。13時以降は富士見岳付近を越えていくサシバばかりになる。ウソ、ハシブトガラス、トビなど。

03/29約10キロ先の大山の電波塔がくっきりみえるが、その奥の稜線はややかすむ。12から19℃。9時、富士見岳から西へのびる尾根を登ってきたサシバが4羽。そこから2分かけ富士見岳を越えていく。直後7羽のサシバが真富士方向の空の中に消えていくのを見る。残念ながら11時には北から空は真っ暗になり、降雨。撤収となった。アオサギ、キセキレイ、メジロなど。

03/28晴れが続き視界はややかすみ多くなっている。8時にすでに11℃。今日は暑く、Tシャツ1枚でよかった。最高気温は25℃強?(温度計の位置が変わり測れなかった)。風のない午前中から、富士見岳付近を越えようとするサシバが2羽、3羽と続いた。しかし今日はなんといっても15時前の30サシバである。富士見岳から西へのびている尾根の上、空バックにあがったサシバは秋の渡りにみられるようなタカ柱になっていた。3キロ先のキャッチから徐々に北東に遠ざかり、最後は手前尾根にじゃまされ見えなくなったため、推理でしかないが、真富士の南あたりを越えていったか?渡りでない猛禽〔オオタカ1、ノスリ6、クマタカ3〕ヒヨドリ、シジュウカラ、キジバトなど。

03/27前日にくらべるとかすみが増しているが、視界は今日も概ね良好。7〜20℃。暖かかった。13時前、富士見岳方向にスコープを向けると、ノスリが西側斜面にとりついていた。苦労してるなーと思っていたら、同じようなコースで、2羽のサシバが登ってきた。富士見岳は1078mあるが南に900弱の鞍部がある。25日の2羽と同様今日のサシバもこのあたりを越えていった。ただどこ通ってきたのかは不明である。きがついたら東の高いとこにいた、のである。ちょっとストレスのたまるキャッチ。カワラヒワ、イワツバメ、ツバメ、ホオジロなど。

03/26視界は今日も概ね良好、午後になると安倍川上流部から降りてきた積雲が富士見岳(1078m)付近に。8から15℃。サシバは地点の近くにひょっこり現れ、そこで旋回していたが、ある程度の高度まで上昇すると意を決したように滑空で東へ。富士見岳の南850mくらいの高さ(鞍部)を越えていった。ノスリ出現は6あったが渡りは1のみ。コジュケイ、ガビチョウ、ウグイスなど。

03/25やや遠方はかすむが視界は良好。安倍川右岸の山々の稜線がくっきりとみえる。4から15℃。10時30分、竜爪の北4キロ、安倍山系稜線900mくらいの高さを越えていくサシバ2羽あり。観察場所は茶畑の脇、モズがたくさん。モズに監視されている気分でありました。

03/24昨年は、平山農道、平山林道の2点で春の渡り観察を試みました。今年はさらに北、龍爪山、真富士山の間を抜けるタカを調べてみたいと思い、安倍川左岸側に観察場所をもうけました。地点は概ね龍爪の北北西4キロ真富士の南南西4キロに位置します。10時過ぎ地点確認のために車で移動中、竹藪の上超低空を旋回しているサシバを発見。双眼鏡で、胸の横斑、尾の黒色帯らをはっきりと見ることができました。これにはびっくり。本当の調査は明日からです


参考文献:ワシタカ類飛翔ハンドブック(増補、改訂版、2003/5/20)文一総合出版P36,37 山形則男著

参考文献:日本鳥類目録(改訂第7版、2012 9/15) 日本鳥学会、目録編集委員会


このページに掲載されている観察記録は、日本野鳥の会々員や静岡の有志により個人的に善意で提供されたものであり未発表データ、及びコメントです。本文、及び画像の無断転載、引用転記を禁じます。(写真提供:蜂熊さん)

静岡市又は近郊のタカの渡り情報(できればデータ形式)をお寄せ下さい。


(FAX 054-347-0717)

2014平山農道(春)へ

2015平山農道(春)へ戻る

  • 過去の他の調査地データ(a past record)、コメントへ

  • タカの渡り全国ネットワークへ

  • Copyright(C)Watari_Sizuoka/ Since 2010