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九州一周車泊の旅 3




8日目  5月15日(日)

なんと朝4時に出発、日の出前に行かねばっと。携帯の目覚ましに起こされて。
昨夜は夜神楽で今朝はまた何としたことか、ですね。
国見ケ丘の朝日を見ようと蹴しかけられて、知らぬ間に実権を握られていたのです。
ここは素直に従って、ガイドブックがいけないんだっと解釈。
早起きは他にもいました。すでに何人かいたのです。高そうなカメラを抱えた人たちです。

この国見というのはあの高校サッカーの国見のようですね。国見ケ丘の朝日を見てから
顔を洗って出発だ。





今度は阿蘇を目指して、カーナビの目的地は周辺の観光地で探したりで、ここでは草千里を入力。
阿蘇山のロープウェイに乗って、噴火口まで行ってきた。
そこから草千里のほうに行ったら、ヘリコプターで火口の上から見れると言うので、少し待って乗ってみた。
前後に2人ずつで客は3人乗れるだけ。他所の奥さんが一人加わって機上の人となる。
面白かったけど怖かった。

後から知ったことだけど、この次の日には噴火口には立ち入り禁止になったという。
ちょっとの差で阿蘇の噴火口が見れて運が良かった。
このときも着いてしばらくたってからもくもくと噴煙が上がって来たなあと思いました。
真ん中の写真の煙の真ん中が黄色になっていますが始めは白い薄い煙だったのです。
煙がすごく上がって来たねえなどと話したいたのです。

「薫風の阿蘇の真中に汝と吾と   伊々山」





ヘリコプタ―から







その後は岡城跡に行く。
滝廉太郎の「荒城の月」のイメージそのままの城だ。
像は滝廉太郎






そして臼杵石仏(写真)



 「しぐるるや石を刻んで仏となす  山頭火」






今日はここまでで、お風呂付の道の駅に高速道でICを二つ南下したら、
なんと「料金は0円です」と表示も音声も、此処は無料なんだと認識した。




9日目  5月16日(月)

昨日来た道を北上して別府温泉の地獄めぐりである。
左が坊主地獄、右が海地獄




左が血の池地獄、右が竜巻地獄


別府をあとにして杵築市(きつき)に、杵築城を目当てに行ったが外観だけ見て入城はしなかった。
ここに結界石なるものがあって「葷酒禁門内」とあった。
酔っ払いは入ってはいけないのかということかなとその時は思った。
修行僧を乱れさせないため臭い韮などの食べ物や酒を持ち込むなということらしい。

「葉桜や結界につき酒気厳禁   伊々山」




そしてぶらぶらと城下町散策だ。
ガイドブックの写真とおなじところ(下の右)を探して最後に見つけた。
町の新しいところは白壁仕立てのきれいな街並みである。






初めの計画では帰りは大分からフェリーで神戸へ行く予定だったが、
耶馬渓と寄らずにきた大宰府にあと1日延ばして行くことにした。
高速道に乗り玖珠で下りてそこの道の駅で泊る。



10日目  5月17日(火)

朝起きて耶馬渓の羅漢寺に向かう。
最初に目にしたのが一眼八景(下右)という岩が突出した山である。
羅漢寺にも同じような岩山があった。(下右)



羅漢寺に着いたけど朝8時ごろでまだリフトが動いていなかった。
土産物屋の人が8時30分ごろから動くとけど、歩いて上ったほうが見所が多いという。
昔はみんな歩いたのだというのである。
というのでゆっくり歩いてのぼる。

五百羅漢の入っている「無漏窟」。






五百羅漢像

「洞窟の五百羅漢に新樹光   伊々山」





山の崖を削って掘ったのか、
そこに五百羅漢があったり寺の本堂があるのだ。

「老鶯の下から聞こゆ羅漢寺   伊々山」








ここから青の洞門に向かう。
そこを車で通り過ぎたらオランダ橋という橋に出会った

「風薫る歴史を語るオランダ橋   伊々山」





青の洞門
写真は現在車が走っているところ。
手彫りの跡も今も残っている。




水面の上に目のように見える穴が上の写真の道です。


この後ここでだんご汁定食を食べる。
味噌汁仕立ての小麦粉を練っただんごが入っていた。
素朴なようなおいしさがあった。

「だんご汁母の味する初夏の旅  伊々山」

沿道から。



そしてて大宰府天満宮
宝物殿の中に入ってみた絵巻が良かった。





此処を最後に高速道路に午後3時ごろにのって帰路に着く。
ここから約900Kmの道のりである。
カーナビでは時速80kmの計算で11時間後には帰着予定とでている。
途中仮眠や休憩をとりながら行く。

山口県のサービスエリアで撮った、これが最後の写真。



家に付く前に冷蔵庫に食べ物が何もないからとスパーに寄って買い物
をして家に着いたのは

11日目  5月18日(水) 

午後3時我が家に到着。

ながながとご覧いただき有難うございました。

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