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■XHTMLについて■

XHTMLもHTMLとほとんど同じ書き方をします。(そうしないとブラウザで読めないので当然ですが)

ただし空要素は特別な書き方をします。(別ページを組んでありますから後で確認して下さい。)
また、通常のHTMLプログラムに加えて「XML宣言文」と「DTD」(後述)を加える必要があります。

■要素の書き方

プログラムを書く時の注意点は、「開始タグ」があったら必ず「終了タグ」を書く事と、要素同士を「入れ子」状に配置する事だけです。 これは当たり前の事なのですが、HTMLではそういった事も許容されて(なんとか表示してくれて)いましたので注意が必要です。 XHTMLでは許容されません。(XML化できなくなります。)

終了タグを忘れやすいものとしてはテーブル要素関連や文章・リストの終了タグがあり、 入れ子状態を間違いやすいものとしてはテーブル関連(特に2重テーブルなど複雑なデザインの場合)などがあります。

終了タグがない間違ったプログラム文

<p>文章

または

<ul>
 <li>項目
 <li>項目
 <li>項目
</ul>

終了タグがある正しいプログラム文

<p>文章</p>

または

<ul>
 <li>項目</li>
 <li>項目</li>
 <li>項目</li>
</ul>

入れ子になっていない間違ったプログラム文

<p><a href="some.html">文章</p></a>

入れ子になっている正しいプログラム文

<p><a href="some.html">文章</a></p>

補足:アンカーやイメージは、インライン要素と言って文章の一部分に使うことが出来ます。パラグラフやテーブル、 または水平線といった要素はブロック要素といい、ブロック要素はインライン要素を含むことが出来ますが、逆は出来ません。

間違ったプログラム文

<a href="some.html"><p>文章</p></a>

正しいプログラム文

<p><a href="some.html">文章</a></p>

■属性値の書き方

また属性値は全てダブルコーテーションで囲む必要があります。

間違ったプログラム文

width=250

正しいプログラム文

width="250"

■非推奨要素

デザイン的な部分はスタイルシート使用が推奨されています。(スタイルシートについての詳細は別ページで紹介しています) よってデザインに関する多くの要素・属性を非推奨要素として使用しないよう努力しなければなりません。 (実際はブラウザが読んでくれるのですが)

例としては、重要度の高いタグの内で、 「font」要素とその全ての属性(色、サイズ、字体等)、「center」要素(こんなの使ってる人いるのかしら?)、 属性では「align」(属性値center,right,center,及びclear)の全て、 テーブル要素の属性「height」などが挙げられます。

重要度の低い(と言うかほとんど無い)要素では、ブラウザの独自要素や文字列を動かす為だけの要素 などが非推奨です。特殊な例では「embed」があります。これはどこも正式サポートしていないタグですが、 代わりになるものがなかったため BGMの定番になっているという不思議なタグです。
正式には「object」要素(後述)を使います。

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