令和6年-第8号(246号)
坂下十王堂のお祭りが、今年は都合により8月になり、境内で盛大に催しものが
されました。
朝日歌壇 馬場あき子先生選(令和6年8月4日朝刊)
首里城の再建中のおみやげは墨のしるしのある鉋屑 末光愛正
神奈川県 新美まさじ
餅花の寄り添ふ大黒柱かな
粗塩を目線より振る寒の鰤
鮟鱇のパックに鎮座肝すこし
春雪の風巻を行けり歯科医院
有線で繰り返し告ぐ野焼かな
庭持たぬ身となりて尚植木市
蒲公英の丘の先なる灯台へ
湖に行き交ふボート春休み
(令和6年)