竿の修繕            落とし込み風流し釣り   竿先ライトの修繕
 チヌ竿等の穂先の細い竿では、大物を数多く釣り揚げているとどうしても穂先は劣化しやがて折れてしまいます。規定以上の錘を付けて遠投したり竿先ライトに道糸が絡んだりしても折れてしまいます。又、錘を付けたまま竿を持ち歩いたり竿先カバーを架けずに保管したりしても穂先折損は起こります。つまり穂先折損は何時でも起こり得る事です。しかしだからといって釣行時に予備の竿を何時も持参するのは大変な事になります。そこで折損時には現地で竿を簡単な方法で修繕してしまう事をお薦め致します。写真右上の小道具をタックルボックスに入れて置くだけで万が一に備える事が出来ます。
 穂先が折れたなら、いちいち悔やむ事無く素早く
道糸を切り仕掛けを外します。トップガイドはライターで炙れば外れます。2〜3秒も炙ればトップガイドが弾丸の様に勢い良く飛び出しますから前方に人が居ない事を確かめてから行います。
 各ガイドが均等に収まるか点検し、不要なガイドは取り除きます。ついでに2番ガイドと3番ガイドの間に発光ダイオード用リチューム電池ホルダーを入れて置きます。これはプラスチック製のガイドの一部に溝を入れた物です。トップガイドの適当なサイズの買い置きが無い場合はナイフで穂先を削り合わせます。最後に瞬間接着剤でトップガイドを固定すれば修繕は完了です。シモリペット、クッションゴム、ヨリモドシの順に糸を通せば浜名湖万能仕掛けの完成です。これだけ簡素な仕掛けだとオマツリしても大丈夫、簡単に外せます。
竿先ライトを付け戦線復帰です。

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