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■階層構造とは■

このページでは「階層構造」をウィンドウズのマイドキュメントなどを例に使って解説します。

Windowsでいうと、「フォルダ」同士の(マトリョーシュカのような)親子関係の事です。(図解)

どんなWindowsPCにも付いている(XPにもある)「マイドキュメント」フォルダと「マイピクチャ」フォルダ それに、「マイピクチャ」に入っていると仮定する「NekoPage.html」という手作りファイルで解説します。

■マイドキュメント/マイピクチャ

デスクトップにある「マイドキュメント」というフォルダを開くと、その中に「マイピクチャ」という フォルダが入っています。この関係を図で表すと「図1」となり

■図1

 _/ マイドキュメント |_____________
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|   _/ マイピクチャ |__________  |
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Windowsのアドレスバーには(もし表示されていれば)、この関係を文字で表した

C: ¥ マイドキュメント ¥ マイピクチャ という文字が表示されると思います。

これと同じ事を、WEB形式で書くと ¥ の替わりに / を使って

C: / マイドキュメント / マイピクチャ となります。

メモ: 一つのフォルダは、「 ¥ マイドキュメント」や「 / マイドキュメント」という形で表現されます。

■マイドキュメント/マイピクチャ/NekoPage.html

デスクトップにある「マイドキュメント」というフォルダを開くと、その中に「マイピクチャ」という フォルダが入っています。さらにマイピクチャの中に「NekoPage.html」というファイルがある時 これを図で表すと「図2」となり

■図2

 _/ マイドキュメント |_____________
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|   _/ マイピクチャ |__________  |
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|  |     NekoPage.html   | |
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|  |                     | |
|  |_____________________| |
|__________________________|

Windowsのアドレスバーには(もし表示されていれば)、この関係を文字で表した

C: ¥ マイドキュメント ¥ マイピクチャ ¥ NekoPage.html という文字が表示されると思います。

これと同じ事を、WEB形式で書くと ¥ の替わりに / を使って

C: / マイドキュメント / マイピクチャ / NekoPage.html となります。

■C:¥マイドキュメント

メモ: 「では、C:¥は?」というと、C:とはドライブ番号でPCのハードディスクの事です。PCで使われるファイルは全てこの中に 入っています。大きなフォルダのようなものです。マイドキュメントフォルダもこの中に入っているので 「C: ¥ マイドキュメント」という書き方になります。(図3)

■図3

 _/ C: |___________________
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|   _/ マイドキュメント |________  |
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補足:実際のwindows画面では、以上の階層を「カタカナ」の「マイドキュメント」ではなく 「半角英数」の「My Document」で表しているはずです。 ここでは階層構造の理解を趣旨としているため、意訳をしてあります。

Windowsユーザだけはなじみが薄い「階層」という言葉ですが、 Windowsが最も得意とする(自動で行ってくれる)作業が「階層構造の管理」のため、 逆に自分で行わないために最近WindowsでPCを始めた人が苦手とする分野です。

■WEBでは

これが、WEBになるとC:に相当するものを「サーバ」と言って、実体は「プロバイダのHPサービス」 「ヤフージオシティ」などの企業が管理している大きなハードディスクです。

例えばこのページのURI「http://www2.tokai.or.jp/nyargo/hompa/bsc2.html」では、 「www2.tokai.or.jp」の部分に相当します。(「http://」は通信方法に関する命令部分。)

さらに言えば、その下に「nyargo」という階層(=フォルダ)と「hompa」という階層がつづき、 最後に(「hompa」の中に)「bsc2.html」というファイルがあるわけです。

ハイパーリンクを使ってページからページへ飛ぶときには、自分のサイト内では階層構造を利用した 「相対パス」(相対リンク)という仕組みを使います。そのため階層構造の仕組みを知らないと、 1枚1枚のHTMLファイルは作れても、それぞれが連絡させられず、サイトの機能はほとんど麻痺します。 「相対パス」については別途ページを作りますのでそちらでご覧下さい。

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