vol.47

湘南電車()

子供の頃に乗った電車の思い出と言えば湘南電車でした。湘南電車とは東海道本線の湘南地区を走る電車の呼称です。昭和25年より運行され、東京~沼津・伊東間でデビューしました。ニックネームの一般公募が行われ「湘南電車」と決まりました。 湘南電車(国鉄80系電車)は電車黄金時代の到来を告げ、湘南地区を走る電車から全国に広がり東海道・山陽・東北・高崎各線で活躍する国鉄を代表する電車に躍進しました。ピーク時には652両を有し、総じて湘南電車と呼ばれるようになりました。 湘南電車(80系)の先端が「へ」の字形に角張った形状で前面は傾斜型の2枚窓、「金太郎塗」といわれる正面V字形の塗り分けは「湘南型」と言われ、日本鉄道業界に大ブームを引き起こし、全国各地の私鉄に湘南顔の車両が多数登場しました。 そして何と言っても一番の特徴は湘南色(湘南カラー)と呼ばれる車体の塗装色です。濃いオレンジ色と濃い緑色は斬新で在来電車の概念を払拭するものでした。湘南地方沿線のミカン畑のみかんの実(オレンジ)と葉(グリーン)と云われ、絶妙な色合いのカラーリングが大変好評でその後の車両にも踏襲され現在もなお名残りを留めています。また一説には湘南色は沿線特産のみかん(オレンジ)とお茶(グリーン)にちなんだものだとも云われています。 みかんとお茶の産地といえば我が静岡県です。湘南電車は静岡県のシンボルとも言えるのかもしれません。 今年の新茶は諸事情により発売時期が例年よりも大幅に遅れてしまう見込みです。お客様には大変ご迷惑をおかけしますが、美味しい新茶をお届け出来るよう誠心誠意努めてまいりますので、どうか楽しみにお待ちいただきます様お願い申し上げます。
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