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    立教179年(平成28年)5月18日発行 第291号
    4月13日 月次祭講話

4月13日 月次祭講話
静岡大教会世話人 井筒梅夫先生

 新世話人として初めての巡教は、教祖130年祭が終わっての4月の月次祭に行われた。
 井筒先生は、大阪市内にある芦津大教会長であり、本部では本部員として布教部長を勤められている。お歳も真柱様や表統領の中田善亮先生に近く、正に本教の中枢におられる方である。
 今回の巡教では、初顔合わせということもあり、理の話に加えて、御自身の身上話もお話下された。
 まず、教祖130年祭について振り返られ、その後、これからの歩み方について話された。
 教祖130年祭の祭典講話では、真柱様は「教祖130年祭はゴールではなく、長い道程の一里塚であり、今日までの動きを今後の活動に生かすことが肝心である。さらには、道の将来を担う人材を育成する必要がある」と仰せられたことから、静岡大教会を見たときに、静岡大教会の三年千日活動として、にをいがけ・おたすけ100万件を掲げ、昨年は別席団参にも力を入れて活動してきた結果、大きな成果を上げられたことはとても素晴らしいことであり、これからもこの勢いをとめることなく、頑張って頂きたいと話された。
 また、御自身の身上話として、若い頃かまど炊きの風呂で、ぐつぐつと煮だってしまったところへ誤って足を滑らせ、左腕から落ちてしまい、大やけどをしてしまったとの事であった。左腕の皮膚はすべてめくり上がり、腕も曲げられず、痛みで眠れない日が続いたという。
 そのとき、神様の教えを毎日思い起こし、くにさづちの命の理であるつなぎの心の足りなさを反省し、これからはしっかり道を通らせて頂く心定めをしたところ、不思議にも薄紙を剥ぐように痛みは和らぎ、身上の御守護を頂いたとの事であった。先生の腕を拝見させて頂いたところ、やけどの跡はほとんど分からなくなっていた。
 井筒先生は、そんな大きな身上を頂いたとは感じさせられない明るさでいろいろお話下さり、静岡大教会の皆さんがしっかり神様に心を繋ぎ、これからもにをいがけ・おたすけの心を持って、御守護頂ける通り方をお願いしたいとお話を結ばれた。