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3  vol.41茶筒の論理
2023.11.10 Fri.
「茶蔵は小さいがよい」という昔からの教訓があります。蔵が小さい目であればやり繰りして使わなければならないので、結局は利口な仕入れ(買い物)ができるという考えです。
ご家庭の冷蔵庫も大きすぎると余分な食品を詰め込みがちで、最後は食べ切れなくなり無駄にしてしまいます。
茶筒(茶缶)にお茶が入り切らない時、缶の底をトントンと叩くと何とか収まるもで、何でも少々窮屈な方が良いというのが「茶筒の論理」です。
※得々情報 これはスーパーの詰め放題の特売の時に応用できるのでぜひお試しください。
 昔の商品のライフサイクルは息が長くじわじわと人気が出て徐々に下降してゆく、グラフにすると緩やかな放物線を描く「富士山型」でした。ところが最近の商品はライフサイクルが短くなってきました。発売から一気に売れて直ぐに売れなくなってしまいます。茶筒の様な放物線を描くところから「茶筒型ライフサイクル」と呼ばれています。
 お茶の経済的な貯蔵温度は0〜5℃、最適水分3%、湿度55〜65%と言われています。お茶の保存には湿度・光線・熱・酸素・移り香に注意が必要です。当店ではアルミ袋に窒素(不活性化ガス)充填真空パツクでお届けしておりますので常温で一年間は保存可能です。(一部商品除く)開封後は気密性の高い容器に小分けして冷暗所に保管しましょう。冷蔵庫に入れる時は目バリをしてビニール袋に入れ、移り香に注意します。使用する際は温度差による結露に気をつけましょう。
※豆知識 茶筒の中蓋は落とし蓋としておけば、お茶が空気に触れて痛む(酸化)のを防いでくれます。また茶筒は上下ひっくり返して置いておくと、お茶の葉と粉がうまい具合に混じり合って底溜りが粉っぽくなりません。
 今年も鮮度感・清涼感抜群の新茶をお届けします。創業百六十年白銀屋の新茶を飲んでこの季節をぜひ味わってください。


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