竿先ライトの修繕        爆釣!セイゴ  竿の修繕   
 竿先ライトは最近の釣りには無くてはならないものとなってきました。発光ダイオードとリチューム電池を組み合わせた竿先ライトは、化学的に発光させるタイプのものに比べて経済的であり環境にも優しいことから使用者が増えてきています。特に5年程前から高輝度ダイオードを利用する様になって爆発的人気となりました。指の骨が透けて見える程強力な光は、夜間50m遠方からでもはっきりと見えます。又、色が3色・約20時間の電池寿命等、釣師の誰もが喜ぶ優れ物です。しかし、1シーズン使用すると発光ダイオードの足は錆びてぼろぼろになってしまい、通電状態が悪くなって使い物にならなくなってしまいます。フィルムケースに乾燥剤を入れて保管しても1年〜2年位で使用限度がきてしまいます。”自然と向き合う釣師”としては、古くなったからといってそう簡単に釣り道具を捨てる訳にはいきません。ゴミを増やさず使える物はどこまでも再利用をするのが本来の正しい姿です。

    

 電子パーツ専門店で好みの発光ダイオードを購入します。種類は数多く市販されていますが、高輝度のものは2倍以上の値段がしてリチウム電池の消耗も激しいので良し悪しです。まず片側の足を4回折り曲げます。指だけでも簡単に出来ますが作業用ピンセットを用いれば折り曲げ位置が揃います。次に古い竿先ライトから取り外した4mmのチューブを折り曲げた足に填め、その上から6mmのチューブを被せます。そして長い足を折り曲げ、発光ダイオードとチューブを瞬間接着剤で固定すれば修繕は完了です。

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