この部屋は、中村個人の独り言を綴るコーナーです。演劇に関わって二十年以上が経ってしまいました。そんな演劇生活を振り返りながら、日記風に私見を書いてみます。少し、暗いかも知れません。演劇を純粋に楽しみたい若い方は、掲示板や劇団員の横顔の方をごらん下さい。このコーナーは若い人の交流にちょっと…という人に読んでいただければと思います。
劇団RINは、創立37年。昭和の劇団だ。今の若い人から見れば、古いかもしれない。いや、古い。
でも、昭和の劇団にも良い所はあると思う。セリフを大事にする、リアリズムを大事にする、何より、お客さんにとっていい芝居を……である。
それでいいんじゃないだろうか? 心に嘘はつけない。
ただ今、秋の公演の台本を書いています。悩みの種は、入って来た人がなかなか定着しないということ。若い人の心を掴むものが、劇団にないのかもしれないし、若い人に昭和のやり方は無理なのかもしれない。
まぁ、ぼやいていても仕方ないので、前向きに頑張ります。
おかげ様で、公演、無事に好評のうちに終わりました。稽古の日程調整など大変なことも多かったですが、観客に喜んでもらえたことで、苦労は吹っ飛びました。
忙しい中、公演に参加してくれた南美さんには、感謝の気持ちでいっぱいです。しばらくはのんびりして、次回に向けて頑張ります。
いよいよ、公演が明日になりました。いろいろあったけど、みんな頑張って来ました。
ぜひ、ご観劇ください!
久し振りに、ホームページ見て入団希望の人が現れた。明日、来る予定です。
ところで、今、少しずつ稽古場の整理を行っています。何せ、物が溢れていましたから。それで、この場を借りて、元劇団員にお知らせ。稽古場に残したものがあれば取りに来てください。刀なんかも。必要ないと思った物は捨てますので、よろしく。
いつの間にか、4月になってしまいました。まぁ、最終配役が決まったのが3月終わりだったから、ホームページの更新が遅くなったのも仕方ないかな…
まぁ、何とか公演が出来る体制が整いました。綱渡り…なのはいつものこと。劇団ってそういうものだと思います。せっかく入ってくれそうな人が参加初日に階段で転んで骨折してしまいましたし…でも、それも運。ともかく、いい公演を目指して頑張ります!
劇団をやっていると、たいして努力していないのに劇団員が増えたり、いいことがあったりする。しかし、流れの悪い時は、どんなに努力しても全然いい方向に向かわないことがある。
きっと、人生も同じだろう。結局は、悪い流れの時にどれだけ我慢して、努力を続けることが出来るかだ。
今は、劇団の流れは決して良くはないが、そこでどれだけ踏ん張れるかで、この先が決まる気がする。
まだ配役が確定していませんが、昨日、裏方志望の女性とその旦那さんが来てくれて、一緒に基礎練習や本読みを行いました。
まだ劇団に入ってくれるかは分かりませんが、少しいい風が吹いてきたような気がします。
引き続き、頑張ります。
5日に、台本が完成しました。書いた私が言うのも何ですが、泣ける良い作品です。
ただ、配役がすべて確定している訳ではありません。新しい人が入ってくれるといいんですが、男でも女でも。
とりあえず、やれる所から頑張ります。いろんな困難を乗り越えて、芝居ですし、劇団です。
昨年の11月の公演が終わり、ひと時の休息の後、今、春の公演の台本を書いています。
裏方志望の人が現れたりと良いこともありますが、結婚等で春の公演に出れない劇団員も出て、あいかわらず、際どい自転車操業のような日々です。
まぁ、劇団を長くやっているので慣れっこの部分はありますが、年は毎年取っていく訳で、エネルギー不足にならないように気をつけています。とりあえず、この難局を乗り切り、台本を仕上げます。
新しい人、入って来てくれるといいんですが。
公演が無事終了しました。セリフ忘れなど、お見苦しい所もありましたが、それが今の劇団RINの現状なので、許してください。年寄りが多い為、セリフ覚えは大変なのです。
とはいえ、甘えていられないので、次回は今回のようなことのないよう、頑張ります!
いやー、いつの間にか、公演20日前になってしまいました。コロナ騒動は少し収まりましたが、台風被害があったりとバタバタしていたら…。
まぁ、芝居っていつもこんな感じだし、良い事も悪い事も起こる。それを乗り越えてやるから芝居は楽しいっていうか、奥が深い。新しい人は入って来なかったけど、前のメンバーが二人戻って来てくれて、RINらしい雰囲気で稽古出来ています。ちょっと緊張感が足りないけどね。
ただ、経験者ばかりだから最後の詰めは何とか上手くいくでしょう。皆さんに楽しんでもらえるように頑張ります。
瀧浪さんに続き、望月さんも戻って来てくれました。幸い、もしかしてと望月さんの役作っておいたので、台本上も、厚みが増しました。
ありがたいことですが、コロナの影響はまだ続いています。油断しないように、頑張っていこうと思っています。
観客の皆さんも、秋の公演、楽しみにしていてください。
お久し振りです。公演が終わり、しばしの休憩と台本作りしていました。
コロナも第7波に入りましたが、思い起こせばこの3年、本当に大変でした。RINは、病院で働いている人や介護施設で働いている人が多く、職場先の圧力等で劇団活動が出来なくなった人が何人も出ました。
正直、劇団員が少なくなり公演をするのにもギリギリで、他の力を借りないと出来ない状態です。けど、最善を尽くす…が、RINのモットー。幸い、元劇団員の瀧浪さんが復帰するなど、ありがたいニュースもあります。
ようやく台本も完成したので、秋の公演に向け、頑張ります。
観劇ありがとうございました。無事に公演を終了することが出来ました。。
いろいろ大変な公演でしたが、障害のあるグループ『RESONA』のメンバーが喜んでくれたことが一番嬉しかったです。公演後のあの笑顔は、一生忘れないでしょう。
少し休んだら、また頑張ります!
外から見ていると分からないことですが、1公演する間にはいろんなゴタゴタがあり、それを乗り越えて公演成功となります。今までもそうでしたし、今回も同じです。
プロでないアマチュア劇団は、劇団員の意欲、劇団員の総意で動いています。会社のように給料貰っているから我慢…というような要素はありません。むしろ団費を払って活動している訳で、モチベーションは芝居が好き、観客を楽しませたいという気持ちだけです。
そうした気持ちを上手くつなぎ、お客さんに観てもらえるレベルに上げていくことが演出・代表の役目であり、その方法に楽な方法はありません。いつも手探りですし、カリスマ性なんてものはほんの一時しか役に立ちません。
この言い方はネガティブに聞こえるかもしれませんが、そういうことではなく、だからこそ、公演成功した時の喜びが大きいんです。
良い公演にする為、もうひと頑張りします!
公演まで一ヶ月になりました。みんなはそれなりに頑張っていますが、ふと思うことは、昔に比べたら、稽古時間が短くなったということです。
劇団員も高齢化して来て、がむしゃらに頑張る年ではなくなったということもありますが、若い人も稽古頑張るには厳しい社会状況にあるってことが見えてきました。アマチュアの宿命なのかもしれない。劇団は社会を写す鏡…ですから。
それでも、公演を楽しみにしてくれる人達の為にも、もうひと頑張りです。今回はいろんな人が参加するので、楽しみにしていてください。
先週、せっかく新人が稽古に来てくれましたが、獲得に失敗してしまいました。最善を尽くして接したつもりでしたが、新人が魅力を感じるほどではなかったということなのでしょう。
ただ、幸い、休団していた海野さんが戻って来てくれました。僕達としては心強い限りです。
いいことばかりではないですが、悪いことばかりでもないということです。これからも、いい舞台を作る為に、三歩進んで二歩下がる…で、頑張ります。
ダンス曲も出来上がり、障害のある方達の歌練習も始まりました。稽古も順調とまではいきませんが、それなりに進んでいます。
ただ、残念なことに期待していた新人の入団はご破算になりました。僕達なりに若い人に寄り添う姿勢は見せて来たつもりでしたが、まだまだ努力が足りなかったようです。そう簡単にはいかない若い人との融合ですが、失敗を教訓にまた頑張りたいと思っています。
考えてみれば、秋の公演が終わった後、劇団員の呼びかけで会ってくれた、障害のある人達にダンスを教える人が一緒に舞台に立ってくれることになったり、芝居の経験がないのにこころよく参加してくれる人がいたり、ホームページを見て入団を希望してくれる人が現れたり、幸運が続いています。
けど、劇団は高齢者が多く、若い人が稽古に馴染んでくれるか心配な部分が多いし、高齢者のテンポは遅く、新しく参加してくれた人が戸惑うこともあります。また、早めに芝居を分かって欲しいと僕が焦って指導して戸惑わせたりと、課題は多いです。昔のように勢いで進むことが難しい年齢の僕達が、若い人達とどう上手くやっていくか、日々手探りです。でも、この幸運をいい方に向けていく努力は惜しみません。
少しずつ、稽古が進んでいます。ただ、昔と違い、新しい仲間の指導は難しい部分はあります。熱を入れて指導すると、押し付けになってしまいますし、心地よい稽古のあり方がなかなか掴めません。
自分を顧みて、つくづく昭和の遺物と思うこともあります。芝居は生き物ですから、昔と同じやり方では通用しません。こうした試行錯誤がずっと続くんだろうなと思う今日この頃です。
先週の日曜日、春の公演の台本を渡し、初読みを行いました。新しいメンバーも加わり、いい形のスタートになりました。
何か、久し振りにいい形になっていきそうな予感がします。障害者のダンスを教えている帯金さんという人も、明るくて、とてもいい人です。あらためて、今回、障害者のダンスを入れて良かったと思います。
RINは今までもいろんな集団とコラボして来ましたが、必ずしも成功ばかりではありません。異分野とのコラボはそれほど簡単なことではないからです。でも、今回はいい形になりそうです。頑張ります!
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。年末から年始にかけて、春の公演に向けた体制作りに明け暮れていましたが、ようやく体制が固まりました。作品も『青春は終わらないと題し書き始めています。
今後とも、劇団RINをよろしくお願いいたします。
ホームページの更新が遅くなって申し訳ありません。公演も何とか無事に終わりましたが、ラジオドラマの制作など、矢継ぎ早に忙しい日々が続き、今日になりました。26日夜10時から、10分ラジオドラマ『モテない男』がエフエム静岡で放送されます。良かったら、聴いてください。
今年、春秋と例年通り公演が行えて、あらためて観客の皆様に感謝です。
これからも頑張りますので、今後ともよろしくお願いいたします。
ようやく、稽古が軌道に乗ってきました。
劇団35年、山あり谷ありの日々で、劇団員が2人しかいなかった時もあれば、30人近くいた時もあるけど、こうして長く続けて来られたのはもちろん運が良かったからですが、努力はして来たと思います。努力が報われた時もあれば、報われない時もありましたが、やはり、努力し続けることが今につながっていると思います。
しかし、それはこちらの事情。観に来てくれるお客さんにつまらなかったと言われたくないので、最後まで頑張ります。
ダンスメンバーも含め、全員が稽古参加となりました。緊急事態宣言も終わり、そろそろ本格的に活動再開の時期です。
少しずつですが、いい方向に向かっている気がします。メンバーもほんの少しですが、増えました。演技レベルを上げることが、まず大事ですが、人がいるいないは、やはり大きいと思います。
頑張っていきます!
劇団発足当時は、新聞に劇団員募集の広告を載せれば、50近くの応募があった。しかし、新聞に載せても反響がない時代が続き、アルバイト情報誌に募集を載せたり、ネットやホームページで情報発信する時代になり、今、どのようなツールが届くのか、分からない時代に入った。
それでも、突破口を探しながら、明日に繋げたいと思っている。
秋の公演の台本が完成し、昨日、初読みを行いました。
コロナが県内でも急速拡大し、稽古を中止したりしましたが、ようやく再始動です。多分、9月半ばにはコロナも少し落ち着くと思います。東京も減って来ていますし。
新しいメンバーを加え、いい芝居に出来るように頑張ります!
私事ですが、ワクチン接種1回目をやってきました。秋にはおおかたの人がワクチン接種を終え、通常に近い状態に戻るのではと期待しています。
秋の公演の台本を考えながら日々を過ごしています。しかし、若い人が増えないと台本を書くにも制約が多くて、なかなか難しいのが現実です。少しずつでも良い方向に向かってくれると嬉しいのですが…
20日に反省会を行い、今日から通常稽古です。公演を観て入団したいという女性が現れ、今日から一緒に基礎練習をします。
また、15年以上前の元劇団員が、秋の公演に参加してくれることになりました。嬉しいことです。
悪いこともありましたが、少しずつ良いことも起きて来ました。この出会いを大切に秋の公演に向けて、頑張っていきたいと思います。
おかげさまで、公演、無事に終わりました。本当に感謝です。
出演者に感染者が1人でも出たら、公演出来なかった訳で、注意していたとはいえ、薄氷を踏む思いでやりました。
今は、何より無事に公演が出来たことを喜び、しばらくゆっくりします。
いよいよ、今日、最後の稽古をして明後日、本番です。コロナの中、事態が悪化することもなく、出演者に感染者が出ることもなく、無事、公演が迎えられそうです。
一生懸命頑張りますので、ぜひ、ご来場ください!
公演まで1週間となりました。昨日、最後の通し稽古も、リハーサルを行い、何とか目途が立ちました。皆さんの楽しんでもらえるよう頑張りますので、ぜひ、6月6日、市民文化会館中ホールにお越しください。開場が午後5時半です。
お待ちしています。
公演まで1ヶ月を切りました。配役も最終的に決まり、稽古も熱を帯びて来ています。先日は久し振りの10人揃っての稽古で、静芸の中川さんも楽しいねと言ってくれました。
コロナ渦で大変な時期、新しい人の加入も難しい状況ですが、こうして稽古出来るのは、幸せと思います。
ゴールデンウイークに入りました。静芸での稽古もRINでの稽古も順調に進んでいます。
道具作りも始まり、公演まであと1ヶ月ちょっと、各人、セリフを覚えての稽古になっています。年寄りが多い分、瞬発力に欠けますが、経験を生かして、いい舞台にしたいと思います。
新しく松田さんという方が、公演に参加してくれることになり、配役的には問題がなくなりました。
会場的にも問題はなく、あとは、出演者にコロナ感染者が出ないことを祈るばかりです。
稽古も、だんだん熱が入って来ました。土曜日、静芸稽古場で。日曜日、RIN稽古場でやっています。
おかげさまで、静芸との関係は良好で、お互い、協力し合って、良い稽古が出来ています。
今週末には、チラシも郵送されて来ますので、更に気合いが入ると思います。
公演まで、2ヶ月となりました。静芸の若い人達との稽古もスタートし、まぁ、良い感じで稽古しています。新しい人も加わりそうで、少しずつ前が見えて来ました。
ただ、コロナが第4波に入りそうで、ワクチン接種が始まったとはいえ、予断を許さない状況は続きます。一番の心配は、コロナで人間関係が崩れていくことです。皆さんが、コロナ鬱にならないように、心からお祈りいたします。
新しく参加してくれる役者が1人決まり、徐々にではありますが、先が見えて来ました。秋のことを考えると、もっと頑張らなければいけないけど、一歩進むと、次の一歩は、意外と早い気がします。
今のコロナ渦の中、芝居をやってみたいという人は、そう簡単に現れないけど、粘り強く前に進んでいきたいと思っています。
まだ、具体的には何も決まっていませんが、少しずつ明るい兆しが見えてきました。浮き沈みの多い劇団という世界ですが、明けぬ夜はないという感じがなんとなく、実感出来て来ました。
これからも、劇団RINをよろしく。
昨日、静芸の人達との台本初読みを終え、春の公演に向けて、スタートしました。とりあえず、静芸の人達にも台本喜ばれて、一安心です。
RINは、常時、新人を募集していますが、それは何も劇団を大きくする為ではなく、劇団の男女比率、年齢層の均等を考えてのことです。長年の経験から、平均、1公演に1人、劇団員が辞めていきます。もちろん、誰も辞めない時期もありますが、まとめて2、3人辞める時もありますから、平均すると…ですが。
その中で、現状維持というのは、極めて難しいので、現状維持をする為にも、常時新人募集は欠かせません。人の出入りが激しいのは、アマチュア劇団の宿命です。皆さんには、お目当ての役者がいなくなって淋しいと感じる人もいるでしょうが、どうか、温かい目で見てやってください。そして、新しい劇団員の活躍も、楽しみにしてください。
14日に、春の公演の台本の初読みを行いました。劇団員に好評で、ひとまず安心しました。やはり、劇団員がやる気になる台本は大事なので。
今回、僕にしては珍しく、素直に感動出来る作品に仕上がったと思います。今回は、静芸の人達と共同でやる公演なので、作品が出来るまで、寝床の横にメモを置き、浮かんだ言葉をメモっていました。素直な感動ものというのは、僕にとって、ある意味、新しい試みだったので、久し振りにそんな風に創作して来ました。
今、劇団は大変な時期ですが、僕に出来ることは、まず、いい台本を書くこと。そこから出発しないと、先は、見えてきません。新しく参加してくれる人が現れれば、いいんですが…
第2稿が、出来上がりました。ほぼ完成です。なお、今回は新人を想定した役もありますが、すべては繰り上がり配役です。一応、配役は決めますが、稽古参加状況や演技力によっては、役交代があります。また、今回は、犬の殺処分を題材にしていますので、動物愛護団体や保護犬に興味のある方は、ぜひ、参加してください。スタッフとしてでも、OKです。
台本一部抜粋
えり そら先輩、犬飼いたいって親に言ったらしいんだけど、アパートで飼えない
裕子 簡単に犬なんて飼えないよ。まして、野良犬なんだから
えり でも、妊娠してるのよ。保健所送りは可哀想だよ
加地 まぁな。保健所に連れていかれたら、殺処分間違いなしだからな
えり ねぇ、うちで、犬飼っちゃダメ?
裕子 ダメに決まってるじゃない
えり お願い!
裕子 私の知り合いの家の犬、近所のおばあさんの指噛みちぎって訴訟になったん
えり それは、土佐犬か何かの大型犬でしょ
裕子 ううん、普通の柴犬よ
えり ウソ!
裕子 本当よ
えり でも、その犬身ごもっていて、可哀想なの
裕子 ダメなものはダメ
えり おばぁちゃんは冷たい
裕子 冷たくて結構。だいたい、あんた、責任持って犬引き取れるの? 私ら年寄
えり 私、行く
加地 俺も散歩ぐらい行けるぞ
春の公演の第1稿が出来ました。野犬を助けようとする高校生と老人の物語です。
久慈 見てごらん。あそこに血の跡があるだろ。人間に殴られたんだよ
そら (久慈の横から顔を突っ込み)ホントだ
久慈 殴られたり、追っかけ回されたりして、人間が怖い存在になったんだね。だ
あんな でも、それってもともと人間が悪いんじゃないの?
久慈 そうだね。でも、野犬は畑を荒らしたりするから、追い払おうとする人間が
あんな じゃ、誰が悪いの?
久慈 しいて言えば、捨てた人かな。野良犬には、もともと飼い主がいたんだよ。
かおり 分かるけど……
そら 高齢者は、犬を飼ってはいけないってこと?
久慈 最後まで面倒見なくちゃいけないからね
こんな感じの作品です。
次回公演の台本を書き始めました。
『オレンジ ハート』 − 老人と若者、そして犬 −
人は、希望がなくては生きていけない。老人も若者も、そして犬さえも。
ヨレヨレ老人が、若者達と共に、人間を信頼出来なくなった傷ついた犬を助けていこうとする実話に基づいたヒューマンドラマ。
まだ書き始めたばかりですが、いい作品にすべく、頑張ります!
明けましておめでとうございます。
厳しい1年の幕開けになりました。今日から1都3県で緊急事態宣言再発動、コロナの収束も見えないまま、今後の活動がどうなるのか不安も大きいですが、春の公演に向けての準備は着々と進めています。
春は、実話を元に心温まる作品をと、台本を書き始めています。今回は、静芸と協力体制を組み、すでに2回の打ち合わせを行っています。会場から中止要請を受けることはないので、問題はコロナ感染者が出演者から出るかどうか、また、コロナ感染を危惧して活動自粛の人がどれだけ出るか…です。コロナの収束を祈ると共に、文化の火を消さないように、いかに頑張っていけるかです。
今後とも、劇団RINへの応援、よろしくお願いいたします。
直前の木曜日まで稽古をしていましたが、金曜日に知事会見があり、自粛の流れが厳しくなり、劇団員で話し合い、中止を決定しました。
もちろん、頑張って来たゆえに悔しさもありましたが、強行すれば、劇団員にもお客さんにも迷惑をかけることになると苦渋の選択でした。
会場のキャンセルや、当日知らせが届かず観に来たお客さんへの対応など、実施するより大変でしたが、ようやく落ち着きました。
春の公演に向け、これからも頑張りますので、応援よろしくお願いします。
公演まで3週間を切りました。稽古は、良い感じで進んでいますが、僕を含め、年齢が高い人が多いので、セリフをちゃんと覚えていけるか、不安な部分もある。
やはり、年齢が上がると、セリフ覚えは確実に悪くなる。演技は上手くなるのだが…
でも、稽古にも緊張感が出て来ているのは、いいことだ。
何とか、秋の公演が出来る最低限の体制を整え、稽古に励んでいます。ホールの方も、入場制限が取れ、いつも通りの受け入れが出来るようになりました。
来年の春に向けては、静芸とも連携を図りながら、いい形を作っていきたいと思っています。芝居好きの人、現れないかなぁ…
10月に入りました。残念ながら1人足りない出演者を確保出来ませんでしたが、台本を直して、稽古を進めています。
スッキリした感じで、稽古もいい感じで回り始めました。
いろいろあった今年ですが、来年に向け、いい形で終わりたいと思います。
9月から、稽古を本格的に再開しました。まだ、出演者が最低1人決まっていませんが、何とか頑張って探して、11月29日の公演を成功させたいと思います。
劇団は、いい時も悪い時もあります。それを乗り越えて35年続けて来ました。ある意味、幸運の連続ですが、頑張っていればこその幸運だと思っています。
いろいろなことが重なり、稽古がなかなか進まない。まぁ、春の公演がなかった分、その作品を秋やる訳だから、全然大丈夫なんだけどね。
ただ、悪いことはそれほど長くは続かない。今までも、いろんなことがありながら、30年以上続けて来たんだから。
でも、幸せだと思う。こんな状況で一緒に頑張ってくれる仲間が大勢いるんだから。ホント、感謝しかない。
昨日の稽古で少し話し合ったけど、定期公演の他に、ミニライブのような公演やSNSによる動画配信を考えていこうと思っています。幸い、劇団員のお店でミニ公演が出来ますし、一人芝居や二人芝居の台本もある。
芝居の醍醐味は、もちろん生だけど、それを大事にしながら、新しい広がりを考えていく時期かもしれない。
ミニ公演専用の役者も募集しています。
7月に稽古、本格再開したのに、第2波の感染者増で、また休止。一応、8月16日から再開の予定。
新しい生活様式、その中での演劇のあり方…悩みは尽きませんが、なんとか新しい演劇のあり方を模索し、いい方向に持って行きたいと思っています、皆さんと共に、頑張るつもりです。
6月から稽古を再開し、7月から本格的に再開します。この自粛期間、僕を始め、劇団員もいろいろ考えたと思います。
あらためて芝居の良さ、仲間の大切さを感じた人もいれば、丁度いい辞めるタイミングかなと考えた人もいるでしょう。
しかし、芝居の良さが変わる訳ではありません。僕達は、移り行く日々の中で、新たな仲間と、そして何より大切な観客の皆さんと共に、この難局を乗り越えながら、次の世界を目指します。
毎年、年に2回以上公演して来たが、今回のように公演が出来ない時間が流れると、あらためて、何故芝居が好きでやっているのか考える。
まして、今回のように握手もダメ、ハグもダメという世の流れの中で、3密の代表のような演劇が生き残れるのか? お客さんはそれでも会場に足を運んでくれるのか? 心細くなる。
しかし、やはり、役者の息遣いがお客に伝わり、お客さんの息遣いが役者に届く芝居の良さは、なくてはならないものなのではないだろうか? 子供にとって母親の体温が何よりも愛情を感じるものであるように。
昨日、久し振りに稽古を行いました。やはり、いいものです。そこで話し合いをしましたが、今、世の中全体が低迷しているけど、逆にそれをチャンスに変えていこうと。新しい劇団員を募集していく、いい機会でもあると。
芝居をやってみたい方、ぜひ、声をかけてください。
4月から、稽古を中断していましたが、劇団員からの要望もあり、6月から順次再開することになりました。
緊急事態宣言が解除され、休業要請も解除され、学校も再開されました。このタイミングでの稽古再開はいいと思いますが、問題は、第2波、第3波です。演劇は、お客さんと場を共有する芸術、お客さんのいない芝居はありえません。しかし、やり方は少しずつ変えていくというか、考えなければいけません。
どうか、温かい目で、RINの活動を見守ってください。
静岡も感染者が増え、先週から、稽古を自粛しています。まずは、劇団員の健康が第一だからです。
しかし、今の状況を見ていると、簡単に収まりそうにない。いつまで稽古を休みにすればいいのか、正直、判断できない。こんなこと、劇団を創設してから一度もなかった…
静岡市民文化祭の一環として行われる春の公演が、静岡市の要請に基づき、中止にさせられました。
念の為の手段として、江崎ホールを
7月に仮予約してあり、今後、情勢を見ながら、決定していきます。感染が拡大している今、早く収まるのを祈るばかりです。
コロナの影響で、春の公演がどうなるか分からない状況が続いています。市の文化祭の一環として行われるので、最終的に四月に市が決定する。
中止の場合の対応として、7月12日、江崎ホールを仮抑えした。
他の団体も、自粛の動きがある。どうなるか、見通せない…
稽古は、いい雰囲気で進んでいる。しかし、やはり新しい人が入って来ていないので、活気が今一つ。やはり、新人が入って来ると元気が出るというか、勢いが生まれる。
今のご時勢、難しい部分もあるが、新しい人が加わって来るのを切に望む。
新しい人も客演も決まっていないけど、稽古は順調に進んでいます。ホームドラマで現代そのものなのて゛、みんなやりやすいのか、良い感じになっています。
望月さん、小石川さんもだいぶ演技が上手くなって、雰囲気も出て来ました。
これで若い人が二人ぐらい入ってくれれば、いい劇団になると思います。
台本が完成し、土日で本読みを行った。
自分で言うのも何だが、珍しく素直な台本になったと思う。ドラマチックな展開もなく、特殊な人物も登場しないホームドラマ。しかし、日常会話の中に、それぞれの人生が匂うほのかな作品に仕上がってると思う。
まだ、新人・客演の目途は立っていないが、無しでも成立するように台本が出来ているので、ゆっくり待つことにする。
台本第二稿が出来た。新人がいる場合といない場合の2バージョンを1つの台本に併記してある。これなら、無理やり出演してくれる人を探さないでもいい。
みんなとも話し合ったが、人が増えて欲しいが、一緒にやりたい人に来てもらいたい、義理や一回限りの人は、どうしても必要な場合以外はいいんじゃないかと。
さて、来週には本読みが始まる。
台本、第一稿が出来た。今回、割と素直に書けていて、出来も悪くない。
ただ、新人または客演で成立しているので、やってくれる人がいなければ、成立しない。その為、やってくれる人がいない場合の対策、直しをあらかじめ作っておかなくてはいけない。
ということで、完成にはまだ少し、かかる。
昨日の日曜日、稽古始めでした。例年のごとく、ぜんざい作って、みんなで食べました。
なんだかんだといって、でも毎年、稽古始めでみんな顔を見せてくれるのは嬉しい。
台本も1/3出来ました。あとは、新人が入ってくれるのを待つのみ。
今年も、頑張ります!
新年、明けましておめでとうございます。
春の公演の台本を書き始めました。 明日で今年最後の稽古が終わる。みんなにとってはオフですが、僕にとっては、春の公演の台本を書くという重大な任務がある。
今回は、かなり難しい作業を強いられる。劇団員が少ない中、市民文化会館中ホールという大きさでの芝居になる訳で、どういう芝居を打てばお客さんに満足してもらえるか、皆目見当がつかない。
もう少し劇団員が必要なのだが、どうなることやら…
おかげさまで、公演も無事に終わりました。観客はいつもよりかなり少なかったですが、劇団員が減ったのですから、当然と言えば当然です。
少しリフレッシュして、春の公演の準備、劇団員を増やす努力を始めたいと思います。
劇団は、山あり谷あり、いい時も悪い時もありますが、頑張ります!
公演まで、あと12日、だいぶいい感じになって来ました。
人数は少ないけど、ベテランが多いので、演技上はほとんど問題ない。あとは、セリフをちゃんと覚えてもらい、流れを作って行くという所。
最後まで頑張ります!
公演1ヶ月前になりました。残念ながら、新人の獲得は諦め、客演1人と台本の変更で対応することにしました。オリジナル作品ですから、こういう時は、融通がききます。
でも、稽古の雰囲気はすごくいいです。近年ないぐらい、いい雰囲気かも。ベテランが多いから、演技は安定しているし。
来年春はもう一度対策を考えるとして、今は、11月公演に向け、頑張ります。僕も台詞が多いから、余裕ありません。
なかなか新人獲得が進まない。まぁ、何もしなくても人が集まる時もあれば、努力しても成果がない時もある。
劇団は、生き物だ。好不調がバイオリズムのように繰り返し訪れる。
でも、そんな中、32年続けて来たのだ。慌てず騒がずでいこうと思う。
なかなか、新人獲得が思うように進んでいない。最悪の事態に備え、助っ人の確保はしたが、助っ人では、次回の公演のメンバーにならず、今後の劇団を考えると、ぜひとも新しい人に入団して欲しい。
先日、TPSの豊田さんと話し合いを行ったが、みんな、どこも厳しい状況である。これからの静岡の演劇を考えると、何とか頑張らないといけないのだが…
人が少なくなったので、本格的に劇団員募集をするべく、劇団員募集のちらしを作った。
しかし、最近、ネット印刷を利用しているが、ホントにネット印刷って安い!
ちらし印刷なんて、今までの1/3以下だ。
さて、新しい人が入ってくれるだろうか?
秋の公演の台本が、ほぼ完成した。作品としてはそこそこだと思うが、人が少なくなって、役者として僕が多く出なくてはいけないということは、問題がある。今時点では仕方ないことであるが、早急に劇団員を増やしていく方法を考え、実行していかなくてはいけない。
今までも、こうした危機を運で乗り切って来たが、運頼みではいけない。
人探しは、劇団の宿命かもしれない。
秋の公演の第1稿が出来上がりました。現代劇ですが、初恋を探してパラレルワールドに行くという、少し変わった作品。
ただ、何人か退団し、また休団者もあって、出演者が足りない状況です。誰か入ってくれればいいんですが。
劇団は、劇団員の数が増えたり減ったりの繰り返し。そういうことをどう乗り越えていくかだと思っている。
劇団の中も、悪いなりに落ち着いて来ました。秋の公演は、現代劇のホームドラマという大筋の形は決まっていますが、やはり、春の公演が好評だと、次回作ってプレッシャーがかかるし、なかなか筆が進みません。
劇団はある程度新陳代謝が必要というか、宿命ですので、新しい仲間が入って来てくれないと、なかなか前に進みません。やりたいと思っている人は、ぜひご一報ください。
公演が終わって、1ヶ月、ようやく疲れも取れ、秋の公演のことを考える余裕が出て来ました。
アンドロイドの子守歌は、好評のうちに公演が終わり、とても誉めていただきましたが、今回はいつも以上に僕自身は疲れました。まぁ、いろいろありましたから。
でも、やはり、お客さんに喜んでもらうのが一番嬉しいし、劇団員もその為にやっていますから。
これからも、劇団RINをよろしくお願いいたします。
公演まで1ヶ月になりました。ゴールデンウイークも、稽古三昧です。
主力級の人達にも、根本から直す作業を続けている。この程度で…という妥協はしない。劇の基本に帰り、演技が台本のメッセージを伝える為にあり、それを伝える為にもっと繊細でなくてはいけないことを繰り返し伝える。
この公演が終わった後、みんなが一回り大きくなっていることを期待して。
演技のベースは、一通り終わった。役のイメージ、各人が今解決しなければならない課題、そして、今回の芝居の原点に帰った台本重視の考え方。
そして、今、空気感作り(?)の段階に入った。6割間違っていない演技では、お客さんを感動させることは出来ない。少なくとも8割出来ないと。この1〜2割アップするのは容易ではない。
公演まで2ヶ月になりました。
稽古は進んではいますが、今回は目指すものが高いので、悩むことも多い。役者に演技力だけじゃなくて、芝居の基本に戻って、精神的にというか、人間的にというか、気持ち的に成長して欲しいと願う気持ちが強いので。
僕は演技は教えられても、人間性を変えることなど出来ない。でも、人間として成長しないと、いい演技にはならないと思う。難しい…
ようやく、稽古もいい感じになって来た。しかし、求めている姿にはまだ遠い。
芝居の原点に戻るということは、台本の世界観、メッセージを読み取り、それをどう表現していくかということだ。個人の演技力向上だけでは、そこには届かない。
役者が何ヶ月も稽古に汗を流す元は、台本だ。稽古のない日も台本を繰り返し読む…そうならないと。
春の公演の稽古を始めて、1ヵ月以上経ちました。今回は3班に分かれての稽古が主。効率的な稽古が出来ていますが、やはり、少し盛り上がりに欠ける。
やはり、みんな揃って稽古の順番待ちの方が他の人の稽古が見れて、刺激になることも多いということだろう。
さて、ちょい役の女性が足りない…誰か出てくれる人、いないかなぁ…
今回は、昨年秋公演の反省を生かし、稽古時間、日にちを柔軟に考えることから始めていますが、一番大事なのは、演劇の王道に立ち戻るということ。
芝居は、基本、台本に書かれた世界観、テーマを観客に伝えるもの。当然、役者の演技・努力は、いかにテーマを伝えていくかに集約される。
アマチュアの世界で、それがどこまで可能なのか? そこに挑戦していくことが、今回の劇団のテーマです。
春の公演の台本がほぼ完成した。第4回に上演し好評を博した『アンドロイドの子守歌』のリメイク版。RINの代表作の1つである。
新しい仲間とも、今日、初顔合わせである。僕はすでに会っているが、とてもいい人達です。昨年辞めた人のリカバリーは十分にしてくれそうな人達。早く、みんなと馴染んでいい稽古が出来ればと思います。
ホント、RINは困った時に、助けてくれる新しいメンバーがいつも加わってくれて有り難いです。でも、この幸運に甘えず、反省すべきことは反省し、より良い劇団にしていきたいと思います。
新年明けましておめでとうございます。
秋の公演の後、退団者もあり、また、効率的な稽古が出来ない状況が続き、もっとちゃんと稽古したいという内部の声が生まれました。社会人劇団として、いろんな職業・年齢の人がおり、稽古可能な時間もまちまちです。その中で、効率的な稽古を行うということは、配役を含めて考えてもかなり難しいことです。
ただ、改革は進めなくてはいけません。現状に満足していては進歩はない。多少荒療治でもしなくてはいけない時もある。
これから、劇団の改革を進めていきます。
公演まで、あと1週間。昨日、なんとか通し稽古をしました。
皆さんに楽しんでもらえるように
頑張ります!
ぜひ、ご来場ください。
みんな、上手くなっていると思う。自分達で話し合い、工夫する術も身につけて来ている。しかし、来年の春公演に向けて考えている僕の思惑には、まだ足りない。
劇団って、1つ1つの公演を大事にしながら、将来的展望を持って活動するものだ。でなければ、一般参加のプロジェクト公演と変わらない。
RINがこの先伸びるかどうか、正念場かもしれない。
公演まであと一ヶ月ちょっと。ダンスがある為、稽古は遅れている。歌とダンスは、時間がかるので、仕方がないと言えば仕方ないが、やはり、芝居は演技で魅せるもの。このままでは、お客さんに申し訳がない。
確かに、みんな上手くなっている。でも、その程度ではまだまだダメ。芝居はそんなに甘くない。
あと一ヶ月、みんなと頑張ります!
ダンスの練習には稽古場は狭いので、東部生涯学習センターを借りて練習しています。
劇団員みんな、歌と踊りが好きなんですね。出席率が高いです。
さくら先生に指導をお願いしているので、ダンスの日は、僕は暇です。
そういう時、あってもいいですよね。
更新が1ヵ月以上振りになってしまいました。ダンスの練習も入り、稽古にも熱が入って来ました。
今回は、僕は出演せず演出に専念しますが、感じるのは、みんな上手くなったなってこと。やはり、みんな演技に真剣に取り組んで来た結果でしょう。
更に今回はコメディーなので、より役者の技量が問われます。そのことを念頭に指導していますが、ダメ出しがすぐに効果的に出て来る。
いい集団になったと思います。
さて、台本の初読みも終わり、今週からはダンスの練習が始まります。中島バレーの人に指導してもらえることになり、昨年とは違って、みっちり指導してもらえることになると思います。何せ、ベテランの方なので手加減はないかと。
今回は、僕は役者としては出ず、演出に専念します。人も増えたし、年齢的なバランスを考えても、僕が出演する必要がないので。
これからの課題は、劇団RINを自分達の劇団という意識で、劇団員が積極的に広報を含めて、アピールしていくこと。主宰の僕がいつまでも表に出ていないで、劇団員に任せる所は任せ、劇団員の自主性を引き出していくこと。
何でもかんでも僕に相談するんじゃなくて、劇団員が話し合って、対外的にアピールしていくようになればいいなと思っている。
台本が完成し、今日、初本読みです。まだ1人役が決まっていませんが、そのうち、なんとかなるでしょう。
今回はコメディーですが、かなり難しい芝居です。役者の自主性が問われる作品。笑いって、アドリブじゃないんですよね。役を追求した先に、生まれるお客さんの心に響くのが、笑い。笑わせようとしても、ダメなんですよね。
役者の奮闘を期待します。
久し振りの更新になります。
打ち上げも終わり、オフでしたが、まぁそれなりに基礎稽古を行いながら、次回作への劇団員の意見を聞き、現在、『正直者は得をする』という秋の公演の台本を執筆中です。
今回は、ドタバタコメディーで、役者の技量が試される作品となります。初めて、劇団内で主役オーディションを行いました。劇団員が増えて、配役もそれなりの基準で決めるという試みからです。
しかし、春出演した人すべてが残るとは限らないので、今後も新人を募集して、安定した公演が出来るように努力していきたいと思っています。
公演が、無事終了しました。観客も増え、劇団員も増え、ありがたい限りです。でも、好事魔多し…気を引き締めてこれからも頑張っていきたいと思います。
やはり、時代劇の華は殺陣。みんな、頑張って結果を残したと思います。芝居は、勢いも大事ですが、努力の積み重ねも大事。少しずつ、みんな成長して欲しいと思います。
公演まで、あと4日。劇団員もそれぞれ頑張っています。広い場所を借りての殺陣、通し稽古も重ねてきました。
皆さんが観て、楽しめる劇だと思いますので、ぜひ当日、静岡市民文化会館中ホールにお越しください。当日券もありますよ。
公演まで、2週間ちょっと。日曜日にはリハをやる。
初めて時代劇をやる劇団員もいて、衣装から立ち振る舞い、そして殺陣と課題が続いたが、なんとか様になってきた。
正直、みんな上手くなった。なったけど、やはり演技は奥が深いので、それで良しとする訳にはいかない。
楽しさの中にも厳しさ
あと少し頑張ります。
ホント、ありがたいことに次々と新しい人が入り、今や、20人の劇団になりました。それに、スタッフも加わり、大所帯です。
ただ、人が増えるとコミュニケーション不足になるので、そこは、気を付けています。
もう少し、相手役と日を合わせ、システィマチックに稽古出来るといいんですが…
でも、
また、新しく劇団員が増えました。何となく、そんな気がして、配役をいじることをしなかったけど、ホント、ラッキーです。
明日、もう1人見学者が来ますが、その人の為にも、上手くいくといいと思っています。
ただ、人が多くなると、1人1人にかける時間は必然的に少なくなる訳で、演技力をつけていく為には、手放しで喜べません。
油断は禁物、これからもいい稽古を積み重ねて、問題を打開していきたいと思います。
劇団員が増えて、本当に嬉しい限りだが、意外と増えると、一人当たりの稽古量は少なくなり、物足りなさと、稽古場に行っても、なかなか自分の場面が出来ないというジレンマも生まれる。
それだけならいいが、次第に、自分が稽古に行かなくても別の場面をやればいいし…と、心に隙が生まれる。これが一番恐い!
芝居の出来は、稽古場で育まれる熱気がものをいう。大事にしたい感覚だ。
今回は、女性も殺陣がある。女性の殺陣は、男性のような力強さやスピードはないけど、美しさがある。
また、所作を体に覚え込ませる意味でも、女性にも殺陣を稽古してもらっている。
すべての場面の殺陣は決めたが、段取りではお客さんに観てもらう価値はない。これから何度も何度も練習を重ね、見せられる殺陣にしていく。時間のかかることだけど、達成感はあるだろう。
みんな、頑張っています。
台本も出来上がり、新しいメンバーも加わり、稽古に熱を帯びて来ました。ただ、まだ殺陣に慣れていない人が多く、殺陣の稽古は、なかなか大変です。
時代劇の華は、殺陣。そこがしっかり出来ないと、せっかくのドラマが薄っぺらくなってしまう。地道な作業の繰り返しだが、来年、時代劇ミュージカルをやる為にも、ここは乗り越えなくてはいけない。
幸い、公演まで4ヶ月ある。みんなの熱意が問題を解決してくれると信じてる。
新年、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
稽古始めは、明日14日からです。まずは殺陣の稽古から。ですが、実は、台本ほぼ完成してしまったんです…早い!
何故か、今回は結構筆が進み、今現在第2稿…読み返して良ければ、最終稿になります。今年は勝負の年、劇団員と共に頑張ります!
今日は、公演の打ち上げです。打ち上げは、劇団員が主役。うまくみんなが楽しんでくれればいいと思う。普段偉そうにしている僕は、聞き役、せいぜい質問されて答えるだけで過ごす。
次回は、時代劇ということは決まっていて、今、構想を練っている所です。次回からは、更に新たに2人入団することが決まっていて嬉しい限りだけど、どこまで出来るかを判断する為に、打ち上げ後も稽古は行う。でないと、どういう配役が出来るか分からないから。
ただし、好事魔多し…浮かれて失敗しないように気を付けないと。
公演が無事終了しました。今回は、ホームドラマということで観客の皆さんが喜んでくれるか一抹の不安がありましたが、いつも以上に好評で、観客数も去年より20人以上多く、昼も夜もほぼ満席でした。
歌とダンスが思いのほか好評だったのはびっくり。実は再来年に時代劇ミュージカルをやる予定で、その為の第一弾として、今回ダンスを初めて入れたんですが、下手は下手なりにお客さんが喜んでくれたのは嬉しい限りです。
今後も頑張りますので、応援よろしくお願いします。
公演まで、あと1週間ちょっと。追い込みです。
問題がない訳ではないけど、自前の劇団員で16名出演させることが出来る現状は、ホント、ありがたいことです。
この状況を感謝しつつ、更なる高みを目指していきたいと思います。
ぜひ、公演、観に来てください。
公演まで、あと10日あまり。
日曜日には、東部生涯学習センター3Fホールで、ダンスと通し稽古を行った。広い所でやったおかげで、ダンスはだいぶ良くなったかな。
しかし、やはり、初めて歌とダンスをやるので、時間をかけて割には、なかなか…まぁ、そんなものだろうけど。
さて、基本は芝居。あと10日で、なんとかいい芝居になるように頑張ります!
公演まで、1ヶ月を切りました。ダンスを踊ることになってる訳で、ダンス曲も出来上がり、練習している訳だけど、これが思ったより時間を取る。村上さんは、ちゃんと要望通りの振り付けを考えてくれているのですが、なにしろ、舞台で踊るのはみんな初めて。しかも、ダンスの日に全員揃う訳ではないので、それを来れなかった人に教える時間がまた必要になる。
いい雰囲気で進んでいた稽古も、ここに来て、遅れがち。少し、ネジを巻かないと間に合わなくなっている。新人さんも頑張っているが、基礎からなので時間がかかっている。まぁ、これだけのメンバーを揃えて、贅沢な悩みであるが。
さぁ、もう少し気合い入れて、頑張るぞ!
先週見学に来た2人の女性、嬉しいことに二人とも入りました。これで、その前に見学に来て入った、西川進之介君、そして今回入った、望月美加さん、竹中結さんという高校生の3人が新たな劇団員になりました。
いつもなんだかんだと心配しながら、悪運だけは強いのか、予想以上の出来事で、劇団員も一気にやる気を出してきています。
こういうことも、1つの縁なのでしょう。この縁を大事に、いい芝居を皆さんに提供出来るように、更に頑張ります。
ご心配かけて、申し訳ありませんでした。
今日、稽古見学者が二人来る。どちらかが、空いてる役をやってくれればいいと、期待している。もちろん、手をいろいろ尽くしてきたので、他の案もあるが、出来れば今日結論を出したい。
やはり、配役が決まっていないと、みんな頑張ってはいるが、いまいち勢いが出ない。ちらしを作ることも出来ないし。
前を向いて、よりいい劇団・公演を目指す努力を続けている限り、結果はついてくると信じている。悪運も強いしね。
ダンスの練習
稽古は、良い感じで進んでいます。岩崎君も来てくれたし、蒲原君もオッケイ、大村君、吉田君、瀧浪さん達も楽しんで稽古しています。先日、稽古見学に、男性が来ました。真面目そうないい人です。しかし、うちは今、女性が足りない。カット出来ない役がまだ決まっていないし…
まぁしかし、これまでもこんなことの連続だった。そして、今まで公演が出来なかったことはない。無責任に楽観は出来ないが、いろいろ打ってる手の内、1つぐらいはヒットするだろう。公演まで2ヶ月ちょっと…頑張ります。
8月終わりに台本が出来上がり、すでに稽古に入っています。
今回は、個人病院を舞台にしたホームドラマ。お客さんにとっては身近な話題が繰り広げられます。
ただ、ちょっとしたトラブルがあり、まだ最終配役が決まっていません。新しい人が、劇団に入ってくれるといいんですが…
長いこと、ホームページの更新が出来なくて、申し訳ありませんでした。
実は、前のパソコンが壊れて新しいパソコンにしたんですが、ホームページの
元のホームぺーじ・ビルダーが反映出来ず、新しいホームページ・ビルダーを
購入したら、今度は接続サーバ名やFTPログインIDが分からなくなってしまい、
いろいろ問い合わせ等をして、ようやく、今日にいたりました。
これからは、ホームページの更新がちゃんと出来ますので、引き続き、劇団
RINをよろしくお願いいたします。
早いもので、公演まで10日を切りました。最後の1人、レイコさんも決まり、プラスアルファ―で、スタッフとして小石川さんが加わってくれました。ありがたいことです。
ホント、みんな、稽古頑張りました。通し稽古も二度やり、時間のこともチェック出来て、照明の山口さんも意欲的に関わってくれています。
最後の一週間、仕上げに向けて、頑張ります!
最近は、火曜日中心に中心に特別稽古もしているし、劇団員が木曜日に発声練習をしていて、だいぶ、いいレベルに近づいてきた。
特に、少人数の特別稽古は効果が高く、見る見るうちに上達していく。これは教え方もあるが、やはり、上手くなりたいという劇団員の気持ちが大きいと思う。
さて、最後の1人、まだなかなか決まりません。希望者や次の日曜日に来る見学者もいて、悲観はしていないが、早く決まって欲しい気持ちもある。良い雰囲気で稽古出来てる今だからこそ、新しい人に入ってもらいたい。
あと少し、人集め、頑張ります。
OBの蒲原君も稽古に参加してくれ、賑やかな稽古になりました。ベースラインは出来たけど、今回の作品は、役者の技量がいるので、これからが大変です。
でも、今回ちゃんと稽古が出来れば、劇団員の演技レベルは、一気に上がると思います。新人ながら、主要な役をやる桑原さんの特別稽古もスタート!
芝居は、大変だけど、やりがいも大きいものです。いい雰囲気の稽古を続けて、みんなが成長してくれるのが楽しみです。
先日、見学に来てくれた人が出演してくれることになり、最低限の配役は決まった。ただ、劇団員になる訳ではないので、引き続き、劇団員になってくれるホステス役を探していく。
演劇経験がなくても、舞台に立たせることは出来る。長く、タレント養成所で講師をして来たし、若手劇団の指導もして来た。そこは、RINの強みだ。だから、稽古に出て来てくれさえすれば、ちゃんと舞台に立たせられる。
よく、自信がない…という人がいるが、逆に、経験もろくにないのに、自信がある方がおかしい。基礎から学べる劇団は少ないけど、RINは、そこは大丈夫。安心して、門を叩いて欲しい。芝居って、やる方がだんぜん面白い!
17日の稽古に、見学者が1人来た。楽しそうだったが、まだ結果は、分からない。見学に来るというハードルを越えることは、初心者には難しい。経験者は、見学に来るというハードルは低いが、劇団員になるというハードルは高い。
ただ、腰をすえて劇団員を集めている以上、ここでの停滞は許されない。難しいからといって、安易に助っ人で乗り切っても、課題が後回しになるだけだ。新人がいる今こそ、同じように始める人にとって、気持ちは楽な所があるし。
男と女の出会いと同じように、劇団員になってもらえる人との出会いは縁である。でも、その縁は、求める気持ちがあるかどうかが、出発点。情熱に押され…ということだってあるしね。
次に求める役は、3月中に決まれば、ギリギリ間に合う。今望んでいるのは、これからのRINの土台。もうひと踏ん張りしよう!
新人を交えての本読み
ようやく、先日会った入団希望者桑原さんが稽古に参加し、正式に劇団員になった。また、スタッフ希望だが、団員でいたいと川崎君が団費を払った。
山本さんが正式に劇団員になったのに続き、こうして2人劇団員が増えた。嬉しい限りである。松下さん達が休団している今、ここで踏ん張らないと、戻って来た時に、劇団が壊滅状態になるかもしれないので、引き続き、人集めに努力していくつもりである。
今、劇団の雰囲気はすこぶるいい。みんな真面目で、明るい。しかし、これでいいと思っていると、松下さんが腰痛で休団というように、転勤で人がまた減ることだってある。いい雰囲気の今こそ、人集めに力を注ぐ必要がある……そう思う、今日この頃である。
昨日、劇団員募集の記事を見て応募してくれた女性と会って話をした。素敵な人でしたし、好感触で、今週金曜日に稽古に来てくれることになった。
難航している女性探しですが、良い兆しが見えて来ました。これをステップに、更に人集めを頑張っていきたいと思っています。
やってみたいけど、自信がない…という壁を乗り越えるのは大変だし、今の若い女性は、そこそこ幸せ(?)のようで、無理して頑張りたくないという人が多いのかもしれないですが、そうじゃない人もいっぱいいると思うので、諦めずに人探し続けていきます。
さて、出演女性の獲得に難航している訳だけれど、RINが出来た30年前から、10年前までは劇団員は、女性が多かった。よく、これからは女性の時代と話したものだ。これは、RINだけでなく、どこの劇団もそうだったし、演劇に限らず、どの文化芸術ジャンルもそうだった。
はたして、あの女性の向上心や積極性は、どこにいってしまったんだろう。
お茶やお花も、若手と言われても50代、若い人がいないのはどのジャンルも同じ。バブルがはじけて生活が苦しくて、趣味にお金を使うことが出来ないのは、男も同じはずなんだけど。
恋愛に忙しい?
僕のような年寄りからすると、恋愛は人間としてレベルアップしないと、本当の意味で楽しめない。互いの成長を楽しみ、喜び合う恋愛をしてもらいたい。
あっ、その前に、芝居に興味ある女性は、まず連絡ください。お待ちしています。
公演後、女子も参加の殺陣練習!
検討の結果、ミュージカルは再来年の春に行うことを目指すことになりました。ダンスの練習や歌の練習をしていかないといけないので、まず、その基礎を学ぶ。
ただ、来年の春公演に1ヶ所、歌と踊りのシーンを入れることは決めました。これも、ミュージカルをやる為の一歩。
ということで、年内の稽古は終了。来年もよろしくお願いします。
公演終了後、休む間もなく、ミュージカルの検討に入ったので、ホームページの更新が滞ってしまいました。申し訳ない。
準備期間を考え、再来年の春に行うべく、準備に入ることになりました。来年の春は、普通の公演、ただ、一ヶ所、ダンスと歌を入れたいと思っています。
ミュージカルに興味がある人も、ぜひ、ご連絡ください。お待ちしています。
公演まで、一週間になりました。苦手なコメディーがなんとか形になって来ました。うちの劇団員はみんな真面目でいいんだけど、真面目ゆえに、コメディータッチの軽い演技が苦手。
でも、山本さんのアドバイスも受け、だいぶ様になって来た。
皆さん、公演での役者の変身ぶり、楽しみにしていてくださいね。
すいません、更新がずっと途絶えていました。今は、外に発信する時期ではなく、内を固めるって感じでやっていたので…言い訳ですが。
でも、おかげ様で、劇団員のやる気というか結束は、かなりのレベルになって来ました。やはり、切磋琢磨するって大事ですよね。
コメディーって、役者のウエートが高いから、仲間の成長は目に見えて分かる。そこで、「俺だって…」となる。その相乗効果が、今、良い方向に向いているかな。
まっ、慢心しないよう、頑張ります。
秋の公演の第一稿が完成した。新しく男の子も入り、劇団員だけでやる公演は、まずまずのスタート。あと、若い女性が1人入ってくれれば、申し分ないのだが。
劇団員である意味を問う…それが今回の公演の1つの目的。幸い、みんなに強い想いも生まれ、8月に男だけで、稽古場の階段の補修、ペンキ塗りも行うことにもなった。自分達の稽古場を自分達できれいにする…この意識は、劇団員でないと生まれない。
お客様なのか、自分達の劇団と思うのかは、かなりの差がある。主体的に関わらなければ、本物は生まれない。RINは、今の世の中の流れに逆らって、そこを問う。
仲間というのは、責任を分かち合って初めて、仲間である。いい所取りのうわべだけの笑顔では、本物は作れない。
秋の公演の台本を書き始めて2週間、劇団員に話し、秋の公演は劇団員だけでやることに決めた。うちの劇団には若い女性が1人しかいず、若い男は3人いる為、客演でそこを埋めて来た。
しかし、劇団員と客演ではノルマが違う。劇団員は毎月団費を払い、チケットノルマもある。客演にはどちらもない。なのに、役柄的に違いがまったくない。ということは、劇団員でいるメリットがまったくないということだ。
今の劇団員構成では、やる内容が限られる……ということで、客演をお願いして来たが、これから、秋の公演は劇団員だけでやることにした。その前提で、台本を書く決意をして。
今、一般公募や客演が当たり前になって、地道に役者を育てる所がなくなった。しかし、役者をちゃんと育てるには時間が必要。おいしい所取りの芝居では、本当の演技力は付かない。そこに、劇団員になる意味がある。
さて、どんな芝居になるか、斯うご期待!
ようやく、公演までの疲れが取れて、のんびり出来るようになった。と同時に、秋の公演の台本を考えている。
どのような芝居をするかは、ある意味、どの会場でするかに、大きくかかわっている。中ホールのような大きな会場では、やはり時代劇のような殺陣などのアクションがある芝居が合う。江崎ホールのような小さな会場では、人情劇のような、お客さんと一体感の生まれる芝居が合う。
さて、次はどんな芝居にするか?
客演が常態化すると、劇団員との区別がつきにくくなる。しかし、劇団員って、すごく大切な存在だ。そこをちゃんとしてあげないと、劇団員でいる意味も薄れてしまう。秋は、そこを中心に考えていきたい。大切な劇団員の為に。
理想と現実は違う。でも、何が理想かは、明らかにしておくべきだ。
無事、公演が終わりました。合同公演の一週間後というハードスケジュールで、私個人は、かなり疲れましたが、若い人の活躍もあり、お客さんに喜んでもらえたことは、収穫でした。
時代劇は、つけ毛等の髪の処理、着付けが大変で、松下さんが1人で頑張ってくれて、お客さんにも褒められました。松下さん、お疲れ様でした。
しばらく、ゆっくり休んだ後、秋の公演に向けて頑張っていきたいと思います。今後とも、劇団RINをよろしくお願いします。
ようやく、すべての配役が決まった。しかも、声のみで処理するつもりだった女中役もやってくれる人が生まれ、嬉しいサプライズ。
芝居をやっていれば、スンナリうまくいくことはないが、結果論とはいえ、こうして良い方向に進むのは、まだ悪運が尽きていない証拠か。
まぁ、静芸の方にももう1人出さなくてはいけない事態になったが、それもクリアー出来て、後は、どれだけ稽古を詰められるかだ。
やはり、稽古に大勢人が集まっていると、みんな楽しいし、生き生きしている。
4月も、もう半ば過ぎ。稽古は、比較的順調に進んでいるが、配役がまだ1人決まらない。静芸の方も、アクシデントがあり、緊急事態。まぁ、芝居をやっていれば、こういうことはよくあること。なんとか、乗り切って来たし、今回も乗り切れるだろう。
それにしても、今回は僕自身、長い風邪をひいて、準備が遅れている。こういうことは、初めて。やはり、年齢的なものがあるのかもね。
しかし、もうエンジンをかけていく時期。もちろん、頑張ります!
稽古も、順調に進んでいる。まだ、2人足りないが、一応、アポを取っていて、返事待ち。うまくいってくれることを祈るばかりである。
しかし、今回は本格的時代劇、大人の芝居。若い人は頑張っているが、ハードルは高い。しかし、真面目な彼等のこと、なんとかクリアーしていってくれるだろう。
僕は、静芸の公演にも参加する。日曜日は両方の稽古があるから、体力的にキツイ…はい、私も、もう若くはない…
人数は少ないが、いい雰囲気で稽古は進んでいる。
ただ、やはり、人が2人足りない。新しい人に入ってもらう
のが、一番いいのだが…
静芸合同公演の稽古もスタートし、もちろんRINの公演の稽古も進んでいる。ただ、まだ配役が2人確定していないが…最悪の場合は考えているが、出来れば、この機に新しい劇団員が入って欲しいと、募集を始めている。
やはり、人数が少ないと観客も少なくなる訳で、長い目で考えれば、人数を増やしていく努力は必要だと思っている。
とはいえ、芝居に出たい人はかなり減っているし、今の若者は経済的にも組織的にも余裕のない世代、仕事を終えた後、練習に行く気になれないのも分かる。ともあれ、努力しなくては良い結果は生まれない。引き続き、声をかけ続けていきたいと思っている。
ようやく、春の台本出来上がりました。今回は、静芸中心の合同公演の『そして、誰もいなくなった』の脚色も行い、11月から、結構、時間を取られました。
まだ、配役が全部決まっていませんが、静芸公演の初本読み11日が過ぎたら、本格的に配役確定していきたいと思っています。
この主宰の部屋も、1ヶ月以上、書き込み出来ませんでした。まぁ、2本作品を仕上げていたんですから、大目に見てください。
やはり、劇団は人材が、宝です。いくら良い作品を書いても、それを演じてくれる役者がいなければ、絵に描いた餅…いい仲間がいてこその劇団、公演です。
若手、年寄りがうまく融合して、いい舞台を作る…それが、何より大事。
さて、殺陣の練習も始まり、気分も盛り上がって来ました。やりたい方がいたら、ぜひ、連絡ください。お待ちしています。
明けましておめでとうございます。
今年も、劇団RINをよろしくお願いします。
昨年、合同公演の脚色を書き上げ、RIN単独公演の台本も、書き始めて、すでに、半分近く出来上がっている。節目の年になるとの思いから、いつもに増して、早く仕上げにかかっています。
静岡の演劇が、良い方向に向かうよう、今年は精一杯頑張っていくつもりです。今後も応援のほど、よろしくお願いします。
先日、3劇団による打合せの際のよもやま話で、最近の静岡の演劇状況の話が出た。最近盛んに行われているイベント的芝居・ミュージカルのことだ。補助金等をもらい、一般公募で出演者を集め行われている類いのこと。
芝居を始めるきっかけとしては意味を持つが、演技を追求するには疑問が残るスタイル。ワイワイ楽しくやって、成功……ということが、芝居をやって来た人間に意味があるのか? しかし、各劇団にもそれに参加する人間がいる。少し演技が出来るから、当然良い役に付けて、気分が良くなる、場合によっては天狗になる。
しかも、その参加の仕方が、「出ても良いですか?」ではなく、「出ることにしましたから」……今の若者の考え方なんだろうけど。
役者を育てるには時間がかかる。各劇団、新人の演技力を付ける為に、かなりの労力をはらっている。しかし、本人は自分でうまくなったと思っている。
まぁ、いつの時代にも勘違い人間というのはいるものだ。さて、私達はこれから、どう若者と向き合っていけばいいのか? 意外と深刻な問題だ。
来年の春は、静芸・TPS中心の合同公演と、RINの公演が1週間違い。その脚色とRINのオリジナル台本の両方を進めています。
いつもだとしばしのオフをだらけながら楽しむんですが、今年はそうはいかない。公演終了翌々日から、執筆しています。
1劇団のことだけではなく、静岡の演劇全体を考えて、行動していく。それは、静岡で長く芝居をやらさせてもらったお礼でもある。人はかならず死ぬし、劇団はいつか終わりを迎えるものなのだから。
暗い意味ではなく、前向きに明るく、その為に頑張っていこうと思っている。
公演、無事に終わりました。今回は、生き霊を扱ったということもあり、いろいろ大変なことが起きましたが、なんとか、無事(?)に終わりました。つくづく、霊の芝居を簡単にしてはいけないと、反省しました。
ただ、お客さんには楽しんでもらえたようで、良かったです。一度、気持ちをリセットして、次の公演に向け、新しく進んでいきたいと思います。
まずは、休養です!
今後とも、劇団RINをよろしくお願いします。
公演まで、あと3日! 頑張ります!
公演まで、後3週間、稽古にも熱を帯びて来ました。稽古場に舞台セットを置いての稽古、稽古場は会場よりは狭いので、やりやすさとやりにくさが同居。でも、舞台セットがあると、動きがはっきりするので、メリットも多い。
今回は、若い女性、男性のレベルアップを図る為に、それぞれに課題を与えて演技してもらっている。そして、少しずつその成果も出ている。
公演まであとわずか、頑張ります!
残り1人の配役にも目途が立ち、本格的に稽古を続行中。劇団というのは、僕1人が頑張ればなんとかなるというものではなく、劇団員のやる気とアンサンブルが大事。もちろん、1人1人には、その経験や演技レベルによって、クリアーしなくてはいけない課題はあるが、楽しければ、その課題はクリアーしていける。
これから、道具作り、小道具、衣装など、本格的に決めていかなくてはいけない。小さな舞台で、チケットも高く出来ないから、お金をかけられないけど、お金をかけないで様になる舞台を作るのも、芝居の醍醐味。
こういう時には、過去の財産が物を言う。古いパネルを使い回しし、材料をあまり買わないで作る。着物なども、無料で提供してくれる人もいて、本当に助かる。そうして応援してくれる人の為にも、頑張らないと。
公演まで、1ヶ月半になった。みんな頑張ってはいるが、少し物足りない稽古が続く。何故か?…少し、中だるみかもしれない。芝居に対する想いは、結局は、役者1人1人の心の持ちようだ。自分では頑張っているつもりでも、どこか自分に甘くなる…これは、僕にも言える。僕も、最近、自分に甘くなっている…年か…
しかし、お金を払って観に来てくれるお客さんのことを考えたら、これでいい訳はない。さて、ネジを入れますか…
稽古が本格的になって来ました。今回は、若手の成長を目指し、劇団全体の底上げを狙っています。その為に丁寧な稽古。何故、そこに立つのか? 相手との距離はどれくらいが適切か? 芝居は、具体的でないと意味をなさない。役作りは、気持ちがあれば…っていうものではない。気持ちがあれば、こうするはず…という世界。何故、この距離でセリフを言うのか? 丁寧に説明しながら、稽古を進めている。徐々に、若手の演技も改善されてきている。
さて、まだ決まっていない役が1つ…どうなるのかな…
台本が完成した。配役が1人決まっていないが、まぁ、なんとかなるだろうと。
今回は、結構、難産でした。暑い夏の中で書くというのは、結構キツいものでして…集中力がなかなか続かない…
でも、脚本を頼りに役者は3ヶ月頑張る訳で、お客さんも楽しみに待っていてくれる訳で、納得のいく作品でなければ、上演は出来ない。
まぁ、最低限はクリアー出来たかな。毎回毎回、いい作品が書ける訳じゃないが、最低限のラインはクリアーしなくてはいけない。それが座付作家の責任だから。次は、演出として、作品の世界を広げて、お客さんが満足出来る芝居に仕上げる作業…やっと、少し涼しくなった…
配役が2人確定しないまま、秋の公演の台本を書き進めている。1人はなんとかなりそうだけれど、もう1人は、まったく当てがない。
それでも、劇団員を増やす努力は必要だし、そういう危機感がなくてはいけない。今回は、助っ人が望めない状況なので、なおさらだ。誰かいい人が入ってくれればいいが…
台本は、現代版必殺仕事人…という感じか。難航していたが、2/3近く出来上がってきた。これから詰めの作業に入っていく。
もう1人2人入ってくれると、劇団はかなり良い感じになる。劇団員のみんなも人集め、頑張って欲しい。
秋の公演の台本を書き始めた。考えた挙句、静芸さんとは公演1週間違いなので、協力し合うことは、劇団員に負担が多く、デメリットもあるので、TPSさんに静芸さんの協力に回ってもらい、RINは、単独公演で行うことにした。
残念ながら、RINには若い女優が1人しかいないので、新たな劇団員を勧誘するように、みんなにお願いした。ということで、見切り発車で台本を書き始めたという所です。うまく、新しい人が入ってくれるといいんですが…
秋は、現代劇ですが、コメディーではなく、現代版必殺仕事人って感じか。セクハラ・パワハラに挑むって感じ。
さて、どんなお芝居になるのか…頑張ります!
秋の公演に向けて、稽古が再開されました。秋は、静芸さんと公演一週間違い。でも、静芸さんにもお世話になっているので、なんとか協力出来るようにしないと。
それと、来年の春、静芸・TPS・RINの合同公演を企画していて、その話し合い2回目を先日行い、好感触。ただ、まだまだ詰めないといけないこともあって、8月に3回目の打合せを。
新しい動きを作っていくのは大事だけど、足元を固めることも大事。劇団の今後の体制をどうしていくか、秋の公演の台本を書きながら、考えていきたいと、思っています。
早いもので、公演まであと10日。今回は、RINのお家芸でもある殺陣を、若い人に身につけてもらう為に、時代劇に挑戦。子役である、くるみちゃんにも、しっかり殺陣の出来る子に…ということで、頑張った。
殺陣の練習を兼ねて、広い公民館を借りての稽古も、多く行って来た。役者同士が話し合って、殺陣を研究してプラスアルファ―を作る所まで来た。良いことだ。しかし、芝居は、演技が重要。残りの稽古を集中して、頑張るのみである。観客に喜んでもらう為に。
5月に入り、公演まで残り1ヶ月を切った。予想外の頑張り、予想より遅れてしまっている部分、いろいろあるが、総じてみれば、良い感じで稽古が進んでいる。
どんな人間も、コンスタントに頑張れる訳じゃない。仕事の忙しさ、家庭の問題、そして自分の気持ちの問題…その中で、なんとか頑張って続ける…そこから、また1つ上にいく道が開ける。
公演は華やかでも、日々の稽古の努力は地味なもの。そこをどうやって乗り越えるか…役者の道も、結構難しいし、楽しいものだ。
公演まで、あと1ヶ月ちょっと。殺陣の練習の為に、広い場所を借りての稽古も始まり、セリフを入れての殺陣練習も行っている。
若い人が伸びてきたなというのが、感想。やはり、真面目に取り組んでいると成果は出て来るものだとあらためて思う。
私自身は、初の悪役。さてさて、どうなりますか…とはいえ、悪役ってのは、結構楽しい。普段は出来ないことも出来るしね…(内容は秘密)
良い雰囲気で、稽古進んでいます。
殺陣の基本が、すべて決まった。今回は、お客さんに殺陣も楽しんでもらおうと、かなり力を入れて練習している。また、みんなも一生懸命殺陣の練習をしている。
やはり、楽しんだろう。
ただ、やはり本筋の芝居も、ちゃんと仕上げないとお客さんに失礼である。でも、客演を含め、いい稽古をしていると思う。
ただ、今回は、格好いい…ということをメインに押し出している。格好いい=役者の魅力…ここは、意外と難しい。見せる演技…まさに、立ち姿…立ってるだけで絵になる演技…ここを少しでも成長させられたらと思っている。
今、劇団は、金曜日・日曜日の基本稽古に加え、松下さんを中心に、木曜日に自主稽古、不定期に土曜日、臨時稽古を行っています。
今さらですが、やはり、一度舞台を経験すると、役者って格段にうまくなる。うちで言えば、大村君がそう。だから、新しい女の子も、初舞台は何がなんだか分からないうちに終わるだろうけど、次が楽しみです・
活気のある、稽古が続いていて、楽しい。
22日の日曜日、台本初本読みを行いました。客演してくれる、静芸の中川さん、慶喜劇団の山本さん、TPSの村上さんも参加。
すべての配役が決まり、公演に向けてスタート! 本読みの後、今まで練習して来た殺陣を客演の人に披露。客演の人の眼も一段とキラキラ。やはり、役者の血が騒ぐんでしょう。
殺陣というアクションを交え、お客さんに喜んでもらえるように、みんなで頑張っていきます。
台本、完成! 配役も決定! 新しく入った新人の女の子も出演します。意外と度胸もあるし、性格は女優向きかも。
ずっと断り続けてきた、静岡市演劇協会の会長に就任。そろそろ、お世話になった静岡市の演劇の振興の為に、活動する時期かも。
それと、長くこのホームページを掲載していたOCNさんが、ホームページ事業から撤退。新しい劇団RINのホームページは、http://www4.tokai.or.jp/gekidanrin/ です。
新しく、若い女性がメンバーに加わることになりました。未経験者なので、春の公演にどんな役で出れるか分かりませんが、教えることは、こちらプロなので、本人のやる気次第かな。
台本、ほぼ完成しました。最終的に配役が決まった段階で、微調整して稽古に入ります。今は、殺陣の練習が主。でも、若い人は頑張ってやっています。殺陣は、一石二鳥的にはうまくなりません。繰り返し繰り返し練習して、ようやく人様に見ていただけるレベルになる。でも、うちの若い劇団員は真面目なので、きっと皆さんに楽しんでもらえるレベルにいくでしょう。もうじき、本格的な稽古が始まります。
春の公演の台本書き、進行中! 昨年は、地元の清水次郎長を題材にしたオリジナル脚本を書きましたが、今回は、徳川家康公顕彰400年という年で、記念事業も行われますが、劇団RINも地元劇団として、自主的に家康が登場するお芝居にしようと、今、作っています。
もちろん、RINは、型にはまった芝居は作りません。怒られない程度に、家康の良い所と悪い所を散りばめてお芝居に。まぁ、主役は家康じゃないんだけどね。
殺陣があるので、昨年に引き続き、若い人が入ってくれるといいな。特に、女性が……女性の殺陣って、格好いいんだ。
新年、明けましておめでとうございます。
昨年は、新しい新人が入ると共に、RINの仲間達という客演をいただき、楽しい稽古、公演が行えました。これも、応援してくださる皆様のおかげです。
さて、新年を迎えて、新たなスタート! 今年の春は、昨年暮れに行った時代劇コメディーを受け、殺陣を本格的に練習し、SF時代劇を上演しようと考えています。笑える場面もありますが、若い劇団員を格好よく見せていく…そんな芝居を作りたいと思います。
今年も、劇団RINをよろしくお願いします。
公演まで一週間を切り、最後の詰めに入っています。
途中までは順調でしたが、ここ二週間テンポが上がらず
四苦八苦…いくらメンバーが良くても、仕上げるのはやはり、難しいものです。
ただ、若手劇団員も、ここを乗り越えていかないと、本物になっていけない。良い人だけでは、良い役者になれないのだから。
真面目さが成長を導いてくれると信じて、残り頑張ります!
こうして、稽古をしていると、一度舞台に上がると、自然に演技って、良くなるなと感じる。それは、練習では作り上げられないもの。
客演の人も、そう。一度一緒にやると、言ってることが伝わる。最初は、お互いに遠慮があるから、なかなか核心に行かないが、2度目だと、伝わる。
公演まで、あと1ヶ月、遅れている部分もあるが、手ごたえのある部分もある。
芝居ってのは、ホント、面白いものだ。
くるみちゃんが、衣装を着て稽古。この写真では、他の人は着物着ていませんが、時間がある時は、男も着物を着て、練習しています。かつらも到着。ドンキで売っている安物と違い、殺陣をやってもかつらは動かない。
客演の人も、気持ちよく稽古してくれている。客演と言っても、精神的には劇団RINの仲間。春の公演も一緒にやったし、気心が知れている。
芝居好きで、人間的にもちゃんとした人達と稽古するのは、楽しい。
稽古開始して、1ヶ月半。コメディーであり、時代劇である為、殺陣の練習、笑いを取る為の間の練習、時代劇特有の会話のテンポなど、マスターしなくてはいけない課題が多い。
しかし、新人の大村君も真面目に稽古に参加していて、若い男が3人並んで殺陣の稽古をしている姿は、なかなか良いものだ。ここしばらくは、なかったことでもある。
さて、客演の人の参加も始まり、いよいよ本腰の稽古開始である。
時代劇は、殺陣が出来ないと、様にならない。今の若いメンバーは、殺陣の練習をしていないので、特訓が始まった。
刀を合わせる…1つ取っても、学ばなくてはいけないポイントは多い。間合い、刀を合わせる角度、斬りにいく気持ちと、刀が合った瞬間、力を相手にかけないコツetc。
ただ、今の若いメンバーは真面目で熱心なので、ちゃんと基礎を身に付けようとする姿勢がある。それは、とても大事。自己流では、怪我をしかねない。
9月中は、もう少し、この基礎を練習する。
稽古、突入! 新しく大村君という男の子も劇団に入って、頑張っている。そして、久し振りというか、今のメンバーでは初めての本格的時代劇。みんなも、さっそく上の稽古風景写真のように、着物を着て練習。
楽しいコメディーだけれど、時代劇特有の型を作るのが、まず難しい。そして、その型を作った後の、セリフのやりとりの絶妙な間を作っていく…
ともあれ、いい雰囲気で稽古に入っている。
台本、第2稿が出来あがり、ほぼ最終台本に近くなった。今回は、劇団員の希望を聞いている中で、岩崎君が三下をやってみたいと言い、おばさん達に吉田君がオネェをやってみれば言われ、ウンと頷き、慶子さんが岡っ引きか瓦版屋をやってみたいと言ったことから、物語の概要が決まり、登場人物が決まって来ると自然と物語は流れ、結果的に、清水の次郎長を題材にしたコメディー劇になった。最初はストーリーはなかったのだが、最終的には、ちゃんとしたストーリーになった。ホント、芝居というのは不思議なものだと、あらためて感じる。
人数は少ないけれど、今のメンバーは、気持ちのいい連中ばかりである。稽古も自主的に頑張るし、ホント、恵まれているとつくづく思う。
8月に入り、連日暑さが続きますが、みなさんもお体に注意してください。
なにせ、エアコンのない稽古場、オフでも稽古は一応ありますが、とてもじゃないが、集中してやれる環境じゃない。まぁ、若い時はそんなことは気にならなかったけど。
台本制作も終盤に入り、公演体制も少しずつ整って、9月からの本格稽古の準備は出来ていますが、そういえば、夏の旅行も避暑もない…いつも、台本が出来たら、公演が終わったらと旅行の計画を考えるが、実際は……
のんびり過ごしたオフも終わり、秋の公演の台本を書いています。すでに、1/3程度出来ている。しかし、これ以上書く為には、配役をある程度、固めなくてはいけない。
江崎ホールでの自主公演なので、あまり無理して配役を増やしたくないが、後、1人ぐらい目途が立つと、物語の展開が楽しくなっていいんだけどね。
今回は、昨年秋公演に続いて、コメディータッチの楽しい芝居だ。地元、清水の次郎長を題材に、奇想天外なストーリーに。次郎長を尊敬している方には、申し訳ないが、芝居なので許してください。
RINは、過去を振り返らない。芝居は、『今』だから。今出来ることが、RINそのもの。過去の栄光(?)は、意味がない。
無事に公演も終わり、今はのんびり過ごしています。結果的に、RIN、TPSスタジオ、静芸、慶喜劇団の合同公演に近い形で行った訳ですが、すごく良かった部分と、相手劇団に迷惑をかけない演出方法というのは、かなり気を使うというか、疲れるものでした。
新しい試みには、痛みや苦労がつきまとうものです。冷静に、良い所とうまくいかなかった所を分析し、これからの活動に生かしていきたいと思います。
ただ言えることは、お芝居が好きなメンバーでやると、稽古も楽しいということです。途中でダメにならないように気を使って指導するのは、育成という意味では大事だけれど、結局、お客さんに失礼な舞台になってしまう。そういう意味では、今回の舞台は、結果として良かったと思います。
今、芝居を目指す若者は少ないけれど、芝居作りの楽しさを少しでも伝えていけたらと思います。
いつの間にか、5月…稽古は順調。配役でトラブルがあったが、慶喜劇団の山本さんに協力を依頼してあったので、すんなり解決した。
4劇団合同?…ともあれ、静岡の代表的劇団が協力出来るということは、これからのそれぞれの活動にプラスになると思う。1劇団の垣根を越えて協力し合う。簡単なようで難しいこの課題をクリアー出来たのは大きい。
ダイエットは、3.5`減、見た目もスラッとしてきた。役作りとしては大事な努力だと思っている。お客さんにこの姿をさらすのだから。さて、今年も休みのないゴールデンウィークが始まる。
台本が完成して、1ヶ月。最後の役も決まり、体制は整った。TPSと静芸のメンバーとの稽古も、すでに3回行った。違う団体のメンバーは、当然演出のされ方も違うから、最初は手探りだったが、真面目なメンバーばかりで、今は和気藹々、楽しく稽古している。
ちらし作り等の雑用も一段落し、そろそろ役者としても、気合を入れていかないと。そう、今回は、僕も重要な役者として出るのです。
まずは、ダイエットから。1ヶ月で2`近く痩せたが、まだまだ。お腹が出ていたんじゃ、恰好悪いからね。あと、2`は痩せたい。役作りも、見た目の印象は大事。そこから、スタートです。
台本が完成し、稽古が本格化してきた。まだ、役が1つ埋まっていないが、みんなやる気満々で、稽古に入っている。特に新人の2人は元気で、稽古に活気が生まれている。
TPSスタジオメンバーや静芸中川さんを加えた稽古も、TPSの稽古場でスタートした。僕がこどもミュージカルで演出した時に、中学生で出た子が、もう立派な女性となって、稽古に参加している。不思議な縁というものだよね、こういうのって。
とりあえず、体制は固まったので、このまま稽古を続け、残り1人をどうするか、考えることとする。新しい試みなので、試行錯誤な部分もあるが、みんな、元気なのが、嬉しい。
新人2名を加えた稽古が始まって3週間、だいぶ慣れてきました。何より、真面目に取り組んでいるのがいい。ともかく、1からちゃんと学ぶという姿勢で、好感が持てる。
台本は、第2稿が完成。ほぼ最終形になり、最後の加筆の段階。今回は、諸事情により、芝居の設定が先にあり、後からテーマを含め台本を書くという少し変わったやり方。最初は、この設定で芝居を書くってのは……という思いがあり、うまく進まなかったが、なんとか、テーマもしっかりした作品になってきた。
もう1人ぐらい新人が入って欲しい……ぜいたくな思いだけどね。
なんとか、台本が順調になり出した。ちょっと、見えてきた感じがある。約1/4ぐらい進んだ。
書けない時にあがかないで、エネルギーを溜めるというか、じっと、書く手を休める。そして、ふと情景が浮かんだら、そこだけメモする。それが増えていくと、つながりが生まれてくる。つながり始めると、台本が進む。
書き手の僕も、劇団の1つのパーツだ。別のパーツが動き始めると、書き手としても動ける。座付作家とは、そういうもののような気がする。
新しい劇団員が1人増えました。見学希望者も今度来る予定です。2014年になり、少しずつ新しい変化が表れてきました。
台本を書き始めていますが、なかなか進みません。やはり、状況設定だけでは駄目で、柱となるテーマ、大きなテーマだけでなく、小さなテーマが落ちて来ないと、筆に勢いがつきません。
芝居というのは、面白いものだと思います。何かのきっかけで良くなったり、何かが足りなくてうまくいかなかったり…運に左右される部分がある。自分の力だけではどうにもならないものがあるから、逆に面白いのかもしれない。
明けましておめでとうございます。本年も、劇団RINをよろしくお願いします。
今年春の公演を、T・P・Sさんと合同で行うことにしました。昨年末、2度ほど、豊田さんと話し合いを重ね、協力し合う下地を作りました。
ただ、劇団RINが人数が少なくなったからというだけでなく、静岡の演劇のために、各団体が協力し合っていく必要性があると判断したからです。
もちろん、静芸さんとも今後とも協力体制を築いていきます。もう、1劇団のポリシーとかプライドにこだわっている時代ではないと思う。
何はともあれ、2014年がスタートしました。今年も頑張ります!
いつの間にか、12月も半ばになった。公演も少人数ながら好評に終わり、また、久し振りに楽しい打ち上げを行い、ちょっと気がゆるんだのかもしれない。
次回の公演のことや劇団の体制など、いろいろ考えてはいるけれど、まだハッキリとした形にはなっていない。ちょっとゴタゴタもあったし。
ただ全体としては、いい方向に向かっていると思う。今は少しエネルギーを蓄えて、来年からの活動の原動力に…という感じ。
芝居って、心が擦り切れていては良いものが作れない。ボロボロになるまで頑張る時と、豊かな心を育む時の両方がないとね。
今は、劇団員の都合に合わせて、稽古しているので、稽古日も週4日になってしまう。例えば21日の月曜日は、午後4時から、夜の10時まで。稽古しなくちゃうまくならないという松下さんの気迫が、みんなに伝わり、熱の入った稽古。
僕でさえ、疲れを感じる状況ですが、若い人も頑張っている。僕も、みんなにうまくなってもらいたい。だから、頑張る。
劇団は、山あり谷ありですが、頑張っていれば何とかなるもんだなぁと、感じる昨今です。
メンバーもそろい、連日の稽古である。だいたい、週4日稽古している。他にも、自主稽古で頑張っている。中心にやっている松下さんの頑張りには、脱帽だ。ここ何年か、こういう熱の入った稽古はなかった。
それぞれが仕事や家庭を抱えているので仕方ないと思っていたが、今は、それぞれの予定を書き出し、協力して稽古日を作っている。
やはり、中心メンバーがどう稽古の大切さを感じているかだと思う。長くやっていて、気持ちもマンネリ化した部分が最近は、あったと思う。
ともかく、気持ちの入った稽古を続けている。
劇団員の努力が実り、ようやく残り1人の配役に目途がついた。残念ながら、僕の運気が良くないため、今回は劇団員に頑張ってもらうしかなかった。
しかし、みんなで手分けして頑張ってくれた成果が出た。劇団は、僕1人のものではない。こうしてみんなの努力で、一歩一歩前に進むことが大事だ。
ようやく、劇団が前を向いて進む状況が生まれつつある。多分、小澤さんもやっていけるだろう。こうして、人数が少なくなった時に頑張れる雰囲気が生まれ、核が出来れば、来年は、更に良くなっていくだろう。
感謝の気持ちと、そろそろ稽古も全開モードで!
公演台本が完成した。残念ながら、配役がまだ1人決まっていないが…今までも、こういうことは、よくあった。今、新しい劇団員が必要と思った時は、そうしてきた。それは、そうしないと、ホントにいいものが作れないからだ。
確かなメンバーで、じっくり稽古する…それは、基本だ。今いるメンバーで、それは出来るし、やる。しかし、それだけでは駄目だ。新しい力が必要なのだ。新しい人が加わることによって、今のメンバーは更に良くなる。だから、新しい人を探す。
芝居は、生き物だ。だからこそ、不確かなものに賭ける。僕達はクラシック音楽をやっている訳じゃない。今とつながっているのだから
秋の公演の第1稿が出来あがった。少人数での公演、場面転換のない芝居、これが今回の、台本の基本条件。場面転換なしで、一つの場面だけで、1時間半の芝居を書くのは、かなり厳しい。
しかし、劇団の状況から、この条件は譲れない。だから、今回は楽しいホームドラマを作った。いつものような、テーマ性の強い作品には出来ないが、お客さんが観て、ほのぼのとした気分で帰れる芝居を目指した。
たまには、こんな小作品もいいんじゃないだろうか?
さて、8月終わりの完成に向けて、もうひと頑張りだ。
人生に節目節目があるように、劇団という集団にも、節目はある。ただ、残念なのは、自分が見えない人というのは、結局、ずうっとそうなんだろうなと。
僕は特にそうだが、気付いていたり分かっていても、口には出さず、遠回しな言い方で話をする。その言葉の意味を推し量らない人は気付かないが……
ともあれ、公演日・会場も決まり、再出発への青写真は出来た。今、場面転換のない、芝居の台本を少しずつ書いている。1つの場面で芝居を完成させるのはかなり難しい。なかなか、思ったようには筆がすすまないが、8月終わりには、完成させなければならない。当分、胃が痛い日が続きそうだ。
11月公演の台本のアウトラインが固まった。今回は、少人数で、ホームドラマをやろうと考えている。
仮題は、『第二の人生』、定年後の夫婦のあり方を考えたお芝居で、不肖の旦那、不肖の娘、不肖の息子に翻弄されながらも、明るく楽しく生きていく母親の物語。
5月から、劇団は団費を取るようになりました。これは、お客さん気分で舞台に立てれば…という曖昧さを変えたかったからです。前々から、どっかでケジメをつけなければいけないと考えていました。そして、50回の節目の公演を境に、踏み切りました。人数は少なくなりましたが、残ったメンバーは、元気に頑張っています。
第50回記念公演も、おかげ様で無事終えることが出来ました。創立28年、いろんな出来事を乗り越え、ここに到ったというのが、正直な感想です。しかし、続けて来れたのは、やはり、劇を観に来てくれるお客様がいたからです。あらためて、感謝を申し上げます。
さて、今後のRINですが、50回を区切りに、続けていく劇団ではなくて、続ける価値のある劇団を目指し、再編成し、秋以降の公演に臨みたいと思っています。劇団の特徴は、演技だけでなく、劇団の常識が何か?ということだと思います。芝居を続けるために、その常識を捨てるのではなく、その常識を持った人が、中心に頑張っていく。現実には難しいことですが、その為に、規約も新しくしました。
団費を払う、チケットを10枚以上は売る…単純なことですが、それを今まで出来なかった劇団員もいたのです。まず、そこを押えて、ちゃんと稽古出来る体制を柔軟に組む。人数が少なくなっても、いい芝居は出来ると思っています。
悪貨は良貨を駆逐する…人は気持ちを強く持っていないと、悪い方に流れていくものです。いつの間にか、楽な方、楽な方へと変わっていく。団費を払うことさえ、しなくなるように。ある意味、ここが正念場だと思っています。
いつの間にか、公演10日前になった。ホント、公演が近づくと時間の流れが早い。焦る気持ちは、僕だけでなく、劇団員全員にある。残りの時間でやらなければいけないこと、やりたいこと……限られた時間の中で最善を尽くす。
しかし、全員とは言わないが、確実にレベルアップしているし、50回記念公演ということで、頑張っている。いつもより、稽古時間を1ヶ月多く取った成果は出ている。大道具・小道具も、いつもよりは力を入れて作っている。
芝居は生き物である。どんなに努力しても成功するとは限らない。しかし、努力した分だけは、成長していることは確かだ。それが本番に出るかどうか。
さぁ、後10日、頑張ろう!
さて、公演1ヶ月前、ゴールデンウィークに突入しました。稽古は順調に……と言いたいところだが、そうは簡単にはいかない。人間にバイオリズムがあるように、稽古にも浮き沈みがあるものである。だいたい、集中力などというものは、そう長くは続かない。経験的に公演1ヶ月半前から1ヶ月前の間は、集中力も熱意も下がる。特に、若い人は緊張感が少し和らぐと集中力も欠けてしまう。
完璧な人間など、いないのである。そうした欠点を持った人間の集まりをどう引っ張っていくかが、演出・代表の手腕である。そういう僕も欠点のある人間の1人……さじ加減を間違うと、とんでもないことになる。
ともあれ、この時期、道具作りをはじめ、舞台を仕上げていく大事な時期なことには変わりない。今日も、道具作りと稽古、頑張ります!
公演まで、2ヶ月を切った。新しいメンバーも劇団に慣れて、声も出るようになり、演技も少しずつ、様になって来ている。ただ、ベテランの足並みがなかなか揃わない。確かに今の世の中、芝居をすることが可能な職業というのは極端に少なく、企業は買手市場をいいことに、かなり従業員をこき使い、仕事が終わったら疲れ切って自分の時間を……とはいかなくくらい苛酷である。
しかし、そういう現実を無視して理想論は吐けない。現実を直視して、柔軟に対応していく……稽古日、稽古時間の変動も、臨機応変にしていかなくてはいけない。幸い、芝居に対する気持ちは、かなり浸透している。何をすべきか、どこまですべきかの常識が生まれている。
さて、最近、稽古場の整理をしている。衣装を含め物が増えすぎ、倉庫状態に稽古場がなっている。快適な稽古空間……それも大事だと、楽しみながら、整理整頓。まぁ、僕は、本来、整理整頓が好きではあるが。
新人が2名、2年ぶりの復帰が1名の新しいメンバーを加え、稽古を続けている。今回は、2名絡みの場面を多く作ってあり、相手役と時間を調整して、稽古日以外でも、自主稽古している。自主稽古と言えども、僕も基本参加している訳で、週に4回稽古の時もあり、なかなかハードだ。
更に、今回50回記念公演後の新企画も考えている。いつまで体が持つかはわからないが、とりあえず、行ける所までは行ってみようと思っている。
劇団の改革も必要になってくるだろう。同じ所にとどまっていては、衰退していくのみだ。まぁ、最期の悪あがきと、温かい目で見守っていただければ、幸いだ。
稽古が始まって、そろそろ1ヶ月。決まっていない役もあと1つになり、少しずつ稽古に熱が入ってきた。
今回は、特に、山田君、慶子さん、まさ子さん、松下さんが、主役級の演技が出来るように、力を入れている。そろそろ、4人とも、主役をやってもいい経験を積んできている。しかし、いくら舞台経験が増えても、毎回、脇役や準主役の役では、役者としての気概を含め、自信を持つことは難しい。今回は、台本を早く仕上げ、稽古期間はいつもより1ヶ月以上多いので、ここに力を入れていける。
事実、山田君などは、ちょっと一皮剥けてきている。と、相手役も力を入れられるし、演技力が上がっているのが眼に見えてくるから、更に気持ちが入る。
芝居はアンサンブルだ。相手役がいいと、稽古していても、充実感や手応えを感じられる。劇団員の成長は、僕の楽しみでもある。
台本が完成し、今日が初稽古、本読みになる。さて、僕はどのように台本を作るのか? 少し、書いてみる。テーマや全体構成は、前もって出来てる時もあるし、まったく白紙の時もある。まぁ、だいたいは、苦しみながら、生み出す。多分、ここが一番苦しい。全体構成が出来ると、第1稿を書き出す。あっちこっち、飛びながら。第1稿は、芝居になると思えた部分から書いていく。頭から、順に……とはならない。第1稿が完成すると、もう一度全体構成を考える。そして、全体構成が完成したら、細部をつなげていく。第2稿が出来たら、繰り返し読み返しながら、手直しをしていく。ここも時間はかかるが、もう苦しくはない。何度読み返すかは、その時々だが、最低5回ぐらいは行う。今回は、10回ぐらいか……多分、書くことで一番重要なのは、イメージの固定である。何ヶ月か同じイメージを固定していける精神力、それが、長い台本を書けるかどうかの、鍵なのではないだろうか。
次回公演が、自主公演第50回の記念公演になる。劇団RINを創設して27年、よく、ここまで続けられたと自分でも不思議になる。つぶれる危機は、何度もあったし、もう止めてもいいかなと思う時も、何度もあった。
それでも、何故か続ける状況が生まれ、オリジナル作品も生まれてきた。書きたいものが書き手の意思とは関係なく、湧き出す。まるで、芝居の神様が降りてくるかのように。書いてるのではなく、書かさせてもらっている……
今回、すでに第1稿は完成した。120ページの大作。あと1か月の間、推敲を続ける。出来れば、50回記念公演にふさわしい作品になってもらいたい。台本もそうだが、役者がどれだけ頑張るか、芝居はそこで決まる。活性化のためにも、新しい役者が加わってくれることを切に願う。
静芸の公演のお手伝い、役者を一名と、後、裏のお手伝い。どの劇団も苦しい中、頑張っていると感じる。苦しいとはいえ、やはり、それぞれの矜恃はある訳で、必要以上の手助けは返って迷惑と思い、要請に応じる形で協力している。
さて、RINとしては、静芸公演のお手伝いの後、老人ホームへの慰問劇、そして、春は50回記念公演なので、満を持して、年明けから稽古出来るように、今から準備している。
春公演の台本の構想も決まり、今、書き始めている。非常に挑戦的な作品で、小劇場スタイルとリアルな劇を合わせたような、テンポのある、そして、静かな所は静かに……というお芝居である。もう少しイメージが固まったら、皆さんにお知らせします。
ともあれ、いい休養期間を過ごして、気持ちは新鮮に芝居に向かい合っている。
しばらく、オフを満喫〈?〉していました。もちろん、稽古は少人数でもやっていましたが。
秋は、静芸の公演のお手伝いをすることにしています。これからの静岡の演劇界のためには
少し、方針を変えていかないとと思っています。劇団のホームページの更新は、少し間があくと
思いますが、これからもよろしくお願いします。
私事ながら、異動で、職場が変わり、今まで一度もやったことのない仕事に変わり、毎日忙しく
精神的にも余裕のないまま、稽古に出ている。もちろん、風邪をひいたり、体調の良くない劇団員もいる。
こうしたサプライズを乗り越えるのは、やはり経験かもしれない。その点、年齢の多い、経験の多い劇団員が
多いと、それでも公演は乗り切れるという安心感がある。
もちろん、稽古量が多いにこしたことはないが、彼等も1人で家にいても、役作りの出来る人達である。
僕も、年々大変になるが、頑張ろうと思っている。
昔は、公演が近づくと、週に4日も稽古した。今は、週2回の稽古で本番を迎える。1つには、劇団員の平均年齢が高齢化したことと、高齢化したゆえに、稽古への取組みがしっかりして、各人、自分の演技に対する意識が高くなったためである。量より質……ちゃんと稽古日以外の時にも、自主練習していれば、集中した稽古で乗り切れるものである。
さて、年度末年度初めで少々あわただしい。早く、落ち着いて稽古に集中したいものだ。
2月12日に、劇団員に台本を渡し、春の公演の稽古が始まった。新しく入った若い2人の女性を含め、OBの参加もあり、久し振りに活気のある稽古を行っている。やはり、やる気に燃えた新人の加入は、長くいる劇団員にとっても、刺激になる。自分が劇団に入った頃を思い出すのか、先輩としての責任が生まれるのか分からないが、いいことである。
さて、僕も出演するので、うかうかはしていられない。とりあえず、頑張るのみである。
もうじき、春の公演の台本の第1稿が出来る。今回は、事前に春公演に出れるかどうか、休団中の人にも確認し、確実に出れる人の他に、新しい人の枠を2つ作って、書いている。新しい人が入らないと、やはり劇団に活気が生まれないし、かと言って新しい人が入らなければ出来ない作品では、稽古に支障をきたす。その辺を工夫して、台本を仕上げるつもりである。まぁ、その前に老人ホームの出前芝居があるが、出来れば、この活動も大事にしていきたい。そのためには、もう少し、人が必要である。これを見た人も、ぜひ、活動に参加して欲しいと、願う今日この頃である。
春の公演の台本の構想を練っているところです。出前芝居も一段落し、年末のあわただしい時期ではあるが、オフの一時であることには変わりなく、のんびりとあれこれ考えるのは、唯一、楽しい時間かもしれない。現実が近づくと、そんな悠長なことは言ってられなく、配役をどうするか、いつまでに書き上げないと稽古が間に合わないとかプレッシャーがかかる。しかし、新しい人に劇団に入ってもらわないと、いけない時期になってきた。やはり、新しい人が入ると、劇団に活気が生まれるし
今回は、公演に出れない人が出たばかりでなく、体調を崩す人が続出、点滴を打って公演に出た人もいるし、僕自身も歯茎が腫れ上がった状態で公演を迎えることになってしまいました。それでも、なんとか、最低限の出来で無事に公演が終了出来て、正直ホッとしています。しかし、こんな状態が続くようでは、芝居をやる資格がありません。少し休養した後、春の公演がちゃんと出来るように、頑張ります。
体調が悪い人が続出し、苦しい稽古を続けています。平均年齢が高い劇団としては、考えておかなくてはいけないことでしたが、少し無理したのかもしれません。しかし、長く続けているメンバーばかり、演技はかなりいい線にいっています。稽古に出れなくても、自分で努力しているからでしょう。ありがたいことです。
公演まで後1ヶ月、少々焦っていますが、なんとか良い公演をと頑張っています。今回は、諸事情で公演に出れない劇団員が何人か出ました。震災の影響もまだあります。それでも、観にきてくださるお客さんがいるということは、ホント、ありがたいことです。今回は、代表の私の持ってき方に無理があったのかもしれません。それでも公演は待ってくれません。集中した稽古を続けていく……幸い、真剣に芝居に取り組む劇団員ばかり、彼等の成長も楽しみです。
初めて、長いオフを過ごし、しばらく劇団のことを頭の中から無くして過ごしました。それから少しずつ、秋の公演のアイデアを考え、老人ホーム用の出前芝居の台本1本を仕上げ、秋の公演、『RINの夕べ PART2』の本公演台本を8分通り書き上げました。
考えてみれば、劇団も創立25年、よくここまで持ったものです。財力も無く、スポンサーもない中で、年に2回公演を続けて来ました。秋が48回公演……50回が節目になるのでしょうか? 先のことはともあれ、まずは秋に向かって、動き出す時期がやって来ました。
ただ今、のんびりとしたオフを過ごしています。久し振りに劇団内に問題のない時期が続き、ありがたいことではあるが、考えてみると、劇団も25年、よくここまで続いたなという思いもある。蓄積疲労みたいなものが無いと言えば、嘘になる。ここは、惰性ではなく、本気で芝居をやりたいと思うまで、リフレッシュするのもいいかなと、個人的には秘かに思っている。まぁしかし、好事魔多し……浮かれていると足元をすくわれるので、注意、注意
公演が無事に終了した。精神的な疲れのない良い公演だった。
僕は、劇団内ではおばさんという三人組、僕とさして年が違う訳でもなく、僕より若いおばさんもいるが、なんとなく、そう呼んでいる。このおばさん達も入団して2年半、演技的にも良くなっただけでなく、自発的に衣装の手配、小道具の調達、ちらし撒きなどをしてくれる。今や、このおばさんが劇団を支えているといっても過言ではない。
彼女等のおかげで、ベテランや若い人がスムーズに稽古に入っていけているのだ。ホント、ありがたいの一言に尽きる。
公演まで、後一週間、今日は、照明・音響を迎えての通し稽古である。人数的には、前回と変わらないけど、演技レベルはかなり上がったと思う。そして、アンサンブルが良い。つくづく、これほど個性豊かでタイプの違う、そして年齢の違う人達が集まったものだと、感心してしまう。
ありがたいことだし、RINとしてだけでなく、静岡の演劇の盛り上がりのためにも、頑張っていかなければと改めて思う。
しかし、好事魔多し……の例え通り、好調な時に浮かれていると、しっぺ返しが来る。気を引き締めていかなくては。
皆様には、29日の公演、ご観劇いただければ幸いです。最後まで頑張ります!
さて、今回も新しい人、2人入って、公演に参加します。今回は、稽古見学者7名、そのうち、1人が今回の公演に参加し、劇団員の友人が1人参加という形になりました。稽古見学希望の人が、毎回募集をかけなくても、来てくれるということは、ホントありがたいことです。現在は、情報を送る手段が少ない時代で、新聞に載せても、新聞読まない人も多いし、タウン雑誌も衰退して、ネットも募集という意味では、使いづらいアイテムかも。
そうした中で、希望者があるというのは、ありがたい。この流れを断ち切らないように、今回の公演が終わったら、新しく募集の方法を考えたいと思います。ミュージカルも考えないといけないので。
今まで、地震の津波の恐さなんか考えたことがなかった。しかし、今回の大震災を見て、あらためて、津波の恐ろしさを感じた。と同時に、もちろん震災に遇われた方にとって食料などのありがたみも確かだが、やはり心配してくれる人や元気づけてくれる人のありがたみに、勇気づけられたと聞いた。やはり、心の温かみは、生きる希望です。芝居もまた、そうした懸命に生きる人達への応援歌でありたいと、あらためて思った。
実は、ミュージカルをやりたいというダンスのインストラクターと手を組んで、来年、ミュージカルを計画している。ミュージカルは、お金も時間もかかる。そう簡単には出来ないが、不可能でもない。RINのメンバーを加えて、新たにダンスメンバーを募り、6月頃には、稽古を始動したいと思っている。まだまだ、暗中模索の段階だが、RINに新しいメンバーが加わっているように、いいメンバーが集まれば……と思っている。
さて、春の公演台本が来週中に完成する。簡単そうで芝居にするには難しいテーマだったが、なんとか乗り切れて、楽しい芝居になったと思う。後は、役者達が、どれくらい台本を膨らめてくれるかだ。
昔は、台本は良いけど、役者に難が……と言われたこともある。生の舞台では、役者の出来が生命線だ。幸い、今、メンバーは充実している。これに、何人かの新人が加われば、更に可能性は拡がるだろう。別の企画も考えているので、少し、人集めに動いてみようかと思う。
久し振りにのんびり過ごした年末年始も終わり、春の公演の準備に入った。いろいろ悩んだ挙句、次回は、人情劇『ふきのとう』をやることに決めた。RINとしても、新しい試みである。コメディーでなく、人情劇……観てくれたお客さんの心が温かくなるような芝居。簡単そうに見えて、難しい。
大きなドラマ展開のない中に、いかにお客さんが見入る芝居が作れるか……まだ台本制作の途中だが、頑張ってはいる。
今年は、山あり谷ありの1年でしたが、結果的には、いい方向でまとまり、劇団員にやる気と明るさが戻りました。
来年は、稽古見学希望の人も数人いて、少し若い人を増やすとともに、観客動員をアップさせるために力をそそぎたいと思います。
来年も、劇団RINをよろしくお願いします。
無事に公演が終わりました。今回は、稽古を始めるまでに、いろんな出来事があり、しかし、結果的には、久し振りに気持ちのいい稽古が出来て、公演終了後の打ち上げも、楽しくワイワイ騒げて、今は、憂いもなく、オフの静かさを楽しんでいます。
やはり、信頼関係というのは、今さらながら、とても大事だし、力になるものだなと実感しました。また、各人が演技的に少しずつ自信を持ってきたことも、大きな成果でした。自信が持てれば、意欲も増します。約2年かかりましたが、当然と言えば当然ですが、胸を張って、芝居やってると言えるまでには、それくらいかかります。年齢が多岐に渡っていることも、安定した大きな理由です。幸運もありましたが、この路線を目指して、正解だったなと。
次回の作品については、しばらくリフレッシュして、頑張ります。
公演も近づいてきました。金、土、日と週末にまとめて稽古していて、それぞれ良い稽古が出来ている。おばさん達の演技レベルも上がり、元劇団員が戻っての公演のため、穴のない配役で、お客さんにも楽しんでもらえるのではないかと、自負している。しかし、シリアスなドラマは、ダメ出しが細かくて、結構時間がかかる。まぁ、不安のない稽古など無いが、ちょっと焦っている。
早いもので、もう公演1ヶ月前である。戻ってきてくれた元劇団員が3人、新人の女の子が1人、以前と変わらない、いや、それ以上の人数で公演を迎えられる。新人の女の子は、すでにセリフが入っている。当然、元劇団員は、演技的に計算出来るレベルである。それと、今回の大きな目的のおばさん達の演技レベルもかなり上がってきた。やはり、演技の出来る人で行う稽古は楽しい。
決まっていなかった1つの役が埋まった。信じられないが、役にぴったりの人だ。見た感じも年齢も、想定した役にぴったり。いつものことではあるが、ホント、劇団RINは幸運に支えられて、公演を継続してきた。もちろん、努力はしているが、努力したからといって、うまくいかないのが世の中だ。
僕にとって、劇団員は仲間であり、子供である。時には、甘やかした子供がぐれるように、劇団を去っていくことはあるが、劇団員でいる間は、差別なく大事にしているつもりだ。努力した人には努力した分だけ、素敵な役を……僕には、そんなことしか出来ないが
劇団もようやく落ち着き、秋の公演に向けての稽古も熱が入ってきた。秋の公演の目標は、現劇団員のレベルアップだ。もちろん、お客さんに喜んでもらうのがチケット代を取っている以上当然だが、今回の芝居は、役者の演技力によるところが多い。アクションや殺陣がある芝居の場合は、細かい演技が出来なくても見せられるが、シリアスなドラマはそうはいかない。役がひとつ決まっていないが、稽古には支障はない。やはり、演技だけで見せられる劇団にしていかなければ、これからの発展はない。集中して稽古しているせいか、雰囲気の出てきた場面も生まれてきている。後二ヶ月、それをどこまで上乗せ出来るか、楽しみと緊張感のある稽古である。
今回の芝居のテーマは、HIV、つまりエイズに関する問題を扱っている。エイズの問題が新しいか古いかは考えようではあるけれど、男女間の性交渉で感染者が増えている事実は、もう、人事(ひとごと)と考えられないレベルになっている。
そして、もう1つ、基本的に性交渉でうつるということが、この問題を普通の病気と違うものにしている。本来、人には話さない個人的な秘密を人前にさらさなければならないからだ。当然、結婚にも大きく影響してくる。本来、健康な男女で普通に行われている行為が、表ざたになることで障害になる。
こうしたテーマは芝居にするには、とてもデリケートで難しい。しかし、児童虐待などと共に避けて通れないテーマでもある。こうしたテーマの芝居に積極的に取り組んでくれる新人が劇団に入ってくれることを、せつに願う。
今回のプライベートの騒動も、ようやく鎮静化し、今は、緊張感と笑い声の響く稽古を行っている。雨降って地固まるの例えとおり、問題を1つ乗り越えていくと残った劇団員の信頼関係も強まる。更に、劇団OBが2人復帰してくれ、1人稽古の手伝いをしてくれている。激励に遊びに来てくれた劇団OBも。
大人の劇団を目指し、復活したRIN……まだまだ道のりは遠いが、笑顔が戻って充実した稽古を行っていければ、結果はついてくる気がする。
来年は、児童虐待のお芝居を……という意見もある。これも、現代の社会では避けて通れないテーマであるが、芝居にするには難しい。RINには、芝居に出てくれる子役はいるが……
自分勝手な人の言葉と、人を思いやる人の言葉とどちらが強いかというと、残念ながら、自分勝手な人の意見が飛び交うことになる。自分勝手な人は、わめき散らし、心ある人は、言葉を選ぶ。スピードも量も圧倒的に差が出る。そのため、多くの人が惑わされる。
しかし、そうした言葉はただ飛び交うだけで、人の心を動かすことはない。地道に活動を続けていって結果を残す。芝居の世界でも、それは変わらない。
好事魔多し……のたとえどおり、順調にいっていると思っている時に、落とし穴がある。今回も、春の公演を経て、秋にシリアスな劇、そして、劇団員の演技レベルが上がったところで、来春、新しいジャンルに挑戦! 情念の芝居をやろうと考えてきたが……
まあ、しかし、劇団というものは、いつもそうかもしれない。レベルアップを図りながら、更に高いところへステップアップして……と思っていても、人間のやること、まして、プライベートは様々な問題を引き起こすのは仕方ないことでもある。そうした中、芝居を続けることは、とてもエネルギーのいることでもある。順調な人生がないように、順風満風な劇団運営もない。
それでも、RINは公演を続けてきた。そして、これからも続けていくだろう。外から見れば、停滞していると見える時も、続けていく熱意は、様々な問題に真摯に取り組んでいなければ生まれない。僕達は、結果がすべての芝居の世界で、それほど不遜ではないつもりだ。
早く書き出した割に、難産の今回の作品が、ようやく第2稿まで到達した。今回は、作品の性質上、リアルを追及し、しかも、そこにドラマを作るという、難しい作りになっている。ドラえもんのどこでもドアは、使えない。まぁ、今までもSF書いても、どこでもドアは使ったことはないが……
静かだが、ドラマは存在する、そんな作品に仕上がったのではないか……しかし、静かな劇は、俳優の演技力が重要になってくる。もちろん、フィクションでも登場人物の存在感は、役者にかかっている。演技に嘘があっては、成り立たない。
そこで、今回は劇団員全員を登場させず、なおかつ、主要人物の出番が多く、中心メンバーにかなりの負担をしいる内容だ。今月末には完成するが、ぜひ頑張ってもらいたい。
劇団員が、ホームページを作ってくれた。主宰の僕が忙しく、ホームページの更新がなかなかされないということで、最新情報や掲示板等の部分や、稽古日誌など作ってアップしてくれる。これからは、そちらの方も見てください。このホームページは、劇団RINの公式ホームページということで、これからも存続させ、主宰の部屋等を更新していきます。劇団のホームページが2つになったからといって、別に分裂した訳じゃないので、ご心配なく。
最近、台本を書くのが早い。早いというのは、公演中に次回の
公演のテーマと題材が決まるという意味。幸い、前回は台本の上がり
も早かったが、今回は……難しい。考えてみれば、難しいテーマを
選んでしまった。詳しくは言えないが、今のままでは芝居にならない。
芝居は、どんな崇高なテーマをあげようと、ドラマがなくてはなりたたない。
ショッキングな事実が、ドラマになるかと言えば、ノーである。
事実は小説よりも奇なり……では、書く意味がない。この分では、
当分、気持ちはスッキリ出来ない。夏というのに……
公演が終わって早2週間が経とうとしている。先日の打ち上げで、ある劇団員が
遠い昔のことのような気がすると言っていた。公演前の時間の流れ方と公演後の時間の
流れ方は違う。正直な感想だと思う。
さて、掲示板等で少しゴタゴタがあったが、そのコメントは控えさせてもらう。
僕達はあくまで公演の場でお客さんと向かい合っている訳で、答も公演で返すのが
正しいと思っている。次回公演の構想もおうかた決まっている。とはいえ、今しばらくは
リフレッシュしていたいと思う。若い劇団員は1週間もすれば疲れは取れるが、年を取ると
肉体的な疲れだけでなく、精神的な疲れがある。リフレッシュしないと、お客さんの心に
届く作品は作れない。2週間ぐらい休みにしようかな
公演まで、10日を切った。今回は殺陣もあるので、日曜日には体育館を借りて、殺陣を含めた稽古をしている。日曜日の昼間から夜にかけて、ほとんどの劇団員が集まって稽古出来るのは、いつ以来だろうか…やはり、広い所での殺陣の練習は楽だ。
さて、公演は役者だけでなく、照明・音響のみならず、受付をやってくれる人によって成り立っている。更に今回は、友情出演の人もいて。しかし、何より、公演はお客さんがいて、始めて公演になる。お客さんのいない公演などありえない。ぜひ、1人でも多くのお客さんに観てもらいたい。
さて、公演1ヶ月前になって、稽古もがぜん熱を帯びてきた。一昨日の日曜日の稽古には、1人を除き全員揃って、3時から7時半まで稽古をした。15人プラス子役3人の稽古は、圧巻でもある。こんな稽古状態は、ここ数年無かった。
稽古場、廊下、外の道路を使って、それぞれの殺陣の稽古や相手役とのせりふ合わせ、そして、通しをしながらのダメ出し、みんなそれぞれ、下手な演技はしたくないという熱意がある。演出、劇団の代表としては嬉しい限りだ。
この勢いを公演当日に生かし、そして次の公演につなげていく。個性のあるそれぞれの役者がバラバラになるか、それとも1つにまとまっていくか…難しい舵取りではあるが、希望のある現状だ。
人数が増えて、稽古中、一度も出番がなく終わる人が生まれるようになった。来ている人は、一度はその場面の稽古をしてあげたいのだが、流れによっては、無理の場合もある。それほど人が集まるというのは、有難いことだが、せっかく来たのに練習出来なくて申し訳ないと思う。
気合は入っているのだが、いけそうという感じは、まだない。意外と今回の芝居は難しいのだ。頑張っている人には、もっと稽古してあげたい…しかし、僕も限られた時間しか持ち合わせていない。芝居というものは、なかなかうまくいかないものだ。
さて、少し今回の芝居の中身を書いておこう。眠きょん志郎の夢退治『その夢、斬って候』……いわゆるSF的活劇である。不思議な変な夢を見て恐くなって相談に来る3人の依頼人。その夢には、悪意のある力が働いていた。
いい加減で惚れっぽい主人公きょん志郎は、剣の腕はすこぶる強い。おまけに、霊感がある。真面目だが、争いが嫌いで喧嘩の弱い助手の獏、今でいう草食系か
悪意のある夢を送ったのは、夢界衆の天海、彼の狙いはなんなのか? 依頼人の1人の美しい女性、真田なほ、彼女が今回の事件の鍵を握っている。そこに登場するきょん志郎の兄弟弟子の十文字新之助……
コメディータッチで進む劇は、ある時、大いなる野望に立ち向かう冒険劇に変わる。殺陣ありのこの芝居は、純粋に楽しくて迫力がある。後は、劇団の経済力でどこまで、舞台を豪華に出来るか? まぁ、これは貧乏劇団の宿命、すこぶる頼りない
1年半前、劇団が潰れるかもしれないという状態だったのに、今や毎回稽古に10人以上参加すると共に、自主稽古や観客動員の拡大などに劇団員は自主的に取り組んでいる。すでに、衣装プランや衣装探しも本格化、活気に溢れた劇団に変貌中。
劇団が有機的に動くためには、組織として動けるかどうかが鍵になる。なんでも代表に聞かなくては進まないようでは、フットワークが悪い。あるレベルまでは制作なり衣装の責任者が動き、稽古も相手役と相談して別の日に稽古するということは、とても重要なことである。自分達が劇団を支えていると思うのと、劇団に入っているだけというのは、雲泥の差がある。
ただ、それぞれ仕事や家庭を持っており、頑張るのはいいことではあるが、時間があまり取れない人に強要することは、その人が劇団を続けられない事態に追い込むことになり、配慮が必要だ。
ともあれ、いい方向に進んでいることだけは確かだ。
何の募集もしないのに、ホームページと知人の紹介だけで、4人の新人が入る……ということで、台本を完成させた。ところが、そのうち2人が事情で出れないことになった。まぁ、何の努力もしないで4人も新人が入るなんて幸運、そんなに世の中甘くない。まだ公演までは時間がある。台本を書き直すかと思っていたところ、1人がやっぱり出れそうとなり、更に別に3人が入りたいということになった。
運というのは、分からないものである。しかし、流れというものは確かにある。劇団が活気を持つ流れと活気を失う流れは、長いことやっていると、周期的に来る。劇団が潰れそうになったのは、去年で3回目か。
今はプラスの流れの中にある。新しい3人が本当に入るかどうかは分からないが、この流れを大事にしていこう。僕に出来ることは、いい芝居を作ること。いい演出、指導をすること。やることをやっていれば、いい方向に少しずつ進むのではないだろうか。
次回公演台本、第2稿が出来た。久々の大掛かりな舞台だ。RINの経済力でどこまで出来るかは疑問だが。殺陣の方は、若い女性2人のみならず、高校生の男の子も加わり、おばさん達も負けじと、熱の入った稽古が続いている。台本出来る前というのに、たいしたもんだ。ここ1、2年のオフの稽古とは雲泥の差がある。みんな、アクションがあると燃えるんですね。
まぁ、配役に無理がないように、これから台本を修正していくので、やりたい芝居よりちょっと小ぢんまりするが。僕は座付き作家だから、その辺は心得ている。それでも楽しい芝居を作る……それが、座付きというものだ。まぁ、自由に書いたからといって、良い物が出来るとは限らない。制約の中で努力する……それが、また良い物を生む気がする。
次回公演の台本が8割がた出来た。非常に早い仕上がりである。まぁ、昨年末から書いているので、当然と言えば、当然か。やはり、役者として出ないで演出に専念すると、時間が出来るものだ。それに、今回は募集等をかけないで、幸運にもやる気のある20代の女性が2人入ってくれ、その後の展開も劇団員の努力でなんとかなりそうである。
この幸運を無駄にしないよう、若い2人を育てつつ、全体のレベルアップを図っていけば、また、更なる展開も望めるだろう。浮かれていないで、そこはキチンとやりたい。
次回の公演の内容について、少し書こう。RINは今まで、時代劇やSF劇などのダイナミックな芝居と、シリアスの劇を交互に上演して来た。しかし、人数が少なくなったり、劇団員の年齢が高くなったりしたりの影響で、最近はシリアスな劇が続いた。
テーマ性のある、シリアスな劇を楽しみにしているお客さんもいる。しかし、それも2年以上続くと、たまには……となる。幸い、今回は若い人が増えた。そこで、久し振りのSF劇を……となった。
今回の劇のコンセプトは、夢だ。夢には不思議な力というか、現象がある。予知夢というのも、その一つだ。その他にも、デシャブ……というのもある。あれ、この風景、以前見たことがある……
これは、もしかしたら、別の次元からのメッセージではないか? というのが、今回の芝居のとっかかりだ。そして、不思議な夢の謎を追って、夢退治のサムライが、実際の夢の世界に入って、悪夢の元をたたっ斬る!
面倒な説明はしないで、楽しめるフィクションを……新しい若いメンバーが、それに応えてくれることを祈る。もちろん、ベテラン陣も、久し振りのアクションに、テンションは高い。
さて、前回書いたが、やる気満々の23歳の女性が無事(?)劇団に入団し、更に30代の女性も、ゲット!
その他、高校生、殺陣をやりたいという20代の男がまだ候補にいる。
なんか、1年前の状況と打って変わった状況に、嬉しい悲鳴をあげている。これも、出だしは、劇団を年齢の高い人で固めようとしたことがきっかけだった。若い人は、勢いがある時は力を発揮するが、問題が起きた時や低迷期には、一気にその力を失う。劇団として最低限の活動を維持するには、確実性のある年配者が必要だ。幸い、50代、60代の女性が一気に4人入り、それに30代の男性と20代の男性、高校生の女の子が加わり、1年乗り切った。高校生は卒業して声優の学校に行くが、ここに来て念願の若い女性が入った。もともと、RINは若い人の多い劇団だった。出し物もアクション路線とシリアス路線の両方を持つ。これで、2年遠ざかっていたアクション物が出来る。
ただ、ここで忘れてはいけないのは、ずっと続けてきた劇団員である。良い時も悪い時もあったが、芝居が好きでRINで芝居を続けることを選んだ人達だ。歴史があるというのは、強い。歴史は固執すると自由を奪い、重いものになるが、若い人を受け入れる土壌があれば、頼りになる。
ともあれ、次回は久し振りに活気あふれる芝居を提供出来そうだ。
さて、公演も無事に終わり、オフに入った。土曜日ということや、新型インフルの影響もあるのか、観客は思ったより、少なかった。まぁ、今回は今年入った新人のレベルアップが主目的だから、それはそれで仕方ないところか。
ともあれ、打ち上げも全員出席という形で行うことが出来、確実に劇団の基盤は再生された。しかし、現有勢力だけでは、春の公演はおぼつかない。やはり、もう少し若い人が加わらないと、勢いや観客動員増加には結びつかない。
が、幸いなことに若い入団希望者が何人かいる。そして、まず、23才の女性が入ってくれた。なかなかやる気のある子です。このご時世にまことに幸運である。もちろん、今後どうなるか分からないが、募集方法もままならない状況を考えれば、ラッキーと言える。うまく他の人も入ってくれればいいが。
次回は、アクションのあるダイナミックな芝居をやりたいと思っている。シリアス路線と同時に、時代劇やSF劇は、RINのもうひとつの柱だ。殺陣やアクション、激しい動きは若い人がどうしても必要だ。先日の公演を観て電話をしてきてくれた若者が入ってくれることを祈る。
さて、公演まで10日である。今回は、演出に専念しているので、気分的にはひどく楽である。役者で出ていると、役者と演出の切り替えが難しい。役を追求することと、演出することは逆の行為といってもいい。役者は公演が近づけば近づくほどテンションが上がり、演出は公演が近づけば近づくほど冷静になる。限られた時間と人間、経済力の中、何に力を入れ、何を省くか、冷静な判断なくして成り立たない。全力っていっても、毎日稽古して体ボロボロでは逆に無責任だ。もちろん、無理しないで公演など出来る訳がないが、どこまで無理するか無理させるかは、冷静な判断が必要だ。
今、ようやく、ひろ美ちゃんが女優の顔になってきた。おばさん四人衆も、だいぶ落ち着いた演技が出来るようになってきた。やはり、演出がちゃんとしてると役者は伸びるものだ。今後を考えると、僕が役者で出ることは、極力避けた方がいい。
今回は装置も照明もお金をかけていないが、芝居は楽しんでもらえそうだ
いつの間にか、公演1ヶ月前である。今回は、劇団員のレベルアップを主眼にして、殺陣、朗読などの一部と一時間の本公演の二部との合体公演、料金も半額以下の五百円とした。
ところで、RINは今まで、つながりを拡げようと、日舞の人、環境保全団体などのNPO、家族問題研究会、太鼓、ダンス等の人とコラボレーションしようとしてきたが、どれもあまりうまくいかない。結局のところ、お互い自分達の活動で手一杯で、コラボする余裕はないということだろう。
今はインターネットの時代で、情報を知る手段は、HPやブログだが、意外と劇団員募集などはやりにくい。変なサイトのおかげで、募集を呼びかけてはいけないとか規制がある。つまり、アマチュアの呼びかけがしずらい世の中、ということだ。
何かを求める人も少なくなっているのかもしれない。そう考えると、昨年、6人も劇団員が増えたのは奇跡かもしれない。今回は、動かないでいる。まず、今の人達のレベルアップと信頼関係を築くことに集中して、その後に、新たに仲間を募集しようと思っている。が、その時、適当な手段があるか? 劇団を続けることは常に世の中の変化との戦い…なのだろう
僕は、小さな劇団の作・演出だから、劇団員のアドリブに対しても比較的寛容である。しかし、僕も昔は、別の劇団の演出もしたこともあり、RINでも最初は他の作者のものをやったから、著作権というものには、一応知識はある。公演に際し、上演許可をお願いしたところ、試験されたこともあった。もちろん、一字一句変えてはいけないという劇作家もいた。つかこうへいのように、所詮アマチュアがやるんだからと、寛容な劇作家もいるが。
さて、もちろん、年に2作は新作を書く訳で、もちろん見直しをするが、必ず誤字はあるもんだし、言葉として間違っている場合もある。変な話だが、大事なところは間違いがないが、どうでもいい所は結構間違いがある。自分で書いていてどうでもいい所というのもなんだが、じっくり観てもらいたい部分とさらっと流したい所はある。自己弁護ではないが、さらっと流したい所の間違いを直すと何故かさらっと流れなくなる場合が多い。これは、絵と一緒である。僕は絵も書くが、全部丁寧に描くと絵が変わる。良くなるという意味ではなく、主がぼける…という意味で。
完璧を目指す=芸術 にはならないのでは。科学は完璧を目指すが、文化は人間のためにあるのであって、完璧である必要がないのでは。案外、手を抜くということに、芸術の奥深さがあるような気がする。
なんか、久し振りに役者で出なくて、演出に専念出来る公演を迎える。劇団RINの弱点は、法月君や新生ちゃん、蒲原君やひろ美ちゃんなど、演技力のある役者が揃っているが、主役で出番が多くて台詞の多い役をはめるのは、みんなそれぞれ事情があって、稽古時間が取れないことだ。
勢い、私が役者で出て、その穴を埋めるというか、つなぎをすることに。でも、今回のように新人が多いと、やはりちゃんと演技指導、演出をしてあげないと伸び悩むことに。そういう意味では、今回は十分指導出来る訳で、新人の成長が楽しみである。
さて、今回は20代もしくは30代の女性を一人ゲットしたいということだ。一人でいいという所が去年と全然違う状況。まあ、よくもこんな図々しい希望を言える立場になったものだ。しかし、たかが一人といっても、若い世代に情報を伝えるのはツールがなくて難しい。台本が出来上がると、次の課題が出来るというのも、劇団の宿命か…
さて、このくそ暑い中、無事に(?)に台本が仕上がった。今回は、劇団初の試み、『劇団RINの夕べ』と題し、一部二部の構成。一部は、殺陣、朗読、ダンス、環境啓発コント 二部は本公演で1時間の芝居。
何故、このようにしたかというと、一つは劇団の裾野の広がりを…劇団員以外の参加者をつのり、一緒に一つのものを行うことにより、親睦を深める。すでに、朗読のグループが参加を表明している。もう一つが新人のレベルアップ。新人、ベテランが一緒に一つの芝居をやるというのも一つの手だが、レベルに差があり過ぎると、どうしても仕上がりの段階で新人中心に稽古出来ない。新人とベテランの芝居を分けることによって、新人にも集中的に指導出来るし、何より、新人がのびのび演技出来る。
ということで、新人中心に環境啓発コントを2本仕上げ、ベテラン中心に見ごたえのある1時間の芝居『蛍の刻(とき)』を仕上げた。コントの方は、明るく楽しくで、作品的には無理がなく、新人がのびのび演技出来るのではと期待している。一方、芝居は一時間で完結する内容ということで、主役の二人の台詞が非常に多い。内容を凝縮していかないと散漫になるし、ストーリーがつながらない。出来としては満足しているが、主役の台詞が多いというのが、気がかりである。主役に負担をかけない群集の芝居を基本としたRINの芝居としては、異例である。しかし、こういうこともクリアーしていかないと劇団のレベルアップはおぼつかない。出たいけど、役がなくて…もっと出番が欲しい…そんな声が生まれて、意欲が更に高まれば、申し分ないが。
ともかく、九月から本格練習だ!
皆さん、地震は大丈夫でしたか? 揺れはすごかったですが、被害はたいしたことがなくて、ひとまず、安心というところです。台風と地震が同時に…というのも珍しいですね。しかし、最近の局所豪雨の多いこと。やはり、これも地球温暖化の影響かもしれませんね。稽古場にエアコンがないのは、地球温暖化防止に一役かっているかも。それにしても、暑さと湿気でバテますね。皆さんも、適度な水分補給と休養に心がけてください。私は、このくそ暑い中、台本書きで四苦八苦していますが。
なお、劇団の稽古場は、コップが二つ、お膳が二つ、落ちて割れた程度。塗料の棚も倒れましたが、たいしたことはなかったです。何の耐震対策もしてないのに、奇跡的です。