|
|
|
塗装の重要性 |
なぜ塗装をするのでしょうか? |
簡単な事のようですが、意外と理解されていない事が多いようですので、先ずはそこからお話を進めたいと思います。 |
|
例えば、木造家屋の場合、むき出しになった木の肌が暖かさ安らぎを感じさてくれます。
でも、そのままですと、風雨にさらされた木肌はいつかは色が褪せ、ついには腐食してしまう事もあります。
これを出来るだけ防ぐには、塗装による保護が必要になって参ります。
|
つまり、塗装は綺麗に色付けするお化粧である以前に、最も重要な目的は素材の「保護」なのです。
|
判りやすい例として、例えば鉄骨の場合、何の塗装もしないままですと、直ぐに赤い錆が発生し、やがてはボロボロに腐食してしまいます。
しかし、塗装をして地肌を空気から遮断しておけば、錆の発生を防止することが出来るわけです。 |
|
もちろん、塗装による保護は金属部だけではありません。
金属は勿論の事、コンクリート、木材、建材等、あらゆる物には保護が必要です。そして、もっとも効果的な保護の一つが塗装なのです。
|
|
この「保護」をする為の塗料には、その目的や用途に応じて多くの種類が用意されております。
お近くのホームセンターなどでも、「木部用」「金属部用」等と、多種の塗料を目にした事が有ると思いますが、それ以外にも、妨汚・遮熱・防水・撥水・防炎・防カビ・防露・防藻・妨滑など、いろいろな用途に応じた塗料が多数用意されています。
|
また、保護だけではなく、化粧という見地からも、単に色付けのみならず、自然石のようにしたい、タイルの様な質感を出したいなど、その目的に応じた各種塗材が用意されておりますので、あらゆる要望にお応えする事ができるでしょう。
このように、塗装は「保護」と「化粧」を兼ねて、建造物をいつまでも綺麗に保つためには必要不可欠なものと言えるのです。
しかし、塗装も永久的なものではありません。風雨や日光にさらされ、年月が経てば痛んで参ります。従って、頃合を見計らって塗替えが必要になるのです。
塗装面を指で擦ってみてください。もし指先に白い粉が付くようでしたら、それが塗装のSOS信号です。出来るだけ早い時期に塗替えを行う事をお勧めいたします。 |
|
|
|