Home Page | BackUp Home Page | INDEX | リンク元へ | 次のページへ |
市章とは、市町村の「市」のトレードマークのことです。これが「町」なら町章、また「県」なら県章になります。
日本だけのものではなく、諸外国でも用いられます。
通常一つの自治体に一つのトレードマークがあります。東京都のように複数持っているもあります。
(東京都の場合、「都章」が都の水色のゴミ回収車についているイチョウで、
マンホールの蓋によくついている「灯台の地図記号」に似た星マークは「紋章」だそうです。
僕は逆だと思っていました。)他にも鹿児島県などが2つのマークを持っています。
ただし東京都ではシンボルマークと書かれたイチョウが都章なのに対して、
鹿児島県ではシンボルマークの方が副章になっています。このように言葉の扱いが曖昧なため、
一覧表1または、
一覧表2(←おすすめ!各都道府県Topへのリンク付き)で
正しい県章を確認しておいた方が勘違いしないで済みます。
さて、「市章」に話を戻します。
大前提として、市章はユニークでなければなりません。
ユニークとは「変わっている(←これは間違った意訳です)」という意味ではなく、
「唯一無二」という意味です。つまり、(市章に限らず様々な)既にあるマークと似ていては登録できません。
つまり新しく作るところほど損だということが類推できます。
3000を越す市町村があって市だけでも600以上(平成12年7月現在:
栃木県公式HP参照感謝)、
それぞれにシンボルマークがあるとすると、ユニークなデザインにすることがいかに難しいか…。
最近(現在2002年)合併した
西東京市や
さいたま市、また、市章を新しくした
あきる野市、
勝山市(勝山市のWEBサイトには市章のいわれが
あるのかないのか不明なため福井県情報リンクの方がお奨め。)といった
各市町村のデザインを見るとわかります。
西東京市 | さいたま市 | あきる野市 | 勝山市 |
---|---|---|---|
このように 現在の傾向は、シンメトリーを避け、水滴のような曲線で構成されたデザインになってきています。 とりあえず今までにないデザインにすれば、当然意匠登録で却下されることは避けられます。しかし 「市章」なのか「国体かなんかのマーク」なのかぱっと見てわからないようなのも困りますが。やりすぎに注意ですね。
Home Page | BackUp Home Page | INDEX | リンク元へ | 次のページへ |