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合格体験記

 
東京医科歯科大学 医学部 医学科


   
 高校に入学したばかりの頃、周りの人がとても頭良さそうに見えて、プレッシャーを感じました。(これは、大学入学後の今も感じています。) 僕も、まだ純粋でしたので、「この高校に入学したのだから、誇りと責任を持って頑張ろう。」と、本気で思いました。
 ただ、勉強方法等は、まだ暗中模索の状態でしたし、塾にも行きませんでしたから、初めは、決して優等生ではありませんでした。それでも、3年間頑張れたのは、やはり己の精神的な強さではなかったか、と思います。自分をコントロールできる精神力は重要です。
 
僕の勉強に対するモチベーションを高めた言葉があります。高校の某先生から聞いた言葉ですが、僕にとっては名言です。

「勉強ほど、努力した成果がはっきり現れる分野は、他にない。」

 どうです? 僕達は、これから、努力が報われないかもしれない世界に、身を置くことになると思います。それを考えると、勉強はなんて良いものだなんて思えませんか?

 また、僕が自信を持てたのは、勉強した量です。効率など、あまり考えてはいなかったような気がします。とにかく、量をこなそうと思い、がむしゃらにやりました。勉強に疲れたときは、様々な形で自分を刺激しました。前述した“名言”もそうだし、仲間である同学年のライバル達、そして、自分の将来のことなどを考えて、自分を奮い立たせました。とにかく、自分が満足するまで勉強することが出来れば、それは、きっと誰でも自信につながると思います。まあ、それが分かっていても、難しいことなのですけれども、そこは精神力で乗り越えてください。
 
 いろいろ書きましたが、受験のノウハウ等はあえて書きませんでした。そういうことは、僕なんかより先生の話を素直に聞いた方が良いでしょう。それでは、さようなら。
             


 彼は小学生時代、足を骨折する怪我をしました。それを治療したのが、医科歯科大出身の医師でした。その医師の適切な処置により、骨折は完治しました。そのことから、彼は担当医のような医師を目指すことを決め、医科歯科大進学を志望しました。

 高校の3年間は親元を離れ下宿生活をしていました。高校時代はソフトテニス部に所属し、県大会にも出場しました。学習時間は同学年の誰にも負けないと自負する程でした。その結果、医科歯科大の前期日程の2次試験では、1つ後ろの受験生が一貫校であるND高出身でしたが、臆することなく実力を発揮して、現役で合格しました。