緑の地球ネットワーク
春季ワーキングツアー(山西省大同市)
<2006.03.25〜04.01>

 


2006.03.25(土) ―晴―    陰暦:02/26

  いよいよ一週間の“GEN緑の地球ネットワーク”中国植樹ワーキングツアーへ出発。  ザックと次女から借りた,ハンドルと車輪のついた旅行カバンを持って歩いて最寄の名鉄梅坪駅へ。 早朝6:16の電車で名古屋へ。  近鉄7:30のアーバンライナー(特急電車)で難波へ,そこから南海電車の急行に乗車,泉佐野で乗り換え関空へ到着。   国際線のFコーナーが待ち合わせ場所。  12:00が集合時間であるが,11時20分頃着いた。  まず参加メンバーの一人で先日の事前説明会でお目にかかった覚えのある神戸市のS・Fさんに気づき挨拶する。
  今回の参加メンバーは総員28名で男性17名,女性11名(大部分は若い女性である)である。  但し事務局長の高見邦雄さん(既に先発していて現地の大同市で合流)と事務局のT・Hさん(女性―日本からの引率者)と同じく事務局のN・Iさん(既に現地の日常業務も担当するため先発していて現地の大同市で合流)の主催者側三人を除くと25名。  既に現地の山に入ってバードウォッチングをしているという東京のK・Iさん(高見さんの学友にして中国語の先生で熟練のリピーター)と北京師範大学留学中で北京で合流する女性のC・Sさんを除くと23名である。  そのうち関空集合組は16人。  搭乗券の購入と荷物預託の時に全員のパスポートを一手に預かってまとめて手続きしてくださったのが,後から考えると今回が8回目というリピーターで“鉄人”ことT・Iさん(私と同郷の最年長者,岡山県は奥津町の出身。 アフリカ旅行にもよくお出かけになるとのこと)である。

  中国国際航空CA928便で約3時間半で北京国際空港へ到着,ここで成田集合組を待つ。  中国での同行通訳崔文(Cuiwen) さんが空港で合流する。  彼女は北京在住で総工会(労働組合連合会)の国際部勤務の方で長らくこのツアーの通訳もやってこられた方である。  日本からの出張してくる労組関連者との付き合いが長い。  後で彼女に聞いたら,北京第二外語学院(通称“二外”(Erwai))の日本語科の卒業生である。   私が週一回通う中国語教室の“二外”出身のX・Y老師よりは年輩のようである。  崔文さんは一年ぶりの当ツアー通訳とのこと,最近は訪中する労組が減ったため日本語通訳としての出番が減っているそうである。   元への両替の手間を省くため,崔文さんが一人当り五千円相当の人民元を用意してきて戴いているとのことだったので,私も恩恵に与かることにする。
  空港から高速道路で市内へ移動し,北京西駅に近い白雲祥湘菜酒樓で遅い夕食を取る。  食卓に並ぶビールは燕京[口卑]酒。  春秋戦国時代,この北京辺りには燕国がありその都が“薊(Ji)”(今の北京の古名)である。  金・南宋時代には燕京析津府とか中都大興府とか呼ばれていたと「中国歴史地図集」に書いてある。

  23:29大同行きの列車(二等寝台<硬臥>)で北京西駅<北京西站>を出発。  列車はしょっちゅう停車しては時間調整をしながら翌朝07: 00頃大同駅<大同站>に到着。  車窓から緑の少ない黄土高原の冬景色を眺めながら6年ぶりの中国の田舎の風景に懐かしさを覚える。

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