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九州一周車泊の旅 2




6日目  5月13日(金)

台風のため天候のの回復を待ってこの薩摩半島に3泊を過ごしてしまった。
桜島が見れないかもしれないが、午後から天候が回復すると言うので桜島フェリーに乗るべく出発する。
鹿児島の城山に上って桜島を見ることにした。



鹿児島からフェリーで桜島に渡り、湯の平展望台いく。





林芙美子が幼少の頃ここで過ごしたという文学碑と像。
小説本は昔むかしに読んだけど社会人になってから本は全然読んでいない。
林芙美子の放浪記も内容も全然覚えてないけど、
放浪癖だけは今なお残っているのかな〜。



黒神埋没鳥居




桜島から宮崎日南海岸に向かう予定のコースをちょっと大回りして
都井岬に向かうことにした。
料金所があって有料道路料金ではなくて馬の管理費の協力金とのことだった。
道端には馬の糞があり馬がいるので余り走らないように注意していく。

「草青む野生馬空と地の境  伊々山」






都井岬の馬とも別れて日南海岸の風景だ。




海岸線を北上して鵜戸神宮にようやく到着。
晩の4時を少し回っていた。
神社が見えて来たと思ったらその先の海岸に下りて行く。
洞窟の中にも神社がありこっちが奥の院みたいなものだろね。
巨岩、奇岩が立ち並び「運玉」を投げて下の岩の水溜りに入れれば幸運がやって
来ると言うこと。
運が悪いと思ってないのと、幸運はいらない今のままでいいからと
投げなかった。入れる自信もないし〜。

縄で囲った穴に運玉を投げ入れる。





今日はこの近くの道の駅で車泊。




7日目  5月14日(土)


朝の目覚めの、道の駅からの眺めだ




青島に着いたのは
朝早かったので人がいない、ちょっと散策して高千穂に向かう。




途中の道の駅のすぐそばに温泉があったので入って行く。
朝だったのでがらすきだ。
男湯の露天風呂からの眺めは、眼下に日向灘が見えた。(下の写真)
長く湯につかっているとあとの運転がだるくなってしまうので早めにきりあげる。

この日帰り温泉も行く場所に寄ってにシステムがさまざまだ。
料金も300円から1000円と差がある。いちばん多いのが500円だ。
洗剤が置いてあるところと自分で持って行くところ。洗剤が無いところは入浴料300円のところ。
300円でも置いてあるところもある。

料金はだいたい販売機が多い。受付で払うところもある。
受付が何もしないところと、受付で下足の鍵や風呂場のロッカー鍵を管理しているところがある。

ロッカーのカギは大抵100円入れて鍵をして鍵を外すと100円戻って来るところが多い。
この100円の投入口にガムテープで塞いであるところが、ここだったがこれは初めてだった。
これでは鍵だけのロッカーとおなじだ。
鍵だけだと鍵を持って帰られる恐れがあるからだろうか。

先日の温泉では洗い桶と腰掛がないので、捜したら入口に積んであり、使う人が蛇口のあるところに
持っていき終わったら片付ける、システムだった。洗剤も置いてなくて個人の持ち込みである。

湯船につかっていたら大声で怒鳴っていた人がいた。
風呂場の反響音でその時は何を言っているのか解らなかった。

その後湯船から出て見ると、私の用意したところに伯父さんが座っていた。
目の前には私の持ってきた洗剤が置いてあるのだが、この人が怒鳴った人の席に座っていたのだとすぐ解った。
私は洗剤を持って引き上げたけど、多分その伯父さんは怒鳴られても何のことか解らないので私の席に座ったのだろう。

「初夏の旅日向灘見ゆ湯船かな   伊々山」



高千穂峡に行くまでに結構時間がかかった。到着後駐車場案内の人の誘導で
一方通行の狭い道を下っていくが土曜日とあってすでに満車になっていた。
そして上の駐車場に行けとのことで、とおい無料の所に停めた。歩く距離が結構あった。

左の写真は下から古い順に3つのアーチ橋がかかっている。



ボートに載りたいというので行ったら1時間待ちといい番号札を渡された。
連休の時は5時間待ちでお昼には予約を打ち切ったと言っていた。
下はボートから



道の駅からすぐ近くにあるので、
夜は高千穂神社の夜神楽(写真)を見にいく(8時〜9時)。大勢の人が来ていた。
畳敷きの神楽殿に300人以上は入っていたのではないかと思う。面白かった。
太鼓と笛は昔からのものだから単調であるが楽しいリズムだ。
単調なだけに奏者は大変かもしれない。
最後は男女が一緒に絡むのは舞いというより「お笑い」である。
客席にまで出て来てたいそう面白かった。





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