名京大教会創立100周年の御礼
創立100周年記念祭は、令和5年10月21日(土)に、大亮様、はるえ奥様をお迎えして執り行われ、分離大教会9カ所も参拝させて頂き、静岡大教会としては、大教会長はじめ、大教会役員が参拝させて頂きました。また、分離大教会と相談し、缶ビール1500本も御供させて頂きました。
名京大教会では、コロナ明けで久しぶりに大勢の参拝者が訪れる中、大亮様、はるえ奥様は、天理から車で来られ、午前9時15分に到着されました。その後、午前10時より記念祭が開始され、名京大教会長様の祭文奏上に続き、真柱様のお言葉を大亮様が代読されました。
引き続き、座りづとめ、十二下り手をどりが勤められ、とても心勇んだ、陽気なおつとめが勤められました。
おつとめ終了後、名京大教会長様より、御礼の挨拶があり、おつとめ奉仕者による記念撮影が行われました。
午後1時20分からは、大亮様、はるえ奥様を囲んでお祝いの宴が催され、各会の余興も披露されて、とても賑やかな雰囲気のもとご歓談が続き、午後4時過ぎに終了し、午後4時半頃、天理にご出発されました。
名京大教会の元始まりにおきましては、明治16年2月、山名初代会長諸井国三郎氏の入信に始まります。
明治15年12月、不思議な出会いから、吉本八十次氏から天理教の教えを聞き、明治16年2月、国三郎氏三女甲子の身上を御守護頂き入信しました。
その御礼参りとして、2月10日には教祖にお目にかかり、教えを賜り、「教祖と力くらべ」「神の方には倍の力や」「何んでも国の柱となれ」などとお聞かせ頂いたのです。
その後は教祖にお仕えし、白熱の信仰によって道は伸び栄え、明治21年には山名分教会(後の大教会)を設立し、その後、二代会長として諸井清磨氏(長女たまの婿)へと信仰は受け継がれていきました。
ところが、順風満帆と思われた道は、親神様の深い思召により、100年前、山名大教会という大木が二つに分かれることになり、大正12年11月23日、諸井忠彦氏(山名二代会長諸井清磨の養嗣子)を初代会長として名京大教会が設立されました。
また、もう一方の教会は、今迄の山名という名称を使用し、諸井慶五郎氏(長女たまの妹ろくの婿)を会長として、新たな山名大教会が設立されました。
一つの大教会を分割して、二つの大教会が生まれるという、本教史上例を見ないことであります。
このように、名京大教会は、山名初代会長、二代会長の信仰を引き継ぎ、教祖140年祭に向けて、これからもたすけ一条の道に邁進させて頂いております。
静岡大教会長 松浦一郎