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序:T62よりもT55の方がかっこいいと思い始めたら、イケナイビョーキにかかっている。
(9月22日)
01年9月11日から一周年ということで、NHKではこのところ盛んに去年の映像を流していました。
そのせいでT55が作りたくなりました。ちょうどこの日は連休。
久しぶりに地元の「模型センター」という模型屋に行って物色してみることに。
意外にもT55が山積みです。やっぱり売れ筋なのでしょうか。ただし日本のメーカーのは無し。
海外メーカーのものは、箱にセロファンテープが貼ってあって中をのぞけません。
トラペのキットが3つ(バージョン違い)。
その他1つ。以上が1/35スケール。1/72もあって、こちらはPSTというメーカー。
箱にメイド・イン・ベラルーシと書いてありました。
タミヤって昔T55出してなかったっけ?などと思いつつ、その場はトラペのキットを手に取りました。
しかし、レジに持っていく途中で、左目の端っこを何か赤いものが横切りました。サボイヤ飛行艇でした。
(ファインモールド製:1,800円)もちろん買い。
そのため予算の都合上、T55の方は1/35は諦めて安い1/72に変更。
結局PSTというメーカーのT55(1,500円)になりました。
うちに帰ってから、さっそく作例を検索。
(この時、AMSNをチェック。アレ? ボクガ キョウ カッタノト オナジ モケイガ アルヨ…。)
サビ屋さんという方のサイトで既に完成品がアップ済みでした。
買いに行く前にAMSNチェックしていれば、T54の方を買って中身を比べられたのに…。
参考にさせてもらいます。
初めはアフガン仕様にする予定だったのですが、ある理由から断念。旧ソ連兵を乗せることにしました。
そこでもう一度調べ直してみると、T55にソ連兵が搭乗している画像が意外に少なく、中東諸国のT55画像は大量に見つかりました。
このままでは、中東仕様のT55にソ連兵が乗っているへんてこりんなものになりそうです。
夜、キットのチェック。キットに人形が含まれていないのですが…。もしかして当たり前のことなのでしょうか。
人形がないと話にならないので明日また買い足しに行きます。
車体後部、エンジン部分の金網が琴線に触れました。
何故か、金網の網目部分の方が凹モールドになっています。
金型をわざわざ大変にしてまで、見た目をおかしくするのは何か理由があるのでしょうか。とりあえずここは取り替えます。
ピンバイスとやすりで金網部分をくり抜いて本日の作業は打ち止め。はやくノコを買いたい。
(9月23日)
昨日と同じ店にまた買い物に。昨日と同じ店員さんがレジにいて、妙に恥ずかしい気分です。
長谷川の1/72アメリカ歩兵セット(500円)を買いました。これを戦車兵にします。
うちに帰ってから、金網を買っていないことに気づきました。もうあとの祭り。しばらくは行ってる暇がないので後回しに。
(9月24日) 仮組み作業。砲塔や車体は切り取らず、2次塗装ぐらいまではこのままランナーにつけておくつもりです。 細かなパーツは車体等に貼り付けてから塗装する予定です。
説明書の通り組むとおかしい部分がありました。 C11とC10という車体側面に貼り付ける砲塔の抑えパーツは、向きが逆のようです。 また、車体右側にある予備燃料用のジェリカン(大)は、取り付け図と完成図で向きがバラバラです。 どちら向きでも良いのかもしれませんが。牽引ロープのワイヤーは自分で作る必要があります。
長谷川の人形キットの方を調べてみると、ほとんど銃を構えていて一体式。このポーズでは、直す手間が割に合いそうもありません。 おまけに同じキットが2セットずつ入っていました。バリエーションが少ないです。 唯一使えそうなポーズが1種類2体。失敗はききません。
(9月25日) ワイヤーを買いにハードオフ(ジャンクパーツ屋)へと行きました。オーディオ用銅線2種類で210円。 たいして安くないのでは?ジャンクと書いてケースに山積みでほったらかしならば1本2・30円でもいいと思いますが…。 ウチの近くのハードオフは値段設定がちょっとおかしいのです。リカバリ付きのWin95・Macが5・6000円で売っていたり、 OSがなく起動もしないメーカーPCが1万円だったり。
ともかくコードのビニールをむいて、銅線をむき出しねじって、ワイヤーを作成。スケールがあってそうな(バランスのよい方の)
太さのワイヤーをチョイスし貼り付けようとしました。
…ああ、瞬着買い忘れたよ。そういえば金網も買ってないよ。トホホッ。
(9月25日)出かける前のちょっとした空き時間にもう一度資料のチェック。
車体側面フェンダーにある例の「三角」に穴が空いてることに気づきました(気づいてしまいました)。
T55もそうなのですね…。夜、貼り付けたジェリカンを慎重にはがして穴開け作業をしました。
作業箱が頑丈に接着されていて車体からとれません。全部には、穴を開けられないことになりそうです。
パーツが小さいため、下の図の作業と同じようにしていては、元の位置にはめ込むときに上手くいかないかもしれません。
折れたり寸足らずだったりした何カ所かは、最薄のプラバンをカットしてつけてあります。
ピンセットが必要だと感じました。
(10月5日)完成後は装備品に隠れてほとんど見えませんでした。がっかり。
(9月26日)C25(砲塔のフック)という部品の付け方がわかりません。
また、実際のT55の部品と余り似ていないです、この部品。
先達の方の完成品を参考にさせてもらう予定です。
標準手用ハッチのパーツ番号と、添え書きの絵が合っていません。
(ランナーに変な形でついていた)砲塔の手すりの部品、かなり注意して切り取ったのですが、
無惨にも片方が3つに割れました。
砲塔基部右側の赤外線ライト部分はライトを取り外した状態にしたいので、プラバン自作にしました。
ただし寸法とかは全く適当です。雰囲気だけです。
もっとも、僕には寸法を採ったところでその通りのサイズで型抜きできる技術もありませんが。
プラバン工作をしたついでに、キャタピラフェンダー右側後部に無線用ステーをでっち上げました。
(その後ソ連仕様と合わないため無線用ステーは撤去。)
キットにはT55用砲塔として12番の砲塔がついています。実車資料では、標準手用ハッチの形状は
この12番の方が多く、1番のような形状のハッチはほとんどありません。
ペリスコープの改造は比較的簡単に出来そうなので、12番砲塔を使っておけば良かったと後悔しています。
(↑とりあえずここまで組んだところでいったん塗装に入ります。)
(9月27日)先に接着すると後で塗装できなくなりそうなシャベルや転輪以外の部分は組み終わったので、
ここで第一次塗装に入ります。予定としては、下地にオフブラックをしいてから明るい部分にグレーのドライブラシをかけ、
さらにその上にオフブラックとオフブラウンの混色で必要部分に墨入れする予定です。
…その後、下地塗りで後悔しました。1/35と違い小さな1/72の場合、下地塗りの最下層は明るいグレーにすべきだったと
反省しています。発色が地味〜…。
(9月28日)下地塗りが終わったので、全体を組み立てていき、その後また塗装する予定です。
そこでいきなり大失敗。転輪を1つずつ組んだところでしばらく乾燥させたところ、これが失敗だったらしく
キャタピラ周りがほとんどまともに組めません。転輪、サス(A7)、キャタピラ(D1)は、一気に組んだ方が
部品と部品の間に遊びがあってしっかりはまります。乾いてからだと後悔するかもしれません。
もしかしたら1/72スケールの世界では当然の作業なのかもしれませんが。
夜に、組み終わりました。煮えまくりの作業でした。はっきり言って1/72をナメていました、ごめんなさい。
仮組みではあんなにすんなりはまったのに…。
一応模型製作はこれで終了。(金網はまだついていません。)
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