HOME

■ブロック要素とインライン要素■

<タグ>の中に何を書くかによって、要素の表現は千差万別ですが、そのおおもとの特徴はたった2種類に分類できます。 それが、ブロック要素かインライン要素かという分類です。

■ブロック要素

「段落(ひとかたまり=ブロック)」を作ります。 モニター表現上では、その要素の前後が改行され上下にいくらか(0〜n)のスペースが出来ます。

ブロック要素の種類には、 代表的なところでパラグラフ(p)、ディビジョン(div)、リスト(ul・ol)、表(table)、 ヘディング(h)、水平線(hr)などがあります。

■インライン要素

テキスト中に埋め込む(in line)要素です。 モニター表現上では、前後に改行は入りません。

インライン要素の種類には、アンカー(a)、イメージ(img)、スパン(span:短いテキストのスタイル指定に使う要素) などがあります。なお、インライン要素は必ずブロック要素に含まれるべきです。

「インライン要素は必ずブロック要素に含まれるべき」とは、<body>内の全ての要素が、 何らかしらのブロック要素に含まれて”意味づけ”されているべきだというHTMLの約束事を守るためのものです。 例えば、インライン要素の<img>要素を<body>のすぐしたに直接書いたとします。

<body>
 <img>
 .
 .
 .
</body>

これでは、この絵がHTML上の意味を何も持ちません。そうではなくて、

<body>
 <p>
  <img>
 </p>
 .
 .
 .
</body>

このようにブロック要素に含むことで、役割を明確にすることが出来ます。

次の例をみて下さい。下の3つのプログラムは、モニター上全く変わらない表示になりますが、 プログラムの構造上意味は全く変わることに注意して下さい。

絵が文章1を修飾しているプログラム

<div>文章1<br>
<img>
</div>
<div>文章2</div>

絵が文章2を修飾しているプログラム

<div>文章1</div>
<div>
<img><br>
文章2</div>

絵が独立した段落を形成するプログラム

<div>文章1</div>
<div><img></div>
<div>文章2</div>

| 「ホムペ作成」のインデックスに戻る | 次のページ(基礎知識2)へ |


for back up,NYARGO