■ 6月8日
 モテル周辺と浜辺の散策,荷物が届き,早速 車でNew LondonからKensingtonへドライブ

pe_010.jpg モテル
 

pe_011.jpg モテル内部の厨房施設
 

pe_012.jpg ハイウェイ6号線沿いに立つ看板
当地が国の歴史的地点と書いてある

pe_013.jpg 散策した茶色の海岸の二女
小半時寝転がって空を眺めた

pe_014.jpg 砂上に小石を並べたラブレター?
 

pe_015.jpg 近くのスーパー
“Cavendish Tourist Mart”

pe_016.jpg 娘たちが気に入ったNew Londonの
20号線沿いの入江

pe_017.jpg 入江と赤い耕地と漁村の三点セット
“Hostetter's Viewscape”

pe_018.jpg ケンジントン駅舎跡
 

pe_019.jpg 保存されている蒸気機関車
 

pe_020.jpg 海鮮料理の店
“Carr's Oyster Bar”

pe_021.jpg カキ料理
 

 昨夜は暗くてよくみえなかったが,モーテル全体はくの字形の1階建て建物と管理事務所を含む2階建ての建物(こちらは各部屋も大きい)からなる。 中庭は芝生の広場(バレーボールのネットが張ってある)とプール(目下High seasonに備えて整備中)がある。
 昨夜は各部屋の前に車が駐車していたが,我々の遅い起床時間の頃には殆どみな出発済であった。
 娘たちの準備してくれた簡単な朝食兼昼食のあと,まずは周辺の散歩から。 モーテルは南北方向に延びる13号線沿いにあり,道路を挟んで西側には市民共同墓地がある。 あとで気づいたが,ここにモンゴメリさんと夫の眠る墓がある。 モーテルの隣はガソリンスタンド,ここで東西に走る6号線と13号線が交差する。 交差点近くに,モンゴメリさんの祖父(農場主で地方の郵便局を営んでいた)の家を再現した住宅兼郵便局があり,実際に冬季以外はGreen Gables Post Officeとして現役である。 交差点の南角にはCavendish合同教会。 そこから6号線沿いに東に向かって歩く。 すぐに大きな看板がある。 “The Site of the Cavendish Home of Lucy Maud Montgomery author of Anne of Green Gables NATIONAL HISTORIC SITE” と書かれている。 その南側遠くにbook storeがあるとも書かれている。 そこは後日反対側から歩いて行ってみた。

 しばらくのんびりと歩くとコインランドリーを併設する商店がある。 立ち寄ってみると土産物売り場である。 このあたりから北側の海岸へ出てみる。 建築中のコテージを2軒見かける。 “MONTGOMERY CAVENDISH COTTAGE”という建物群も見かける。 持ち主のおじさんが芝刈りトラクターで芝刈りの最中。 夏のHigh season前の準備であろう。 気温は20度以下なので少し涼しい。 二女はこちらへ来るときはダウンジャケットを持参したほうがよいと言っていたが,確かに朝夕は必要な時間帯もある。 しかし現地の人は慣れているせいか,中にはTシャツの人もいる。 この海岸にも幼児を連れた夫婦などが来ていたが,何と子供は水着で水際を走り回っている。 砂浜の岩に座り込み黙って青い空と白波の立つ海と茶色の崖などを眺め,しばし現世を忘れる時間を過ごす。

 この後モテル戻ると私のスーツケースが無傷のまま送り届けられていた。 中にカードが1枚,あなたのカバンは抜き取り検査の対象になった云々と書いてある。

 長女の運転する車で,6号線を西へ向かう。 Cavendish Tourist Martという割と大きなスーパーがある。 ここでどんな品物があるかを十分に点検し,少し買い物をする。 例によって“How are you.”の挨拶。 うっかり“I'm fine.”と答えそうになる。 お土産は後日ここで買うことに決める。 さらに少し走ると,Cavendish Boardwalkという大きな看板が目立つ,木造の建物に多くのショップが入っている観光地の商店らしい建物を見つけて入ってみる。 まだ営業を開始していない店もあるが,ケーキとチョコレートを売る店で買い物をし,気になっていた店の中庭に立つ赤い葉のかえでの木の名前を尋ねる。 ”It's a Red Maple<赤かえで>,I think so”と教えてくれた。 我々の泊るモテルの庭にも同じ木がある。

 6号線からNew Londonを過ぎて海岸沿いの20号線に入り,French Piverへ至る。 長女がNew London湾沿いの景色に魅せられて停車し散策。 可愛いいルピナスが海辺に自生する。 近くの家で野鳥を観察していたらしい人がこちらに「向こうの樹の上に鷹がいる」(二女の翻訳)と大声で教えてくれる。 さらに少し車を進めた地点に内海と漁村と耕地の三点セットが人気の景勝スポットがある。 あまり人々が車を止めて見物するので,土地の持ち主が駐車場を寄付したというHostetter’s Viewscapeである。 但し娘たちはそこよりも先ほどの場所のほうがきれいだとの意見。
 近くにTryon 灯台という景勝地があるが,それは後回しにして,島中央部の西寄りの町,Kensingtonへ向かう。 ここには昔の鉄道の駅舎跡が観光用に保存されている。 町の四つ辻に位置するその場所を苦労して見つける。 駅舎とレールと大型の電気機関車が保存されている。 夕暮れになり,肌寒い。 今日の見物はこれまでにし,Stanley Bridgeまで戻り,Carr’s Oyster Barという貝料理の専門店で夕食にする。




TOPへ戻る 
目次へ戻る 
翌日へ      
表紙へ戻る 
一つ前のステップに戻る